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2024-03-16 07:21

マクロの流れ

歴史のマクロとマクロ

サマリー

最近、アナログレコードが人気になっていますが、作っているメーカーや掛ける機械の選択肢が限られており、その未来は明るくありません。歴史の流れは行き来しており、もしかすると再び忘れられる日が来るかもしれません。

アナログレコードの人気再燃と未来への不安
ご意見いかがですか。最近ですね、アナログレコードというものをよく聴いているんですね。
一回、持っていたものをすべて手放してしまったんですけれども、かなり買い直しまして、
もう100枚ぐらい買ってしまったりしたんですけれども、プレイヤーも買い直してというか、
実は私なんかは世代的に微妙でして、自分で音楽ソースを買うということができるようになった頃には、
CDになっていたんですね。レコードというものをしっかり聴いたことはあるけれども、その頃にはまだ親がかりだった。
だからプレイヤーというものは親のものだったんですね。
なので、正確に言うと、自分所有のレコードプレイヤーというのは最近になって手に入れたと。
だから懐かしいという面もありながら、中途半端な感じだったんですけどね。
CDになり、幸いCDの時代になると大人になっていましたから、
幸いというかどうかわかりませんが、MDは経由しなかったんですね。
何しろCDが変えてしまうので、ダビングする必要がなかったんですけども。
そして、配信というかダウンロードの時代になりまして、大変便利だなと思って、割とすぐに馴染んじゃったんですね。
CDもかなり手放したりとか、半分くらい残ったんですけど、手放したりとかして、
円盤がなくて音楽を聴くのはなかなか快適だなと思ってたんですが、
最近世の中の流れもそうなってますけど、あまり面白くないですが、
アナログレコードを楽しんでいるということなんですけども、
もうすぐまたCDが復活するんじゃないかという話もありまして、
私もなんとなくCDちょっと面白いなという、今更ながら思ったりとかして、
一度、家からなくなってしまったCDプレイヤーを買い直したりとかしてたんですけどね。
CDもちょこちょこ。今LPが人気があるので、アナログが人気があって、
CD結構投げ売り状態になってまして、割と簡単に手に入るんですよね。
だから100円、200円で結構いいのが買えたりして、買ってきたりとか。
別に配信で聴けるのに、わざわざCDで聴いたりとかするということをしてるんですが、
ただ問題がありまして、レコードプレイヤーもそうだし、CDプレイヤーもそうなんですが、
もう作っているところがほとんどない。
だからアナログなんかは特に、板の方は人気があって、
タワーレコードなんかは売り場を拡張したりしてるんですけど、
肝心の掛ける機械が本当に限られた機種しかないんですね、今ね。
歴史の流れとマクロの視点
もともと売ってたメーカーもだいぶ撤退してしまって、
あんまり作ってなかったメーカーが参入してきたりとかしてたりとか、
あとカートリッジなんかもだいぶ撤退してしまって、選択肢があんまりないんですよね。
CDプレイヤーも本当に限られた機種しかない。
もちろん超高級機、100万も200万もするようなやつはあるんですけど、
もう中級機みたいなのがないんですよ。
初心者向けの1万、2万とかいうのはあるんですけど、
5、6万、7万、8万とかそのぐらいのちょっといいやつっていうのがないんですね。
だから趣味で使うにはそのあたりがあると一番楽しいんですけど、
100万、200万だと気楽に買えないし、
1万、2万じゃ趣味というにはあんまり楽しくないと。
だから実はアナログにしろCDにしろ、
板のメディアっていうものの未来はやはりあんまり明るくないのかもしれないなということなんですね。
だからせっかく聴きたくても書けるものがないっていう事態に相場になってしまうんじゃないかっていうことを思ったりしてるんです。
で、なんでこんな話をしてるかというと、大げさですけど歴史の流れっていうのはね、
本当にミクロンの目で見ると行ったり来たりしてるように見えるんですよ。
だから一回全然見向きもされなくなったアナログレコードがまた人気になったりとかね。
意外と戻ったりするんだなとか思ったりはするんですけど、
実はひそかに、やっぱりなくなっていくプロセスの途中にまだあるんじゃないかっていうことですね。
だからこの人気がいつまで続くかっていうことだけじゃなくて、実際も書けるものがなくなったらどうしようもないですからね。
経済的にペイしなくなると。今人気だから作ってやれって言って工場建てたら、また売れなくなったら目も当てられませんから。
歴史は戻りつつはしながらも、マクロの目で見るとやはりある方向には歴史は進んでいくのかなっていうふうに思ったりするんですよね。
そういうのはなかなか誰にも止められないし、
まだこうやってレコードのことをギリギリ覚えてる人間がいるうちはいいですけど、
そんなものを一回も見たことがないと。文献の中でしか見たことがないという人だけになったら、本当に見向きもされないということになって、
本当のごく一部のマニアだけのものになるっていうこともあるのかもしれないなっていうことですね。
寂しいようでもありますが、私自身も一時見向きもしなかったわけなんで、あまり何も言えないんですけど。
なので、マクロの流れというのはどうなるかは予測はつきませんけど、別に進行してるんだななんてことを最近考えたりしています。
それではまた。
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