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2024-05-29 18:13

ビフォア夜明け、湘南乃風フォビア

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「オールでカラオケ文化」を根絶やす
00:00
スピーカー 2
遅くなってごめん。いや、ちょっとね、出かけてたので。珍しく。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
君の方が出かけてるじゃないか。
スピーカー 1
出かけてるね。楽しかった。
うん、今日楽しかったね。
いいですね。たけし君が外に出かけるなんてさ。
まあ、珍しいは珍しいですね。
職場と家しか往復してないやつがさ。
正確に言うと、職場とパチ屋と家の往復なわけでしょ?
強く否定はしないけど。
お酒も召し上がってきたの?
スピーカー 2
まあ、そうね。ちょっと飲んできたね。
スピーカー 1
ああ、いいじゃない。それに比べたら、俺みたいなものはね、ゴミみたいなんです。
ドブみたいな酒を飲んできましてね。
とある業界団体の研修がありまして、そこでね、司会の大役を果たしてきたんですよ。
そこはそこで無難に終わって、知っての通りっていうか、僕司会をやるにはですね、声窒息みたいな不利な面があるわけですよ。
はいはいはい。
通る声ではないというかね。ボソボソってなんかさ、注意喚起みたいなのをボソボソって最初言ってたらさ、
乾杯の準備がありますので、バーカウンターは会場のこっちにありますんで、各自ね、そこで好きなドリンクを手に取ってお待ちくださいみたいなことをさ、
言ってたらさ、後ろの方からさ、他のスタッフ来てさ、
いや聞こえないよ、そんなんじゃ全然聞こえないよ、とか言われてさ、ちょっと嫌になっちゃってね。
盛り上げるところもあるんだけど、なんかもうちょいできたんじゃないのみたいな、かもなく不可もなくみたいなので、終わったんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
無事にね。その司会の内容自体も、俺的にはその、他の仲間が助けてくれようとして、別のマイクでね、ガヤ入れてくれたりもしてたわけ、他のメンバーが。
なんかそれもすごい、余計なことすんなよ、みたいにしか思えなくてね。
俺なんだよ、司会は、みたいな。
俺の司会が物足りなくなって、ちょっと声を足してきたな、みたいな受け取り方しかできなくて、ちょっとね、良くないなという感じだったんですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
反省会みたいな感じでね、スタッフだけで飲みに行ってさ、そこで2軒目行こうっつって。
またカラオケ行ってきたわけですよ。
スピーカー 2
どこ行くの、カラオケ。
スピーカー 1
好きな人がいるんだよ。替え歌みたいな感じで、なんとか飲むとこ見てみたい、みたいなので、曲の中でさ、どんどん飲ませていくわけ。
まあまあ僕も4,5杯一気してきましたけど。
スピーカー 2
大学生かよ。
スピーカー 1
大学生なんだよね。大学生なんですよ。
お前も歌えよ、みたいな感じでさ、1曲ぐらい歌えよ。
03:02
スピーカー 1
いやな、飲みたいだな。
僕もさ、歌もそんなに人前で歌いたい方じゃないからさ、うわーどうすっかなーとか思ってたんだけどさ。
冷めさせたくないからさ、なんか盛り上がるやつ盛り上がるやつって思って、騎士団のワンナイトカーニバルを入れてきたんですけれども、まあ滑ったね。
まあ滑りきってもいないんだけど、あったかいこのバーみたいなとこだったからさ、他のテーブルのおっさん連中もさ、合いの手入れてくれるわけ。
スピーカー 2
エンジェルって。
スピーカー 1
ただ俺がほら、セリフが多いじゃん、あの曲。
あそこちょっと途中から恥ずかしくなってきちゃってさ、なんかもじもじしちゃって、ちょっとそれで場が冷めたりして、もう二度と歌わないって思ったんだけど。
あともう一個その余談だよ、すごい余談なんだけど、他のテーブルのおっさん連中もさ、40、50ぐらいのおじさんたちですよ。
歌ってるわけ、なんかエグザエルとか歌ってるわけ。
エグザエルも10年前とかのね、曲だからさ、まあ歌っててもおかしくないなとは思うんだけど、なんかすげえ若作りに感じちゃってさ。
頭髪も交代したさ、ロマンスグレーのおじさんが歌ってるわけですよ。吐息混じりの歌声みたいな。
だいぶエグザエル風発声のやつで、すげえな、ようやるなと思ってんだけどさ。
まあその別の曲で、まあこれも俺たちのさ、天敵だよね、湘南の風を入れてくるわけだよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
水蓮花かな?どっちかな?
スピーカー 2
あの、目を閉じれば水蓮花。
スピーカー 1
それが水蓮花?
あ、違う。
スピーカー 2
ん?
スピーカー 1
違う、それが、えっと。
純蓮花?
スピーカー 2
純蓮花。
水蓮花は、
スピーカー 1
水蓮花は、
あーあーあー。
あ、それそれそれそれそれそれそれ。
スピーカー 2
夏のじゃんぼりーだよ。
スピーカー 1
めっちゃゴリゴリなんとかね。
あ、濡れたまんまで言っちゃって。
最悪の掛け声ね。
まああれをですね、こっちもさ、ワンナイトカニバル乗ってもらったお礼に、おしぼり振り回してたんだけど。
まあそれはいいんだよ。
おじさんたちと俺らの中でそれで盛り上がるのはいいんだけど、またちょっと嫌な気持ち思い出しちゃってさ。
まあ天敵なわけじゃん。
スピーカー 2
あ、あ?
スピーカー 1
湘南の風って俺たちの天敵なわけじゃん。
俺とたけしの。
スピーカー 2
一緒にはしないでほしいけど、言いたいことはわかるよ。
スピーカー 1
決して交わることはない。
スピーカー 2
避けては来てないけれども、会ったことはない感じかな。
スピーカー 1
避けてないの?
避けてはいないよ、別に。
嫌だなって苦しく思ってる対象じゃん。
スピーカー 2
ではないけど、でも会ったことはないよ。
いや別に、いい格好したいわけではなくて、本当に目の敵にしたことはないので。
スピーカー 1
何の話につなげたいかっていうと、僕の妻がどっちかっていうとそっちが好きな方のトライブなんですよ。
06:02
スピーカー 1
種族なんですよ。
これが一番価値観が違うとこなんじゃないの?っていうのでね。
スピーカー 2
まあ夫婦感でね。
スピーカー 1
あのPVが流れてたわけ。
チンピラみたいなさ、本当は育ちがいいくせにチンピラぶってる奴らがステージでタオル振り回してマイク片手にがなってるわけですよね。
で、その周りに水着のお姉ちゃんみたいな感じでさ、絶対混ざりたくないねみたいな。
そういうふうに思ってるあの画面の中に、実はその嫁の魂というか、嫁の気持ちはあそこにあるわけだよ。
スピーカー 2
おー。
スピーカー 1
なんか急にスピリチュアルな言葉を使ってしまったから困惑させたかもしんないけど。
スピーカー 2
ほんとだね。今ちょっと何も言ってんだと思ったけど。
スピーカー 1
あの画面の中にいたい人。あの画面の中で一緒に盛り上がりたいという気持ちを持てる人。
はいはいはいはい。
俺はもう絶対あの画面の中に入りたくない人なわけじゃん。むしろもう画面を見ることすらちょっと嫌な人。
はいはいはい。
すげー価値観違うなーって。
あの曲を見るたびにさ、聴くたびに思ってるからさ、余計にがにがしいわけ。
今日、ま、今朝ね、帰ってきて、「いやー隣のおっさんグループがさーっつってね、湘南の風歌ってたよーっつって言ったらさ、めっちゃいいじゃん!」みたいなこと言うわけ。
最高じゃん盛り上がったでしょみたいなこと言うわけ。
俺は盛り下がってんだよ。深夜3時のさ、カラオケバーでさ、盛り下がってんだよ俺は。
もう私好きみたいな、めっちゃ盛り上がるみたいなこと言ってるわけだよ。どうしたらいいの?
スピーカー 2
えっとごめん、えっと、どうしたい?
スピーカー 1
まずは俺のこのね、乱れに、知事に乱れた気持ちをたけし君に整理してもらいたい。
俺はどうなってんだよ。
スピーカー 2
えっと、すごく端的に言うと、うん、酔っ払ってたんだろうなっていう感じかな。
スピーカー 1
酔っ払ってるよ。だって、嫌だなって思いながらも、ワンナイトカニバルの愛の手のお礼で、おしぼり振り回してんだよ。
スピーカー 2
振り回してるし、気持ちを整理すると、うーんと、なんか落ちにいってる感じはするよね。
スピーカー 1
どういうこと?
スピーカー 2
要はさ、もうわかりきってる答えなわけじゃん。
スピーカー 1
好きなのは知ってるからね。
うん、知ってるから、この時に、ああ大変だったねっていう値切れの言葉が出るわけじゃないじゃん。
スピーカー 2
むしろ、後輩君の予想通り、「ああ、じゃあ楽しかったんだね」みたいな感じの返答になってるわけじゃん。
それで落ち込んでるわけでしょ?
スピーカー 1
落ち込むのかな?
スピーカー 2
まあ、「ああ、やっぱりか」みたいな感じで気持ちは上がらないわけじゃん。
09:04
スピーカー 2
後輩君は多分精神的に落ち込みたかったんだろうなって思ってる。行動がすべて落ち込みにいってるなって思ってるけど。
どっかしらで克服したいって思いがあんのかもしんないけど。
スピーカー 1
たけし君もさ、やっぱり湘南の風とか好きな女って好きにならないでしょ?
スピーカー 2
そこで判断はしないけど。
スピーカー 1
好きな音楽は何?属性を表してないわけ?
スピーカー 2
極論さ、湘南の風が好きだから、ああこいつヤリマンだなって思う人ではないので、僕。
スピーカー 1
お互い好きなものに関しては、別に否定は基本的にはしたくない。
常識のある人であればそんなことは絶対しないからね。
何だったら放置してほしいっていう。
スピーカー 2
一切口を出さないでほしいって思う人なので。
スピーカー 1
相手の趣味のどれか一つ捕まえて、趣味悪いねっていうのはもう、人格破綻者の社会不適合者のやることですからね。
スピーカー 2
変な話、それこそスマップのセロリの音じゃないんだけどさ、僕だって嫌いな食べ物はあるんですよ。
嫌いだからって言って、相手に食うことを強要するのはおかしな話なわけじゃん。
スピーカー 1
ただコウヘイ君は嫌いなのでフリに行こうとするから。
スピーカー 2
あざわざ君の嫌いな領域に入ってて、あ、やっぱり嫌いだったなっていう再確認をするっていう、よくわからないターンになってる。
スピーカー 1
若干その、ハサブタ剥がしみたいな遊びになってるんだけど。
スピーカー 2
あ、まだ剥がしてはダメだった。
スピーカー 1
まだ剥がしてはダメだった、この傘。
でも気になるからみたいなところで書いちゃうみたいな、そういう感じに近いのかな。
どうなんだろう、やっぱりその、自分と嫁が出会う前の話であるからさ。
まあ、嫁と湘南の風が出会ったのはね。
大人だからあんまりね、そこをほじくらないけど、お前結構遊んでんなみたいなエピソードがポロポロ出てくることはあるわけ。
その辺の遊んでる、飲み歩いてる感じのが、湘南の風には割と地続きというかね、神話性が高い、そういう音楽じゃん。
サンプル1だけどな。
松剣サンバー2を好きな人が一気飲みとかしそうじゃないじゃん。
例えが悪いんだよ。
僕らが好きなバンプで張りいっちゃう。
バンプオブチキン好きな人に、そんなパリピみたいな人はいないわけですよ。
いや、いると思うんだけど、多数派ではないかもね。
僕なんか、一切遊ばずに人生歩んできてさ。
例えがね、出会う前の嫁は、バイト代のほとんどを酒につぎ込んできたみたいなことを言うようなやつなんですよ。
12:08
スピーカー 2
ここで言う孔平君の遊びって何?
スピーカー 1
カラオケみたいな、そういう遊びですよ。
スピーカー 2
一切してこなかったと。
スピーカー 1
一切っていうのは嘘だけど、自分から進んで楽しくオールしたなんてことはないわけですよ。
だいたいなんか、ここで帰ったらノリ悪いよなみたいな義務感。
そういう同調圧力に負けていったようなやつばっかりだから、タンバリンだけ叩いてるみたいなさ。
そういう自分自身への遊べてないムカつきもあるし、遊んでるやつに対するムカつきもあるわけ。
スピーカー 2
ここは単純に嫉妬だよね。
君が言った遊びっていうのを楽しめる人楽しめない人がいて、君は間違いなく楽しめない人なわけですよ。
だけど楽しそうにしてるやつを見て、ちくしょうって思ってるって話ですよ。
スピーカー 1
陰のものから見た陽のものに対する憧れもありつつ、誰が憧れてやるか馬鹿野郎みたいな、そういうめちゃくちゃな感情になってるわけですよ。こっちとしては。
スピーカー 2
憧れはあるんだろうね。
スピーカー 1
憧れはあるけど、そこを認めてしまうと、太陽の光浴びたドラッケラよろしく消え去っていくわけですよ。
スピーカー 2
たぶんそれを否定して積み重ねていったものが崩れるから足場がなくなっていく。
スピーカー 1
アイデンティティーがグラグラになりますからね。そこを認めるわけにはいかないわけ。
あんなものが楽しいわけないっていうスタンスは崩しちゃいけないわけ。
でもそれを楽しかったって言ってね、私の青春時代はもう、あれで悔いなしみたいなことを言うわけだよ。
じゃあ結婚後は何なの?みたいな。楽しんだから落ち着きましたみたいなことじゃん。いやいや、俺まだ楽しんでないけど。
スピーカー 2
楽しむつもりもないじゃん。なんて言うんだろう。認めないよね。
スピーカー 1
そこは認めずにいこうよ。
スピーカー 2
そういう人たちがいるっていうのはさ、もう普通にあるわけじゃん。
スピーカー 1
要の人たちね。
スピーカー 2
要の人たちというか、そういう人たちがいるってことは知ってて、その人たちを知ってるだけで終わらないのが不思議だなって思う。
スピーカー 1
ネタ見焦がしに行くわけですよ。
スピーカー 2
そうそう。そこがさ、多様性からかけ離れてる考え方だなと思って。
たけし君は別にいいじゃんっていう種族なわけでしょ。
なんだったら僕も楽しめるし。
スピーカー 1
いやいやいや、こっちのものだよ。行くな。行かないでくれ。
スピーカー 2
ただいざ行って参加することになればその場は楽しめる人だよ。
スピーカー 1
騙されるな。騙されるな。
15:00
スピーカー 2
誰も騙しに来てないよ。
スピーカー 1
目覚ませて。
スピーカー 2
あくまでもこれって何かっていうと、自分にストレスかけたくないからっていうのもあるわけでしょ。
今ここで堅くなりに我慢するとストレスだから、それだったら楽しんだほうがいいじゃんっていうだけなんですよ、僕はね。
で、こうへい君のことで、多様性に逆行するような排他的なと言いますか。
スピーカー 1
いや、なんかね。
スピーカー 2
ちょっと排他ともちょっと違うんだけどね。
スピーカー 1
多少はやっぱり憧れがあるからさ。排他になってない。
スピーカー 2
排除したいわけじゃない。
スピーカー 1
好きならばそっちに行きたいんだけど。
スピーカー 2
で、結局行ってうまくできない自分に絶望して入ってくるみたいな。
そうですよ。
不慣れなことというか、やってきてなかったことだから、最初というかさ、絶対それ失敗するわけじゃん。
こればっかりは回数こなすときにどっかのきっかけで楽しいってなる感覚があるんじゃないの?
スピーカー 1
今更ね、そんなこと言われてもっていう感じだよ。
スピーカー 2
これ言おうが言うまいがさ、ほっとしても君だってそこに首突っ込んでいったらさ、そのうち気づきがあるんじゃない?っていうだけの話だから。
僕は行くなと言うともにもないし。
スピーカー 1
結構先輩主導の飲み会なわけだよ。
で、この集まりって45歳定年なのかな。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
だから来年とか徐々にその先輩とかも抜けていくわけ。
スピーカー 2
君が多く出す立場になるね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
で、そうなったときに俺、こんな4時までの飲み会とか企画できるかって問われると、答えはノーなんだよね。
一次会まででしょ、企画するのは。
組織としてオフィシャルな動きは一次会までですよ。
大体大人のたしなみとして二次会はある。
それは終電内ね。
一部の専営化したゲリラ組織みたいな人たちが毎回4時までやるわけよ。
俺も結構な数そこに付き合ってると。
あしき伝統としてここまでなのか。
スピーカー 2
二次会で帰りゃいいんじゃねえのって思うけどね。
スピーカー 1
引き継げるとも思わないし。
スピーカー 2
だってそれこそ三次会、四次会なんて行きたい人が行くやつなんだからさ。
その団体の人たちが全員そこに参加してるって言うんだったらまだわかるけど。
スピーカー 1
うーん、五分の一だね。五分の一の参加。
スピーカー 2
それでいいんじゃないですか?
スピーカー 1
まあいっか。そこまで真似なくても、引き継がなくてもね。
だって意味わかんないんだよ。君も嫌なのに4時まで飲むって意味わかんないじゃん。
スピーカー 2
君が頭取ってって。
そんな意味わかんねえよ。
スピーカー 1
湘南の風邪効かされるし。
スピーカー 2
一気させられるし。
18:00
スピーカー 1
行きたいとかやりたいんだったらそうすればいいけど、やりたくないんだったらやらなくてもいいんだから。
そうしよう。やめやめ。解散だ解散。中止だ中止。
18:13

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