1. 忘れてみたい夜だから
  2. #29 コミュニケーションは受け..
2019-11-10 07:35

#29 コミュニケーションは受け手が決める from Radiotalk

#コミュニケーション

「忘れてみたい夜だから」は、OLとバリキャリとオタクの中間地点にいる内海あさが、世界を小さく平和にしていきたい番組です。
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#ひとり語り
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こんばんは、うつみやさです。この番組、忘れてみたい夜だからは、私うつみが夜中にぼんやり考えていることをお話しする番組です。
さて本日のテーマは、コミュニケーションは受け手が決める、です。
このラジオを始めたきっかけは、いろいろあるんですが、その一つに人に対して分かりやすく、短い時間でものをできる限り誤解なく、
しゃべりだけで伝える練習をしたかったというものがあります。 うつみは絵を描くことが得意なんですよ。
絵っていうのは、言葉を使わないコミュニケーションなので、言葉がなくても伝えられちゃうんですよ。
イメージの共有ができます。 それは何時間かけた力作とかではなくても、
さっと描いた絵とかでも、言葉よりも早く伝わる場面も多いです。 こういうことですよねって見せるだけで伝わる絵をさっと描けるくらいに、うつみは人生の中で絵を描いてきたんです。
だから正直しゃべるのが苦手なんですよ。苦手っていうか制約を感じちゃう。 そんな話を会社でしたら、お前の言葉のチョイスには驚かされることも多いし、
苦手っていうほどでもないだろうっていうふうにも言われました。 同時に、お前は作文とホワイトボードとパワーポイントがなくても、それがある時と同じくらいものを通せるようになるといいなって言われました。
私はどうしても通したいことがあると、作文とホワイトボードとパワーポイントのどれかを使います。
文章、デザイン、あと数字だよね。 うつみにとっては3種の人気です。
コミュニケーションって受け手が100%の権利を持つと思うんですよ。 だから伝える側は、伝えたい人間は、何かを変えたい人間は努力が必要です。
うつみは相手に合わせて言い方も考え方も表も裏も表現も全部変えるんですけど、
そうやって合わせる側っていうのは結構使えるんですよね。 結構力技でやる人も多いと思います。
力技を使う人は特に権力とかを持った人に多いかな。 うつみは中高6年間で権力なしの独裁者をしてきたので、
力技に頼るのを見ると、 うーん、あんまり好きじゃないなぁと思います。
権力の社会学っていう本があるんですけど、よかったら読んでみてほしいです。面白い本ですよ。
うつみは文化や芸術がすごく好きなんですよね。 その絵1枚で人生が変わってしまったり、その音楽のワンフレーズだけで世界が変わってしまったり、
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するじゃん。 浅田真央選手のソチオリンピックのフリーの演技を見てほしい。
宇野昌磨選手のエキシビジョンのSee You Againの演技を見てほしい。 うつみは、あの、慶応大学の過去文を説いている時に出会った
岡まりさんの戦争の大義語としての文学という文章を忘れることができない。 戦争のような不条理を極めた環境下で、
人々の心を救うのは、お金や食べ物みたいな、使ったら食べたら消えてしまうような不確かなものじゃなくて、
みたいな、そんなニュアンスの文章だったような気がするんですけど。 うつみは、
人間には2種類いると思っています。 物語とか架空の世界みたいなものが必要な人間と、そうではない人間。
私は善者です。 本当にどうにもならない時に、うつみには物語が必要です。
役に立つとか立たないとか、点数とかお金とかでは測ることの難しい価値。
受けてによって、かなり価値が変動するようなもの。
なんかダンスもプロとしてやっていけるほどのスキルはなかったんですけど、絵も文章も同じなんですよね。
ダンスも絵も文章も伝える時に過不足があるっていうのは、言語とさほど変わりはないですね。
言語にも壁はあるし、コミュニケーションの一つの手段に過ぎないというか、
伝わったっていう瞬間の喜びは、ダンスでも絵でもデザインでも言葉でも数字でもラジオでも変わらないなって思います。
そんなこんなで今回のテーマは、コミュニケーションは受けてが決めるでした。
関係ないんですが、最近めちゃくちゃ美大に行きたい。 進学というよりは公開授業とかに行きたいんですよ。
高校3年生の時に学校全体の生徒会誌の表紙、裏表紙を書いたんですけど、
その時の絵が人生で一番時間をかけた絵だったんですけど、何ヶ月ぐらいかけたんだろう。一番楽しかったですね。
大変だったけど。 教室の風景画をベースに
水槽みたいな要素、気泡とか魚が泳いだりする絵だったんですけど、
うつみとしては自由そうで言って自由じゃない、でも美しい学校生活を描きたかったんですよ。
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たまに息苦しくて、水槽の中で喧嘩することもあって、だけどそういうふうな部分だけを感じさせないように。
表現としては美しさを全面に
出しました。 技量的な技術的な部分の不足が絵の雑音にならないように、
極力手を抜かずに緻密に 絵を描いたんですけど。
同級生は結構びっくりしました。 絵を描く機会よりもイラストを描く機会の方が多かったんですよね。
その生徒会誌の表紙、裏表紙を見て、 綺麗な学校生活を送った人には
綺麗だねって言われたし、窮屈な学校生活を送った人には この息苦しさわかるって言われたし、
不器用な学生生活を送った人には、 俺は上手に泳ぐ魚を見ていたって言われたし、
面白かったな。美術の先生が喜んでました。 同じ表現でも、
受け取る相手が誰かによって伝わるメッセージって全然違いますよね。 そんなこんなでおやすみなさい。
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