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ということでですね、来週の今頃、日本全国ですね、何だろう、という気持ちになっていると思うんで、
一足先に未来人の我々がですね、その辺のモヤモヤをですね、解消していければと、いうことなんですけども。
まずはですね、耳をすませば、それは何かと。1989年に少女漫画雑誌リボンで連載された普及の名作ですと。
1995年にはアニメーション映画が公開され、今なお色褪せない青春映画の金字塔として、映画史に刻まれています。
それがね、2022年、中学時代の甘酸っぱい青春時代はもちろんのこと、完全オリジナルの10年後の物語も加わって実写映画化。
大人になった月島雫雄生の奈々さん、天沢誠司君を松坂透里さんがダブル主演で演じていますと。
はいはいはい。
まあもう一番大きい感想を言っていいですかね。10年後っている?っていう、まあ。
打足感を感じているわけですか。
一番部粋な大きい感情があるんですけれども。見たいようで見たくない。
ほうほうほうほう。
これだったんじゃないかなと。ジブリ版のね、アニメ映画が、なんとも言えない僕らの青春時代ともリンクしてね。
こういう青春もあるのねみたいな。土器も抜かれたわけですよね、僕らは。
そのアニメ版、ジブリ版のラストで、結婚しようって言ってるよこの人たちみたいな。
まあそこはあったね。
ドンキーで頭を殴られたようなラストが。
あと個人的なことを言えば、何をやってたんでしょう僕らは。
熱に浮かされたようにですね、耳を澄ませばのアテレコというんですか、アフレコというんですかね。
吹き替えをしておりました。
本当に熱に浮かされてた。
これは何だったんだ。まさにね、中2、中3ぐらいの時期だよね。
いたたまれないようなことをしていたわけですよ。
なぜとしか言いようがないんですけど、因縁がある作品ではあるということですね。
これを実写化されるということですね。見ざるを得ないと。
10年後?しかも実写化?大丈夫かと。
簡単にあらすじ。読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子、月島雫。
彼女は図書貸し出しカードでよく見かけるある名前が頭から離れなかった。
天沢誠二。どんな人なんだろう。
あるきっかけで最悪の出会いを果たした二人だが、誠二に大きな夢があることを知り次第に惹かれていく。
自分自身も夢を胸に抱くようになったが、ある日誠二から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、
離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、また必ず会おうと誓い合う。
それから10年の時が流れたと。
元気は98年。
雫は自動書の編集者として出版社で働きながら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。
もうダメなのかもしれない。
そんな気持ちが大きくなるたびに、遠く離れたイタリアで奮闘する誠二を想い、自分を奮い立たせていたと。
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戸惑いもどかしい日々を送っていたが、誠二にとっての支えも同じく雫であったと。
ある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか、選択を迫られる。
答えを見つけに向かった先は、てんてんてん、ということですね。
たけしくんが見てないところまでがあらすじになってるんじゃないかという気はします。
見てないところがありますね。
はい、ということでね、ここからはネタバレでたけしくんに教えてあげる感じになるんですけれども。
仕事でですね、ちょっと挫折するわけです。
担当の作家さんに、ちょっと担当やめてくださいと言われるようなね。
うまくいかなくなってるわけですよ。
物語に対する心構えもね、あの頃のようにはいかずと。
まあだんだん擦れていく。
そんなときに担当作家さんから担当降りてくれって言われてね、まあへこんでしまうとね。
で、そこで彼氏に励ましてもらおうと、安心イタリアへ渡ると。
いう話でですね、うーんと。
うーん、まあいいけどみたいな感じでですね。
そうですかーって。
うんと飛行機にね、飛び乗りまして。
行ったイタリアではね、おお!みたいな感じでね、なんか対してあれ?なんか久しぶりに会ったわりに軽い向かい方をされてね。
しかもセイジ君はバンドをやってるんだけど向こうでね。
そこにはなぜかちょっとイタリア美人みたいな人もいて。
セイジ君とね、雫が。
ディナーを済ませ、ちょっと部屋来るみたいな雰囲気になるわけですよ。
そこでさ、まあちょっと昔話なんかしてさ。
ああなんかやっぱり、ね雫もね、なんかああやっぱり元気になってきたみたいな、昔思い出してね。
私も頑張るみたいな言うときに、トントントントンってね、部屋をノックする音ですよ。
ここにはなんとあのイタリア美人。
はいはい。
もうあなたのことが好きなのとか言ってるわけ。
行かないで、みたいな。
えーというですね、シュラバがやってきて。
うん、モテモテやなーって。
雫はもう戸惑いね。
なんかもう呆然としたまま飛び出していき。
そのまま日本に帰ってきて。
まあ同級生のね。
最悪だ。
そう、あの友達のところでさ、別れてきたとか言うわけ。
別れたの?みたいな。
おおおおおおお。
みたいな、お前らの10年何だったんだ?みたいな感じでやるんですけど。
えーまあセイジ君が追っかけてきてですね、日本に戻ってきて。
俺日本で頑張るよ、って。
結婚しよう、つってね。
またあの丘でね、プロポーズしたというところで。
めでたしめでたしというですね。
そういうお話でございますよ。
まあ君がいろいろはしょってるところはあると思うんだけど。
俺がはしょってる。
俺がはしょってるが、大枠こういう話です。
なんなんていう感じなの?
うーん、その横槍入ってくる感じいらないなーとは思ったよね。
まあこういうふうにはしょった部分のせいかもしれないけど、
僕は今雫になんなんって思ってるんだけど。
そう、なんなんなのよ。
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イタリア美人が本命ではないということをわかってほしいよ。
なんで帰っちゃうんだ、それで。
本命っていうか、別にそういう関係でもないでしょ。
そういう関係でもなんでもない。
もうもらい事故みたいなもんだよ。
それでね、別れてきたって言える、
その重たいのか軽いのかよくわかんないみたいな。
冗談のきりイタリアに何しに行ったんだよ。
お前直前までやっぱ元気出たって言ってた。
何かを取り戻してたのに。
なんなんって思っちゃってさ、まあしょうがないんだよ。
物語の岐阜がないからそうしないと。
一旦どん底に落ちてからの、やっぱり幸せになりましたからね。
まあ見る人は見たいわけですから、どん底に落ちる過程が必要だったと。
それがあまりにも雑すぎる、というですね。
いやー、せいじ君かわいそうだよ。
かわいそうというか、まあなんか。
仕事と私どっちが大事なの?って。
これはですね、せいじ君の物語だったんだなというのが、
僕の見立てというか、物語の構造がそうであったということです。
その根拠に、物語の中で大きく三部構成になっておりまして、
一番最初のシーンが、大人になった雫が一人で歌っているシーン。
翼をくださいをね。
謎のテンポ感のね、何そのリズム感っていう翼をくださいが歌われるんですけれど、冒頭で。
で、中盤イタリアで出会った二人は元気が出たっていうのは、翼をくださいを合奏したんですね。
なるほどね、せいじ君の演奏で。
チェロで伴奏してしずくが歌う。
で、これは中学時代にも、ちぎり屋っていうね、あそこで一緒に歌って、心が通じ合うっていう素敵なシーンがまた思い出としてね。
思い出と現在が重なって元気が出たっていうね、あの時の気持ちを取り戻したみたいな、そういう中盤のシーン。
で、最後。最後はチェロの独奏なんですよ。
しずくが帰った後、せいじ君をおもむろにチェロの独奏をイタリアの市街地でやって。
翼をください。
翼をくださいのチェロの独奏をして、何か心を決めて日本に帰国するんですけども。
つまりこの三部構成になっていて、これはどういう時系列になってるかといえば、その待ってる人しずくから、実際二人はイタリアで会って。
で、最後、せいじ君が日本に帰ってくるという時系列なんだけど、せいじ君がけじめをつけるというか。
もうもらってやるしかないよなという覚悟を決める物語であったというね。
お二人でも25とかでしょ。
25ですね。はい、25でした。
そこに至るまでの物語であったというだけ。
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なるほど。だけと言いますか。
で、僕たちはジブリ版でね、同い年の中3がね、あんな夢を追いかけてさ、お互い信頼し合って結婚しようとか言っちゃうんだみたいな、進んでるみたいな感じに思っていたのが、はい。
この10年後の物語で僕たちはですね、精神年齢的にも実年齢的にもだいぶ追い越してしまい、25歳のね、すったもんだを冷ややかに見。
せいじ君に対しては、けじめつけたなぐらいの感じで受け取ってしまうというですね。
もう土台、僕らを感動させるには無理な大前提ということになっていたと。
なんだろうね、どうしたかったのかという話はちょっとあるんだけど、まずじゃあ僕がちょっと挫折した理由を喋ったほうがいい。
まずじゃあ、どこで君はプライムビデオをね、閉じたのかと。
本当に序盤も序盤というより、過去の回想がきつかったというのが一番でっかくてですね。
じゃあそれ何でだろうと言うと、ジブリアニメだとか、せいじ君はバイオリン職人になりたいって言ったわけじゃん。
バイオリンを作る人ね。
じいちゃんのツテで弟子にできそうだから、俺はそこに行って、そういうことをやりたいなっていう夢を持ってたわけですよね。
それがまずチェロ奏者に変わってると。
そこを変えたのに、なぜ幼少期のシーンのセリフはジブリのあれまんまなんだよっていう。
そうね、完コピしたいのか、変えたいのか、どっちなのか。
どっちなのかだし、そういう意味だと、やっぱりアニメと実写と違うなっていうところのやつなんだけど、やっぱりセリフ話がそのまま過ぎて、これはね、たぶん僕らが覚えてるから。
僕らは全文字を越しして、完コピしたから。
したからわかるところなんだけど、こんなにまでちゃんとやらなくていいじゃんっていうぐらい、
しずくとかのキャラクターが、アニメのときの。
またソダクスが増えちゃうじゃない、みたいなね。
あるから、それが逆にアニメだから許される演出なんだなっていうのがわかって、っていうぐらいちょっとそれが辛かったんだよね。
コスプレ感というか。
なんかそう、劇感というか。
ところどころ全く同じセリフ言ってるから気持ち悪くていいのであって。
まあ原作にある程度忠実にやってるのかもしれないけど、やっぱりその舞台装置として違うからさ。
だからやっぱそれに合わせたセリフ回しはするべきで、それがされてなかったからちょっとしんどかったなという感じですね。
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だから過去の回想シーンを見るのが辛くて、また見てやめたと。
こっから先全部これ出てくるの?と思ったらちょっと耐えられなくて、見るのをやめたという。
そういう意味ではジブリ版と結構違う場所っていうので、
たぶんおそらくほうが許せないってなる人がいるんじゃないかなっていうポイントはこれもあって。
そもそもやっぱり翼をくださいですよね。
そうですね。そこはありました。
そこはまず引っかかりポイントで。
案件の問題もあったんだろうとは思ったけど。
案件の問題は大いにあるし、今回の物語自体が子供の頃の気持ちと今の気持ちっていう対比があるから、
歌的には翼をくださいの方が合ってるんだけども、でもカントリーロードでしょみたいな気持ちが混ざってしまうっていうね。
カントリーロードでしょうだし、さっきコウヘイくんは対比って意味で翼をくださいで合ってるって言ってたけど、
政治君側の視点から見てもカントリーロードじゃない。
カントリーロードで帰ってくる話なんだから。カントリーロードでいいじゃねえかよ。
翼をくださいに関しては、もう俺たちの中ではエヴァンゲリオンじゃんみたいになっちゃうっていうね。
そうそう、エヴァンゲリオンなんだよ。
直近でやったやんみたいな。
邪魔なんだよ、エヴァンゲリオン。
そうなんですよ。エンディングも翼をくださいが流れるんですけど、なぜか女優のアンさんが歌ってるっていうね。
なんで?って思ってしまう。とても上手なお歌なんですよ。なんで?って思ってしまうっていうね。
イタリア、フランスだし、あの人フランスだし、みたいな。イタリアじゃねえし、みたいな気持ちにすげえなる。
まあいいんですよ。テーマには沿ってるんで。まあいいでしょうと。まあいいでしょうが、僕のカントリーロードから翼をくださいの改編のお気持ちですね。まあいいでしょう。
あともう一つ。
一旦飲み込みましょ。
さっき竹吉くんが言ったバイオリン職人がセロの奏者になると。俺はまあいいでしょうなんだよ。
俺もいいでしょうなんだよ。
あの、やっぱり演奏シーンっていうのは物語上のね、大事な起伏になるんで、バイオリン作られてもなあみたいな。
ちょっと映画として弱いよねみたいな。
原作も別なんだよね。
原作もなんかちょっと忘れちゃったけど、バイオリン職人ですらない。それを宮崎駿さんが、まあ原作レイプですよね。
いろいろ変えてこうなったという話ですね。
僕も思ったんですけど、やっぱりジブリ原理主義の人の激凛に触れるんじゃないかというところがですね。
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浜沢誠二くんのおじいちゃんというですね、結構重要なキャラクターいるんですけども、まあ彼がデバフがかけられてると。
デバフ?
ナーフされたと。なんでそんなゲーマーみたいな言い方にしてしまったのかわかんないですけど、弱体化してるわけですよ。
ジブリ版ではどうだったかというとですね、なんだかんだあってね、誠二くんに刺激されて、しずくが物語を一生懸命書くわけですよ。
ポロポロのね、不出来な、それでも情熱込めて作ったものを一番最初に読んでもらうのがこのおじいちゃんなわけです。
そうですね。
そこで、まあまずいものではあるっていうね、評価をしながらも、あなたは素敵です、よく頑張りましたねって言われるところで、
なんかああ良かったねっていう、まあそういうちょっと名シーンがあるわけですよ。
ね、こういう大人に読んでもらえる、まあしかもね、バロンの物語、あの人形のね、物語っていうのがこのおじいちゃんのお話ともクロスするところだから、
ゆえに大事なお話ではあるんですけれども、これをおじいちゃんに読んでもらって認められるっていうところが、まあしずくの成長端の大事なシーンなわけです。
いやなんならその恋愛云々じゃなくて、そこがメインだったりするわけですよ。
あ、そうですね。過去編のところで。
そうです。で、これがですね、実写版になるとですね、この人形バロンのお話を書いてはいるんですけれども、最初の読者はセイジ君になるわけですよ。
はいくそー。はいくそー。
まあ恋愛がメインだから、ほらそこはね、やっぱセイジ君で、鉄道鉄尾セイジ君で行くぞと。
はいくそー。はいくそー。
で、おじいちゃんはもうなんか、お雑かしいことを言う人みたいな感じになってて、あなたの心の声を聞きなさいみたいな適当なことを言っててね。
説教たれてくるやつみたいな感じにですね、弱体化しておりにして。
もう俺たちのおじいちゃんじゃなくなってたわけです。
おーなるほどね。
ということでね、ここがもう一番ジブリ原理主義者のですね、激励に触れるんじゃないかというところの、セイジ君のおじいちゃんの弱体化というところですね。
いい言い方よ、いい言い方。
あともう一つね、めちゃめちゃ引っかかるポイントです。
俺たちが見た耳を澄ませば、かつて憧れた耳を澄ませば、最後結婚しよう、プロポーズしてたわけですよ。
まあ、この子たちったらと、なんならもうちょっとトラウマですよね。あんなもの見せつけられたらね。
ただ、今回の実写版ではですね、どうやらプロポーズしてないと。
ほうほうほう。
なので、いたずらに10年待たされてる雫という状況があるわけです。
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ほうほうほう、いたずらに。
そう、なんなの私たちっていうところでイタリアに行くわけなんですよ。
ほうほうほう。
なので、さっきのイタリア美女との横槍が入ると、あんたにぐらついてしまって。
なるほど。
それを追いかけて、せいじ君は責任を取らされて。
取らされてって。
なーねーなーみたいな感じで結婚しようっていうのが最後なんですよ。
なるほどなるほど。
こいつら10年何してんのっていう気持ちにすげーなる。
だから付き合ってただけなんだね。
付き合ってて、もうほんとにひたすら遠距離で、え、1回も会ってないの?みたいな感じなわけですよ。
付き合ってるとも言えねえのかな。
はいはい。
だから彼はずっと10年間変わらなかった。
けど雫が変わっていってしまって、イタリアに来てしまったと。
その結果、せいじ君も変わらざるを得なかったと。
このようなですね、僕もね、やっぱり結婚を決めたときの気持ちがちょっとわかる。
あの、積み上がるゼクシーをした。
そうそうそう、もう詰んだなみたいな。
別に嫌だったわけじゃないでしょ。
嫌なわけではないんですけど、だからせいじ君のこの気持ちもすげーわかる。
嫌ではないんだけど、もうそろそろ俺もはっきりしねえとなみたいな、そういうお話だったわけで。
なんだろう、なんら憧れないよね。
10年後ここの場所でまた会おうつってね。
10年前にプロポーズしていて、夢を果たして帰ってきて、で10年経ちましたって言うんだったら、
まあ物語としては何の起伏もないから面白くないんだけど、それだったらまだね、男はまさはせいじだなと思うんですけど。
ちょっとそのプロポーズの順序っていうのがやっぱり、はい、引っかかるっていう。
あとはですね、小ネタですね。
小ネタあるの?
中学時代の甘沢せいじ君はですね、痛い、というか共感性周知が発動するところなんですけど、
かっこつけてる演技なんだと思うんだが、常にうっすら両手の親指がズボンのポケットに入ってんのね。
この不自然さに気づくとずっと面白いっていう。
そしてちょっと恥ずかしいみたいな。
まだ中学生だからさ。
立ち姿がなんかあれ、なんか立ち姿に違和感あるなと思ったら、常にうっすら両の親指がズボンのポケットに入っている。
かっこいいのかそれみたいなのに気になりだすとね、ちょっと恥ずかしくなってくるっていうね。
イキってる感じ。
マイケルジャクソンみたいな感じで、ちょっと親指が入ってるんですよ。
なんか、まあ後輩に言いたいわ。
その後輩のその癖を見抜いたのが、俺を処女中だと言ってた友達だったの。
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僕まで思います。
女性に指摘されるっていうのはもう一番、その日からやめるやつだよね。
後輩には言ってないよ。だから後輩自身には言ってなくて、
あの子いつも親指ポケットに入れてるねーっつって。
俺はそいつの歩き方の真似つって、親指ポケットに入れて歩いてる。
励口じゃねえか、ほとんど。
いやいや、本人の前で言ったから。
まあちょっとそういうところがですね、We are the world時代のマイケルジャクソンをですね、ホーストさせて辛かったと。
We are the worldだよ。
We are the worldなんだなと思って。
うん、かっこよくないよっていう気持ちになったっていうね。
あとはですね、あとはそのタイトルにかけて、うまいことやろうとしてるのかもしれないんですけども、
あとはその原作にもあるシーンらしいんだけど、
何か素敵なものに触れた時に心が動くという時に、
あの水滴がポツンって落ちてきて波紋が広がるみたいな。
でその水が落ちる音が聞こえる。
耳を澄ますと音が聞こえるっていうシーンがあるんですよ。
まあそれって、せいじ君とかしずくのみずみずしい歓声を表現していて、
それは原作にもあるんだって。
ただ今回の映画だと、たけし君はそこまで見てないと思うけど、
例えば猫の人形バロンを見たときに、ポツン、某ハゴロムフーズにしか見えないシーンが流れるわけですよ。
何がいいのそのシーンって思って。
ハゴロムフーズがいってな。
波紋がシャーって広がるんですね。
やめたほうがいいよっていう。
なんだお前アンチか。
いなたい感じがしましたね。
いやー、何だ文句あんのか。
文句はない。本当にね、頑張ったなと。
いやー、まあ冒険ではあったと思うんだよな。
なんかね、やっぱりたけし君は原作再現シーンを見てらんない、痛々しいと言ったんですけど、
僕はもう少し寛容に見ていて、やっぱり原作のシーンってすごい覚えてるし、
日常系のようでいて、忘れがたい、いいシーンだなとは思ったのね。
それはこの実写化画っていうよりかは、実写化を通して見ても、あのジブリ版のあのシーンってやっぱ覚えてるなあ、すごいなあと思ったっていうのがあって。
で、そのいずれのシーンにも、この10年後のどのシーンも、勝てなかったっていうところだよ。
何も上回ってこなかった、10年後。
10年後も、やっぱり明け方、雫を迎えに来てさ、来日したセイジ君が。
雫をね、車輪庫の後ろに乗せて、あの朝焼けの丘まで行くみたいな。
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いいシーンなんだけど、なぞってるだけだから、この10年後ならではのオリジナルのパンチのあるシーンって、何ひとつなかった。
ところで濃厚なラブシーンでもやればよかった。
俺の部屋に来ないかって言った時でね、もう燃えましたみたいな、その世は燃えましたみたいな。
画面が暗転してね、合体、ビヨヨヨンみたいなさ。
それあったらもう俺も大爆笑したと思うんだけど。
爆笑でしょ。笑わせたわけじゃないから。
諸女中大激怒みたいな。
いやいや、さすがに、さすがに雫の諸女中はいないと思うけど。
10年待たされたんだなっていう。
その日は燃えましたみたいなのがあればもう僕も大満足だったんですけど。
そういうのもなくてですね。
いやさすがにないだろうね。
さすがにないだろうね。難しいなとは思いつつさ。
ちぶり版の、映画版のちぶり版。
ハードパンチャーすぎたなといろいろ。
結局その一言について言うんだなあ。
コウヘ君が言った一言について、そっちを超えられないし、結局おっしゃる通りで長ぞってるだけだから。
だからこそ辛さはあったんだよな。
うん、辛かったね。