若者とのコミュニケーションの難しさ
今までもね、いろんな飲み会があって、管理職の中でとか、他の会社の代表の人たちととかね、いろんな場面でこう飲み会で、あんまりうまくいかずに落ち込むこともあったけれど、
私は元気です。やってきたわけですよ。飲み会で落ち込んだりもしたけれど、嫌なジブリアニメみたいな人生を歩んでるんですけど、昨日はですね、割と初めてシチュエーション、会社の委員会の担当マネージャーをやってるんですね。
やり始めたんですね。会社の中で委員会がありまして、しかも担当するのが、やらされてんだよ、やらされてんだけど、イベント企画委員会というですね。
一番なってない。しかも委員長が20代ですよ。で、僕がおめつ契約担当マネージャーで入ってるんですけど、もう15人いるんだけど、みんなね、2、3年目とかなの。若くて、しかもみんな去年も一昨年もやってるぐらいの感じなのね。
だから、俺だけ何もノウハウがなくて、若者たちはもうこなれて、なんか俺に何かお伺いを立てるとかもなしに、どんどんイベント企画しては開催して、みたいな。そういう感じなんですよ。楽だけど、なんか微妙にいらんくね、俺みたいな気持ちになるわけですよ。そこが寂しくもあり、で、しかもね、若者じゃん。
若者だね。
Zの世代でしょ?
今Z世代。
もっと言ってんの?アルファになったの?わからないですけど。
わかんないけど。
まあまあまあ、合わないわけですよね。
合わないっていうのがよくわかんないけど。
初めての委員会の体験
合わないでしょ。何をもって合わないと言ってるかなんだけど、まあほら、最初が大事じゃん。
最初かね。
委員会1回目が、この7月から、先々月、7月が1回目だったんですけどね。やっぱ最初かまさないといけないと思って。やっぱ大事じゃん、そこが。
まあまあ。
お、この人が新しい俺たちのマネージャーか、みたいな。ピリッとさせるみたいなのが、やっぱいるわけじゃん。
ということで、まあやっぱり、ほら、僕たちの世代のそういう若者に対する一撃みたいなのって、やっぱりあの、映画バトルロワイヤルのビートたけしさん演じるね、あの教師の感じじゃないですか。
これから皆さんには殺し合いを始めてもらいます、みたいな、あの感じじゃん。やっぱかますって言ったら。
まあインパクトはあるね。
そうそうそう。で、一人の年長者が、その若者にかます言葉ってやっぱあれなんだよ。
ありましたね。
なんかああいう感じの、行こうと思って。会議の始まりのギリギリに、もうみんな集まってるのに、最後にギリギリに入っていって、会議室にね、入っていって、まずドスンと座るわけですよ。
お疲れ様です、みたいな感じで。
何々と申します、みたいな感じで、ちょっとだるそうな感じでね、ここでかますわけよ。
まあ皆さんをですね、監視しに来ました、つってね。
すごい惹かれて、それで。
最悪だね。
すごい惹かれて、いやいやいやいや、みたいな。冗談じゃん、みたいな。
なんか本当に敵が来たみたいな、なんか引きつった感じになっちゃって、びっくりしたんですよ、その受け取られ方に。
そういうさ、関係性ができてないところにかますやつじゃないよね。君のそのギャグはさ。
思い起こせばですよ、思い起こせば。
この委員会って、新入社員の歓迎会だとか、12月の忘年会とか、そういう前者的なやつも企画してるわけ。
思い返せばです。
いつぞやの忘年会で、僕はビンゴで一等を貸さらいまして、その時も、周り全然知らねえ若手ばっかだけど、かましてやろうと思って。
この一等のカタログギフト5万円を片手に、一言何かくださいって言われたのを、憧れるのをやめましょうって言ったわけですよ。
あの時も、誰こいつみたいな、すげえ嫌な空気になったわけですよ。
そうだね。
こっちが意図しない、そう受け取ってほしくない最悪の受け取り方をされてたわけですよね。
今にして思えば、あいつらの委員会1年目とかのタイミングなんですよ。
だから本当に敵が乗り込んできたみたいな、覚えてるかどうか知らないよ。
あの時のあの人だっていうのが。
よりによってこいつだよっていう。
そうそうそうそう。
っていう、そういう雰囲気だったんだと思って。
出だしは最悪なわけですよね。
これが少女漫画だったらね、そういう始まり方ね、みたいな感じなんですけど、残念ながらこれは現実なんで。
ただただ嫌な奴が来たと。
こじれるぞーって。
もう申し訳ないけど、もう規定はできないよ、それを。
で、7月にその集まりがありまして。
ただその時は会議だけで、飲み会っていうのはなかったわけですね。
昨日、初めて飲み会が開催されたわけですよ、委員会のね。
いやー、すごい気を使われてね。
やりづらかったね。
気は使うよね。
リアクションをとってくれるというか、気を使って笑ってくれてるみたいなのが2時間続いたんで。
そりゃね、上役だしね。
そう、なんかうわー、やりづらいところに来たなーと思ってさ。
今までは僕は接待する側だったり、年上の先輩方とかを相手にしてたんだけど。
もうやっぱり若者を相手にするスキルが一切なくて。
で、なんかいろいろ帰り道ね、落ち込みながら帰ったわけですよ。
もうね、一応締めの言葉とかもさ、半分ぐらい皆さんの名前わかんないですけどとか言って。
それもまたなんか苦笑いしてくれてるわけ。
もうずっと、ずっと雨滑りしてるわけですよ。
2時間、すごいだろ、逆に。
老害化の自覚と反省
うん、まあね。
この人2時間滑り続けてまだ仕掛けるんだみたいな。
とんでもないタフネスみたいに見えたかもしれないけど、心はバキバキに折れて帰ったわけですよ。
2時間行く人みたいな、手の先でやってたからさ。
じゃあ、ほどほどにしとけよって走って帰ったわけですよ、僕は。
おいでさ。だから、どうすんの?
どうすんのとは。
どうすんの、俺は。
あの、ユーモアのある人に思われたいの。
あー、それはね。
ユーモアのある、確かに軽描写達な上司像。
みんながやりやすい空気をすごく作ってくれるけど、裏では実はサポートしてるみたいな。
そういう上司像が理想だったんだなと思った。
なんかやりやすいように、最初に、だからかまそうみたいなね。
肩苦しくないよ、俺はと。
おい、言いたいこと言っちゃいなよ、みたいな。
そういう感じで行きたかったからね。
初手ミスってんな。
まさにたけしくんが言うように、僕はそういうユーモラスな、理解のある上司くんをやりたかった。
一言で言うと、
ほうへいくんがね、そういう突貫なことを発言するキャラクターっていう認知があるんだったら、
たぶん今のやつって正解なんだよ。
だけど、そんな君、会社で有名人でもないじゃん。
有名人ではないね。
要は何が言いたいかっていうと、
君が20代の時に、そんな入り方をしてきた上司がいたらどう思うよって話で。
びっくりしますね、それは。
なんだあいつって話じゃん。一言で言うと。
フリーズしてしまうと思いますね。
まさしくそのリアクションだったってだけの話でしょ。
これが老害化なんだなと思って。
全く若手の気持ちに寄り添えないというやつですね。
一切寄り添ってはいないよね。一人よがりでこれが受けるだろうって。
ループとか乗ってんだろみたいないじりを2時間やり続けてたからね。
ループとか乗ってんだろみたいな。
興味があるようなフリするんだけど、なんかでも薄いなみたいなさ。
そうだよなあ。興味ねえんだよなあ。
興味がないならないでいいんだよ。
でも興味は持たなきゃいけないとも思ってる。興味ないのに。
いや、だからそこらへんが逆に言い心地が悪さを出してるわけ。
なくていいんですよ。
あとしかも絶妙に心折られたのが、
やっぱ彼らの方が頭の回転が早いというか、
頭の回転なのか単純にトークが早い、
バルセロナのパスサッカーの中に入れられたような気持ちになって、
その話題に食らいついていくみたいなのが結構難しくて、
なんかそれもすごい敗北感がありましたね。
うーん、感じなくていい。
彼らの方が軽妙な感じなんですよ。
感じなくていいかもね。
全然感じなくていい。
世代間のコミュニケーションの違い
どっしり構えててくださいよってなるよね、そりゃね。
逆に若者目線から見たら、
そんなとこで何へこたれてんすかって。
そんなとこでって。
何してんすかぐらい極論。
なんでなんすかって。
どうでもいいところでね。
そこはもう、しゃーねーかなって思いますけどね。
彼らはデジタルネイティブで、
YouTubeとかよく見ますみたいなことを言ってたから、
で、彼らって多分、ここから言うのは全て偏見だから何の根拠もないんだけど、
倍速視聴の申し子なんですよ。
ほうほうほう。
つまり、快感、俺らの2倍は早く会話とかが回るんで。
もういっぱいコスパ重視でね。
そうそうそう。
倍速視聴の申し子なんで、映画すら倍速で見ちゃうんでしょ、彼らは。
そうすると、お互いのコミュニケーションとかも、
やっぱ早くなるんじゃねーのっていう仮説が俺の中で出てきて、
そりゃついていけるわけねーべやと。
そういう打ちのめされ方をしましたね。
もうフィジカルがちげーんだ。
ほうほうほう。
それは置いてかれるわ。
考え方もチャットベースだから、
一言一言がやっぱ短いわけですよ。
短い言葉の報酬。
それなーとか言うわけでしょ。
それなーとか。
俺らはもうそれなの、それが何を指してるのか、
考えてる間に、もう2,3往復、彼らの中では進むわけですよ。
打ちのめされたわけですよね、昨日はね。
完全に。
どうしたらいいですか、私は。
私はどうしたらいいでしょうか。
何だろうな。
何つったらいいのかな。
またどっしり構えろに戻るんだろうけど、
あんた大将なんだからと。
それを言わないでも、
若者になりたいのかなっていう。
若者になりたい。
さっきの話にも通じるんだけど、
興味ないくせにそこに突っ込もうとしてるから。
興味ないくせになのかな。
対等でありたいよ。渡り合いたい。
対等でありたいというより渡り合いたいか。
渡り合いたい。
できるよ、俺もみたいな。
そのパス回し俺もできるよって言って、
足がもつれた人だったんですよ、昨日は。
逆に言うと、それをやってどうしたらいいのって話なんだけど。
そこが理解のある上司君なのかなっていう勘違いがあるわけですよ。
君のまさしくかましてやろうでバトルロワイヤルみたいなことを言ってたみたいに、
要はその年代の共通のものがあるわけじゃん。
だから2と言えばカーになるみたいなやつがあって、
同年代で話すと速度上がるわけじゃん、そういう意味では。
こっちが言いたいことが分かるから、お互いがね。
同年代じゃなかった場合、そこの説明から始まるわけじゃん。
それだっていうのはですね、みたいな話でさ。
長々発信のやり取りを見て、確かにこれすげえなって思うかもしれないんだけど、
なんかそれは違うよなと思って。
逆に、たぶん仲良くなったらそれできるだろうしね。
結局、お互い、相手が何を言いたいかっていうのを理解したら、
それはパス回しは速いわけじゃん、共有できれば。
相手が何言いたいかが分かるし、
こっちが何言ってほしいかも分かるみたいな感じでさ。
ある程度分かるから、必要最低限の会話で済むわけだよ。
まあ、コウヘイ君もだし、その意味で君の下についた若手の子たちも、
今キャラクターがないんですよ。
だから距離を測りかねてると。
かつ、コウヘイ君のほうが新参者だからね。
なおさらだよね。
そう、なおさら。
だから、同じタイミングで今年から入った1年目の子と、
すげえ、とは打ち解けたけどね。
まあ、気使ってもらってんだろうけど。
もともと2年目、3年目、継続でやってる人たちを仮想敵とみなして、
だから敵にすんだっていうね。
俺たちだけでも頑張ろうぜって。
だから、ほんとさ、気敵を作りたがるよね。
あいつらは内輪のりだからさってね。
敵じゃねえんだからさ。
ほんとにさ、すごいよね、そういう意味では、
そういう敵味方を作らずに仲良くなれるってすごい才能だと思うよ。
今の若者たちは。
若者に聞かずか。
うん。
少なくともその考え方、どうだっても俺は否定したいんだけど、
それなぜかっていうと、同じ会社の同じ社員の人だからなんだよ。
これが他社得意先とかね。
だったら全然いいと思うんだけど、
いいというか、別にそれはそういうふうにもなるかみたいな感じで納得できるんだけど、
同じ会社で同じ仕事をして、お互いが高め合って、
会社の利益を出してお給料あげようっていう人たちが。
そういうことです。
しかもみんなで参加して、みんなで結束力を高めて、
それを業績につなげていきましょうっていう委員会だからね。
ここはポジティブな場ですよ。
で、敵味方の話をするなよって思う。