甘露の由来と意味
スピーカー 2
あの、素敵な言葉だなっていうのをね、日々見つけては、教養的にね、蓄積していけたらいいなっていう思いがあるんですけど、
今週いい言葉見つけましてね、知ってた言葉なんですけど、「甘いつゆ」と書いて、「甘露」と読みますね。
僕は、それは地元の焼酎、甘露、地元の焼酎、うちのもう親父もさ、あとうちのじいさんもね、飲んでるんで、
もう、うちの人間はこれを飲まなきゃいけないみたいなぐらいの感じで受け取っている芋焼酎があるんですね。
で、「甘露」と言われたら、もうそれしか頭に浮かばないぐらいのものなんですけど、
甘いつゆなのか、芋からね、さつま芋からできてるから甘露なんだなぐらいの認識でいたんだけど、
最近なんかちょっとラジオとか聞いてて、高男子の方がですね、「甘露であるなぁ」みたいないうふうな言い回しで、
甘露という言葉を使ってたんですよ。どういう意味だろうってまず思っちゃって、
まあそれちょっと調べたら、なんか結構ね、いい意味だったんで、これは覚えておきたいなっていうことだったんですけど、
まあ甘いつゆと書いて甘露なんですが、これまあ中国の古事聖語というんですかね、
昔の中国の伝説で、向こうのね天使、天皇ですが、いい政治を行った、治政を行った際に、
天から降ってくる甘いつゆ、何だそりゃとは思うんだけど、で、それが不老不死のいい意味の汁であると。
で、そういうのを転じて、まあとても美味しいものに対して言うとね、まあお酒とかね、ああ甘露であることよ、みたいな。
そういう使い方をしてて、そこを知ってから振り返って、俺の頭の中にある芋情緒に繋げると、奥行きが深まってですね、いい言葉知ったなと言っていきたいなと思ってね。
まあ単純に甘くて美味しいっていう意味よりかは、しかもなんか喉の渇きが言えるようなことを、特に甘露というみたいなさ、生き返った、みたいな。
めちゃめちゃいい言葉だなと思ってね。なんかその中国の伝説っていう蓄感もあるし、喉の渇きを癒して生き返った様を表す身体感もあるし、
おしゃれと思って、僕は今週、甘露という言葉をですね、学び直したというので、私のターンは一旦返します。
甘露の異なる印象
スピーカー 1
ちょっと今、高谷君がね、覚えたいい言葉に水を差す話をするんだけど、まあその言葉を受けてという話になりますけど、
僕ね、まあ甘露っていうのは地元のお酒の名前であり、もう一つ僕の中ではいやらしい単語なんですよ。
スピーカー 2
え、そうなの?
スピーカー 1
それはなぜかっていうと、例えば漫画とかの時の権力者みたいな、すごいお金とか、まあ権力は地位のある人たちが、
スピーカー 2
女性と何かをする時に、何かをして何かを舐める時に、甘露甘露って言ってるから。
スピーカー 1
っていうのを。
スピーカー 2
そんなの見たことねえよ、そんなの。
スピーカー 1
俺ね、それをね、何の漫画だったか何の作品だったか忘れたんだけど、なんかそういう使い方してるのを覚えてしまってて。
スピーカー 2
なるほど、ラブジュースを飲んでいる時の。
スピーカー 1
ヒヒヒヒ、甘露甘露って言いながら、今ね、小江くんの言う、まあね、不老不死みたいな感じに。
スピーカー 2
意味的には通るなあ。
スピーカー 1
意味的に通るから、というのもあって、僕の中ではちょっとやらしい言葉なんですよ。
スピーカー 2
オシャレに使おうとしてるところ申し訳ないんですけど、みたいな感じなのね。
スピーカー 1
ないんだけど、特にそういうシーンで言う人って、まあ僕らよりもちょっと上ではあるけれども、
そういう年齢の人なので。
スピーカー 2
すごいねえ、インプットであったんだ。竹下くんはその甘露を見たことがあったんだ。
スピーカー 1
あったから。
スピーカー 2
しかも数少ないサンプルがそういうシーンだったというね。
スピーカー 1
そういうシーンだった。だからいいもの、いい飲み物と。
スピーカー 2
いい飲み物。
いい液体。
権力者が、権力者のみが味わえるね。
スピーカー 1
なおかたに、ちょっとそういう下水の方が入ってきちゃってて、そっちの方がインプット強いからさ、覚えちゃってた。
スピーカー 2
絶対に忘れない覚え方だね。
スピーカー 1
やっぱ日常会話でも使わないからさ、甘露って。
前に酒飲んだ時に、いやあ、甘露だねとも言わないしさ。
スピーカー 2
それを言いたいっていう話だったのよ、今の俺のターンは。
でも言わない方がいいよっていうのを今もらってるわけだよね。
スピーカー 1
そうそう。僕はこういう、サンプルとしてね、僕自身がだけかもしれないけど、
Kouhei君とお酒飲み行って、Kouhei君が、いやあ、甘露だなって言ったら、こいつ下水やつだなみたいな感じで思って、エロいやつだなっていう。
スピーカー 2
もうちょい声のトーン落とした方がいいよみたいになるっていうね。
いい反論カウンター入りましたね。ちょっと使う気が失せた。
言葉の使い方と理解
スピーカー 1
っていう、まあなんだろう、だからその何、わりとさ、やっぱり日常的に出づらい単語って、そういう意味ではそういうふうな使われ方をする場合があるから。
スピーカー 2
じゃあもうさ、今思い出したけど、鬼滅の刃のさ、女の柱がいるんですよ、女性の柱が。
スピーカー 1
恋柱の人かな。
スピーカー 2
恋柱の人が甘露寺さんなんだ。
スピーカー 1
甘露寺さん。
スピーカー 2
すごい卑猥に見えてたわけね。
スピーカー 1
だってもう卑猥じゃん。あの人。あの人格好からして卑猥じゃん。
スピーカー 2
まあいい、格好からして卑猥ですけど、苗字もそんなに露骨に?ってたけし君は思ってたんだ。
あれか、じゃあジャニーズのグルーヴ名がセクシーゾーンぐらいの露骨な性表現だと思ってたわけ。
スピーカー 1
ゆうか君の人かなって思ってたんだ。
スピーカー 2
いやすごいな、見え方ってこんなにも違うんだな。
スピーカー 1
優女出身なのかなって思ってしまったぐらい。
スピーカー 2
名前から察する通りみたいな。すごいです。知らず知らずいい言葉のつもりで言っちゃったりするから。いい言葉なんだよ。
スピーカー 1
いい言葉だし、使い方としてはすごく正しくて、そういう意味だと良くない方向に知識を得てしまったがゆえの弊害というか、そのシーンも結局そういう意味で使ってるから、使い方正しいんですよ。
いやもう若返りよみたいな感じの使い方だし。
使い方正しいんですよ。ただシーンのインパクトが強すぎてっていう。
スピーカー 2
どうしてもね。
スピーカー 1
俺も読み込んでるわけじゃないんだけど、多分観音小説、特に上の人向けの観音小説だと結構多分そういう風な表現になるんじゃないかなと思う。
なんとかの壺から観音が溢れ出てみたいな。
スピーカー 2
古文、漢文から来てる伝統的な表現を上手く使ってたりするからさ。
スピーカー 1
するから、そっち方面に振ってこう。
スピーカー 2
いやーそっかー。正しい使い方なんだよ俺はっていう顔をして言えばいいのか。
スピーカー 1
正しい使い方ね。逆に言うとそっちの方も正しい使い方。ただ正しいが故に、先にインプットした方の印象が強いから。
スピーカー 2
なんでもないけど、読み方によっては下の言葉に聞こえる言葉とかもあるわけじゃん。
そうだね。つぼみとか。
つぼみとか。いやー私は何々精通してましてとか言うときに、精通したんですか?みたいな。
スピーカー 1
観音小説とか読んでると、つぼみっていう言葉がエロく聞こえたりするんですよ。
スピーカー 2
いろいろあるんですよね。
若葉とか。
あー、だけで?そんなものだけで?
スピーカー 1
そんなものだけで、エロく聞こえる、まあエロく言う方向に持ってきるようになっちゃうんですけど。
えー、そういうことですね。
スピーカー 2
観音小説は読まないほうがいいよって言ってるようなもんだけど。
いやー別に、それも一つの文化的な豊かさなんじゃないですかね。
スピーカー 1
っていうところがあるので、別に使って間違いでもないし。
使っていただくのはいいんだけど。
スピーカー 2
ちゃんとそういうニュアンスもあるにはあるぞっていうのを知っておいた上で使おうと。
だから観音って言ったときににやけたやつはストレスだって思う。
修正ができなくなる。
かしこまった席とかで言わないほうがいい。
正しい意味だったら。
スピーカー 1
正しい意味だから。
スピーカー 2
後ろにやけたほうが。
スピーカー 1
やけたほうがゲスのカングリだってことだもんね。
明らかに、小葉くん、よく知ってるね、そういう言葉っていう感じの関心の顔じゃない人がいたら、
こいつって思えばいい。
スポーツ新聞の観音小説が読んでるなみたいな感じで。
スピーカー 2
会社名にもね、よくよく考えたら観音ってあるからね。
お菓子の作ってる、グミとか作ってる。
スピーカー 1
あるから、別に間違った単語ではない。
ただ、あるシーンとか場面で使われることもあるから、
そういうふうに捉えちゃう人いるよっていうだけの話。
勉強になりますね。