いや、ティルダ・ウィンストンもマジでいいよな。
スウィントンね、名前間違えてるけど。
リアカ感が、リアカ感がすごいし。
ティルダ・ウィンストン、ティルダ・ウィンストンって言ってたね。
あ、ウィンストンって言った。スウィントン。
スウィントンね。
俺昨日ヒッグとドラゴン見たんだけど、1,2,3全部。
ねえ、立て続けに見せたね。
それにも出てたね、声役。
あ、マジで?あ、そう、声役結構やるんだね。
結構やるっぽい。
ねえ、ピノキオでもね、声なんかの声。
やってたね。
やってたらしいもんね。
いやー、ティルダ・ウィンストンね。
スウィントンだって。
あ、ダメだ。リアカ感出ちゃう。
リアカ感が。
何回言ってもウィンストンになっちゃう。スウィントン。
でも好き。メモリアとか好き。
好きなんですね。
メモリアとかサスペリア好きですよ。
前行ったとね。
はい、そして?
はい、お次がジェフリー・ライトですね。
ジェフリー・ライトってどんな人だ?
将軍みたいな人。受賞式とかで。
はいはいはい。スピーチしてた人ね。
スピーチしてた人だね。
この人全然知らなかった、私。
なんか、007の役で立て続けに。
いいなほうね。
あとハンガーゲームとかも出てるらしい。
シリーズを通してね。
といった感じですね。
次、ブライアン・クランストン。これ誰だ?
これたぶんナレーター役じゃないかな。
あー、ブライアン・クランストン。
そう、あとのウォルター・ホワイトですね。
あー、はいはいはい、この人か。
はいはい、私好きなんですよ。
ブレイキング・バットに出てるお方ね。
映画でも俺結構見てる気がするけどな。
ちょいちょい出てくるよね、この人も。
あー、いや出てるわ出てるわ。
プライベート・ライアン。
アルゴ、トータル・リコール、ゴジラ。
あれ?
いっぱい出てるな。
いいんだよね。
いや、合ってる合ってる。
ブレイキング・バットの人だよね。
今思い出したんだけど、
さっきティルラ・セイントン・ヒックルト・ドラゴンに出たって言ってたけど、
ケイト・ブランシュットだったような気もしてきたわ。
どっちだったか、今どっちだっけなって思った。
あの猿よりよく間違えるんだよな。
確かに、ピノッキオももしかしてティルラじゃなくてケイトだった?
多分ピノッキオは両方出てた。
ピノッキオは両方出てた。
ケイト・ブランシュットが猿やってて、
ティルラ・セイントンは妖精みたいなのやってたな。
あ、そう、妖精だ妖精言ってたね。
ヒックト・ドラゴンの怪しいおばさんみたいな人が出てくるんだけど、
その人、どっちだったかわかんなくなっちゃったな、今。
出てるかも。
はい。どっちかが出てます。
どっちかがね。
そして?
ソフィア・リリス。
ソフィア・リリスはどれ?
女の子なんだけど、子供のうちの一人で。
スカイオ派の娘?
ではない。
ではない。
俺さ、見たの1ヶ月以上前な気がするからさ、細かいとこすごい曖昧なんだけど。
ストレンジャー・シェングスのハゲ女で有名になった女優。
あ、え?その子だったの?
え?ソフィア・リリスって名前じゃないよね、でも。
え?ソフィア・リリスじゃなかったの?
違う違う違う。L役ってことでしょ、ストレンジャー・シェングスの。
あの人ソフィア・リリスじゃないの?
え、違う違う違う。なんだっけ、名前。
ミリー・ボビーなんちゃらみたいな感じの名前じゃん。
嘘でしょ。
人違いしてた。
ストレンジャー・シェングスの。
俺は人違いだ、俺。
だよね。
ストレンジャー・シェングスのあいつだと思ったわ。
あれ?なんでだろう。
Lはミリー・ボビー。
あ、そうだそうだ。顔似てる?
え?このソフィア・リリスがどの役の子だか、名前私初めて聞いた。
ミリー・ブラウン。
科学研究の受賞をもらった子供の一人ってこと?
そうそうそう。探検家みたいな格好をしてたやつ。
あー、はいはいはい、あの子ね。
スカイオハーに憧れてる子ね。
あんまり似てねえな。
なんで人違いしてたんだろう。
わかんないな、この子。
あー、たぶんあれだ。
ITに出ててさ、リメイクのほうのね、もちろん。
1と2、両方出てるんだけど、主要キャストで。
それが、ITがさ、似てるんだよ、ストレンジャー・シェングスと。
女の子一人に男の子が周り4人いて、みたいな。
で、みんなでちょっと謎を解いていくみたいなさ。
女の子だけちょっと年上で綺麗で、男はちょっとルーザーみたいな感じでさ。
あー、なるほどね。
そうそう。なんか頭の中でスワップしてたわ。
そうだね、ITに出てるって書いてあるね。
あと、ネットフリックスのドラマシリーズの同型。
超能力を持つティーネイジャー役で主役を務める。
ま、惜しかったね。
ちょっと頭の中で入れ替わってました。
次、マーゴットロビー。
やっぱあれマーゴットロビーだったんだね。
出るの知らなかったね。
うん、知らなかった。
あれだよね、死んだ奥さんだよね。
死んだ奥さん役でちょびっとだけ出演しましたね。
うんうん、バービーのマーゴットロビーね。
すごいね、マーゴットロビー。もう引っ張りだこじゃん。
ね。
で、次、ウィレム・デ・フォー。
ウィレム・デ・フォーは、あの白黒の世界にいた、何の役だったか忘れちゃったけど、
なんか演技指導みたいな感じに来たのかな、あの人は。
なんかよくわかんないけど、最後の方だけ。
そうそう、エドリアン・ブロディーとエドワード・ノートと一緒になんかイェーイってやってた人ね。
その人すっごいよく見るんだけど、名前知らなかったんだよね。
あ、そう?
で、この人もいるんだーって思ってて、名前何なんだろうって思ってたんだけど、
あれだね、永遠の門のゴッホーの見た未来っていう映画のゴッホー役やった人だね。
あ、ゴッホーの役やってたんだ。
うん。
そうそうそうそう。
それ何語の英語でやってたの?
うん。オランダ語とかじゃなかった。
ああ、そりゃそうか。
うん、英語だった気がする、確か。
ウィルム・デフォー昔からずっと言ってるんだけど、ずっとこの顔なんだよね。
いや、確かに。
ずっとあの、ちょっとロボットっぽいっていうか。
そうね。
まあでもいい味出してるよね、あの人もね。
いや、俺は大好きだよ、ウィルム・デフォー。
うん、いや私も好きよ。
今日初めて名前は知ったけど。
名前はね、うん。
お前調べようまでいかないぐらいの好きって感じだな、この人。
うんうん。
でも出てると、お!ってなる感じ。
今見てるけど、オフスカー取ってないのか意外と。
あら、そうなんだ。
ノミネートは何回かされてるけど、取ってないっぽいな。
マジか。
意外だね。
オフスカーとは縁がないらしいです。
次、もうちょいやく、
あ、先にじゃあ、スティーブ・カレルいくか。
スティーブ・カレルもお父さんのうちの一人で、
嘘?
お父さんたちのうちの一人で、
あ、はいはいはい。
緑のサンバイザーかけたホテルの市販みたいな。
クレイジー・スチューピット・ラブって。
ラバー・ゲイン。
ラバー・ゲインの主人公みたいな人ね。
はいはい、彼もいいよね。
次、トニー・レボロリ。
これはグランドブラッペストホテルにいた、
あ、ヒゲかいてた女子の。
インド人みたいなやつ。
はいはいはい。
大佐の穂さんみたいな。
そうそうそうそう。
あとジェフ・ゴールドブラムっていうのが出てたらしいんですけど、
この人は、ジュラシック・パークシリーズとかでおなじみの、
結構大物俳優なんだけど、
俺も気づかなかったんだけど、宇宙人出てくんじゃん、途中で。
宇宙人の着ぐるみの中に入ってた人がこの人だったらしい。
それわからんよ。
着ぐるみ、途中で脱いで、
まあね、一瞬な話してたような気がするんだけど、
ちょっとね。
だったらしい。
はいはいはい。
あれが載ってないじゃない?
どれ?
ウッドロー。
ウッドローってなんだっけ?
息子。
息子?
主人公の息子。
あの人有名なの?
有名じゃないけど、結構重要役じゃない?
俺、有名な人しか載けてないから。
そういうこと?
そう。
一応、ジェイク・ライアンっていうらしいですよ。
そうなんだ。
うん。
はい。
あとなんかね、ビルマーレ。
ビルマーレも結構ウェス・アンダーソンの映画では常連だから、
この映画も出る予定だったんだけど、コロナかなんかで欠席したらしい。
ビルマーレってどの人?
ゴーストバスターズの人ね。
ゴーストバスターズ。昔の?
昔の、一番オリジナルのゴーストバスターズの人。
わかりそうでわかんない、なんか見たことあるなーぐらいだな。
うん。
はいはいはいはい。
が、コロナで欠席しちゃったけど、
なんか予告編みたいなのに特別出演したみたいなのが書いてあったらしい。
どうしても出てほしかったな。
出たかったみたいなこと書いてあった気がする、たしかに。
あー、逆にね。
ナレーター役とかだったんかな?
いや、何の役で予定だったかはわかんないけど。
うーん、なるほどですねー。
はい。
いや、キャストだけで、もうだいぶ、だいぶって感じだけど。
うん。
うん、豪華だね。
ま、他にもいっぱいいろんな人いたけど、全部紹介してらんないんで、
あの、有名な人だけね、名前出して終わります。
はい。
次、受賞歴。
はい。
は、公開したばっかなんで特にないけど、
なんかカンヌのやつでプレミアム上映みたいなのされたらしくて。
うんうん。
その、終わった後に6分間のスタンディングオベーションが出たらしい。
えー、そうなんだ。
ね、手疲れないのかね。
そこかい。
6分って、6分って結構俺疲れたな。
まあ、だいぶだよね。
たぶんみんなさ、いつやめるか、あれだったんじゃないの、みんなどうするどうするみたいな。
後に引けず。
すごくない?
たぶん。
すごいね。
地球上の99%の人はたぶん6分間もやったことないよね。
ないね。ない。
だからたぶんこれ想像もつかない苦しみだと思うんだよね、6分間っていうのは。
いや、たぶんほんとに歓喜した人だとしても1分じゃない?
いや、1分でしょ。1分でも相当だよ。
いや、1分も相当だと思う。6分まじで長いよ。
だって拍手ってたぶん秒速3拍手ぐらいするでしょ、たぶん。
だいたい平均。
30秒だよね、だいたい。長くても。
1分間でやってもたぶん200回近くいくわけじゃん。
6分ってことはこれ…
どこ計算してんの?
1200回ぐらい手たたいてるだけだから、これは相当なことですよ。
いや、でもすごいね。6分か。
らしい。
カンヌらしいといえばカンヌらしいもんね、レッドサンダーソンの作品って。
カンヌでウケるんだろうなって感じはすごいよくわかる。
はい。
まぁ、てとこでした。
次。
なるほどね。はい。
今のところの評価、フィルマークス3.7点。
3.7点。ああ、そういうことか。
6点トマト、トマトメーターが75%のオーディエンススコアが62%ですね。
6分間のスタンディングオベーションのラリーにはって感じじゃないのか。
確かに。
これ、ここだけ見るとたぶん、7,8秒がいいところだよね。
オーディエンススコア62%は結構低くない?
結構低いね。
うん。
そうか。
トマトメーターのほうも75%だから。
うん、なんかまずまずって感じ。
まずまずで、6分みたいな。
そうだね。
個人差があるのかな、結構。
どこを評価されてるかがちょっと気になるね。
じゃああらすじいくわ。
いや、びっくりしたよね、あれね。
びっくりしたし、宇宙人が来たってことだけでもびっくりしたし、
あの宇宙人の演出もなんかワクワクしちゃって。
あれも多分あれだから、ストップモーションなのかな、多分。
そうそうそう、それ思った。
みたいに見えたけど。
見えたよね。
急にコミカル入ってきてさ、そのストップモーションみたいな。
なんか違う世界飛ばされた感じがしてさ、まさに。
あれ時空変わったのかな、みたいな。
宇宙人のせいで、みたいな。
だしあの、宇宙人を出すっていうところでさ、
あの見た目使ってくるのって、なかなかじゃない?
あのー、なんか、棒人間みたいなやつだよね、確かね。
そうそうそうそう、足長くてさ。
白い顔で黒い体みたいなやつだったよね、確か。
いや、全部黒いけど、目玉だけでっかくて真っ白で、点って目が。
あー、目だけ白いのか。
そうそうそうそう。
だから見た目もそうだし、まあ登場もそうだし、
いや、びっくりしたねー。
あのストップモーション感もそうだし、
全部すごかったねー。
私的には、グランドブタペストホテルとって感じだけど、
ウェス・アンダーソンの中で結構一番好きかもって思った。
実は俺もそうなんだよな。
まあ多分映画館で見たウェス・アンダーソン初めて。
いや、私もそうだね。
だからまあちょっとそれもでかい気がするけど、
まあ多分一番好きか2番目くらいかな、今の感じだと。
なんか最近私さ、少年心くすぐられる系全体的に好きになってきてるんだよなー。
っていう傾向がある。
ビデオフィルムスの影響ですか?
なのかなー?
それともなんかいろいろ自分の中でただただ心境の変化があるのかわからないけど、
今までの傾向といったら確実に私はグランドブタペストホテルみたいなさ、
ああいうパステルな、ピンクな、女子好きそうって感じのやつを真っ直ぐ好きだったんだけど、
なんかだんだんそれももちろん好きだけど、
もうちょっとワクワクする感じがだんだん好きになってるかも。
なんか私の中にいる少年が最近喜んでる、いるいるいるいる、喜んでる最近。
でその感じ、アステライドシティは大きかったから、
あんな可愛くて、あれだけでもワクワクするのに、
それにちゃんと内容がしっかり今回乗っかってきてて、なんか嬉しかったって感じ。
内容が乗っかってた?
そういう脚本がさ、今までみたいなちょっと淡々とした感じ、シュールを突き詰めるよりも、
そういう展開が結構意外とあって、ウェス・アンダーソンにしては。
あーなるほどなるほど。
宇宙人でちょっとわーみたいなのがあって、どうなるの?みたいなところね。
でもこれさ、さっきもちょっと言ったけどさ、話わかってんのこれ?
これ絶対わかんねえと思ってたんだけど。
でも紹介したときもさ、確かアステロイドシティ、ウェス・アンダーソンの新作がありますよって言ったときにさ、
この、えーいいなーめっちゃ見たい!みたいになってて。
いやでもこれ、あんま期待させてみせたらまたロックストックの時みたいに、
わからなかったって言われそうだなって思いながら、でもいいんじゃない?みたいな。
そうなった。
確かにそんな感じでおすすめした記憶があるんだけど。
え、それは何?やっぱ登場人物が多いからっていう理由で?
そうそうそう、登場人物めちゃめちゃ多いし、しかも結構複雑だと思うけどね。
多分ね、ストーリーは正直そんなわかってないよ。
わかってないんだ。
うん。
多分、多分っていうか、別にでもなんか、わかんなくてもいいかーみたいな感じで見てる。
ウェス・アンダーソンに関しては。
だし、わかんなかったとしても、そういうもんなのかなって思って見てるところもあるし、
やっぱシンメトリーな世界とパステルな世界と、もう芸術じゃん。
まあまあそうだね。
ずっと芸術だから、あれをとにかく楽しんでるから私は。
確かに確かに。あ、じゃあそこがもう好きで好きでって感じだったんだね。
うん、もう、しかも今回はやっぱ映画館でさ、
でっかいストーリーなシンメトリー世界を見れたわけだし、
だからその効果もしかしたら大きいかもしれないけど、
うん、だから正直、全然あれ何だったん?みたいなのばっかりだけど、
もしも本当にちゃんとつながってるんだったら、今日教えてほしいし、
そういうのを見てみといてよかったんだったら、それはそれで教えてほしいって感じ。
あ、なるほど。
まあ、どっから話すんだろうって感じだなってなると。
まあ。
で、仮に、仮にっていうか、そもそもチャーリー的に思う、この映画のメッセージ性みたいなところってある?
メッセージ性?
あるないで言ったら。
メッセージ性なんか知らんよ。わかんないよ。
なで?
メッセージ性なんか知りません。わかんないよ。
ああ、じゃあそれはいいんだ。
そうか、じゃあ、どっから聞こうかなって感じだけど。
あ、じゃあ、チャーリーはこの映画を何を楽しんだの?
まあ、俺がすごい好きだったのは、予想もしなかった部分なんだけど、
たぶんそうだ、紹介したときに、俺の好きな手法をやってたみたいなこと言ったじゃん、確か。
ああ、言ってたかもしれない。
そうそうそうそう。それの話だな、まず。
で、それが何かって言うと、もう見たからわかると思うんだけど、
例えば、主人公のお父さんのジェイソン・シュワルツマンの役名忘れちゃったけど、
役名なんだっけな、私さっき見たのに忘れちゃった。
うん、まあいいや。
ジェイソン・シュワルツマンね、このジェイソン・シュワルツマンっていう役者が、
役者の役を演じてる役者の役を演じてるわけじゃん。
ああ、そうだね。
で、さらに、それが脚本家のウェルス・アンダーソンが書いた脚本の中で繰り広げられるわけでしょ。
確かに。
これが好きなんだよね、脚本の中の脚本みたいな。
で、役者が役者の役をやるみたいな。
どっちで見ればいいのかわかんない感じがね、面白くて好きで。
例えば、さっきのジェイソン・シュワルツマンね、お父さん役は、
この映画の中では、このアステロイドシティという、映画なのか劇なのかわかんないけど、
アステロイドシティの中のキャラであり、さらにそれを演じている俳優であるわけじゃん。
だから、メインはこのアステロイドシティという劇の映画のパートでいくんだけど、
まあ忘れがちだけど、いやいやちょっと待って、これはでもこの演じてる俳優を演じてるわけであって、みたいな感じで、
ちょっとこのどっちかわかんなくなる感じがしたの。
面白くて好き。セリフとかにも結構出てた気がして、どこか忘れたけど、
これはセリフなのかな、みたいな。それとも俳優がしゃべってるのかな、みたいな。
たぶん、あえて微妙にしてるとこ、みたいな。
どっちの時の自分のセリフなのか、みたいなことだよね。
その役者が役者の役をやってる、みたいな。
脚本家が脚本家の脚本を書いてる、みたいな。
この入れ子構造みたいな、的漁師家みたいなのが面白くて好きね。
そういうタイプのAが他にあんまりパッと思いつかないのと、
それが好きっていう事実はわかったんだけど、なんでそれが好きなのかがわかんないんだけど。
たぶんこれのために、このシーンのために、俺も完全にわかんないけど、この多次元工場みたいなにして、これがやりたかったがためにこの構成になってるんだよなっていう感じがするんだよね。
なんかセリフもたぶん、あれシーンとしては、アステドシティパートでは結局ボツになっちゃったけど、なんかワイフと話すシーンみたいなのがもともとあって、
そのシーンを、映画のセリフの練習みたいな感じでちょっと再現してみようみたいなね、ことをやってるシーンなんだよな。
そのセリフを通して、あの二人でさ、アステドシティパートでは夫婦の二人が、なんか意味ありげな会話をするんだよね、あそこはね。
なんかこう、どうとでも取れるような意味ありそうな、もう何話しても忘れちゃったけど、会話するから、よくわかんないんだけど、なんかある意味、なんか俺映画だとこういうよくわかんないときが一番素直に感動できるみたいなとこはあって、いやでもね、ちょっとね、たぶんまだわかってないと思う、俺の言った意味。
なんて説明したらいいかわかんないんだけどね。
まず、なんかこう、頑張ってさ、このアステドシティとかって最初からなんか、あ、一次元、二次元、三次元あるみたいな感じでさ、ちょっと小難しいことしてるなみたいなのがわかるじゃん、最初で。
で、そういうの来ると、頑張って集中して追いかけるぞって、頑張って追いかけるわけよ。
で、頑張ると、あ、なるほどね、こういうストーリーの構成ね、みたいなとか、あ、こういう面白い仕掛けしてるなとか、気づくじゃん、ある程度。
で、大抵そういう構成とか仕掛けってさ、何か狙いがあって、それやってるわけでしょ、大体。
で、その、何か狙いが明かされるシーンというか、会話見えるシーンとかがやっぱあることが多いわけよ、そういう場合って。
で、アステドシティの場合は、このワイフとの会話のシーンが多分それの代表例みたいになると思ってて、このシーン見てるときに多分いろんな思いが頭の中を駆け巡るわけだけどさ、
何か、死んだワイフいたなとか、そもそもストーリーでさ、で、何かあの写真あったなとかさ。
で、あとは、あ、でもそうだ、これは、あの二人はアステロイドシティの中では夫婦だけど、今話してるここでは、ただの役者仲間同士であってとか、
で、さらに、あのスカーレット・ヨハンソンとさ、話してたときの構図と一緒じゃん、何か距離感というかさ。
あー、確かにね。
あの家と家で、
あっちとこっちでね。
そう、話してたでしょ。
で、今度はマーゴット・ロビーとこう話してて、何か多分、あえて同じ距離感の、あえて同じ構図みたいなふうにしてると思うなとか、
で、さらに、あの、ドキュメンタリーパートではさ、ジェイソン・シュワールズ、あの主人公のおっさんね。
うん。
と、えっと、エドワード・ノートンが、何かちょっとさ、イチャイチャしてる、二人でイチャイチャしてるやつもあるじゃん。
してたね、一番最初の方に。
そうそうそうそうそう。
だから、あ、なるほどね。ここでのこういう、まあ本当は、なんかゲイのロマンスみたいなのがあるんだけど、
まあそれをうちに抱えてる役者が、アステロイドシティでこう演技してて、
たぶん、スカレッド・ヨハンソンとかと話してた時も、なんか、その本当はエドワード・ノートンのことをこう想像して、やってたんだな。
でも、ここで話してるこのキャラは、あの、まあたぶん、スカレッド・ヨハンソンに死んだ奥さんをたぶん重ねて話してたんだな、みたいな、これ何?もう、
何重?
なるほどね。
何重?みたいになってるんだよ。だってその、演技指導みたいなのしてた時とかもさ、なんかちょっとなんか、その、
その役の中のキャラクターになりきってどのもの?みたいなのとかって話してたとこも。
うんうんうん、あるよね。
だからたぶんそういうことなんだよな。
みたいな感じで、これ何重にも何重にも、なんかこう、重ねて、重ねての、あの、シーンなのよ。
はいはいはい。
で、それバッてあるとこでやられたら、頑張って頑張って追ってたけど、見ながらだったらさ、今、見た後に整理して、何とかやって追いついといたけど、見ながらだと完全にさ、ここまで追いつかないじゃん。
まあ俺はもう追いつかなかったね。
でもなんかちょっと、後の片隅に、ああ。
私もそこまでは至らなかったな。
片隅にこういろいろあって、ああ、ああ、ここ、ここが縋って、う、うわー、みたいな、になってて、
で、それで、あの意味ありげな会話とか、同時進行でされるから、ああ、ああ、これってこういう意味か、いや、それとも、みたいな感じで、さらに、こう、来ることによって、脳みそが爆発するわけよ。
その辺に来ると。
で、その結果、なんか初めて、感情がこう日はして、それによってのみ得られる感動みたいなのが、なんか俺の中であんだよな。
複雑。
複雑なんだよな。
多分わかんないと思いますけどね。
なんか説明されたけどわかんなかったわ。
まあなんか、簡単に言うと、途中まで頑張って理解しようとするってところが大事なんだよね。
最初からボケーって見れちゃうストレートなストーリーでもダメだし、逆にちょっとなんかもう、頭アーティストすぎて、最初からずっとわけわかんないやつでもダメなの。
なんか頑張って頑張ってギリギリついていけるぐらいのやつが、なんかここぞっていうところで脳みそ爆発して、その結果、なんか感じられる、感情って。
でもなんかなんとなく、私その感情あるかはちょっとわかんないけど、まだ。
でもなんかその感覚に落ちる感じはなんとなくわかった。
そうそうそう。
なんかザーってなる感じ?
うん。
あのシーンを見たときに、はーみたいな。
まあそんな感じ。頭爆発して、脳みそが考えるのを放棄して。
そうすることで、なんか初めて心が日常して、あーなんか、もうよくわかんないけど、いいんだな、これはって感じるわけよ。
あー、なるほどね。
そう。
なんかちょっと肩トントンってされるような気持ち?
もういっか、みたいな。よくわかんないけどいいわ、これ、みたいな。
いいんだよ、それでトントンぐらいの。
うん。
ちょっと違った?
ちょっと違うけど、まあいいや、どうせわかってもらえないからさ。
まあでも、あのシーンがすごい良かったっていうのは。
めちゃめちゃ好きです。めちゃめちゃ好きだよ、そこ。
いろいろ重なってんだよ、やってんだよ、めちゃめちゃ。
なるほどね。
なるほど。
そう。
その重なってんのが、とにかくチャーリーはなんかいろいろ良くなる要素に繋がってるわけね。
そうそうそうそう、すっごい、これこれやりたいがためにあれもこれもみたいな感じ。
うん。
めちゃめちゃいいシーンだし、それでさらに。
うんうん。
すごくすごく良かった。
なるほど。
じゃあそこが一番好きなシーンってこと?
あーもう圧倒的だね、圧倒的。
ウェス・アンダーソンのすべての映画の中であのシーンが一番好きかもしんない。
えー、そうなんだ。
じゃあなんか私はその、え?
なんか普段あんまりさ、こういうことやんないじゃん、ウェス・アンダーソンって。
なんかさっきKANOも言ったけど、なんかちょっとなんか、何?
なんか目的があってどっか行ってるっていうよりは、なんかちょっとノリでこのままふわふわ。
うんうんうん。
ちょっと面白い種類のイベントとかあって、セリフとかあって、みたいな感じで最後まで行く感じだけど。
うんうんうん。
だからそういう意味で俺はびっくりしたんだよね、この映画。
まあ確かに、なんかウェス・アンダーソンの作品の中で、ちょっとなんか感情が乗っかってる感はちょっと感じたかも。
まあ確かに確かに。
なんか他のやつはさ、本当、なんか棒読みまでいかないけど、キャラもこう淡々としてる感じがあるじゃん。
うん、あるね。
基本的に。
だから別に感動とかもさ、誘ってくるような作品じゃないし、なんか感情移入とかもするようなさ、感じじゃ、まあ私の見方はね。
まあまあ。
すごい観客として、まあそれこそなんか演劇見てる、ドタバタ劇見てるっていう感覚で私はいつも楽しんでるから。
この作品は割となんか、その登場人物が、なんかどういう気持ちなんだとかどういうこと考えてるんだって、ちょっと気にならせる感じはちょいちょいあった気がする。
そうね、確かに。
なんかそれこそ、あの白黒のさ、なんか演技指導してるシーンとかも、どういう気持ちで今この人こういうセリフ言ってんのかなって、ちょっと気になる感じはあった。珍しく。
だからそういう意味でもちょっと今までと毛色が違ったよね。
確かに。
うん。
違う部分あったな。
ちょっとよくもう、すごくウェス・アンダーソンっぽくはあるんだけど、なんか今までやってこなかったこともやってるみたいな感じはある。
そうだね。
パッと見はやっぱウェス・アンダーソンっぽいよね。やっぱそのシンメトリーとかパステルカラーとか、洗剤でも散々使われてたやつがあって。
でも中身開けてみると、この多次元工場のやつがあって、それが全部死んだワイフとの会話のシーンにバーッとつながってて、みたいなのがあるんだけど、その横で全然関係ないアステロイドシティのパステルカラーの話が進んで、宇宙人とか出ちゃったりとかして。
だからパステルカラーの世界は統一して、今までのウェス・アンダーソンの世界と一緒なんだけど、やっぱ白黒のときだよね。
が今までと違う要素だったよね、全体的に。
そう。俺そこがもうメインパートだと思ってるけどね、俺は。白黒のほうのほうが。
そうかー、チャーリーはそっちにフォーカスしたんだね。私は好きなパートはもう全体的にパステルカラーのシーンが基本的には好きだったから。
あーなるほど。まあ良かったけど。
良かったけど。
宇宙人、宇宙人のところがやっぱ好きなのかな。
宇宙人のところも好きだし、本当にあのパステルのシンメトリーの世界が目に良かった。
まあまあそうだよね。それはだってウェス・アンダーソンの良さの一番なところだからさ。
なんか、三人の娘とかもさ、見てるだけで可愛くて癒される感じだったし、
とにかくそんなに深いこと考えずに、ずっと落ち着いた気持ちで見れる感じ。
あーなるほど。
シンメトリーがものすごい細かかったりとか、やっぱ色使いも白黒だからさ、
なんかすごい目で見ててアートとしてワーってなる感じではなかったけど、
あの白黒の中にさ、たまーに色が入ってきたりとかするのがウェス・アンダーソンらしくて好きだった。
特に好きだったのが、監督役のエイドリアン・ブローディがUFOの模型をパチって電気つけて、
全体が緑にパーンってなる感じとか。
が、あの白黒のちょっと今までと違うシーンを入れてきてるにもかかわらず、
やっぱりウェス・アンダーソンらしさはそこにも盛り込んでくるんだと思ってワクワクして見てたって感じかな。
なんか白黒の中に色がさ、たまーに出てくる、ちょっとだけ出てくる系の演出さ、
好きっちゃ好きなんだけど、みんなやりすぎててまた変な感じになる感はあるんだよな、ちょっと。
えー、でも綺麗だった。その使い方が。
やっぱ、そこはウェス・アンダーソンの技術だなーと思って見てた。
わかるわかる。俺もなんか出てくるたびに、お、やってんねー、なんか、いいねーみたいな。
その強調したい部分とかに多分やってくるわけだからさ、
いいなーと思うんだけど、でもその2秒後くらいに、いやでもお前、これお前何回目やねん、みたいな。
なんかちょっとそういう、なんか、
チャーリー監督、店に入りすぎてなにそれ。
アンチみたいな、なんかさ、ケチつけたい奴みたいな部分がすぐ出てきちゃうんだよな、なんか。
またかーい、みたいな。
みんなやるんだもん、だって最近のその白黒のやつ。
まあ、私がでもなんかみんなやってるとしても好きだからな、そういうのが。
まあいいですけどね。
嬉しくなっちゃうからな。
まあ嬉しくは、嬉しくはなる、俺も。毎回。
私、私的にはやっぱあのパステルの世界ずっと交互に出てきたから、
あの白黒の世界も、自分の中でなんか色付けしてみるような感覚で、結構楽しかった。
うん、確かに。
うん、そのオリアン・グロディーの奥さんのコートの色とか、なんか多分自分の中で脳内変換してたりとか、
それこそあの、死んだワイフと会話してる時のドレスの色とか口紅の色とか、
なんかなんとなくこうさ、自分で脚色して、
なるほど。
そう、見てて、途中でだからさ、あのブレイキング・バットのさ、ナレーター役の人がさ、
急にアステロイド・シティの世界に入ってくるシーンあるじゃん、一瞬だけ。
あー、確かに。
そうそう、あの、スカーレット・ヨハンソンが共用シャワーの前で喋ってる時に、
え?みたいな、なんだあなた今ここにいるんですか?みたいな感じで、青いスーツになってさ、出てくるシーンとかも、
なんか、やっぱ想像あれで、こう、白黒の中にさせる感じがあるのかなーとか思って。
うん、確かに。
そういうのも、そうそう、自分で色づけするという意味ですごい楽しい。
なるほどね。そういう楽しみ方もできるか、確かに。
それ、ちょっと考えてなかった、俺も。
あ、ほんと。
塗り絵ね、塗り絵。
そう、塗り絵。そうそうそう。
で、そのパステルをずっと見てるからこそ、なんかそういう色鮮やかに自分でさ、
結構、ちょっと潜在的に誘導されてるとこも多分あるんだろうけど、
こういう色かなーみたいな、ウェス・アンダーソン・ワールドを自分でこう作り上げていくみたいな楽しさもあるから。
なるほど。意図的かもしんないね、それは。
かなーってちょっと思ってしまった。
だから、その、あえてたまに色入れてきてんのかなーとかも。
なるほど、なるほど。
そっか、てなると、そっか。
ただの、ただちょっと色つけてポンってつけただけじゃなくなってくるね。
うーん。
なるほどね。
で、しかもなんか、あっちのパートが白黒なことによって、
なんかパステルパートのカラフルさが際立つみたいな効果もまああるからね。
そうそうそうそうそうそう。
もしかしたらいろいろ考えてやってるのかな、なんかその辺とかも。
で、なんとなく感じてた。特に外、ナレーターがアステロイドシティの世界に入ってきたのを見て、特にね。
なるほどね。
そんな感じですね。
で、あと私がめっちゃ気になったのが、先に聞いちゃうけど、
その最後の、え?
最後のほうのシーンでさ、白黒パートで、聞かないほうがいい?
わかんないわかんない。思い出せるかなってすごい不安なんだけど。
じゃあ演技指導、エイドリアン・ブロディと、エドワード・ノートンと、あともう一人なんだっけ名前。
ウィリアム・デフォね。
あ、ウィリアム・デフォだ。が、演技指導みたいな、したときに、最後にみんなでさ、目覚めたければ眠れって、ちょっと英語なんちゃったかと思ったけど。
あー、たぶんね。
みんなで連呼し始めるじゃん。で、最後に宇宙人も出てくるじゃんね。
あれ、なんなったん?っていうのがすごい気になってる。
俺もなんかたぶん、パッとするような答えはあげらんないと思うけど、
いや、なんて説明したらいいんだろうな。
難しいな。たぶんこれ、さっき言ってた、俺の中で勝手につなげてるだけかもしんないけど、
死んだワイフと話すシーンとかには、たぶんつながってくる要素のうちのひとつだと思うんだけど、
なんて言ったらいいんだろうな。
たぶん演技的な話にも関わってくると思うんだけどさ、
さっきもちょっと言ったけど、メソッド技法の話とかもしたでしょ。
メソッド技法ってわかる?
その何重構造になってるやつ?
あ、違う違う。メソッド技法っていうのは、演技の手法でね、
例えばさ、ヒースレジャーとかさ、がやってたことで有名なんだけど、
昔からずっとあるやつで、マリリン・モンドーとかもやってたとか言われてるやつなんだけど、
本当に、キャラクターに自分がなったとなりきって、なったということにして演技するやつ。
キャラクターを自分に憑依させて演技するみたいな、そういう手法があって、
で、やりすぎると頭がバグって、自分が誰かわかんなくなって、みたいなさ、
ヒースレジャーだったりね、それが原因で死んじゃったんじゃないかとかも言われてるような、ちょっと危険な側面。
ジョーカーのやつだよね。
そうそうそうそう。危険なんじゃないかみたいなふうに言われてるやつで。
たぶんそれをやってるんだと思ったね、俺は。
その、憑依させる役に目覚めたいんだったら、自分を眠らせろってこと?
そうそうそうそう、みたいな感じで。
なるほどね。
っていうのがあった上で、この多次元構造みたいなやつ考えてみると、
あそこで授業受けてる人たちはアステロイドシティに出てる人たちだったりするわけじゃん。
だから、みんなここではキャラクターを自分に憑依させて、やろうとしてるんだなみたいな見方ができたりとかさ。
なるほどね。
憑依させてるっていうことは、今それを見てる俺たちは、今見てるこの人たちは誰っていうことで見たらいいんだ?みたいな。
なるほどね。
主要キャストに関しては、だって両方見えてるわけじゃん。舞台裏と映画のパートで。
だから今見てるこの人は、あの人なんだけどどっちだ?みたいな。
俳優は俳優だけど、でも中にキャラクターが憑依されてるから、でも外側は結局同じ俳優なわけであって、うわーみたいな。
なんかちょっと面白い見方ができるわけ。
なるほど。
それがこう言って、こう言って、こう言って、ワイフと話すシーンに繋がってくるみたいな感じがあると思ってて。
なるほどね。
めちゃめちゃ説明が難しいわ、この映画。
あれを、誰と会話、そのワイフとのシーンで、死んだワイフ役のマーゴット・ロビーとのシーンで、どういう視点であの主人公がマーゴット・ロビーと話してるか考えさせるみたいなことか。
だから、あの時に、マーゴット・ロビー側からはあんまり関係ないけど、ジェイソン・シュワルツマン側から見ると、今この時点で、こいつは誰で。
何に憑依してというか、誰で。
誰として、誰に対して話してるのかっていう、誰が誰を見て話してるのかみたいな。
確かにな。
今この人は、ジェイソン・シュワルツマンとして本当に好きなエドワード・ノートンを目の前に見てやってるのかとか、
それとも、アストラドシティのキャラクターとして死んだワイフを目の前にキャストして見えてるのかみたいな。
いろいろこんがらがってるんだな。
そことかに繋がってくるシーンみたいな感じなんじゃないかなと思うわけ。
寝たら起きるじゃなくて。
目覚めかければ眠れ。
あ、そうそう、それ。
逆。
それね。
寝たら起きる。
まあまあ、同じっちゃ同じか。
同じかな?わかんないけど。
なるほどね。そういう楽しみ方か。
いやでもわかんない。これマジで超個人的な解釈だからわかんない。
俺本当あのシーンがマジ好きすぎて、何でもかんでもあそこに繋げようとしてるけど。
なるほどね。あるよね、そういうときね。
傾向は大いにあると思うけど、
だから話半分くらいに聞いてもらえれば。
いやーでもなんか合ってるんじゃないってちょっと今聞いて思ったけどね。
まあそれもあるし、だからどういう風に観客に見てほしいかっていう訴えかけだったのかもしれないよね、シンプルに。
あくまで何かしらの要素のうちの一つだと思うな。
あのシーン自体にすごい意味があるっていうよりは、
そうだなあ。あくまで要素。
かなあ。
なるほどなあ。
まあそうだよね。もう一事件あるわけだからね。
さらに、あの俳優役を演じてる本物のスカーレット・ヨファンさんと本物のジェイソン・シュワルツさんがいるわけだから、そこまで加味すると。
そうだなあ。もっと重なってくる。
そうそうそう。メソッド技法を演じてる人を演じてる人を演じてるみたいな。
すごい何次元にもなってくるから。
確かにな。
あと今さあ考えててさ、うまく説明できるかわかんないけど、
あの中で逆に言ったら、表意、そのメソッド技法ができてないのが、
ジェイソン・シュワルツマンだけっていう可能性があるのかって今ちょっと思っちゃった。
どういうことだ?
あの、「目覚めたければ眠れ!」のシーンで、演技指導をしたら、
確かだけど、ジェイソン・シュワルツマン以外は、そっから急に寝始めてグーグーグーってやるじゃん。
無病みたいに歩き出す人とかもいてさ。
あそこでみんな表意させて、本当にそのメソッド技法をみんなやって、アステロイドシティに挑んでるとして、
で、なおかつ死んだワイフもメソッド技法で、ジェイソン・シュワルツマンが演じるアステロイドシティの中の、
夫の妻って本当に思い込んでるとして、メソッド技法。
なるほどね。
でもみんながガーって眠り始めたしね、確かジェイソン・シュワルツマンだけ一番左上の端にいて、
寝てなかった気がするんだよね、私的には。
ちょっと覚えてないな、俺は、そこがね。
で、最後ジェイソン・シュワルツマンにスポットライトがバーンって当たって、そこもまたカラーになって、なんか言うんだよ。
で、その後にたぶん目覚めたければ眠れってみんなでワーって言って、宇宙人も出てきてとかだと思うんだけど、
1個私がずっと気になったのが、なんで手を火傷するのか理由がわかんないってずっと言ってるじゃん、ジェイソン・シュワルツマンが、キシロ君の世界で。
はいはいはいはい。
でもあれって、もしメソッド技法で憑依させてたら、それを考えるまでもないじゃん。
って思ったら、ジェイソン・シュワルツマンはその憑依ができてなくて、
余計なこと考えなくていいところまで、なんでここで火傷するんだみたいなことを考えて、
うわーってなって、出てってあのワイフと話すじゃん。
でもワイフは完全に、もし死んだワイフ役としてなりきってるとしたら、あの人はジェイソン・シュワルツマンとしてじゃなくて、
あの主人公、アステロイドシティの中の主人公と話してるっていう感じでやってて、
でもあの時、ジェイソン・シュワルツマンもさ、なんか結構ポカーッとしてるじゃん。
で、マーゴット・ロビーはすごい役に入り込んでていうかさ、
本当に彼の妻として愛してるかのように話すじゃん。
あの練習のセリフを。
だったかもなー。
そう、そう私は見えたのね。
で、もう急が出て、お前呼ばれたぞ早く大学準備してから早く戻れよって言って、
ともとも帰っていくんだけど、ジェイソン・シュワルツマンが。
ジェイソン・シュワルツマンが。
でもこの映画が、俺が好きな部分はさっきも言ったけど、
いつもだったら、何が言いたいのかよくわかんないけど、なんかよかったなーみたいな感じで、
だいたい終わっちゃうじゃん。
ウェス・アンダーソンの映画って。
で、この映画はそれに加えてめっちゃ好きなシーンがあって、
さらにそれのためにもいろいろいろいろやってるのが、見えたのが好きっていうのが、
やっぱり一番でかいな、俺は。
なるほどね。
そうそう、私もいつもこれなんか意味あるのかな、
でもたぶんないから、ウェス・アンダーソンの作品でそれ考えるのはご法度だわって思いながら見て楽しんでたんだけど、
今回あれ?みたいな、もしかして考えたほうがいいっけ?って思わせられたって感じだな。
だから俺の中では、アステロイドシティパート、パステルカラーパートは完全にもうおまけ。
おまけになってる。
今もう端っこに追いやっちゃってるもん、完全に。
マジか。
別に悪かったわけじゃないけど、普通にいつも通り。
良くも悪くもあそこはだからいつも通りだったじゃん。
そうだね。
そうそうそう。
期待は裏切らないよね。
そうそうそう。
といった感じかな。
なるほどな。
また良しかなってんだよな。
そうだね。確かにさっきのチャーリーの言ってた、今私たちがいる世界の役者としての構造も考えたら普通になってるわけだよね。
40構造ぐらいに。
とんでもないですよ。
数学のすごい嫌な計算式思い出すもんね。
カッコカッコめっちゃわかる。
2番目のカッコが2乗になっててみたいな。
いやーなんか結構複雑なこと確かにしてきたよね、今回はね。
そうそうそう、そうなんですよ。
いやーまあでも、やっぱ私はでもパステルカラーパート好きだけどなー。
あの世界観とか、お酒の自動販売機とか超有名あったし。
自販機なんかあったっけ?
自販機いっぱい置いてて、かわいい自販機が。
で、お酒が、カクテルが自販機で買えるらしいみたいな。
そうそう、なってて、なんかあのカクテルグラスみたいなさ、
ちっちゃいやつにちょーってお酒が注がれて、
で、みかんの皮がシュイってワンスライス入れられるっていうさ、
なんかあったよな。
そう、わー夢しかないとか思いながら見てた。
なんか特別な自販機があったなぐらいは覚えてるけど。
ほんと?土地が売ってたりとかさ、自販機で。
あーなんかそれは覚えてるわ。
今言われて思い出したって感じだね。
そうそうそう。
あと、登場人物みんなやっぱ特徴的で、脇役もみんなすごい私的には壺だしいつも。
まあやっぱそこは豪華キャストの力だよね。お得感あるよね。
ある。
し、なんかさ、ウェス・アンダーソンの作品ってちょっとこうアジアン系、
なんかインド系というか中東系というかさ、
まあなんか好きだよね。
そうそうそう、なぜかすごい使ってくるじゃん。
なんかあの雰囲気もすごい好きで、今回私的にお気に入りボーイが一人いるんだけど。
お、どれですか。
あの三つ編みしてる兵隊さん。
三つ編みの兵隊?
うん、あの公衆電話が、
シーワーク禁止になった時にさ、銃持って公衆電話見張ってて、
ちょっと昨日長電話してて追加料金があるんで、
この銃セントだけ入れてほしいって言って、
入れてもらう人が三つ編みでの兵士みたいな。
いたかも。
軍人さんみたいな格好してる。
あの人がめっちゃいいキャラだと思った私的にはね。
いたのは覚えてるけど、どんなんだったかなんか今仕方してないな。
本当?
そのシーン自体は覚えてるけど、
見た目とかはまだ覚えてないな。
三つ編みのお兄ちゃんよかったんだよな。
私やっぱ科学実験みたいなさ、
ちょっと頭いい子供たちの頑張っていろいろさ、
公衆電話につなげて通信しちゃうとかいう、
あの感じも普通にワクワクポイントだったし。
まあ確かに。
あれすごいワクワクしたし、
それこそ宇宙人やってくるときの変な段ボールみたいなやつ被って、
みんなで天体観測しましょうみたいな。
みんなで夜までちょっと外のお泊まり会キャンプみたいなのしながら、
みんなでやる感じとかも超ワクワクしたし、
しかもUFO来ちゃったしみたいな。
ワクワクの夢の世界がもう詰まりまくってて、
全然、私はあれはもうちょっと脇役には全然できないんだけどね、個人的には。
いやいや、わかるわかる。
俺も端に追いやったとは言ったけど、
俺はあくまでその白黒のパートをね、
メインパートとして考えながら見たんだけど、
でも面白いのが、あそこがメインなのに、
映画の大半はやっぱアストレドシティのパストリカラーパートなわけじゃん。
で、ぶっちゃけ、例えばその白黒のところをメインストーリーとしたら、
こっちのアストレドシティ内で起こっていることだってほぼ関係ないわけじゃん。
関係ないのに、いろいろそこにゴークキャストをバンバンぶち込んだりとか、
宇宙人ってボーンって出してきて、え?みたいに思わせてきたりとか、
囮なのにめちゃめちゃいろいろ、全然関係ないし囮なのに、
めちゃめちゃいろいろやってるところが好きみたいなのはあるな。
そうね。囮なのにはいいよね、やっぱ上さん。
またひねくれポイントというか。
そうね。
あれももちろんありきでの映画だとは思うよ、俺も。
まあ映える映画だったね、今回のね。
なんかあれでしょ?スプレッドシートでさっき見たから書いたんだけど。
あ、なんかウェス・アンダーソンすぎる風景展。
ウェス・アンダーソンすぎる風景展っていうのが日本でやってたらしいよ。
えー、やってた?
わかんない、もうやってないのかな。たぶんでもやってない。
あれ今上映したばっかなんだっけ?
うん、こないだ1週間くらい前に。
結構前だった気がするけどな。
たぶん上映する前に東京の都内のどっかかなんかで、
インスタ映えするウェス・アンダーソンの美術館みたいな、
この壁はグランド・バタフォストホテルみたいなさ。
これからじゃない?
これからなのかな?
なんかもう俺インスタで行ってきましたみたいなやつ何か見た気がする。
え?本当?
口のせいかな?グッズとか売っちゃってみたいな。
あ、これかな?
いや、これからです。
え、まじで?
2013年11月25から12月28日まで。
光江ホール、渋谷光江9階でやるらしい。
気になるね。
人気映画監督ウェス・アンダーソンの世界を体現したような風景写真を集める
インスタグラムのコミュニティー
アクシデンタリーウェス・アンダーソンAWA
じゃあ別にウェス・アンダーソンの映画から切り取ったわけじゃないんだ。
ウェス・アンダーソンっぽい。
すぎるって書いてあるから、ぽいってことだね。
ぽい写真とかを集めた展示会みたいなのがあるわけね。
そんな感じっぽい。
グッズとか売ってるみたいな。
コンテストがあって、ウェス・アンダーソンすぎる風景見つけたコンテスト開催中って書いてあるから
ここに行ったウェス・アンダーソンじゃねーっていうのをみんなで集めまくって
楽しもうっていうやつなんじゃないですか。
これからなんだね。
うん。これからだって。
いいじゃん。行ってきたら。
ちょっと気になるね。これは。
あるらしいですよっていう話をね。
ちょっと名前が見えたら気になったんで、スプレッドシュートにも書いておいたけど。
そう、気になってたよ。これなんかさっき追加されてたから。
日本にいる皆さん、行ってみたらいいんじゃないですか。
こうなったら私もウェス・アンダーソンすぎる風景がちょっと探したくなってきちゃう。
なるほどね。ちょっとみんな気になる人はこれ検索してみてくださいね。
そうね。
めっちゃインスタ映えする写真撮れるんだろうな、ここ。
そうだね。
それを背景に撮れるスポットとかいっぱいあるんだろうな。
いや、あるんだろうね。その中に入り込めますよみたいなやつ。
たぶんあるでしょ。
俺このウェス・アンダーソンすぎる風景展に行って、
1枚の写真も撮らずに帰ってくるやつと友達になりたいな。
いったい誰がトップしてるんですか?
もし、いたら教えてほしいわ、それ。
写真撮らなくていいんですか?みたいな人いたら来いかな、ここ。
さっきからずっと見てたんですけど、写真撮ってないですよね。
もしそういう予定の人いたら連絡してください。
そうだね。
もしくはチャーリーと友達になりたい人はこの展示会に行って写真撮らないで帰ってきてください。
そしたらもう友達になります、そしたら。
そんな人いるかな。
俺と友達になるためにウェス・アンダーソンすぎる風景展に行って、写真を1枚も撮らずに帰ってくる。
いやだね。
そんなことわざわざする人がいたらきっと仲良くなれるよ。
ちなみに俺行ったらバシバシ撮るからね、写真。
撮るでしょ、それ。
そういう場所なんだからさ。
友達とシンメトリーなポーズとかして撮るよ、写真。
結構嫌いじゃないもんね、意外とね。
嫌いじゃない、嫌いじゃない。
結構楽しむよ。
撮るよ、彼女とシンメトリーでポーズ撮るよ。
ポーズ撮るよね。
撮る撮る。
でも俺はそういう奴とは友達になってあげるかはちょっとわかんないですよっていう。
わかる人いるかな、この世界って。
本当に日めくれてるってすごいわ。
友達募集してます。
あと全然関係ないけど、あの子よかったよね。
Are you there?って言ってる子。
挑戦するって。
あのちょっと息子といい感じになるスカイファーのお娘?
違う違う違う、めっちゃずっと挑み続けてる子、何かに。
天井から跳び降りたりとか。
ちゃんとしてるやつね。
とうがらし食べたりとか。
あの子が挑むって言ったときめっちゃ嬉しい気持ちになった、毎回来た来た。
面白かった面白かった。
あのキャラよかったな。
俺もちょっと忘れちゃったけどさ、最後の方にちょっとそれも意味深なシーンあったよね、確かね。
あったの?なんかパパと。
そうそうそう、なんでお前はこんなことばっかりするんだみたいな。
そうじゃないと、そんなことでもしないと宇宙から忘れられちゃうんじゃないかって思って怖いんだみたいなこと言ってたよね。
意味深なこと言ってたのは覚えてるんだけど。
たまになんか今回さ、そういうのちょっと入ってきてたよね。
無理矢理繋げるとしたらあいつもメソッド技法で頭おかしくなってて。
キャラ入りすぎて。
キャラ入りすぎて自分を傷つけるだけのやつになっちゃったみたいな。
どうかね。
どうだろうね、ウェス・アンダーソンであんま考えすぎても無駄な気持ちになってる。
ウェス・アンダーソン自身のメタファーかもしれないよね、もしかしたら。
こういうことしてないと忘れられちゃうんじゃないかってね。
今俺たちこうやって一生懸命理解しようと考えてるけど、
なんかたぶん気まぐれでやってるだけかもしれないよね、このスタントブみたいな感じで。
なるほどね。
意味は特にないけど、ちょっととりあえず。
でもなんかこう、おってなるもの作っておいて忘れられないようにしようと。
少年はだからウェス・アンダーソンなのかもしれないですね。
なるほどね。
でもだとしたら、あのシーンをウェス・アンダーソンがこの映画に意図的に盛り込んでるのはおかしいよね、これね。
パラドックスみたいになっちゃうから、これ。
なんで?
いやだから、この説が正しいとしたら、
ウェス・アンダーソンはこの映画でいろんな目立つこととか面白いこととかやってるけど、
特に意味は考えてなくて、やってるんですよっていうことになるじゃん。
意味は考えてないけど目立ちたくて、忘れられたくなくて。
意味が出てきちゃうからね。
意味があることを映画に盛り込んでるってことは、そうじゃないってことになるから、
なるほど。
パラドックスというか、成立しなくなるでしょ。
はいはい、矛盾してますよっていうね。
もしくは、あえてその矛盾をこの映画に盛り込むことによって、みたいな考察もできるけど。
もうよくわかんないですね。
今回のこの収録さ、聞いてる人わかるの?俺らが何の話してるのか。
わかるかな、これ。
だってみんな見てるでしょ?
見てるけどさ。
でも俺らのこの説明の仕方もさ、そんなに上手くないしさ。
俺も頭の中で、俺にしか見えない図みたいなのを描いて、なんとかこう説明してるけどさ、
みんなにはそれ見えてないから伝わるのかなと思って。
どうなんだろうな。
私は、一緒に会話してるし、気合いながらからわかる部分も多分出てくるんだろうけど。
第三者がさ、この会話聞いてわかるのかなって。
ま、いっか。
ま、あんま。
ま、そうね。
どうしようもないから。
もうしゃべっちゃったしね。
そういうのも。
まあまあ、変な会だったって思ってもらったらそれでいいんじゃないですか。
そうですね。
でもなんで急に宇宙人なんだろうね。
ね。
でも最近さ、UFOの存在とか宇宙人の存在とか、だんだん解禁されてるみたいな保険的にもあるじゃん。
前話したよね、なんかね。
そうそう、たぶんノープのときもそうだったけどさ、UFOだかUAPだかさ、話とかもしてたけど、
だんだんやっぱさ、ちょっとそっちよりにプロパガンダリー使われだしてんのかなとかもちょっと思っちゃった。
どうなんだろうね。
なんかまあ、俺宇宙人のとこで一個思ったとこで言えばさ、
俺見てないんだけど、なんかさ、ウェス・アンダーソンでファンタスティック・ミスター・フォックスとかさ、
はいはいはいはい。
犬ヶ島とかさ、
はいはい。
あのへんでちょっとなんか、アニメというかストップモーションなんだよね、あれね、たぶんね。
ファンタスティック・ミスター・フォックスとかわかんないけど、
ちょっとさ、アニメ的な表現をしてるわけじゃん、そういう映画で。
うん。
そのへんのなんかだから、ノーファウをなんか使ってきたのかなぐらいに。
あー、なるほどね。
思ってたんだけど、どうなんでしょうね。
ある意味、ウェス・アンダーソンの特徴をいろいろ盛り込んできたパステルだけじゃなくて。
そう、持ち味出してきたのかなって。
なるほどね。
まあでもいい味やっぱ出してたもんな、そこは。
出てたよ。
いや、そこは良かったな。
良かったなー。
演出というか。
うん。
持ってかれたよね、なんかいろんな意味で。
持ってかれたー。
持ってかれたー。見た目も良かったし。
そうそうそう。
え、宇宙人出てくんすか?みたいな。
しかもどこだけストップモーションみたいな、アニメみたいなやつやるんすか?みたいな。
だって全く予想できなかったもん。
いや、無理でしょ。無理でしょ。
ポスターとか、いろんなストーリーライン的にも。
でも結構ね、あらすじさ、さっきスプレッドシートに書くように短いやつ探してたんだけど、
結構ね、宇宙人が来ちゃって、みたいに書いてるあらすじ多かったんだよね。
えーー?
それはダメじゃない?
それはダメだよね、たぶんね。
ダメだよ。楽しみ奪っちゃダメだよ。
と思った、俺も。
あそこであの宇宙人と同じ目になることが目的でしょ、あのシーン。
それ奪い取るのは良くないよね、やっぱりね。
良くないね。そっか。
えー、まあでもそれ書かないと、そういうの好きな層ゲットできないみたいな感じなのかな。
まあ決まりはないからね、ここまで書いちゃダメみたいな。
まあね。
まあだからやっぱりいろいろ前情報ってあんまり入れないほうがいいですね、映画は。
そうだね、ほんとほんとそう思う、それに尽きるわ。
まあなるべく新作の方をうちに見るのがやっぱいいよね。
そうだね。
時が経っちゃうとやっぱさ、みんな語り出してさ、もう3年経ったから1回みたいな感じで、
話もさ、大ピラにするようになってくるじゃん、だいたい。
そうね。
てなるとそのネタバレの危険性とかも増えるし。
かなあ。
そうですね。
まあまあ、結構話しましたけどなんか他、言い残してることありますか?
ないかなあ。
はい、ではおすすめの作品に行きましょうか。
どっちから行きましょうか。
どっちでもいいよ。
私今日ほんと直前に見たからさ、
おすすめの映画どうしようかな、思いつくかなって思ってたんだけど、
昨日たまたま見た映画が、ちょっとリンクしなくもなかったから、
昨日見た面白かった映画紹介しようと思う。
ロシアの映画で、不思議惑星金座座っていう。
金座座?
金座座。
なにそれ。
まあ不思議惑星なんで、一応SFなんですけど、これも。
金座座。
宇宙人出てくる、宇宙人てか異星人出てくる系なんですけど、
SFに珍しく、すごく最終的にほっこりする宇宙人系SF映画。
ほっこりする宇宙人系SF映画。
ロシア制作。
まあ変な映画で、86年だったかな、昔の映画なんですけど、
でも86年とは思えないぐらい映像も結構きれいで鮮明ですごく見やすい映画なんだけど、
あらすじ的には、奥さんにパンだったかな、マカロニか何か買ってきていい?みたいに言われて、
外にロシア人の男の人が歩いてたら、急に学生の男の子に声かけられて、
すいません、あそこに異星人だっていう変な人いるんですけど、
急に言われて、はーってなって、
全然靴下とかも履いてなくて、ロシアだから寒いじゃん。
すごい寒そうなんで、ちょっと手伝ってもらっていいですか、助けてもらっていいですか、急に話しかけられて、
へーってなって、見に行ったらボロボロのコートだけ羽織った異星人と何のる男の人が立ってて、
自分の星に帰れなくなっちゃって、泣き言言ってて、どうにか帰りたいんです、みたいな。
もちろん信じないじゃんね、そんなこと言っても。
でも、この道具とこの道具があって、みたいな。
僕は地図みたいなの出してて、ここの惑星から来たんですけど、戻り方が、みたいな。
この装置ボタン押すと、一応時空飛べるようになってるんですけど、みたいな感じで言われて、
嘘に決まってんじゃねえかって言って、ピャンって、その装置を男の人が押したら、
本当に別の惑星行っちゃって、で、なんとか頑張って、その惑星を旅しながら地球に戻ってくるっていうお話。
まあまあ面白そう。
そう。なんだけど、この飛んだ先の惑星っていうのが、地球じゃなくて、金座座星雲って呼ばれる中の、
ブリュクっていう惑星に飛ばされちゃうのね。
ブリュク。
で、まあ、言葉とか通じなかったりとかさ、するんだけど、
まあ、金座座見た後に、みんな絶対言いたくなる言葉が一個あって、
クーって絶対言いたくなるから。
クー?
クーって言いたくなります。
なにそれ、ロシア語?
ブリュク語です。
そう。そういうなんか、ちょっとしたブリュク語、キャッチーなブリュク語が結構いっぱい出てきて、
その中でも一番いっぱい多用されて、代表的な単語がクーなんだけど、
まあ挨拶みたいな感じなんだけど、
まあそのキャラもすごく立ってて面白いし、惑星の設定も。
まあその宇宙人というか異星人たちと、まあいろいろいざこざがありながら、
まあなんとかかんとかして、がんばって地球に戻ろうとする話なんだけど、
まあそこでなんかこういろいろちょっと友情が芽生えてきたりとか、
まあいろいろあって、
まあどうやって地球に戻ってくるんでしょうか?
で、その地球に戻ってきた後、どんな気持ちになるんでしょうか?みたいなお話。
ロシア語なんでしょ?
ロシア語。
金座座って言った?
金座座。
金座座。
不思議惑星金座座。
出てきた出てきた。
まあなんか関連映画で、ファンタスティックプラネットとかが出てくるような雰囲気の映画です。
ファンタスティックプラネットってどこの映画なんだっけ?
あれどこだっけ?ヨーロッパじゃない?
ヨーロッパなの?
チェコだチェコ。
チェコか。あ、チェコなんだあれ。
へえ。そうなんだ。
まあ変だけど、かわいくて、世界観も宇宙船の感じとか、いろいろ出てくるアクセサリーというか、
アイテムみたいな、特徴的なアイテムがいっぱい出てくるんだけど、
うわ、これ欲しい!みたいになる。金座座のこれ全部欲しい!みたいになる。
わくわくします。
なるほど。
今見てたんだけどさ、
金座座とは1986年に公開されたソビエート連邦のSFコメディ映画「不思議惑星金座座」や、
その続編として2013年に公開されたアニメ映画クー金座座の舞台となる架空の惑星の名前ですって出てきた。
うん、そうなんだよ。同じ監督が一番最後に作ったアニメ映画がクー金座座って言うんですよ。
クーっていうのがあるのね。
クーって途中でテロップで、この世界のこの惑星の言葉、辞書みたいなのが出てくるんだよね。
別に辞書がなくても何回も繰り返し繰り返し出てきて、
これはこれのことなんだなってだんだんわかってくるんだけど、
途中でちゃんとそれがこれはこれのことですよみたいな説明書きが出てきて、
なるほどやっぱこれはこれだったんだねってなって、
その後からこの視聴者もその言葉、向こうの言語がわかった上で見れるみたいな。
なるほど。
そうそうそう。
とにかく見たらわかるけど、クーは万能な言葉なんですよ。
たぶんあれだな。
クーが重要になってきます。
あの、ワンピースで空島行ったときのへそみたいなやつだな、たぶん。
ごめん、ワンピースわかんないけどさ、あるんだね。へそっていうのが。
そうそうそう。ワンピースでみんなが空島っていう雲の上にある島に行くんだけど、
そこでちょっと言葉も若干違うんだね。
そこで会った村人第一号の人に、「おーい!」って言ったら、
へそって言われるんだよ。
あー、じゃあもうクーだわ、それ。
こんにちはみたいな。
クーだわ、それ。
空島のへそね。
へそです。
なるほど。
そんな感じでイメージしていただければ。
私はもう金沢グッズ自分で作っちゃおうかなって思ってるくらいの面白さ。
なにその、どういうこと?
身につけたいくて。
身につけるためにね。
そうそうそうそう。
なるほど。販売目的ではなくてね。
販売したらまずいでしょ。
販売目的ではなくて自分で楽しむためだけにね。
そうそうそうそう。
そういう感じです。
ほんと面白いから。
なかなかサブスクとかに出てないけど、
聞いたことなかったからな。
あ、でもフールで見れるんだ。
それは何?ちなみにどうやって見れたの?
監督って有名だったりするの?
いや、全然わかんない。
普通に友達に教えてもらった。
なにそれ、その友達ロシア人?
ロシア人じゃないけど、
有名なのかな?
いろいろ変な映画いっぱい知ってる友達です。
へー、面白いね。
聞いたこともなかった、俺は。
ほんと、ぜひ見てほしいね、これは。
そんな感じです、私からは。
じゃあ、俺かな。
俺のターンかな。