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2022-04-07 14:45

EP95-3:なろう系作品紹介⑦すれ違いコメディ好きにオススメ「俺は星間国家の悪徳領主!」

星間国家アルグランド帝国――その辺境惑星を治める伯爵家に生まれ、幼くして当主となった転生者リアム。彼は善良さ故に奪われ続けた前世の反省から、今度は奪う側である「悪徳領主」となって民を虐げようとするのだが――
「こんなの搾り取ろうにも、搾りかすも出ねーよ!!」
受け継いだ領地はこれ以上虐げようのない荒れ果てっぷりだった! 虐げても大丈夫なようにと、まずは領地を繁栄させていくリアム。それでもできるだけ悪徳領主らしく振る舞うのだが、何故か民からの好感度は上がりっぱなしで……!?
悪徳領主を目指してるのに名君と崇められちゃう勘違い領地経営譚、開幕!!

BGM:甘茶の音楽工房さま

00:02
今週もやってまいりました。
たけしくんのあのコーナーでございます。
ナロー小説大好きのたけしです。
前向上考えてきたんだけど、聞けばきっとあなたも読みたいものが見つかるはず。
たけしのナローコンシェルジュ。
すごいここリバーブ聞かせるからね。
はい、じゃあナロー小説好きのたけしです。
私はそれを言われるがままに読む読者モデルkoheiだ。
それを横から見てるはなきです。何もしてない。
一番カロリーゼロの人だよね。
はい、じゃあ今週もやってまいりましたけれども、
今週のご紹介する小説はこちらになります。
俺は青函国家の悪徳良種。
作者の人は三島よむさんって読むのかな?という方です。
こちらの作品はすでに小説を書籍化されている作品です。
この作者の人は実は別の小説でも書籍化されていまして、
この作品を書く前にはセブンスという小説を書いていまして、
それも書籍化されたという結構上手い人ですね。物語を作る。
では物語。今現代の日本に住んでいる青年の方が死んで異世界に転生するという転生物のお話です。
主人公はこの地球上で生きている時には何の良いこともない先生でした。
本当にひどい人生で会社は倒産し、結婚はしてたんですけれども、
実は奥さんには別の思い人がいて、ずっと不倫をしていて、
マナ娘だと思っていた娘はその不倫相手との子だった。
それがわかって離婚する際に多額の遺写料をかけられ、
会社も倒産しているから、いろんなところで借金して遺写料を払い、
借金取りに追われながら、体がボロボロになるまで働き、
その無理がたたって病気で死ぬという主人公です。
そんな中でも結構主人公は人に優しくすごくいい青年だったんですけれども、
こんなに頑張ってきたのに何一つ報われなかったということで、
生まれ変わった時には俺はもう悪徳の限りを尽くしてやるという気持ちを込めて、
世界に転生します。
転生するときに、実は案内人というよくわからない孝児な存在が現れて、
生まれ変わるときには、何でも富も名声も力も与えられるように
私はサポートしますという甘い言葉をかけられ、
主人公はそれに乗った形で、先ほどの決意を持って転生する。
物語はここから始まります。
ちょっと面白いのが、ファンタジーとSFOを融合させた作品ですね。
社会体系としては封建制度というか、みたいな感じで、
帝国なので帝王がいて、貴族がいて、貴族たちは領地を持っている。
03:02
その領地というのが惑星なんですね。規模がすごくでかいんですよ。
惑星を領地にできるほどの科学力があるので、もちろん科学力が発展していると同時に、
魔法技術もあるということで、いろいろと魔法もあり、
そういう意味ではメカもありという感じで展開されているストーリーですね。
ナイツ・オブ・マジックとか、ナロー小説とかではないんですけど、
イメージ的にはマジック・ナイト・レイヤーズみたいな、
中世の剣と魔法の世界にロボットがいるみたいな、
そんな感じでイメージを持ってもらえればいいかなと。
主人公は生まれ変わりまして、生まれ変わった先が、
天狂博の後取り息子として生まれます。
そういう意味だと最初は貴族じゃないか、やった!って言うんですけれども、
実は先代先々代が勢の限りを尽くしたせいで、
もう絞りかすみたいな状態になっている領地でした。
しかも先代、要は親ですね。
親は早々に5歳になった息子に、
その領地の経営を任せて、もう本世にとんづらしてしまいます。
多額の借金を抱え、もうカラッカラになった領地を、
主人公、とりあえずもうこの状態だと、
悪徳を限りを尽くせない。
尽くしようがない。
尽くしようがないということで、
まずは領地の建て直しを行います。
結局真面目にやっていくことになるんだね。
なってしまいます。
で、領地を建て直して、
その後、領民から絞り取ってやるんだ、
みたいな感じで頑張っているんですけれども、
結局ですね、やっていることとしては、
領民の生活を豊かにすると。
なので、税金が上がったところで収入よりも下がったらば、
領民としては文句ないわけですよ。
で、ちゃんと生活できるぐらいのお金が残っていれば。
なので、どんどん税金を上げていくんですけど、
領民の生活も豊かになっていくので、
領民からはどんどん感謝されるんですよね。
信仰は。
どんどん慕われていくっていう。
だから本人としては、
悪徳の限りを尽くしている。
自覚をしながら行動しているんですけど、
結果として領民とか周りの人からは感謝されたりとか、
本当に正義の人だ、みたいな感じで、
勘違いされるっていう、
ここの認識のズレが面白い作品です。
コメディだね、結構ね。
コメディだね。
主人公の意図と周りの認識のズレが楽しい、
そういう話が好きっていう人は、
この作品オススメですね。
主人公は悪いことしてるつもりで、
実はいいことしてる。
悲しんでる人はいないんだね。
いないっていう。
そこがこの話の面白いところですね。
悪徳だから贅沢の限りを尽くしてやるって言って、
思いつく限りの贅沢をするんだけれども、
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政官国家っていうのが重要で、
主人公の思いつく贅沢って、
惑星に収まっちゃうんですよ。
それも勘違いなんですけど、
周りからは質素な人だって思われる。
つつましいんだね、それはね。
屋敷が一つの都市ぐらいあるぞ、
これは贅沢だって言ってるんだけれども、
周りから見ると質素で機能的な屋敷を構えてるな。
そこのギャップも楽しい。
ちなみにさっき言った工事の存在である案内人が、
実は主人公をいいところに生まれさせた、
みたいなことを言っておきながら、
内心は後で落としめてやるみたいな、
こういう描写が入ってるよね。
工事の存在の人は、
悪い神様みたいな感じの人なので、
人の不幸を見て楽しむ、
それが家庭となってるっていう存在なので、
実は主人公に甘い言葉で、
先生を持ちかけたんですけれども、
実際は不幸のどん底に落として、
絶望のさせたいというので、
生まれ変わらせたんですね。
なんですけど、さっきの勘違いも相まって、
どんどんどんどん主人公を力つけていくので、
本当はもっと悪いことをしろって思ってるわけだよね。
悪いことをしろとも思ってるし、
何だったらば憎んでほしいのに、
どんどん感謝されるしと。
その案内人っていう存在は、
感謝とかそういういい気持ちっていうのに弱いから、
どんどんどんどん力を奪われる。
そこは何だろう、ザマーな要素があるわけ。
そこでもずれてるので。
ずれてるよね。
どんどん逆にいってるからさ。
主人公と周りの人間、世界が全く噛み合わないっていう認識がある。
俺は悪徳貴族だからなとかって言ってるんだけど、
周りの人はまたまたみたいな。
素晴らしい領主様になってるわけだね。
本当の善人は自分のことを善人とは言わないものです、
みたいな感じのことを言って納得をするっていう。
面白いな。
あとはあれだね、
これまで紹介してもらったタケシ君の好きな作品は、
傾向として、
ヒロインが主人公のこと大好きとか、
あとはハーレムものであるとか、
そういう要素が一貫してあったけども、
今回はどうなんですか?
自分が読んだところは、
まだハーレム要素もないのかなと思って。
タグに一応ハーレムとはついてるんだけど。
入ってるんだ。
じゃあ展開あるんだ。
結論から言うと、
今の時点でって言うんだけど、
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結ばれた相手は一人しかいない。
一途をやってるわけだ、悪徳領主なのに。
一途というか、
結局、慕われるっていう中には、
領主主人公大好きっていう人はいるんだけど。
けど、どこか主人公はこいつ残念なやつだな、
みたいな感じで、
手を出さないっていう。
モテはしてるんだけど。
主人公が女性不信みたいな、
人間不信みたいなところからスタートだからね。
嫁さんに企らされてるから。
だから女性にだらしないっていうイメージじゃなくて、
後派で一途で。
今結ばれてる婚約者とか結婚相手がいるんだけど、
に対しても、
主人公があそこまで欲しいと言った人は、
あなたしかいませんみたいな感じの、
すげえいいラブストーリー。
本人女性不信で辛いだけで、
結婚相手の人も不幸にしてやるって思いで、
くどいたっていうのがあるんだけど、
結果幸せになった。
全部裏目にね。
タグはついてるけど、
言うほどハーレムじゃないんだね。
言うほどハーレムじゃない。
珍しい。
けど読んで正解だったっていうぐらいに面白いね。
あと面白いのは、
時間の流れ方というか、
やっぱり領地がだんだん反映していく様を、
描くには普通の時の流れだと、
描ききれないからなのか、
設定が結構長寿。
そうだね。
科学技術とか発展してっていうのもあって、
50歳で1人前かな確か。
そのスパンで描かれていくよね。
簡単に10年過ぎるっていう。
発展していくのはやっぱり時間がかかるからさ。
10年が経って発展しましたって言われると、
それは受け入れやすいというか。
一般の領民と貴族で寿命は違うんだよね。
結局発展している領地の領民も同じく貴族。
科学技術がそこが大事で、
文明が入っていると同じような感じで、
50歳で1人前くらいの寿命の感じになるんだけれども、
惑星丸ごとが領地だったりするから、
その領地で自分の神様だって名乗って、
中世の貴族みたいな生活をさせている領地もあるわけです。
貴族によっては。
そこだと一般の我々と同じくらいの寿命で過ごしていたりとか。
中世の文化レベル以下じゃないかみたいな感じになってたりするから。
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この星には電気すら通ってないのかみたいなね。
そこの発展レベルも貴族の気分次第で変わっているので、
そこの差異があったりして。
そういうのも面白いっちゃ面白い。
よくタケシも言ってるのは、
書籍化された時にイラストが付いて、
こういうキャラクターの面構えだったんだ、
みたいなのがわかる楽しさがあるよって言ってたけど、
この場合は軌道騎士だっけ?
あれも描かれるわけだからね。
かっこいいデザインでしたよ。
またそこも気になってくるっていうことだよね。
そういう作品ですね。
花木くんどうですか?
ちょっと興味は引かれるよね。
今までの中では一番読みたいかなって思った作品ですね。
SF的な要素っていうところじゃなくて、
転生した主人公と周りとの認知の差っていうようなところ。
そこが俺の好みの話になってくるので、
その辺は読んでみたいなと思うところだったね。
好きだったらぜひお勧めだよ、これ。
主人公の思惑意図につくと上手いというか、
これがあるからこそって思ったんだけど、
その主人公が思っている自分の人物像を
ちゃんと見てる人も登場人物の中にいるわけ。
そいつだけはあなたの正体を暴いてやるみたいな感じで
周りがはいはいはいっていう感じで、
そんなわけないでしょみたいな感じで言われてるのも楽しい。
じゃあ本日は、「俺は青函国家の悪徳良種」。
これはどんな人にお勧めですか?
そうですね。先ほど言ったように、
認識のズレによって発生するギャグが好き。
そういうのが好きっていう。
勘違い系主人公の物語が好きっていう人は
お勧めかなと思います。
悪いことをしてるつもりでいいことをしてるっていうのはね、
結構好きですね。
結果がね、いいことに向かっていってるから、
割かし独語も爽やかな感じになるのかな。
っていうのがお勧めですね。
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