2022-12-26 10:22

#101 メンバーを褒めるのを辞めた話

#アドラー心理学 #褒める #マネジメント #育成
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こんにちは、最後の仕事をして13年、営業のマネージャーをしているワーキングマザーのわかまろと申します。
今日は12月26日ですが、仕事収めをされた方も多いのではないでしょうか。
私は営業してるんですけども、お客さんは結構半分以上はもう仕事収めっていう感じで、
うちの会社はまだ28が最後ですかねっていう感じで働いてますので、まだ収まりきってない方は一緒に頑張りましょうということで、
今日はメンバーを褒めるのを辞めた話っていうのをさせていただきたいなと思います。
私は管理職をしているので、メンバーの育成責任っていうのが大事な仕事の中に入ってきてるんですね。
メンバーに対して褒めるっていうのを辞めたっていう話です。
私は管理職になりたての頃にめちゃくちゃ褒めてたんですね。
管理職になりたてで力も入ってますし、メンバーの良いところをとにかく見つけて教えてあげたい。
メンバーの良いところをとにかく見つけて教えてあげたいし、めちゃくちゃ褒めれば雰囲気も良くなるし、それで良い仕事をみんなでやっていきたいみたいな感じでですね。
ちょっと浅はか、青かったなと今では思うんですけれども、めちゃくちゃ褒めてました。
私ですね、褒めるのがすごい得意だったんですよね。
人の良いところとか、ちょっとした昨日との違いとか過去との違いとか、あと本人がやりたい、褒めてほしいと思ってそうなところ。
ここを頑張ろうと思ってるところとかも、結構見つけるのが得意だったんですよね。
なのでもうめちゃくちゃバンバン朝から晩まで褒めるみたいな感じで、もうすごいさすがみたいな感じで具体的なこと交えつつ褒めに褒めてました。
最初は。
で、一見良かったんですよね。最初はすごく良かったです。
で、メンバーもそれは嬉しいですし、私は言ってて気持ちが良いですし、やっぱり褒められると嬉しいので、みんなどんどん頑張ってくれてっていうとすごく上からなんですけど、
すごくモチベーションがどんどん上がっていく人が多くて、
雰囲気もすごく良かった、グループの雰囲気もすごく良かったですし、
私褒めるのって本当に好きだわ得意だわとか自分でも自我自賛したりして、
まあすごく最初は良かったんですよね。
で、ただですね、褒めることによる弊害っていうのがどんどん出てきました。
で、これはですね、すぐにはわからなかったんですけど、後々考えれば良くなかったよねって思うことが結構あって、
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何かっていうと、メンバーが何か行動するとか成長する目的が褒められることになってしまったんですね。
その承認・称賛されたいがために良い仕事をするとか、お客さんに対してフィードバックを、良い仕事を返すとか。
で、それがこの内発動的動機づけで最初やっていたであろうにも関わらず、その外部からの動機づけ、
例えばその私が褒めればまあそれも嬉しいでしょうし、褒めれば周りの人も一緒に褒めてくれるので、
その褒められたいがためにやっているっていうメンバーが何か増えてきちゃったなと思った時にすごくハッとしたんですよね。
それと同じタイミングでですね、アドラー心理学っていうのに出会うんですよね。
アドラー心理学ってすごく有名なのでご存知の方も多いと思うんですけど、
その中の大事な考え方の一つとして、褒めてはいけないっていう考えがあるんですよね。
なんで褒めてはいけないかというと、私がさっきネックとして感じてた部分のように、褒めることで部下を動かそうとすると、
部下は常に上司の評価を気にしてしまいますので、褒められるために行動するようになってしまうから褒めちゃいけないんだっていうのをですね、
まあ結構、これ私のことだと思って、何冊かアドラー心理学を結構読みまして、
自分はなんか良かれと思ってやっていたことだけれども、
そのメンバーの内発的動機づけを奪ってしまってたんだなっていうことをすごく痛く反省をしまして、
そこから褒めるのをやめたわけです。
いきなり褒めるのをやめるとメンバーもびっくりしますので、説明をちゃんと当時のメンバーにはしたんですよね。
ちょっと私は褒めるのが大好きだったと。
皆さんもすごく素晴らしい仕事をすごくしているので、何かとっつに褒めたくなってしまって言ってたんだけれども、
これこれこういう事情で、みんなはそんなことないと思っているかもしれないけれども、
もしかしたら今後褒められることが目的になってきてしまう可能性も人間誰しもあるので、
褒めることはやめたいと思うという宣言をしてですね、やめたんですよね。
そこからはただ何をしたかというと、褒めるのではなくてフィードバックっていうやり方に変えました。
具体的な行動に対するフィードバックですね。
例えばすごいねやったねとかそういうのではなくて、
具体的に例えばAという顧客に対して前回の商談ではこれこれこういう課題があったけれども、
今回はこういうふうに具体的に改善ができていたよ。
その要因としてはこれこれこういうことだと思うよ。
みたいな感じでですね、具体的なフィードバックっていうことに内容を変えていきました。
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フィードバックなので事実をそのまま伝えるだけなんですよね。
本人ができてたことや上達していることっていうのも客観的な目線で具体的に伝えるということに徹することになり、
だから数年間は褒めるというよりも、ただ具体的な行動を気づいた点を伝えるっていうフィードバックっていうのに徹するようにしています。
あとそうですね、過去の自分がすごく褒めるのが大好きだった自分がすごくおごっていたなぁと思うのが、
私が褒めなきゃ、私が伸ばさなきゃっていう、もうとてつもなくおごりに奢ってた精神だったなというのをすごく思ってまして、
私が何かやらなかったとしても、メンバーの皆さんって自分の力で考えられるし頑張れるんですよね。
それを褒めてあげなきゃ、みたいな思っていることがすごくおごりだし、本人たちの力を奪ってしまっているなっていうのはすごく痛感したんですよね。
ただやっぱり管理職として育成責任っていうのは持っていますから、フィードバックっていうのは欠かせない大事な仕事なんですけども、
本人たちを喜ばすとか気持ちよくさせるための褒めっていうコミュニケーションは一切なくしています。
私も褒めに褒めてた時代に気がついたのが、他人をすごくコントロールしやすくなっちゃうんですよね。
褒めればやる、褒めなければやらないっていうすごく怖いことだなと思ったので、
今後も仕事で気をつけたいなと褒めない、フィードバックに徹するというのは気をつけようと思っていますし、
これは子育てにおいてもそうだなと思っているので、ついつい褒めちゃうこともありますけど、できる限り褒めないでいきたいなと思っております。
ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ここからは余談になるんですけれども、皆さんは年末の恒例行事ってありますでしょうか?
私は特にないんですけど、大晦日に私の実家に帰ってみんなですき焼きを食べるっていう恒例行事くらいですかね。
あとここ2年くらい、2年3年くらいかな、下着を全部変えるっていうのをやっております。
下着って誰に見られる部分でもないので、結構ヨレヨレになるまで使ってたり前髪はしたんですけど、
自分が見ますよね、一番肌に触れる部分でもあるので、気持ちよく新年を迎えたいなと思って全部一新するようにしてます。
私は洋服もそうなんですけど、下着もほぼユニクロにお世話になっているので、ユニクロを使っているんですけど、
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ちょっと変な話かもしれないんですけど、下着をシームレスショーツっていうのを使っているんですね、愛用しているんですね。
ユニクロのシームレスショーツって使ったことある方いらっしゃるかなというか、多いかなと思うんですけども、
本当にシームレスで薄くて軽くてめちゃくちゃ使いやすいんですけど、
ちょっと1個だけネックがありまして、他の洗濯物に紛れてどっか行っちゃうんですよね。シームレスすぎてどっかに行っちゃうんですよね。
なので年始には5枚ぐらいあったシームレスショーツが、今年末時点で2枚ぐらいまでなくなっちゃってて、
あと3枚どっか行っちゃったんですよね。どっか行っちゃったっていうのは多分洗濯機の裏か、他の洗濯物に紛れているかちょっとわからないんですけど、
ちょっとそれもあって買い替えたいなというふうに思っております。
ということで、もし年末の恒例行事があれば教えていただきたいなと思います。
ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また次回も聞いていただけると幸いです。
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