近況報告
はい、みなさんこんにちは。無題のなんちゃらキャストのキョウヘイです。
このポッドキャストは、私、キョウヘイがあることないこと、知ってることも知らないことも、すべて知ったかぶって、
できとうにしゃべり散らかす、そんな30分ぐらいの番組になってます。
ハッシュタグがございます。ハッシュタグ、なんキャストですね。なんはひらがな、キャストはカタカナで、ツイッターに書いてください。全部読んでます。
えー、何回目でしょうか。なんと99回目ですね。すげーな、次回100回目か。
とはいえ、特に100回目用に温めてる企画があるわけでもないんですけれども、99か。番号的には100売り、90キロか。かっこいいですね。
そうか、99か。さて、前回は何の話をしましたか。
あー、うん、あれね、破説ね、DNF、クソ野郎の話ですね。あれ?なんかもう結構前の話になっちゃったな。
2週間か前の話なんですか?3週間くらい?先週ね、なんキャスト、ちょっと仕事忙しくできなかったからな。
じゃあ、私の近況ですけれども、そうですね、ランニングね、毎日10キロ走りたいんですけど、あんまりできてないな、やってないな。
今朝久しぶりに藤森トラック行って、大阪弁と走ったんですけど、いやいや4ペーね、全然できないわ、今。
4ヶ月前には4ペー5000できてたのになー、どこ行っちゃったんだ、私の走力は。
今日大阪弁がMペースってことで4分10秒で走ってたんで、ついてたんですけど、全然できなくて、
コマ切れ5週3週2週くらいしかできなかったですね。合計10週走ったんですけど、4分10が敷地よりもまだ早いんだろうな。
心拍上がんないんだよね。165行くか行かないかくらいなんですけど、まあいいか。
なんかツイッターで友野さんと話してたんですけど、なんか本当俺いつもこんなことしてるんだよな。
4ペーできるようになった、また落ちぶれたみたいなね。
3歩進んじゃ2歩下がって、さらにサボって結局同じところに戻って、また3歩進んで2歩下がってまたサボるみたいな。
2歩下がるのかサボってんの?まあいいんですけど、そんな感じですね。
次は一体どんなレースが私を待ち受けているのかというと、直近はOMM2025か。
いや、結構楽しみだな。腹は出てるんですけど、OMM自体めちゃくちゃ楽しいイベントなんで。
それにね、今回日本で開催が多分12回目になるんだけど、俺は記念すべき10回目の3回になるんでね。
これでOMM10回出ると10ヤツクラブに入れるので、そうするとなんか漏れるらしい。
エバレるらしい。ということで、楽しみだな。場所はなんかナスだっけ?
俺あんまり調べないんですけど、場所。でね、ペアはいつものオサベで、出るのはいつものスコアミディアムですね。
今回みたいに120チームくらいいたな。おかしいな、いつも60チームくらいじゃなかった?
120チームだと入賞するの難しくなってくるけど、なるべく上位目指せるように頑張りたいですね。
今回はいつもずっと同じサロモンのアウトデイ20なんちゃらっていうファストパックのバックパック使ってたんですけど、
今回はね、俺のすごく大好きな台湾のハンカー。台湾のハンカーはいつも俺が持ってるサコッシュハンカーのものだし、
ハセツネと新越語訳で使った謎のメッシュのトレランのベストパック、これもハンカーなんですよね。
で、熱烈にメールとか感想とか出しまくってたら、え、お前さ、オーバーナイトもやるの?とかって聞かれて、
あ、やるやる、つってOMM出るし、OMMなんなら表彰台に登ったこともあるよ、とか聞かれてもないこと言ったら、
あ、じゃあちょっとザック送るから使ってくれよ。はい、言っちゃいました。今ね、頑張ってザックって言いながらしたんですけどね。
バックパック送るから使ってくれよって言われて、トルナードとかっていうファストパッキングあるバックパックを送ってもらってね、
それが30リットルぐらいで、ロールトップで、で、背中のところに折り畳みのマットがクッションに入ってて、
それスリーピングバッテリーも使えそうだし、で、チェストストラップは両方ともソフトフラスカ入るようになってて、
で、なんかすごくいい感じ、走れそうだし、物もいっぱいあるし、軽いし、誰も持ってないし、ということで、
このハンカーからね、わざわざもらっちゃったんで、じゃあごめん、ちょっと俺勝手に日本でハンカーのアンバサダーやるわ、とか言って、
言ってるんですけど、その感想もね、ハンカーにも伝えたいし、いや、すごく実践投入するの楽しみなんですよね。
そんなけどOMM出る方は、みなさん、スタート前とか、俺らは前夜祭から多分行くんだろうな、金曜日休んでるんで多分そうするんですけど、
スタート前とか、店場とかでね、お会いできたら楽しみですね。
俺も出るよって人はTwitterで教えてくださいね。じゃないと誰と会っていいかわかりませんので、店場でね。
あとは一体どんなことが近況であるかというと、あ、そうそう、今俺がこれを喋っている、自分の持ってるビルの事務所でね、
ここを3,4,2,1前から、天井から水漏れしだして、上野海の床下をちょっとコンテナーションに見てもらったんだけど、水溜りとか水漏れが見つかんないということで、
え、じゃあもしかしたら雨漏りなのかな、でも雨漏りにしてもどうやって入ってくるのかな、とか言って悩んでたんですけど、
昨日と今日、雨降ってる間に丸垂れてるんで、これ絶対排水だよ、と思ってね。
これ急水から来てるんじゃないかなと思うんですけど、上野海の人の水道メーターを見てもね、このパイロットメーターみたいなやつがね、回ってないんですよね。
でもまあ点滴ぐらいポタポタって垂れてたら、結構動き進むの厳しいぐらいの回転スピードな気もするんですけど、
なんで俺としては上野の人のモトセン1回止めたいんですよね。モトセンを1時間ぐらい止めてこの水漏れが止まれば完全に急水だろうなってことなんですけど、
あとね、昨日はなんか俺の使ってる事務所のね、踏んだり蹴ったりなんですけど、シャワーブースの排水が詰まっちゃって、洗濯機使ったら排水が詰まってギャグ流してきて水浸しになってすごい大変で、
あれ昨日だっけ?落ちたっけ?先週だっけ?落ちちゃった。
なんで、業者呼んだら高圧洗浄で4万5千円ぐらいかかるんじゃないかって言われたんで、ちょっと嫌だなと思ったんで、
Amazonで売ってるワイヤーが伸びてってぐるぐる回せるつまり取り機みたいなのが2千円ぐらいで買えるんで、
ちょっとそれ買ってみて、それで対処したらなんとか今日ね、つまりが治ったんでね、良かったんですけどね、4万円以上払うのを2千円で済んだら良かったんですが、
だからね、上と下で水が問題起きて同じ部屋でめちゃくちゃ困りましたよ。このビルもうダメなんじゃないかって感じなんですけど、
水漏れはなあ、これ直したらなあ、上の床剥がして直してだから20万円以上かかるんだろうなあ、きついなあ。
まあそんなわけなんで、いろいろ憂鬱なんですよね。それ以外にももっと大きなすごく憂鬱なことがちょっと本業以外のこういう不動産関係のビジネスの話だって、
それについてはちょっとはっきりしたら言おうかな、言わないかな、わかんないんですけど、それがなんかね、まだ何もはっきりしてないのですごく憂鬱な気持ちなんで、
なんで全体的にちょっとやさぐれてるし、ランニングもはかどらねえし、というわけでランキャスの配信が、収録が遅れてるといった感じですね。
イスラムとヨーロッパの関係
そんな感じでございますと、緊急はね。
あとは、キョウヘイさん何か本読みましたか?コーナーですね。
今ちょっと読んでる本があって、それがね、イスラムがヨーロッパ世界を創造したという本なんですよね。
これはどういう本かというと、今って我々現代人が見ると、イスラムとヨーロッパって対立構造にあるように思うじゃないですか。
俺はあんまり世界史とか詳しくなくて、実はあんまり興味がなくて、俺が歴史で興味があるのは、近世、近代史ばっかりなんですよね。
なるべくなら、幕末、明治維新以降が好きなんですよね。
だから太平洋戦争の話とかは興味ありますし、戦前戦中あたりが興味の対象なので、あんまり世界史はよく知らないんですよね。
俺はまともに高校も行ってないんで、世界史の授業なんてあったのかよく覚えてないんだけど。
なんでね、イスラムとヨーロッパっていうのは戦ってるんだろうなって思ってたんですよね。
ただ一方で、イスラム教とキリスト教とユダヤ教っていうものがもともと同じ一つの宗教だっていうのはなんだか知っていて、そこがすごい不思議だったんですよね。
それで韓国ドラマのNetflixである魔法のランプにお願いっていうドラマをちょっと見てたらですね、そこにジーニーが出てくるわけですよね。
ジーニーってアラジンでいうと青い魔人ですけど、ジーニーが妖精っていう立場で出てくるんですが、ジーニーが自分のことをシャイターンだって言うんですよね。
シャイターンってサタンのことじゃないですか。
なんかイスラム教の話とかキリスト教の言葉とかって被ってんのかなとかっていうのが興味持って。
全然魔法のランプにお願いのストーリーと関係ないんですけど、イスラムとヨーロッパってどういう掛かり方引きたいかなっていうのを、世界史全部ヒモトクの中あったるいんで新章で読んでるんですけど、面白いですけどね。
ただ若干読みづらい。作者の思いが強いっていうのと、イスラムの方がヨーロッパよりも文化が優れていた時代があったっていうことが知らなかったし、
ローマとかで発生したいろんな哲学とかが直接今のヨーロッパには接続していなくて、
それを一回イスラムの人たちがアラブ語に翻訳して、そこに注釈とかを加えたものをもう一度ヨーロッパ社会が再輸入して、それがレネッサンスに繋がったとか、全然知らなかったからすごく面白かったな。
面白いですね。まだ読み終わってないんですけど、そういうところが面白かったし、俺全然知らなかったイベリア半島、スペインとかポルトガルのある半島って、何百年もない間イスラムの勢力が支配してたとか、全然知らなかったし、シティリア島にはイスラムがいっぱいいたとか全然知らなかったから、ちょっと面白かったんですけど、
このようにして乗車必須というかバランスが変わっていくんだろうなと思いましたね。
文化のバランス変化
あとそれを読んだ時に思ったのが、なんか中国、朝鮮との日本の関係とも何となく似てるなっていう気がしましたね。もともと我々の国は大陸半島の文化とかを学ばせてもらう立場から始まって、
でもなぜかだんだん明治維新辺りから早く西洋の文明に触れたことから、大陸半島よりも文化的に優れてるって言って見下すようになって、
この流れっていうのが、ヨーロッパでイスラムの関係と日本と大陸半島との関係とも似てるなっていうか、影響しない文化っていうのはこういう点っていうのは常にあるんだろうななんていうようなことを思いながら読んでるんですけど、そんな本を読んでますと。
大物ランプにお願いは全部見たんですけど、ファンタジーコメディーみたいな話なんですけど、泣くところもいっぱいありました。
主人公はサイコパスっていう設定なんですよね。感情がないっていうね。なんで韓国ドラマは主人公をサイコパスにしたり、スペルガンにしたり自閉症にしたりっていうのが多いんですかね。
そういうドラマチックに話をさせるための設定の人間っていうのは俺はすごく好きじゃないんですけど、主人公の女の人がめちゃくちゃ美しいのにサイコパスなところとか見どころだったんですけど、最後の終わり方は若干気にならなかったけど楽しみました。
イスラムと西洋文化の交流みたいなところに興味が持てたのは面白かった。
これはネットフリックスね。ドラマばっかり見てるんですけど、その他にディズニープラスでね、ヴィジランテってやつとソースハンチョー1958ってやつとノーウェイアウトザルーレットってのを見たんですけど、ヴィジランテはね、要は時系団ものなんですけど、
これ面白かったんですけど、ストーリー的には若干都合いいなと思いながら、ただなんか中に出てくる女性記者役の女優がちょっと発狂してて面白かったな。
ソースハンチョー1958はね、1958年から始まる話なんですけど、昔の韓国の風景とかめちゃくちゃよく採用してるし、車とかも全部古いジープとか出てきてて、徹底してるな。
韓国ってのもすげーな。これドラマでこんだけできんだっていうのはちょっと感動しますし。
あとなんかすっげー厚苦しい刑事モールでね、まだ指紋も取らないし、当然携帯もないしっていうようなやつでね、やっとその検視機関が出てきて、死亡推定時刻とかやっと言うようになったみたいな時代なんですよね。
1958年ってだって戦争終わってまだ15年ですからね。朝鮮失戦終わってまだすぐですからね。まだ韓国は戒厳令敷かれていて、夜外出できなかったみたいな時代ですからね。
すごい面白かった。これはね、厚苦しい刑事モールですごくよかった。続きが見たいですね。
No way out the rouletteは、なんかマスクマンみたいなやつが出てきて、そいつがこいつを殺したらいくらあげるみたいなね、一瞬藁の盾みたいな話かなと思ったんですけど、全然そうじゃなくて、
面白かったかな。新しいキャラが話を追うごとに参入してきて、数は出てきて去っていくみたいな、オモニバスじゃないんですけど、そういう展開なんですよね。最初からずっと同じキャラがずっと出てくるみたいな話なんですけど、そこはちょっと忙しかったのと、
あと主人公があまりにも好き勝手やりすぎなところが若干気にならなかったんですけど、ストーリー面白かったな。後、途中出てくる殺し役の全く韓国語喋れない台湾人の役者が出てくるんですけど、そいつがこの前見た、なんだっけな、18×2みたいな台湾映画、日中日台合作の映画の主演のやつだったんですけど、こいつがめちゃくちゃかっこよくて、それが面白かったですからね。
なんか続編やりそうなんでね。ディズニープラスは完全に元を取りました。というわけで、どんなドラマだったか全く伝わってないような気もしますけど、皆さんもよかったら見てみてください。本あんまり読んでないなぁ。さて、お便りフォームの紹介ですが、お便りフォームは何もございませんでした。
ツイッター見てみますか。ツイッター見てみると、スカールシャツ新色を買ってくれて、いろんなところに着ていてくれてるのを書いてくれますね。伊藤正さん、出遅れたのに欲しい色とサイズがあったということで、スタート買ってくれました。
りょうさん、ランキャスのミントのスカールシャツを2人で、これはうみちゃんさんと2人で着て、嬉しいですね。皆さんありがとうございます。ビール飲んだりしてる写真をあげてくれてますね。そして、けいちさん、おほしさんの美容室で、また2人ともミント着てんな。ミント全部ここに集まってんな。おほしパーマをかけたっていう写真をあげてくれてますね。
そしてロードしか走れませんさんが、シマント川ウルトラマラソンの前日受付で、サンドなんちゃらのスカールシャツ着ている人の写真を撮ってくれてます。ありがとうございます。一体誰なんだこの人は。
そして、まさよみさん、竹舎ご初は初Airbnb。Airbnb止まった?便利?竹舎って何?竹田の森か。そっかそっかそっか。Airbnb撮ったんだ。いいっすね。
そして、うしくんさん、破雪にDNFの原因は自分も同じ状況だったので同感しました。でも、うしくんさんはちゃんと乾燥したんでしょ?ナイス。あとは、またけいちさん、かいつさん、もなさんと共に青葉山へなんちゃら履くとのスカールシャツで、ということで2人シャツ着てくれてんな。
みんな、3人着てんの?ありがたすぎだろ。ちょっとみなさん、もなさん、かいつさん、もうお耐えください。ありがとうございます。おーつみーるさん、エモいってことで、何ケース、クロノトリガーってことで。クロノトリガーはその方でやってんのかな?俺クロノトリガーやったことないんだよな。エモいはね、エモいと書けてるんでしょうか。ありがとうございます。
そして、りおさん。一度はやってみたかった。これ、走る前の装備紹介ということで、ずらーっと並べたやつを撮ってくれてますが、これは、ニラ山フォレストトレイルってレースに出たの?これニラ山でいいの?ネギ山?ニラ山?ニラ山っぽい気がするけど、読めないぞ。
ポイントは当然、スカルシャツとネックゲイター。いやー、二つドクロを揃えちゃうのいいっすよ。そういえば、405人出場してて、スカラーラは俺一人だった。まだ西日本には浸透していないのか、広島のブランドだから岡山でライブレースされてるのかって言ってますけど、いやいや、400人で一人いたらいいじゃん。2.5%でしょ?すごいですよ。2.5%、あってる?2.5%?0.25%か。まあいいじゃんいいじゃん。ありがとうございます。みなさん。
そんなわけでね。あ、やべえ、忘れてた。あ、やってねえや。ごめんなさい。なんだ、今日もぶつけ思い始めちゃった。リンク作ってないんで、プレゼント企画はごめんなさい。100回目でやります。なんちゃらマクトさん、せっかくくれてるのになかなかプレゼントしないで。本当にごめんなさい。さて、あとは何を?あ、もうないな。そういうことですわ。
インターネットの基本理解
今日は何をしゃべろうかと思ったんですけれども、全然別にランニングネタとかないんですけど、前々回の趣味のシステム構築のお話が一部に若干好評あったので、今日はですね、今私の脳みその中だけを使って、皆さんがこれを聞いている土台にもなっていますインターネットの仕組みについて、私が勝手に多分あってるだろうなという内容でしゃべってみたいと思います。よろしくお願いします。
相談のことにチャレンジしてしまったな。インターネットは一体どうなってるか皆さんご存知でしょうか。俺も知ってんのかな。何から話せばいいんだ。まず皆さんのパソコンとかPCとかスマホがありますよね。
スマホが、インターネットを使うってこういうSpotifyみたいな媒体でPodcastを聞くのももちろんそうですし、YouTubeを見るのもそうですし、ほとんどの場合はブラウザーを使いますよね。もちろんアプリもありますけど、インターネットブラウザーというものを使いますよね。
そして、このブラウザーにURLを入れるとなんかページが開くと思うんですけど、それがどういうことかっていうのをちょっと紹介しようかと思います。まずはですね、ブラウザーっていうのは何かっていう話をするといいんですかね。
いや違うな。まず、誰に通信を行っているかですよね。どこが一体あなたにこのページを見せてくれているのか、YouTubeのページを見せてくれているのかっていうのを説明しますと、それはですね、YouTubeにしましょう。YouTube、Googleなんですけど、が用意したサーバーですね。そのサーバーというものにあなたのブラウザーが直接アクセスを行っています。
直接って言ってしまうと、間に入っているCDNとかの話がおろそかになっちゃうんですけど、まあいいでしょう。直接話しているということになるという感じですね。では、サーバーっていうのは一体何なんでしょうかということですよね。サーバーっていうのはですね、簡単に言えばあなたのPCと同じコンピューターなんですけど、いろんな面で若干普通の民生用のみんなが使うコンピューターとは違う作りになっています。
サーバーなんでサーブするわけですよね。情報を提供するコンピューターということになっています。なので、あなたが例えばYouTube.comっていうふうにURLを打ったときには、あなたのPCのブラウザから何らかの通信が発生して、そのYouTube.comにたどり着くんですね。どうやってたどり着くかはこの後しゃべります。
YouTube.comが用意しているサーバーが、おっと誰かからアクセスが来たぞ、リクエストが来たぞ、じゃあこれを返そう、このページを返そう、スラッシュで終わっているからトップページにアクセスしてきているぞ、じゃあこのページの内容を返そうというようなことをやっているわけですね。
サーバーというのは一体何かと。ちなみにサーバーというので、じゃあ私のPCは何なのかというとクライアントですね。サーブする人とクライアント、お客様、利用者ということですね。これはクライアントサーバーシステム、クラウドサーバーって日本語だと言ったりするんですけど、そういうシステムですね。一般的に利用者になるようなクライアントがいてサーバーがいると。
よろしいですか。サーバーというのは一体何が違うかと言いますと、基本的にサーバーは止まらないPCなわけですね。なのでいろんなものが丈夫になっています。
例えばですね、電源が冗長化されていたり。冗長化というのは一つじゃなくなっているということですね。余分にもたせている、リダンダントな形になっているということですね。冗長化されている。二重化されているかもそうですし、もしかしたら三重化されているかもしれないですね。冗長化されている。
これはどういうことかというと、電源が壊れたらそのサーバーに電気の供給が止まってしまうので、そのサーバー自体がサービスを提供できなくなるわけですけども、それを電源の故障にも対応できるように冗長化するというようなことが行われていたり。
システムの冗長化
あとはですね、電源自体もUPSという無停電装置につながっていたりしますね。もちろん今時はサーバーは普通のオフィスのフロアに置いたりというのはしないんですけども、私がITの仕事を始めた25年くらい前から10年くらい前まで、今でも置いているところはあると思うんですけど、オフィスの中のサーバールームとかに置いているケースもあるんですよね。
そうすると一般的なオフィスの電源というのは無停電化されていない場合がありますので、昨今はデータセンターというものがありまして、サーバーを置く専用の施設があるんですね。データセンターというのもあります。
データセンターというのは空調がきちんと保たれていて、それによってサーバーというのは発熱するわけですよね。CPUなりGPUなり使うことでね。それを発熱を下げる意味を持っていたりだとか、あと電源が当然二重化されていますと。
高速な回線がそこに直接入ってきていますとか、いろいろサーバーを配置するための専用施設があるんですけど、そうじゃないときは無停電装置というのにつながっていたりしますと。
常常化されているのは電源だけではなくて、例えばハードディスクもしくはSSDなども常常化されていたりします。
常常化するテクノロジーというのは一般的にRAIDと呼ばれるんですけど、RAIDというアクロニウムなんですけれども、どういう意味かと言いますと、Redundant Array of Independent Disksかな。
日本語にすると、常常化された独立ディスクの配列みたいな意味になるのかな、直訳すると。なので意味的には複数の独立したハードディスクを一つに合わせて使っているというようなテクノロジーですね。
RAIDにはいろんなものがあるんですね。まず簡単に考えますと、ミラーリングというものがあります。
コンピューターが何かにデータを書き込むときにファイルシステムというものが必要になるんですけど、今時は一般的にハードディスクかSSDだったりしますよね。
USメモリーとか皆さん持っていると思うんですけど、昔はグロッピーディスクだったりしましたし、テープドライブなんてのもありましたと。
ハードディスクに書き込むときに、2つのハードディスクに同時に書き込むということができるんですね。これがミラーリングというやつです。これがRAID0って呼ぶんですか?1だっけ?0だよね。
ミラーリングというのは、1つのデータを丸っきりミラーして2つのディスクに書き込みます。なのでスピードが速くなったりしません。
もう1つのテクノロジーとしてストライピングというものがありまして、2つのディスクにデータを分けて保存するんですね。
例えば、1番目のデータはディスク1に、2番目のデータはディスク2に、例えば偶数奇数みたいな感じで割り振ったりとか、いろんなやり方があると思うんですけど、これがストライピングというやつですね。
なので半分ずつの書き込み読み込みで済むので、これはスピードが簡単に言うと倍になります。その代わりに冗長性はありません。
RAID5っていうのもあるんですよね。4もあるんですけど、端折って5っていうのがありまして、RAID5が滅法賢いわけですよ。
例えば、ハードディスクを4台でRAID5組むとしますと、さっきのミラーリングですと倍容量が必要なわけじゃないですか。
ハードディスクを4台にしても2台分しか使えないわけですよ。ただRAIDの場合はハードディスクを4台あったら3台分使えるんですね。
RAID5は一体何かと言いますと、この話一生終わんないな。
分散パリティつきなんちゃら冗長かなんちゃらみたいな感じなんですけど、分散パリティというのは何かというと、コンピューターのデータというのは簡単に言いますと0か1なわけですよね。
ビットが立っているか立っていないかなわけですよね。最小のところまで見ていくと。
なので、ドライブが4個あったら0、1、0みたいな感じでそれぞれのドライブにデータを格納していくんですね。
4個目のドライブ、これがパリティなんですけど、そのパリティのドライブには1が何個あったかとか、合計がいくつだったのかみたいなのをグースだったか奇数だったかみたいなのを書いていくわけですね。
ただ、0、1、0の場合は1みたいな感じです。1、1、0だったら0みたいな感じですね。
そうすると、どれかが1個欠けたときにそのパリティがあれば、例えば最初の例の0、1、0で1ってなっているときに、真ん中の1がなくなって0、何だかわからない、0。
で、パリティが1だとすると、そこの2番目のディスクには絶対1が入るっていうのがわかるわけですよ。
こんな形でやっていくと、そのパリティというのが1つあればディスクがいくら増えても元に戻せると。
ぶっ壊れても。4台あるうち1台がぶっ壊れても戻せると。
なので、ハードディスクの量も節約できるし、なんなら若干速くもなるし、なるんだよね。
で、夜も節約できると。ホレイド5っていうのが使われていたりします。
ドメイン名とDNSの役割
何の話をしているんだ、俺は。とにかくいろんなことをして、止まらないようにずっと皆さんにサービスを提供できるようにしているというものがサーバーと言われるものです。
さらに言いますと、サーバー自体も同じことをするサーバーが2台以上用意されていたりして、1つのサーバーが壊れても大丈夫になっていたりしますし、
もっと言いますと、現代では1つのサーバーの中に複数のコンテナというものが置いていたりとか、いろんなテクノロジーがあって、
同じことをする人をいくつも用意しておいて、1つが壊れても大丈夫なのをしているんですね。そんなことをやっているのがまずサーバーでございます。
いいですか。サーバーにどうやって到達するかなんですけれども、ここで皆さんが使っているyoutube.com、これをドメイン名と呼ぶんですね。
これはfqdnと言いまして、フルリークオリファイドドメインネームと言うんですけれども、ドメイン名というのは人間が分かりやすい形になっているわけですよ。
youtube.comとかgoogle.comとかですね。ただですね、これ裏側では必ずコンピューターが使うIPアドレスというものになっているんですね。
ただIPアドレスは数字の羅列なんですよ。例えばGoogleのすごく覚えやすいサーバーで8.8.8.8とかあるんですけど、
だいたいというのは0から255までの数字が4個ドットで区切られた、例えば10.10.10.10みたいなものがIPアドレスというんですよね。
そんなものをいちいち覚えていられないわけですよ。それを解決してくれるのがDNSサーバーというものですね。
なので皆さんが気づかないうちに皆さんのノートパソコンとかiPhoneにはDNSサーバーというのが登録されているわけです。
まずよく知らないドメイン名が来たときはこいつに聞けというようなものが絶対設定されているわけですよ。
なぜならそれはですね、だいたいの環境では皆さん意識しない間にDHCPという仕組みが動いていまして、
DHCPってなんだっけ、ダイナミック…え、違う、あかんね。なんちゃらプロトコルです。
ごめんなさい、DHCPちょっと調べますね。ダイナミックコミュニケーションプロトコル?本当?
ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコルか、そういうことか、動的にホストを設定するプロトコルということですね。
なのでIPアドレスとかIPアドレス以外のDNSサーバーとかの情報を勝手にそのネットワークに接続されたiPhoneとかパソコンに対して配ってくれる仕組みというのが動いているわけですね。
これがDHCPですね。DHCPがDNSのIPを配っているので、よく知らないドメイン名をあなたがyoutube.comってブラウザに打つとですね、
あなたのブラウザからあなたのコンピューターの中のDNSの設定を見てですね、コンピューターがそのDNSサーバーというものを問い合わせするんですよね。
youtube.comって誰?って言ってね。そうすると、なんか電話帳みたいなもんですか?
ルーティングとファイアウォール
そうするとyoutube.comっていうのはこのIPアドレスだよって教えてくるわけですよ。これでようやくそのサーバーにたどり着く準備ができるわけですよね。
じゃあIPアドレスになるとどうなってくるかって話なんですけど、IPアドレスはですね、前回ちょっと話したプライベートIPというのは若干しましたけど、
世界中のコンピューターが持っている、簡単にアドレスってついているのでわかると思うんですけど、住所のようなものなんですよね。
インターネットの中ではその住所をどこにどうやってたどり着くかっていうのをルーティングっていう仕組みが動いていて、
郵便配達みたいなもの?なんて言ったらいいのかな?郵便局みたいなものかな?ルーティング。
例えば東京宛てのものっていうのは一回東京局、まず地方の局に集まって、そこからこれって東京宛てじゃんっていうのが郵便番号とか住所でわかるわけですよね。
そうするとたぶん一旦集約されたやつがまとめられて東京の局に配られます。
東京の局の方でまた郵便番号見て、これ世田谷だ、これどこだってね。
たぶんもっと細かくやってると思うんですけど、そんな風に割り振られてると思うんですよ。それがルーティングですかね。
あなたのコンピューターからIPアドレスがわかったとして、YouTubeのサーバーまでたどり着くのにいろんなルーティングというものを経てたどり着くわけですね。
これでYouTubeのサーバーまでの行き方っていうのがわかるわけですよね。
ルーティングはいろんなスタティックルーティングとかありますし、BGPとかそういうすごく難しいダイナミックなルーティングとかいろいろあるんですけども、
そんなルーティングっていうものでYouTubeのサーバーまでの宛先がわかるわけでございます。
そうしたらですね、じゃあIPアドレスがわかればそのサーバーに誰でもアクセスできるのかみたいな話になるんですけど、
そこで一般的にはファイアウォールっていうものが使われていて、そのIPアドレスだけではなくて、ここがTCP IPっていう仕組みの中ではですね、
ポートっていう考え方がありまして、一般的にHTTPSってみんな使っている通信っていうのはTCPの443番ポートで動いているとかってあるんですけども、
443番ポートっていうものを狙っていかないとそのウェブサーバーにアクセスできないわけですね。
443に向けの通信だけは強化しますよ、みたいなことを最後の自分のここから先がYouTubeのネットワークだよっていうところのインターネットに面しているところでやっているのがファイアウォールです。
ファイアウォールとDNSの役割
ファイアウォールっていうのはもっと多段に置かれたりもするんですけど、そんな感じですよね。
なのでその外側の侵入を防ぐような仕組みですかね。
なんで鍵がないとドアが開かないみたいな感じになぞらえたらいいのかな、443番だったら通してあげるよとか、もっと細かくすることもできるんですよね。
ただ全世界に公開しているYouTubeみたいなサーバーの場合は誰じゃなきゃ通さないっていうのはポートレベル、IPレベルでは難しいですよね。
ただ社内のシステムとか自分の使っているシステムだったらこのIPアドレスの人しか通さないっていうことができますね。
それとは別にユーザー名とかパスワードっていうので弾いたり、ファイアウォール的には通すけどもそのシステムの中まで入れないみたいなこともしていたりするわけですよね。
ファイアウォールというものに守られていて、その他にもいろんなセキュリティの仕組みがあるんですけど、そしてめでたくYouTube.comにアクセスできるわけですよ。
これがインターネットのすごくざっくりとした仕組みなんですけど、皆さん大丈夫ですか、わかっていただけましたか。
知らなかったという人いたらぜひ教えてください。
つまりクライアントとサーバーですね。
そしてそのドメイン名URLを解釈してくれるのがDNSサーバーでございます。
DNSサーバーではURL、ドメイン名からですね、IPアドレスに変えてくれるので、その後はすでに偉いネットワークエンジニアの人たちが設定したルーティングというものに任せてですね、宛先まで行ってくれると。
このIPアドレスはこっちですよっていう、電車の切り替えみたいなね、こっちだよこっちだよって交通整理してくれるところがいっぱいあるんですよ。
そんな感じでルーティングっていうのをしてサーバーまでたどり着きますと。
これがものすごいざっくりした、僕がギリギリブレイクダウンできる誰にでもわかるインターネットの仕組みなんですけども、いかがでしょうか。
HTPSと暗号化通信の重要性
そしてさらにはさっき言ったHTPSっていうやつはですね、暗号化されていますので、どのように暗号化されているかというと、あなたのブラウザ側と向こうのサーバー側の間で暗号化がされているんですね。
暗号化っていうのはどういうことかと言いますと、ものすごく簡単に言うと、
合言葉を知っている人だけがその言葉を元に戻せるようなもんですね。だから途中でその合言葉を知らない人が通信を覗き見しても何を喋っているかわからない。
これが一般的な暗号化通信のすごく簡単なレベルです。
本当は合言葉ではなくて、もっと効果鍵とプライベートキーとパブリックキーみたいな秘密鍵と効果鍵っていうのがあったりしてそれによってやってるんですけど、
私の理解だと壮大な因数分解みたいなことをしてるんだと思うんですけど、
それで今のコンピューターの力では壮大な計算をしないと暗号が解けないようなことをやっていて、
それでその鍵っていうものがちゃんとしっかりしていて、その鍵もさらにCAっていうCertification Authorityみたいな認証局みたいな偉い人たちがちゃんとこの鍵っていうのはこの人の持ち物ですよっていうのをちゃんと認証しているものだけが鍵として認められると。
なので機嫌が切れたりインチキな鍵とかだとあなたたちの皆さんのブラウザになんかおかしいですよ、このサイト危険ですよとか出たりしますよね。
そういう感じでHTPSというもので一般的に暗号化されていますと。
私がインターネットに触り始めた頃はまだ全然HTPSの通信だけだったんで、途中で覗き見し放題だったんですけどね、今はHTPSなんで原理的には難しい。
なぜならHTPSっていうのは集団同士で暗号化複合化されているので、もちろん途中でHTPSのターミネートするものが入ってたりすればそこから先の通信は見えたりするんですけども。
何の話か分かりませんけど、これがなんとなく簡単に私が説明できるインターネットの仕組みでございます。
こういうITのテクノロジー以外でも皆さんもし私に説明してほしい仕組みがあれば頑張って説明しますので何かあったら相談してください。
そんな感じでいかがでしょうか。ではまた。