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2018-12-12 19:27

第101回 辰巳いちぞう氏(株式会社SGOソリューションズ代表取締役社長)【前編】

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今回は、「誰かを勝たせることにおいて、誰にも負けない」をミッションに、中小企業マネジメントの専門家としてご活躍される、株式会社SGOソリューションズ辰巳社長をお迎えしました。

幼い頃は、地味なタイプで大人しい少年時代を過ごしたという辰巳社長ですが、はじめの会社では化粧品会社に就職。その後、4業種にわたり、営業、プロジェクトマネジャー、マーケティング、企画職に従事し、2005年売上アップ研究所を創業。2008年株式会社SGOソリューションズを設立。40社を超えるコンサルティング実績を経て現在に至ります。丁寧な言葉で紡ぎだされる事業の成功の秘訣は、これから起業を目指す方、そして中小企業の経営者を力強く励ますものとなります。ぜひ、お聞きください!





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社長に聞く＀in WizBiz
本日の社長に聞く＀in WizBizは、株式会社SGOソリューションズ代表取締役 辰巳一蔵様でいらっしゃいます。
まずは、経歴の方をご紹介させていただきます。
化粧品メーカー営業コンサルティング会社でPM、人材派遣営業企画マーケティング担当などをなさった後、独立をなさっていらっしゃいます。
今現在累計で110社を超えるコンサルティング実績を持っている辰巳社長様でいらっしゃいまして、私どもWizBizでもセミナーをやっていただいていまして、私も尊敬する社長様のお一人でございます。
辰巳社長、今日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まず最初のご質問ですが、出身は大阪とのことで、小学校・中学校時代はどんなお子さんでいらっしゃいましたか?
末っ子長男で、姉が2人でございます。ご想像に固くないところでありますが、甘やかされて育った子どもで、どちらかというとおとなしかったんじゃないかなとは思います。
今の辰巳社長の雰囲気からするとかっこいい雰囲気なんで、やんちゃだったのかなとか想像したんですか?
いえ、どちらかというと地味だったと思います。
そうですか。ちょっと想像できないんですが。
姉が2人と先ほど申し上げましたが、非常に勉強のできる姉で、私はそうでもなかったものですから、どちらかというと常に下である。
家庭内の構図は何ら変わりなく、中学生ぐらい高校生まではそうだったのかなと思っていて、どちらかというとおとなしくしていましたね。
そうですか。目立つこともあまりなかったのですか?
たぶん嫌いじゃなかったと思うんですよね。学級委員みたいなことを自ら手を挙げることもありましたし、
中学は部活で、高校も部活で運動をしていたので、姉は文化系の体を動かさない人たち、勉強をする人たちだったので、
私は逆を行こうみたいな生き方模索を当時からしていたのかなとは思いますね。
周りとの違いをどうだそうかというのを幼い頃に感じてやっていたのかなと今思えばですけれども。
真面目に部活はやっていたのではないかと思いますけどね。
野球ですか?
中学はバスケットで、高校はバレーボールです。
実は野球は数年前から始めたばかりで。
フェイスブックを見ていると、達美社長の毎日野球をしている姿を見ながらフェイスブックを楽しみに見ていましたが、運動神経はその当時からよろしかったのですか?
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あ、いえ。小中はとにかく走るのが遅い子で、どちらかというとデクノボ呼ばわりぐらいの感じでした。
ちょっと全然想像つかなくてですね。達美社長というのはもうセンスのいいコンサルタントという雰囲気でいらっしゃって、
運動神経もきっといいんだろうなと思っていました。あ、そうですか。足遅かったんですか?
足も遅かったですし、ボールもまともに操れないというか、操れないですし。
なので、中学校2年生ぐらいのときに初めてユニフォームをもらって、ようやくベンチを温めることができたぐらい、いいですね。
ちょっと想像がつきませんが、高校も大阪でいらっしゃいますか?
はい、そうです。
高校はどんな時代を過ごされたんですか?
これはもうバレーボールに打ち込んでましたね。
今だから言える話ですが、高校2年生のときからアルバイトを始めました。部活をやりながら。
強い学校だったものですから、公立高校の終わりに。練習厳しかったんですが、帰りにアルバイトをやって、
それから家に大体夜の12時ぐらいに帰って、早く起きて学校で朝練習をやってみたいな、そういう生活でしたね。
何かバイトをしようと思ったきっかけとは?
幼な心に早く社会に出たかったというのがあります。
先ほどの姉との話にもつながるんですが、非常に劣等感の強い幼少期だったものですから、
常に誰かと違うことをしなきゃというのがあったので、早く社会に出たい、そのためには。
いわゆる部活を辞めてからやるんじゃなくて、自分でまず働いてみたいというところで、
高校2年生から駅前の、当時コンビニエンスストアが非常に少なかった時代だったんですけど、
そのコンビニエンスストアの前身のような駅前のショップで弁当を売ったりさせてもらっていましたね。
なるほど。今だから言えるというのをおっしゃったのは、本当はバイトは禁止でしたか?
もちろん。
そういうのにちゃんと行かれるというのは、やっぱり辰巳社長らしいところはあられるわけですね。
そうですね。もちろん学校の先生に見つかり、働いているところで後日呼び出され、どういう事情だということで言われて。
ただありがたかったのが、禁止だからやめろではなくて、見逃してくれましたね。
その時考えていたことをそのままお話をして、勉強と部活に影響が出ないようにということで黙っておいてやるからみたいな、
すごく怖い先生に見つかってしまったので、これはもう絶対にぶっ叩かれるなと思ったんですが、あれは助けられましたね。
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そんなエピソードがありました。
そういうところは辰巳社長、お好かれるタイプでいらっしゃるかもしれない。
大学も大阪でいらっしゃいますか?
大学は出ていないんですよ。
高校を出てすぐに働き始めて。
それはもうすぐ働きたいという思いが強かったですか?
そうですね。
大学は最初は化粧品メーカーの栄養でいらっしゃいました。
化粧品メーカーを選ばれた理由は何からあるかというと。
非常に動機が不純で、いわゆる高卒の就職ですから、先生がここに行きなさいという当てがわれる格好で行っていたんですね。
いくつか選ばせてもらうことはできたんですけれども、化粧品メーカー、多分ですけど女の子がいっぱいいそうだなぐらいの動機だったと思います。
女の子が欲しかった動機じゃなかったですね。
今じゃ別に女性を求めなくてもみなさんに寄ってくれていかないといけないと思いますけど。
その後、コンサルティング会社に移られていらっしゃるんですが、これ移られた理由は何からあるんですか?
当時5人ぐらいの小さな会社でして、実はこの化粧品メーカーを私2社動いているんですね。
いわゆる製造、いわゆる物を売るというところから一度離れてみたくなり、いわゆるサービス業の分野は何かないかなといろいろ探して。
コンサルティングって何だろう?
当時1990年代の終わり頃でアウトソーシングブームがあったと思うんですが、いわゆる業務委託と業務設計のコンサルティングサービスと一緒にやっている会社だったものですから、
アウトソーシングというブームもあったんでしょうね。そこに飛びついたというのが本音のところでしょうね。
何かコンサルティング会社さんでは学ばれることはあられたんですか?
仕事に対する考え方が大きく変わりましたね。この会社が非常に強い今の転機というか、今のベースになっているかなと思うんですよね。
私は今までそこに入るまでどんな人間だったかというと、売上が悪いのは会社のせいで、僕の仕事が楽しくないのは上司のせいで、全部人のせいにするような人間だったんですけれども、
ここですごく仕事感を叩き込まれて、もう180度くらい考え方を変えさせられた、その方が言い方としては正しいですね、当時は。
その時に結婚をしていたんですけれども、そこの会社に入って私が人格というか考え方が大きく変わったものですから、
当然家庭で不安も大きい、そこで1回目の離婚をするというエピソードもあったりするんですけれども、大きく人生が変わった場所でもありました。
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なるほど。その後、人材派遣会社さんとかに行かれてから独立ということなんですが、コンサルティング会社さんにいらっしゃった時にすぐに独立しようというのはお考えにならないですか?
考えました。当時は研修講師くらいのイメージだったんですよ。
ただコンサルティング会社にいた時に、私はプロジェクトマネージャーと営業職も両方やっていたんですけれども、
実は非常に売れないやつで、私が全く売れない、営業成績の悪い人材で、多分今の考えのベースになっている一つだと思うんですが、
何で売れないんだろうという、この時はなぜ売れないのかを考え抜いた時代だったかなと。
プロジェクトを任せていただいても成果が上がらない。あるいはクライアントさんからとてもハードな契約の切られ方をする。
そういったのがいくつかあって、すごく実績を高く上げた時代というよりは苦渋に満ちた時代だったんですけれども、
その時に何で売れないのか、何がダメなのかを考え抜くことによって、何となくこうすればダメになるということは何となく分かってきたんですよね。
肌と客先であったり、周りの社員を見て、同じことをやっているんですよね。やっぱり結果が出ない。
それはそうだろうと。僕の考えを得るダメなことを君は全部やっている。あなたは全部やっている。
こういうことが何となく言葉になるようになってから、何か伝えられるんじゃないかというのが自分でやってみたいきっかけの一つになりましたね。
人材派遣会社に一回入っている間に一つ入れているのは、実は業務設計をやったり、業務を効率化したり、子育てをするというのが中心のサービスだったんですけれども、
若干作業が地味なんですよね。個人的に細かいの苦手で、それで独立するというよりは、やっぱり営業マーケティングの分野のほうがいいな、合っているなと。
売れない自分もよくわかっているので、逆をすれば売れるんじゃないかという非常にシンプルかつ短絡的な発想ではあったんですけれども、
そこからの営業と販売職の専門をやっている人材派遣会社だったものですから、これはいろんな営業の姿だったり、営業の戦略だったり、いろんな会社の方が見れるかもしれないということで、
一応そこの社長さんには3年限定でお願いしますということで入社させていただいて、その3年限定というのはもう独立を視野に入れていましたので、
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営業とマーケティングの分野で生きていこうと思ったので、そこのキャリアアップの一環としてその会社を選んだというのが経緯ですね。
なるほど。じゃあもう独立するのが決まっている状態で一社絡めたというような感じですね。
この通りです。
じゃあもう独立するときは今のSGOソリューションさんみたいなコンサルティング事業をやろうみたいなことはもう構想されていらっしゃったんですか。
中小企業をターゲットとした当時は営業コンサルティングでしたね。
後の話にも触れてくる話になってくるんですが、いろんなコンサルタントの方がいるんですよね、今世の中って。
自称も含めると本当にたくさんいらっしゃって。
営業コンサルタントってどんな方々なんだろうというと、やはり売れている営業マン出身の方が売り方を人に教える。
私から言わせると営業コンサルティングというよりは営業マンコンサルティングなんですね。
じゃあ僕は営業マンコンサルティングなのかというと、流れに応じて人に何か教えることあるかもしれないが、
あくまでも僕は売れない作戦ではなく、売れない作戦を回避して売れるようにしようという考え方だったものですから、
これは営業コンサルティングというよりは営業の戦略のコンサルティングだなというのが、
実は後にSGOソリューションズの事業展開上の一つの転換期になっていくというのがあって、
なので売り方を考えたいというところからのコンサルティング事業への転身というイメージですかね。
なるほど。じゃあ最初からSGOソリューションズさんは今の営業戦略系コンサルティング会社を起業し成功させようという創業という考えてよろしいですか。
そうですね。
お客様に多くお会いするというコンサルティング業の立場を生かし、ウィズさんと同じような形でインタビュー番組を始めたことがありました。
しかし本業の人手差にかけて結局2ヶ月ほどしか続かなかったのです。
このような無料配信は出席であり得るものではないかもしれませんが、やはり継続することは顧客から信頼を得られる要素であるはずです。
若干に渡り続けられているウィズさんと弊社の違いは何だろうと考えており、お預けらしい話でありますが思い切って質問させていただきました。
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何か継続する仕組み、大切にされている考え方などはありますか。
かつを入れていただけますと幸いです。
かつを入れるというほどのものではございませんが、弊社では必ずこういうものをやるときは毎週何曜日に配信しようと、
いついつまでに撮って、編集をしてルーチンでやるというルールをまず決めていくわけですね。
かつそのルールを決めるといつまでに誰々社長のインタビューを撮ると、その候補を選んで決めていくと。
さらに責任者、担当者、担当責任者がおりまして、私のものでいうと三原という女性が担当していますが、
彼女がこの枠が空いているから早く社長を探してくれとかをうちの役員たちに言ってくると。
そして探し出してきてお願いをし、そして収録をして間に合わせていくと。
こんなようなスケジュールで淡々と進んでいくような感じに近いと思いますね。
そういうルールが決まっていて、毎週の会議で今週は誰々だよ、来週は誰々だよ、再来週は誰々だよみたいな感じで決まってますもんですから。
ですので、100回以上にわたって収録をし流すことができるということになります。
これはもう完全なルーチン業務に入ってきているということですね。
これはエレマガの配信も一緒ですね。
ルーチン業務としてきちんとルールを決めてできるかどうか、そしてそれをきちんと管理できるかどうか、コントロールできるのか、マネジメントできるのかということになってきますので、
責任者をちゃんと置く、そしてルールと業務フローを決めるということが一番重要なんじゃないかと思います。
そういう意味ではN社長のコンサルティング会社さん、コンサルティング業ですので多分できるのではないかなと思います。
かつもう一つ一番重要なのは、社長さんたちを探し出すということになります。
これは結構大変でございまして、私ども18万社の中小企業の会員企業さんもいらっしゃいますが、その中でも探し出すのは一応苦労はしております。
しかしながらN社のところは社員数13名ということは、10名ぐらいのコンサルタントがいらっしゃると思いますので、
コンサルティングの基本先が5社から10社ぐらいの担当をしているとすると、50名から100名ぐらいの社長さんを知っていると。
こういうふうになりますと、毎週1本取っていったとしても50人ですので、1年か2年は継続するということになりますし、
私も1本を2週分に分けて取っていますので、そうなってきますと、さらに倍ですので、2年から4年は続くということになります。
さらに例えば100社中3分の1ぐらいが入れ替わってくるということ、2割から3割が入れ替わってくれれば、
さらにその20名があと40週間、もしくは30名があと60週間は配信できるということになると、また1年継続するということになりますので、
コンサル先の社長さんを全員は全員は取れないかもしれませんが、収録していって、2週にわたってお一人ずつ流していくということになれば、
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継続するのではないかと思っています。
そういうビジネス設計といいますか、ポッドキャストの配信、ルール、設計なんかが一番重要かなと思っております。
ぜひポッドキャストをチャレンジしてみていただければなと思います。
もしポッドキャストをどういうふうにやるかご相談に乗っていただきたいということは、ぜひ私どもにご相談ください。
ポッドキャストでやる方法は、私ども業務提供先もありまして、配信の方のお手伝いさせていただいておりますので、
ぜひ皆さんチャレンジしたいなと思う方はチャレンジしてみていただければなと思っております。
ご相談いただければと思っております。
本日の3分コンサルティングはここまで。また来週。
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました。
本日のポッドキャストはここまでになります。また来週お楽しみに。
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