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こんばんは、うっつみやさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、サラリーマンうっつみやさが、世界を小さく平和にしていきたい番組です。
ということで、今回は、人間として泣くよりも猫として泣きたいということですね。
第25回、猫になっとるを、昨年の10月に収録してから9ヶ月ほど経ちまして、
私の猫としての生き様が板についてきました。
にゃん!
もう結構ね、立派ににゃんにゃん言ってますね。
一人の時も、にゃん!にゃん!にゃん!にゃーん!みたいな感じで、にゃんにゃん言ってます。
夫と二人の時も、にゃんにゃん言ってます。
最近は、コピーキーにもなるようになりました。
コピーキーになる時はね、なんか、なんて言うんだろうな。
たまになっちゃうんだけどね。
うーん、みたいな感じでね。
意味がわからないと思うんだけど、コピーキーになる時は結構追い込まれた時だね。
結構追い込まれると、コピーキーになっちゃうんだけど、
高音でにゃーんを言うと、コピーキーになるっていう、まあそういう仕組みなんですけど。
やっぱりね、これは猫としての生き様が板についてきたからわかることなんですけど、
やっぱ、生きてて辛いこととかって、
ご飯食べられないとかさ、そういうことが起こるわけじゃないから、
社会生活の上で何が辛いかっていうと、
人間としての尊厳というかプライド、それがあるからやっぱり辛いんだと思うんですよね。
で、まあ人間として生きてると、いろいろ期待されたり失望されたりすると思うんですよ。
それは直接的に言われたり間接的に言われたり、
社会からの要請みたいな感じで、暗黙的に感じたりするものもいろいろあると思うんですけど、
私はそういうのを感じとってね、泣いたり病んだりしていたんですけど、
最近はもう猫だから。
開き直ったよね。
猫だから。結構さ、
社会生活を送ってると強めのこととかも言われたりすんじゃん。
メールとかチャットとかで、あと電話とかね。
なので、もっとしっかりしてみたいなこと言われるんですよ。
それは本当そうだなってマジで思うの。もっとしっかりしないといけないなって思うんだけど。
でもさ、私なりに精一杯生きた結果、
他から見てこいつしっかりしないなっていう仕上がりになってるだけであって、
私別にこう、だらだらしようとかさ、
不真面目にやろうとか悪いことしようと思って生きてるわけじゃないからさ、
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普通に、
こういう感じなのかなって思って人間のフリしてさ、
頑張ってさ、猫がやってて、それで人間に怒られると。
それ毎回まともに受け止めてたらさ、
人間界ではポンコツの猫は死んじゃうわけよ。
だからもう、ニャー!ニャー!とか言っても、
メッセージ受け取った瞬間に自衛のニャー!
もう、知らないっす知らないっすみたいな。
猫、猫なんで!みたいな。
自分が猫であるっていう暗示を自分にかける。
それで最近は生きてますね。
みんな人間界で苦しんでる猫の皆さんは、やったほうがいいよ。ニャーって。
結構ね、あの、なんとかなります。
なんか人間としての文句をね、言われた瞬間にね、
本気でニャー!とか言ってると、
本当に猫なのかもしれないなって思うようになってきて。
あのね、メンタルの削れは結構防げる。
人間として何か重大なものを失っているかもしれないけれども、
メンタルの塗装は守られるわ。
そんなの逃げだっていう人もあるかもしれない。
もちろんね。
人間界ではそうだと思う。
これは一般的に見て、逃げだと言っていいと思います。
でも猫の世界では、逃げとかないから。
猫だから。
と、バキバキの目で今言ってる。
なんかこの番組がね、始まった当初は、
バリキャリとOLとオタクの中間地点にいる積み朝があって名乗ってたんですけど、
最近はサラリーマンとしか名乗ってませんが、
かつてはね、私もバリキャリ目指してましたよ。
もちろん猫としてではなく人間としてね。
だけど、今は猫です。
かつての私は、
20代のうちに今後のキャリアが決まるっていう言葉?
生存競争を勝ち抜いたバリキャリの人間がよく言っている言葉?
それを、
それ本当にそうだなって思って、
20代のうちは勝手でも苦労しろみたいな言葉を、
そうだなって思って、
頑張ってましたよ。
頑張ってましたよって言ってもまだ私も20代なんだけどね。
20代なんだけど、
でも、私の20代は、
キャリアだなんて、キャリアってね、語源が、
カリア?
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その、英語で、
ワダチっていう意味らしいんですけど、
ワダチだなって言えるほどのワダチもなく、
何と戦っているのかもよくわからない中を暗中模索しておりました。
だけど今は、
猫なんで、
猫です。
猫なんで、
人間として生きて苦しんで、
涙を流すほど追い詰められたり、
消えてなくなりたいと思い詰めるよりも、
猫として生きてニャーニャー言ってる方が、
私はいいと思う。
だからもう、
最初の自己紹介も変えようかなって、
思い始めてる。
なんか、猫なのに、
サラリーマンを名乗るのもおこがましい気がしてきた。
猫です。
ただの。
ただの猫です。
こんばんは、うつみやさです。
この番組、忘れてみたい夜だからは、
人間界を猫として生きるうつみやさが、
七点抜刀する番組です。
七点抜刀?
なんか世界を小さく平和にしていきたい番組っていうのが、
うちのコンセプトだったんですけど、
もうなんか世界を変えようみたいな、
でもなんか猫だからおこがましい気がしてきたんだよね。
どうだろう?
七点抜刀。
いかがでしょう?
ということで、
猫としてね、
生きてます。
いつかは、
人間に戻れたらいいなとは思ってるんだけれども、
ちょっとまだ遠そうですね。
しばらくは猫として、
人間界を生きさせてもらおうかなと、
思います。
人間として死ぬよりも、
猫として生きてたほうがましだから、
たぶん。
そんなわけで、
にゃー。
忘れてみたい夜だからは、
毎週金曜日、
配信しています。
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それでは、
おやすみなさい。
にゃー。
にゃー。
