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2024-11-20 15:21

ささきるの水曜回帰φ瑠 [2024.11.20]

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サマリー

このエピソードでは、寒さが増す中で犬の散歩を始め、兵庫県の知事選への関心や報道の重要性について語られています。さらに、分断の問題について理解し合うことの重要性や、複雑な社会を生き抜くための態度について深く考察されています。宇宙における地球外生命体とAIの関連性についての議論が行われ、地球外星のAIが広がっている可能性が指摘されています。また、今の時代を説明する「界隈消費」という新たなトレンドについても取り上げられています。

寒さと知事選
ささきるの水曜回帰ファイル
おはようございます。2024年11月20日、水曜日。ささきるです。
水曜回帰ファイル、始めていきたいと思います。
昨日から東京も急に寒くなって、全国的にですけどね、寒くなって。
朝ね、犬の散歩を行くときに、これまでは一枚軽く羽織って出かけてたのが、今日はダウン着ていきましたからね。
日中ダウンじゃ暑いんですけども、朝は体も冷えてるし寒いしで、ダウンでちょうどよかったみたいな、そんな天気でございます。
今週は何話そうかなと思って、これ録音ボタンを押す前に、何分か自分のXのポストを1週間分見直して考えたんですけども、
自分としては何もつぶやいてなかったけど、兵庫県のね、知事選の内容が、結果が出て、
それ関連のニュースとかね、コンテンツをよく読んでたんで、そのことがよく思い浮かぶ1週間でしたね。
私自身は、今東京都民で、その他関わりのある地域としては、岩手県東の市とか、新潟県三条市とか、京都府亀岡市とか、
馴染みのある土地はいくつかあるんですけども、神戸は行ったこともないぐらいなんで、当初は全然関心持ってなかったんですけども、
後半になるに従って、報道とかね、民主主義とかね、メディアとかインターネットとか、
そういう観点から大きなトレンドが見える、外からも見える選挙だったんで、すごく関心を持って見てました。
分断の問題
そしたら、何を話そうかなと思いながら見てたらですね、ちょうど自分の前のボスがですね、鈴木健っていう人がですね、
スマートニュースの共同創業者なんですけども、こんなことを書いてました。
人は不確実性と複雑性に耐えられないので、単純な善悪の二言論を聞きたくなる。
完全懲悪主義と陰謀論はコインの表裏、今日も真実がわからない状態に耐えられますように。
鈴木さんは本の中でも、複雑な世界を複雑なまま生きられるようにしたいと、するようにみたいな、
そういう考えで本を書いたり、研究したり、授業をやられたりしている方なんで、
この真実がわからない状態に自分が耐えられますようにっていうふうに、自分に言ってる、いい言い方だなと思いました。
誰かを攻撃したり、どっちかを攻撃したりするんじゃなくて、
この複雑性に耐えられないとか、不確定性に耐えられないというのは、
自分を含む誰しもがっていうことなんで、自分が今日もそれに耐えられますようにっていうことだよね。
なるほどって言うか、よく聞く言葉なんで、改めて、今日のタイミングで言ってるっていうのは、
選挙を含む、選挙そのものっていうか、それを取り巻く、いろんな言動のことを言ってるんですけど、
言ってるんだと思うんですけど、そうだなと思いますよね。
僕自身はファクトかみたいなことに対して事実は持ってないんで、もっと遠まきに思ったことを書いておくと、
よく分断って言いますよね、政治的分断とか、回想、ヒエラルキーの分断とか、
考え方の分断とか、そういう分断って言葉をよく言うと思うんですけども、
じゃあ分断の何が悪いのかって、これには自分の考えがあって、
やっぱり違う考えを持った人間が同じ社会で複数名以上集まって暮らしているので、
あることは自分の思い通りになるかもしれないけど、あることは自分の思い通りにならない。
でも思い通りにならないことでも、自分と違う考えを持った人と同じ社会、
同じ生活を営んでいかなきゃいけないっていう、そういう社会に生きてるし、
社会的な動物だと思うんですけども、その時にあまりにも考えが違うと、
というか考えが違うこと自体なんだけど、考えが違う人とあまりにも分かり合えないと、
あるいは分かり合おうとする気が失われてしまうと、
そうなると自分が思い通りにならなかった時とか、
自分と違う考えを持った人が何か活動している、活躍している、
その人が意思決定しているって言った時に、
納得はしないけど協力するよっていう風にするのが、
理解をしようとしている、理解している、みたいなことだと思うんですけども、
その理解しようとする態度すら失われてしまうと、
自分と違う考えを持っている人に協力しなくなる。
そうすると同じ社会の中でそれを推進しようとする人と、
協力しない人、あるいはずっと反対を続ける人っていう風に混ざっていると、
情報の受け止め方
一つの社会を複数人以上で営んでいくことができなくなりますよね。
その考えが違うことはいいんだけど、考えが違う人を理解しようとしたり、
一緒に暮らしを営んでいこうという気持ちが失われてしまうこと、
それを分断って言うんだと思うんですね。
分断の何が悪いかというと、そういう状態が良くないからって問題になるわけですね。
という意味で言うと、分断っていうのは単に考えが違う人たちが増えていくことではなくて、
その人たちに対して理解しようとした気持ちが失われることだとするならば、
よくメディア側というかマスメディア側の人たちがよく言いますよね。
例えば、個人名を挙げてもしょうがないと思いますがどうしても面に入ってしまうので言うと、
ラサールシーさんの社会の底が抜けたみたいな。
これラサールシーさんだけが言うわけじゃなくて、
いろんな人がそういう社会の底が抜けたみたいな言い方をする。
つまり社会を支えていた足場みたいなものが失われてしまった、なくなってしまった、
崩落したみたいな、そういうことだと思うんですけど。
それって自分と違う考えを持っている人を人に理解しよう、
何が起こっているんだろうというふうに見極めようとする態度とは何か違いますよね。
自分たちの考えと違う人たちが全く変ってこないし決定をしちゃった。
もうどうにかしてるぜというふうに言っているっていうことですよね。
こういう態度そのものが分断なんですよ。
つまり違う考えを持った人がすごく多数派になっちゃってというか、
どんどん膨らんでまとまりがつかなくなったことを分断と呼ぶんじゃなくて、
違う考えを持った人を理解しようとする人、
態度が失われてしまうことを分断というのだとすると、
社会の底が抜けたとかって言ってみせることそのものが分断的な態度そのものですよね。
それは片方だけ挙げつらってもらうんですけど、
もう片方はもう片方で、
マスメディアは偏向報道だからどうのこうの。
インターネットのほうがどうのこうのみたいなふうに言う方もいますよね。
あるいはマスメディアは既得権益者のほうでポジショントークだからどうのこうのみたいな。
そういうのもあると思うんですけど、
それはそれで理解しようという態度がない分断的な態度だと思うんで、
どっちも問題だなと思うんですけど、
考えを変えさせてやろうとか説得してやろうとか言いまかしてやろうとか、
白黒はっきりつけて花を明かしてやろうみたいなことっていうのは、
その分断の解決策にならないですよね。
なんないと思うわけですよ。
結論はっきり出ないかもしれないし、
出たところでそれは自分の意味に沿わない考え方だったら採用されないかもしれないし。
だから違ってもなんでもいいんだけど、
その人たちが同じ社会を営んでる相手なんだっていうふうに思うこととかね、
なんか複雑とか固い言い方をすると、
そういう中帯みたいなものが、中帯っていうのは結びつけているものとかですね、
失われていくと、良くないとか、
失われていっている状態が分断みたいなこと、
それが良くない、それが問題だってことだと思うんですけど、
そういうふうに自分は認識しているので、
SNSが出てきたからどうだとか、
それ単一の問題とも思わないし、
情報空間だけの問題じゃなく、
そういう違った人たちに理解を差し伸べづらい風になっていく、
そう、新自由主義的な経済の仕組みが、
そういう人との関わりのあり方そのものを、
2,30年かけて変えてきてるみたいなのもあると思うんで、
それね、単独じゃないんですけどね、
よくこういうときはインターネットが悪者になりがちでとか、
新しいものが悪者になりがちだったり、
あるいは従来のマスメディアのほうが悪者になりがちだったりするんですけど、
どっちでもないというか、どっちもあるというか、
宇宙とAIの関連性
つまりそういう複雑性のある、不確定性のある、
どっちとも言える、どっちでもある、
みたいなことを考え続けて耐える、みたいなね。
だからなんだっていうか、
今日は寒くてちょっと雨も降ってて暗いから、
話がこんな感じになっちゃってますが、そういうふうに思いますね。
その他、今週目に入ったニュースですと、
これはフォーブス、フォーブスジャパンの記事で、
地球外星のAIがすでに宇宙全体に広まっている可能性、
元NASA歴史学者が指摘というやつで、
よく地球外生命体エイリアンの話とかをね、
おっと、これはポケポケのパックが開封できますというお知らせですね。
よくそういう地球外生命体の関するニュースを、
サイエンティスト、特に宇宙に関しての専門家がね、
その可能性を否定せずに指摘するみたいなことが面白がられることがありますけれども、
これはもうちょっと一歩先に進んで、人工知能ですね。
人類がそれを発明したんだとしたら、
その人類よりも文化的に知的に進んでいる地球外生命体は
同じようにそういうAIを開発しているだろうと。
だとするなら、その地球外生命体がすでに宇宙全体に広まっている可能性があるだろうと。
そういうことを、それがまた面白いですよね。
それが真面目に書かれてある記事で。
これ面白くてね、読んだんですけどね。
今見たら?ブックマークのコメントもいっぱいついてますが、
どういうコメントがついてるんだろう。
フォーブスのコントリビューター、他社から配信を受けている記事は
信憑性が低いものが多いから聞いちゃダメだよ、ヨタ話だよっていう話と、
でもこれぐらい自由に発想して物を言うのいいよねみたいな、両方あります。
そうだよね、僕もそう思います。
ここで記事の中身で言われていることっていうのは、
この宇宙に3つのタイプの可能性があると。
1つ目は人類が物理的宇宙に暮らしているっていう可能性で、
ここでは生命は偶然の産物であると。
2つ目は生命が広く存在している生物的宇宙、
その宇宙にたくさんいろんな生命がいると。
1つ目が地球に人類しかいないって言ってるのに対して、
2つ目は宇宙にいっぱいそういう生命がいる。
最後3つ目っていうのは、生物学的生命のほとんどがAIに移行していて、
ポスト生物的宇宙になっていると。
この記事、この研究者は、宇宙は少なくとも部分的にはポスト生物的であると。
もう生物超えたAになっている可能性がありますよ、みたいな。
面白いですよね。これ話好きですね。
界隈消費のトレンド
みたいな感じですね。
あと面白かったのはあれですね。
これもリツイートしてるな、リポストしてるな。
八甲堂が渋谷109ラボと共同で研究を発表した、
界隈消費っていうレポートですね。
これ界隈っていうのがどういう意味かというと、
1950年代から70年代は大衆の時代であると。
1980年代から90年代は分衆の時代であると。
分かれる衆ですね。
2000年代からは子の時代になったのに対して、
2020年代、コロナ期を経て今は界隈の時代であると。
例えばK-POP界隈とか、
共通の趣味を持つ人とのことをなんとか界隈とかっていう表現があると思うんですけども、
リーダーがゆるくつながっている、
コミュニティというほど強固なとかはっきりとした集まりがあるわけではないんだけど、
同じ趣味の人たちで熱流を共有する人たちのことを界隈っていうみたいなね。
これ僕よく理解できますね。
それで言うとカードゲーム界隈とか、
あと何界隈だろうね。
身の前にあるもので言うと、
小説本好き界隈とかね。
誰もリーダーがなくていいですよね。
自分自身がTwitterとかそういうオープンなSNSよりもDiscordとか好むのも、
なんかクローズドな界隈?
界隈だよね。
Discordのサーバーとかも界隈だもんな。
ホットテック界隈、階段界隈とかね。
すごくよくわかる内容だなと思いました。
だから若者のトレンドレポートってわけじゃなくて、
私40代ですけど、この時代を切る人たちの同時代レポートとして納得感ありましたね。
はい、というわけですね。
今週は先週僕らのネクロマンシーという本を出したい。
いろいろ評判とか買ってくれたよみたいな感想がどんどん増えてきて嬉しい1週間でした。
東京都内でもいくつかの本屋で売ってます。
おひくぼのタイトル、下北沢のB&B、不動前のフラヌール書店。
どれもめちゃくちゃいい本屋さんなんで、よかったらぜひ買いに行っていただければと思います。
というわけで今週ここまでです。
来週またお会いしましょう。
それでは良い1日を。
15:21

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