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#11 トレイルランニングとの出会い、楽しみ方と心構え
2024-10-21 17:17

#11 トレイルランニングとの出会い、楽しみ方と心構え

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第11回は、トレイルランニングとの出会い(高尾山天狗トレイル)や山梨県西湖のアミューズヴィレッジ(芸能事務所アミューズの本社)が会場になったトレラン大会のエピソード、トレイルランニングの楽しみ方や心構えについて語っています。


トレランはハイキングや山登りとは違ってザックを背負って山道を走るランニングスポーツ/マラソンシーズン外で自然との触れ合いも兼ねてトレランをする機会が増えてきた/米国カリフォルニア州のオーバーンがトレラン発祥の地/日本では1993年の日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)開催が原点/プロトレイルランナーの石川弘樹さんや鏑木毅さんの活躍で認知度が高まる/初めて参加したトレラン大会は高尾山天狗トレイル、天狗に追われながらも逃げ切る/上りで抜かしで下りで抜かされまくる展開、ランナーの下りテクニックにびっくり/ハイカーに迷惑がかからない安全と環境に配慮したレースの運営は大変/山梨県西湖のトレラン、コース後半の樹海はとても神秘的/医師でミュージシャンの福田六花さんがプロデュース/レースコースの整備は大変/ボランタリー精神によって大会が成り立っている、運営の方々に感謝/走る人は自然を壊さない、環境に配慮した行動が必要/トレランは将来メジャースポーツになるか/市場拡大による経済合理性と自然環境保護のバランス、自然と共存する理念を持つことが重要/トレランの魅力はとても長い時間培われた自然環境があるからこそ


パーソナリティ

宮﨑晃(Miyazaki Akira)

⁠⁠⁠株式会社actenable⁠⁠⁠


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ワーク・ライフ・ラン。この番組では、テクノロジーの進化が、私たちの働き方や生活にどのような影響を与えるかを考えたり、
ランニングを通して得られる心と体の健康を共有していき、リスナーの皆さんが健康的なライフスタイルを築き、前向きに生きるためのヒントや問いを考える番組です。
こんにちは。パーソナリティを務めます株式会社アクテナブルの宮崎アキラです。
今回はトレイルランニング、トレランについて話してみたいと思います。
まず、トレイルランニングとはどのようなスポーツなのか。
その定義について、一般社団法人日本トレイルランニング協会のウェブサイトから引用させていただきました。
陸上競技の長距離走の一種であり、様々な種類の地形、砂地、土の道、林道、
一人しか通り抜けられない森の小道、雪道等や環境、山、森林、平原、砂漠等で行われるスポーツであるとのことです。
また、競技については標高の高い山を登るような特別な登山技術や登山用具、特殊な装備等を使用するものではない。
コース上には競技者が地図を読むような特別な技術を必要とせず、容易に認識できる標識を設置しなければならない。
以上ということで、私の言葉で簡単に言えば、ハイキングや山登りとは違ってザックを背負って山道を走るランニングスポーツだと思っています。
私も最近は10月から3月のマラソンシーズン以外の時期に、トレーニングと自然との触れ合いも兼ねてトレランをする機会が増えてきました。
トレールランニングの歴史ですが、アメリカカリフォルニア州オーバーンというところが1970年代にトレールランニングの大会が開催されたことから、そこがトレールランニングの発祥の地とされているようです。
以降、トレールランニングは世界各地で人気になり、自然の中を走ることで、アウトドア体験を楽しむ人々にとって魅力的なスポーツとして普及していくことになります。
日本では1993年に日本山岳耐久レース・ハセツネカップが開催され、これが現在の国内トレールランニングの原点とのことです。
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その後、2000年代以降にも日本でもトレールランニングの名称が使われた大会が増えて、2005年に雑誌ターザンでプロトレールランナーの石川裕樹さんによってトレールランという言葉が初めて日本のメディアで紹介され、
2009年に行われた海外レースのUTMB、ウルトラトレール・デュ・モンブランで、株梨剛さんの活躍が翌年テレビで放映され、トレールランニングの認知度が高まり、日本でも一般化していきます。
ここからは私のトレーランの話ですが、私が初めて参加したトレーランの大会は、2018年の高尾山天狗トレイルという大会でした。
日陰沢キャンプ場がスタート・ゴール地点で、コボトゲ峠などがコースになっている18kmのレースでした。
面白かったのは、天狗に追いかけられるオプションが選べて、第一ウェーブで申し込むと、5分後くらいに天狗の格好をしたガチのランナーが追いかけてくるんです。
その天狗に追いつかれると背中に手形を押されて、天狗に追いつかれずに無事逃げ切ってゴールすると記念品がもらえると。
私は初めてのトレーランでどのくらいで走れるか全く未知だったので、面白そうだなと思って天狗から逃げるウェーブでスタートしてみました。
1月のかなり寒い時期でしたが、登りは比較的得意なようで何人かを抜かしていくんですけれども、下りはごぼう抜かれで次々と抜かされていきます。
ゴツゴツした岩や足が引っかかりそうな枝がたくさんあって、恐怖心で下りはスピードが全く出せませんでした。
私を抜かしていくランナーは忍者のように下っていくので信じられないという感じで背中を見ていました。
無事、転ばずに怪我なくゴールはできて、なんとか天狗には逃げ切れたので記念品のTシャツはゲットできました。
それ以降この大会はなくなってしまったのですが、
昨今高尾山の人気でハイカーの方もたくさん増えて、安全かつハイカーの方に迷惑のかからないようなレース運営も難しくなってきたのかなと想像します。
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NGO団体の皆様が主催されていたようなので、安全と環境に配慮したレース運営はかなり大変なのだと思います。
それ以降はあまりトレランには参加していなかったのですが、
去年から箱根を走ったランニング仲間の影響を受けて、いくつかのトレランにも参加するようになりました。
場所的には八王子の山々を走る大会や、奥多摩と埼玉の奥武蔵の間を走る大会などにも出てみました。
あと個人的にとても楽しくて、去年今年と2年連続で参加したのが、山梨県にある藤国湖の一つの最古で開催されるトレラン大会です。
これは芸能事務所のアミューズ、サザンオールスターズや福山まさはる、パフュームなどが所属している芸能事務所が主催している大会でした。
私はとあることから、アミューズの本社が山梨県の最古に移転したことを知っていまして、そこにアミューズビレッジという施設があります。
一度行ってみたかったんですが、アミューズ主催でトレランが開催されるなら是非と思ってエントリーしました。
受付とスタート会場がその本社の横にあるアミューズビレッジで、川口湖から最古のアミューズビレッジまで送迎バスが出るとのことだったので、それに乗る予定でおりました。
私は都内在住なので、新宿駅から川口湖まで高速バスに乗って移動したんですけども、大きな失敗がありまして、中央道の渋滞を全く考慮に入れずにですね、バスの到着時刻をそのまま信じて予約をしてしまいました。
それが大誤算で、中央道が非常に渋滞しまして、川口湖には予定より1時間遅れて到着しまして、そこからのアミューズビレッジまでの送迎バスの乗り継ぎには完全に失敗しました。
で、もうバスが行ってしまって、スタートまであと1時間の状態になっていました。
で、移動にタクシーを使うか考えたんですけども、もうここから走ってしまえと思いまして、川口湖からランニングを始めて、その最古の受付会場まで走っていきました。
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結果、川口湖畔も走れたので、ありだったのかなとは思っているんですけども、川口湖と最古を繋ぐところの道が結構坂道で、そこは結構きつかったです。
で、大体10キロぐらい距離があるんですね。川口湖駅から最古のアミューズビレッジまで。
で、なんとかスタート前に受付会場に到着して、受付無事済ませることができたんですけども、受付の人にですね、実は川口湖駅から走ってきたんですと言ったら、かなりびっくりをしていまして、もうその時に私汗だくでした。
ウォーミングアップとしては完璧だったのかなと思います。
で、レースはスタート後に五湖台というその見晴らしの良い地点があるんですけども、そこまでの登りがかなり急で急勾配できつかったです。
で、その五湖台からの景色はとても良かったですね。晴れていたら富士山が見れるそうなんですけども、当日は少し曇りで残念ながら富士山は見れませんでした。
後半は富士の樹海を走るんですけども、樹海はとても神秘的で、自分の視界から見える森林の世界が異世界のような、映画の世界のような感覚でとても貴重な体験でした。
無事ゴールした後はアフターランパーティーというのがありまして、そこで音楽の生演奏と簡単な食事も振る舞われて、それがめちゃくちゃ嬉しかったですね。
夕暮れ時の生演奏はとても良かったです。
レース後のアフターパーティーで音楽が聴けるトレラン大会はなかなかないと思います。
この大会をプロデュースしているのが医師で、レースプロデューサーやミュージシャンもやられている福田立花さんという方で、私はこの大会に参加して初めて存じ上げたのですが、
元々は東京生まれの方で下界として働いていた時代に、仕事のストレスや飽飲飽食で体重が93キロまで増えて、ダイエットの目的で走り始めて、そこからランニングに夢中になったとおっしゃっていました。
それで30キロ以上のダイエットに成功して、その後2002年に走るために富士川口湖町に移住されて、今も医療関係の経営もされている方です。
川口湖や埼玉湖周辺の環境にとても惹かれて、そこに移り住んだそうですが、アフターパーティーでお話をされていて、
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今年の大会ではレースコースの整備で数日間かけて、最高の湖畔の山道の倒木をカットしたり、
何十年もかけて積もった落葉を吐きながら地面をならして、急傾斜で滑りやすい場所に木段を設置されたり、ランナーが安全に楽しく走れる環境をとても地道に整備されたそうです。
それを聞いて、そういった方々の思いであったり、ボランタリー精神によってトレイルランニングの大会が成り立っているのだと知ると、参加費を払っているんだから気持ちよく走れて当然というような自分本位の気持ちは持たないようにしようと強く思いました。
トレイルランニングは自然の地形と環境を使ったコースですが、走る人は自然を壊さない環境に配慮した行動が必要になってきます。
自然環境よりも人間の欲が勝ってしまうと、結果として環境が壊されてトレイルランニングは成り立たなくなってしまうと思います。
トレイラン愛好家やトレイランを初めて経験するランナーが楽しめるようにするために、運営側の皆様の地道な努力があり、素敵な体験ができるんだと思うと感謝の気持ちと自分本位なランニングはしないようにと改めて思います。
国際トレイルランニング協会は、今年トレイルランニングのオリンピックとパラリンピックのレガシーと題したプレスリリースを発表して、トレイルランニングをオリンピック及びパラリンピックの正式種目とするための取り組みを進めていることを明らかにしました。
具体的には2032年、オーストラリア・ブリスベンで開催予定のオリンピック・パラリンピックでの採用を目指しているということです。
もしトレイルランニングがオリンピックの種目に採用された場合、注目と人気は今以上に高まり、トレイルランニングの市場経済が拡大することは間違いないのですが、
それによって経済合理性が先行して資本も多く投入された結果、トレイルランニングが自然を破壊することにならないように、
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理念を持って運営者、参加者、またその市場での消費者、サプライヤーが自然と共存するというような気持ちで行動できるかがとても重要になってくると思います。
オリンピック競技などになると、プロスポーツ化も考えられ、それによってトレイルランニングで世紀を立てるプロランナーも出てきたり、
それがある意味市場でのアイコンになって、サプライヤーや消費者の市場経済がどんどん拡大していくということは経済の流れでは避けて通れないと思います。
やはり自然と共存しながら自然の恩恵を受けて走るスポーツだからこそ、人間本位の欲で自然環境を壊さないというところは気をつけなければいけないと思います。
私自身もトレーラーの魅力にだんだんハマりつつあるんですけれども、魅力はやはり長い時間に培われた自然環境の中で走る。
その恩恵を受けていることがすごく魅力だと思っていまして、そのことを忘れずに自分の欲をコントロールしながら参加できればと思います。
今回はトレーラーニングのお話でした。
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それでは良い一日をお過ごしください。また次回お会いしましょう。
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