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社長に聞く!in WizBiz
WizBizの新谷です。先週の通記をお聞きください。
今現在の、もしよろしければ、SGOソリューションズさんの事業内容を ぜひご説明していただきたいなと思うんですけれども、
どんな事業をやっていらっしゃいますでしょうか。
B2Bのビジネスモデルかつ中小企業に特化した営業戦略を立てる側と動かす側と、そこのコンサルテーションを中心にやらせていただいていて、
最近では営業戦略というのは、いわゆる人が動くリアルもあれば、インターネットを使ったウェブですね。
このウェブとリアルの両側面からの営業戦略というものを合わせて、ご提案させていただいている会社で、
差別化困難な事業者さんに特化して、さらに特化してやらせていただいていて、
それは印刷、広告、運輸、製造業、人材、産業廃棄物、IT、医療介護、結構幅広いんですけれども、
いわゆる社用産業とか成熟産業とか、いわれているような差別化の難しいところですね。
ここに目をつけた理由が、これは日本の産業発展の歴史というか構造的な問題だと思うんですけれども、
多くが下請け構造なんですね。
中小企業さんがなかなか自立できた中小企業さんがあまりたくさんなくて、
もっとこうすればいいのにな、もっとこうすればもっと売れるのになとか、もっと自立したらもっとブランド力が上がるのになという会社さんが、
まだ110社程度ですけど、本当にたくさんあるんですよね。
そういう会社さんをもっと発展させたい、もっと躍進させたい、そういったところから今の事業展開をやらせていただいてますね。
はい、ありがとうございます。
是非、ういずれでも辰元社長のセミナーをやっておりますので、
是非リスナーの皆さん、一度ご参加いただければなと思っているんですけれども、
ちょっと話を変えまして、全く違う質問なんですが、
好きなもの、好きなことを事前にお聞きしたところ、
ちょっと大変面白いお答えで、道具と考えること。
考えることはまだ分かるんですが、道具って何でお好きなんですか?
もちろん、たくさん作る大量生産品、来にどんどん置かれる大量生産品にも、
必ず奥底に商品のコンセプトとか、考え方とか、どんな人をターゲットにしているのかとか、
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どういう使う場面を想定しているのかという、必ず試行プロセスが存在すると思っているんですね。
なので、例えばこの手元にある名刺入れを一つ取ったとしても、
僕、革製品が特に好きでよく見るんですけれども、
革のことはあまり分かっていないんですが、
こういう一つのものを作る側が、どんなことを考えて作ったんだろうかという、
ちょっとエピソードとか、バックグラウンドなんかに興味を持つと、
ものの価値って上がると思っているんですね。
なので、そういうふうなものの見方でものを見ていると、
おのずと愛着もあいてくるし、持ちもよくなるし、
高いものがいいものとは限らないじゃないですか。
自分にとってエピソードのあるものとか、
自分にとって共感できるものが本当のいいものだと思うので、
そこを感じられる瞬間というのがすごく楽しくて、
買い物したりもそうですし、
インターネットでものを見ていたとしても、
そういう考えながら見るのが非常に好きなので、
つまりは道具好き。
あとは、野球をやっているという話がちらと出ましたけれども、
実は野球のグローブ一つとっても非常に長い歴史とこだわりと、
あとは各社メーカーの技術がすごく詰まっているんですね。
裏側ではグローブの職人とかデザイナーが
メーカーさんで取り合いになっているんですよ。
例えば、今シーズンはアディダスに職人が引っ張られたので、
今年のアディダスのグローブ面白いぞみたいな、
そういうようなお話だったり。
あとは腕時計ですね。腕時計も大好きで。
私が生まれた1969年というのは、
腕時計の歴史の中でも非常にインパクトのある年で、
初めて機械式のクロノグラフが開発されたとか、
実は日本の成功が初めてクオーツを作ったのは1969年だとか、
そういったようなものに裏のエピソードがとにかく好きで、
言い出すと長くなっちゃうんですけれども。
なので道具好きというのは、
この作り手のエピソードとかコンセプトが宿るという点で、
非常に興味深いものがたくさんあるなと。
ボールペン一つ取ってもいろんなうんちくがあったりしますもんですから。
そんな理由で好きなものを道具というふうに描かせていただきました。
なるほど。辰巳社長らしい道具にはストーリーがちゃんと全てに入ってあるということで
お好きだということですね。
座右の銘なんですが、志は高く神戸は低くということで
選ばれた理由は何かございますか。
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これは高校生のときに、当時付き合っていた彼女とデートで
お好み焼きを食べていたんですよね。
よく格言カレンダーがあるじゃないですか。
あれを見て幼心に志は高く神戸は低くと書いてあって、
なかなかいい言葉だなというのがあって。
神戸は低くというのは、ぺこぺこ頭を下げるという解釈はせずに
謙虚でいること、真摯であることという意味合いで解釈したものですから
これはおじさんになっても忘れちゃいけないなみたいなものがあって
実はこれを座右の銘と聞かれるとほとんどこの言葉を選んでいるんですが
おそらく志は高く持っていたいと思います。
神戸が常に低いかというと、これはなかなか難しい問題だと思っています。
やはり一定の性向感を収めると、当然誰かを上下で見ちゃうこともありますし
あるいはよく見られたいから少し嘘をついてみたりだとか
人間の弱さというのはずっとついて回るものだと思っているので
時として勝手に自己反省して落ち込んでいる日もあったりもするのですが
志を高くかつ神戸を低くというのはすごく難しいことだと思っているのです。
これはもう一生涯、今日はどうだったかなと思いながら過ごす毎日なんだろうな
おそらく死ぬまでこの言葉は捨てずにいるんじゃないかなと思って
この言葉を選ばせていただきました。
高校生の時にお見つけになって、そのまま今も持っていらっしゃっているのは
辰巳社長らしい一途な感じがあります。
いやいやいや。
素晴らしいなと思うんですが。
ありがとうございます。
最後に、この番組は経営者向け、社長様向け、もしくはこれから起業したい方向けの番組でございまして
起業社長の成功の秘訣なんかを教えていただけたらなと思っているのですが
いくつかあります。
まず経営観、経営に対する考え方を強く持つこと。
これは会社経営じゃなくてもフリーランスでもいいのですが、事業観ですね。
いわゆる目的につながる話だと思うんですけれども
実はうちの会社もコンサルティングスキルよりも大切にしているものが経営観なんですね。
経営って何なのということを私たちの中でも実は長く議論した時期があって
一口に利益だという方が非常に多いんですね。
私たちが見ると利益って会計なので
事業を通じて社会と向き合い続けることと今定義しています。
社会と向き合い続けるというのは常にお客さんと相対しているという意味を指すんですけれども
お客さんと相対していくためには事業を継続しないといけない。
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事業を継続するためには利益を生み出し続けないといけない。
利益を生み出し続けるには常にお客さんからの評価を得続けなければならない。
つまり利益は目的ではなく手段である、条件であるという
こういうところから事業の目的というものをしっかり持つこと。
これがやはり一つです。
ただ残念ながら私たちは利益がなくなると会社がなくなるので
利益を目的化する瞬間が必ずあると思うんですね。
残念ながら。
ただその利益を目的化している時期は私は会っていいと思うんです。
利益を目的化している自分たちを真摯に受け止めて
今は我慢の時期なんだと。
だから利益をちゃんと上げて社会とまた向き合えるようにしていこうという志で
経営というものをやってもらいたいな。
事業というものをやってもらいたいなという。
それが一つですね。
あともう一つ先ほど事業の目的という表現をしましたけれども
本当に難しいことなんですが
事業の目的に忠実でいられるかどうか
ここは非常に重要な要素だと思います。
かつて私もフリーランスの時に
もう今日で来なくていいよと言われたことが何度か起きたんですね。
契約取ったしばらくしてから。
それが2つぐらいポンポンと続いた時に
あれちょっと前までうまくいっていたのにおかしいなと。
非常に強い疑問を持ったので
当時描いた企画書をもう一回読み返したんですね。
その時に何を思って書いたかということを思い出すと
実は相手のことを考えていないんですよね。
売り上げを欲しくて書いているんですよね。
だからとても調子のいいことを書いているし
根拠のない想定される成果なんか書いているし
おそらくこれ見透かされたらんだろうなと。
そう思った時に、じゃあ事業の目的って何なんだ。
結局自分たちの利益に振り回されて
相手を悪く言うと騙す格好になってしまった。
おそらくこれだと成功するはずがないと思うんですね。
なので事業の目的に忠実であるというのは
非常に難しいことでありますけれども
まさにこれは経営者とか事業家の自分との戦いだと思います。
そこに好奇心を持って向き合い続けられるかどうか
これは重要な成功の要素かなと思います。
なので私も今成功しているかというと
非常に難しいです、お答えするのが。
ただそこを忘れずに
ギリギリまで頑張って
歯食いしばって頑張ると
結果として
もしかしたらあれは成功と言えるのかもしれない
という日が来るのかなと
勝手に期待して毎日仕事させていただいております。
ありがとうございます。大変勉強になるお話でございました。
ありがとうございます。
私もぜひ辰巳社長のように
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慣れるように頑張りたいなと思いますけれども
リスナーの皆様、本日はお寄せしながらお聞きいただきまして
誠にありがとうございました。
ぜひ皆さんも参考にしていただければと存じます。
本日は辰巳社長様ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
本日の社長に聞くインウェルズは
私も仲がいい辰巳社長様でありましたけれども
いかがでしたでしょうか。
やっぱりコンサルタントらしい理論性善とされていらっしゃいますし
ご苦労なさった割にはスマートで
苦労話には聞こえないぐらいスマートでいらっしゃいますが
しかしながら辰巳社長の初めて聞くお話も多かったですが
大変苦労もされていて
そしてそれを突破していらっしゃる社長様だなという風に感じまして
素晴らしいなと思いました。
ぜひ皆様方も辰巳社長様のようになっていただければと思っております。
本日の社長に聞くインウェルズはここまで。
また来週。
よい話なのですが、実は息子は20代の頃会社は続きはないと言っており
そのため社内で後継者を育てておりました。
後継者として目をかけていた者が育ち
そろそろ後継者として締めをしようと思った矢先に
息子が会社を継いだと言われました。
社内では私が目をかけていた者が通るだろうという空気があり
ここで息子を後継者と言えてしまえば反発をもらえるかもしれません。
息子と幹部どちらを会社に継がせるべきか
信長さんどのようなお考えかお聞かせいただけないでしょうか。
これは大変な難しい問題なので
何とも判断しづらい問題ですので
社長様が最後は判断いただければというふうに思っております。
しかしもし私だったらということであれば
一旦息子さんを入れることはしたいなと思うし
しかし息子さんにはっきりと言うと
もうお前継がないと言ったから育てちゃったと
第3社の幹部がいるのでそれを後継者にしたいと
第一項目として
もちろんお前がその後育って
その幹部よりも優秀な社長ができそうになったら
お前を継がしてもいい
その時には幹部ともし息子さんが同等であったらば
幹部のほう第3社を選ぶよと言って
私だったら入れる
耐えるんだなと言って入れる
耐えないと言ったらもう二度と戻ってくるなですね
私は息子に大変厳しいですので
そういう感じになろうかと思います。
昔原辰則のお父さんの原さんが
原光部監督が東海大の相模高校の監督をしてて
全校大会で全校優秀優勝を何度かしてますが
原辰則息子が入った時に
1年生に入った時にこんなことを言ったそうです
誰よりも努力をしよう
誰よりも練習をしよう
そしてもしお前と同じレベルのやつがいたら
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お父さんは監督だから
その他人の息子さんを優先しなければいけない
だからお前は圧倒的に上手くならない
こう言ったそうですね
だからあのぐらいの大プロ野球選手、大監督になりましたので
それぐらいの努力をしていただかないと
息子さんには困るということなんだと思います
私自身、自分の息子に大学生が2人いますが
使わせるつもりは今のところありませんし
言ってきたら他のお子さんたちといいますか
社員たちと同様に厳しくしますけど
もしかすると息子の方が厳しくなるでしょう
そうじゃなきゃまずいんですね
そういうもんだと思います
そういう意味で息子さんを鍛えるという意味でも
競争させるというのは正しいなと思います
お父さんが甘くなったら後継者は育たないんじゃないかな
というのが私の考え方です
リスナーの皆さん方はどうお考えでしょうか
ちょっと大変難しい問題なので
皆さんいろいろ考えてみたらいかがかなと思います
皆さん方も同じように同じ問題にぶち当たる可能性はありますので
ぜひお考えください
本日の3分コンサルティングはここまで
また来週
最後までお聞きいただきまして誠にありがとうございました
本日のポッドキャストはここまでになります
また来週お楽しみに