2023-11-01 10:00

UNDERGROUND#135_EP165

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▶ パニック障害の過去
▶ 全部は伝えないという選択
▶ ムっとしちゃう問題

UNDERGROUNDは本編サブトークです。
本編「第165話:BeautfulだけじゃないLife」
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サマリー

話にたびたび出てくるうちの奥さんは、実はパニック障害を持っています。今はもう薬などを飲む必要はありませんが、パニック障害はいつどのような原因で起こるかはわかりません。呼吸ができなくなり、その場に座り込んで倒れてしまうようです。

パニック障害の状況
話にたびたび出てくるうちの奥さんは、実はパニック障害を持っていて、今はもう薬とかも飲まなくてよくなったんですけど、
僕と知り合って付き合いだした頃っていうのは、本当に彼女的にはどん底の時期で、パニック障害っていつどういう原因でなるかわかんないですけど、もう呼吸ができなくなっちゃって、その場に座り込んで倒れちゃうみたいな。
彼女はそれが例えば映画館とか、あとは満員の電車とかで発症したことがあって。 えー怖いね。 そうそうそう。本人もなんでかっていうのがわかんない。あんまり人が多かったりとか、暗くて光がピカピカするような場所なのかなみたいなことしかわかんないんですよね。
やっぱり外出るの怖くなるじゃないですか。結果的にやっぱりパニック障害の人って外出るの怖くなって、外出なくなって、もともとそういうアクティブな人であればあるほど鬱状態になっちゃいやすいんですよ。鬱を併発しやすい。
僕と出会った時も本当にまさにそんな状態の時で、今はもう完全インド派に落ち着きましたけど、当時は本当に映画も一人で見に行くし、クラブとかも一人で行って、音楽に合わせて揺れたりするしみたいなのが好きだったのが全部できなくなっちゃって。
当時は診療内科っていうところに通って薬をもらって、ルバンドさんと一緒で糖薬治療っていうのを受けてる状態だったんですよ。僕はそれを、いつカミングアウトされたかわからないですけど薬飲んでるから、それってなんの?みたいな。
こうこうこうで、みたいなことだったんですよ。でも僕も全く知識がないんで、そうなんだぐらいの感じだったんですよね。ただ彼女的にやっぱり認められないんですよね。自分がそういう症状だってことはなかなか。
そう、それまですごい明るく生活してたからゆえに余計。だから診療内科になりも行きたくないんですって。 自分でその病気をある意味認めてしまうっていうところになるから、ちょっと目を逸らしてるっていうのもあるんだろうね。言わないことで。
いやそうやったと思うよ。だから途中で僕に一緒についてきてほしいみたいな話になったんですよ。一緒に行ってくれるんだったらいけるかもみたいな。正直言って今だからもう事故だとして言いますけど、僕は正直めんどくせえなってなったんですよ。
そう、けどまあ嫌。めんどくさいから嫌だっていうのはなんか人間としてまずいなみたいな感じでついていって、そういう昔の記憶とこのルマンドさんのお便りを照らし合わせて考えたときに、あとさっきのキムタクの話を合わせて考えたときに一つ思ったのは、
僕がやってたのってパニック障害っていう症状、病気を持ってる彼女を認めてあげるみたいな考え方。薬を飲んで病院にも通院して、そういう生活をしてくれてもいいよみたいな感じなのよ。でもそれってあんまし良くないなって今になって思ってて、理解はしてないのよ。
そう、例えばパニック障害って何なのって俺一切調べもしなかったし、別にそれについて深く知ろうと一切しなかったのね。なんかその状態にある、彼女がそういう状態にあるっていうのをもうほんま上から認めてあげるってやったことと、なんでそういう症状になってなんでその薬を飲んでるのかっていうのを分かってあげるって多分全く違うんですよね。
だから沼野さんもそれが見抜けるかどうかはすごい難しいと思うんですけど、そういうふうに考えてくれる人が横にいるとすごく気が楽かなと思うんですよね。やっぱり向こうが認めてあげるよっていう相手のスタンスだと遠慮しながらいきないといけない。
そうなんだよなぁ。フラットに捉えられる、また何事においてもいいよな。ご病気だけじゃなくて普通の人間関係でもそうなんだろうな本当に。上下、上司部下みたいな関係は別として、人間同士って見たときはもうフラットにお互い見れたら一番いいんだろうな。
沼野さんも書いてる。親しい人に聞いてもただ励まされたりするっていうのはやっぱり知らないと励ますことしかできないんですよね。
そうなんだよなぁ。打ち明ける方も相当な、これはカロリーを消費する事案だわな。打ち明ける方も全部が全部、0から10まで言ってしまうのもなかなかの武器みたいになってしまうというか。
まあそうよね。俺はもう何でもそうよね。
言いづらいことの伝え方
カロリーの部分は言わないよね。最終の事象だけこういうことで苦しいんですとかこういうことになっちゃってるんですっていうことを伝えるんだけど、その伝え方もそこは随分と自分の中で咀嚼して要約した感じで言うことの方が多いかなと思ってて。
ちょっと前の声に、僕今ダイエットしてますみたいな話をしたじゃないですか。自分でもね、ほんまになんでこんな不器用なことしかできないんだろうって思うんだけど、これは思い出すと随分こういう性格になるまでに自分の中にストーリーがあるわけ。
昔ちょっとポチャっとしてた時期があって、その時期に嫌なことを言われたとか、そういういろんなストーリーがうわーってあるんだけど重なってるんだけど、そこは言わないよね。
傷だもんね自分の中でね。
そうなんですよ。そこまで言っちゃうと多分相手すっごいヘビーに捉えるんですよ。
まあそうだよな。
でしょ。僕の場合はダイエットっていうところだけだから、ライトにさらっと笑い交えながら伝えれたけど、そうすると伝えられた相手もなんだよまたそんなストイックなとか笑いあえるぐらいの感じになるから、僕は多分言いにくいこと言うときはそうしてるかも。全部は伝えない。
まあそうだよな。本当に何に関してもそう。
言いづらいことを言い出す瞬間、後輩とかが、よしさんすみませんこれ失敗しちゃいましたみたいなことを言い出すのって相当ストレスがかかってるんだろうなと思っていて。
そうやね。
僕もそうなんですよ。僕も当然仕事しててやっちゃったよみたいなやつは上司に言わないといけないんで、そういう瞬間ってキューってなるじゃないですか。
なるね。
絶対この病気とは比にはならない話だと思うんだけど、言う方もめちゃくちゃストレスだし、でもこれは受け取る側もまた嫌なニュースを聞かされるんだなっていう、何をしでかしたんだいっていうようなことになってるわけで。
結構ドキドキするからね。
そうなんだよ。
なんやそんなことかって言わしてくれって思う。
もうここでこれを言わないと先に運ばないんだっていう、満を持して言ってくるから。
それなあ、ほんまムズいんだよなあ。
いやでも本当に僕もこれ自分課題だなと思うんだけど、そういう時ってね、もう本当悪いんだけどすっげえムッとするんですよ。
まあ野郎なあ、目で殺される感じやなあ。だから怖いと思うよ、森口君に言いに来る人は。だって友達の関係性でも怖いもん。
そのなんか、友達の関係性ではさ、なんか失敗したとかはないけど、要はそのちょっとこの予定が変わりますみたいなことを言うとき。
ええ嘘、そんな感じ?
うわあ、怖いよね。
嘘!あ、そうですか。
いやもうほんま数秒間やと思うよ、そのオーラが出てる時間って。
出してるつもりないもん。
そう、自分でギアを変えてるから、どうしたどうしたっていう風になってるんやと思うけど。
なってるよ。
最初に一個こう、津波が来るんだよ。
ええ、ない?だってさ、すいません、萌実さんって来たら、えーってなるじゃん。
なんでその腹の底から出ちゃう?えーっていうのが。
だってそこで言えるかな、言える?
ちょっと待ってねって一回言ったらいいんじゃない?
ああ、ちょっとトーン高めに。
そうそうそう。
ちょっと待ってねって。
で、心の中で深呼吸してから、どうしたのって言ったらいいんじゃない?
でもみんなそんな風にしてんじゃないかな。
必死。
10:00

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