2022-12-18 10:53

#97 継続の鍵は、手段の目的化


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こんにちは、採用の仕事をして13年、営業のマネージャーをしている、ワーキングマザーのわかまろと申します。
今日は、よく目的と手段を履き違えるなっていう話があると思うんですけども、
手段が目的化してもいいですよねっていう話をさせていただきたいなと思います。
よくビジネスシーンなどにおいて、特に目的を見失っていること、手段が目的化してしまっていることは良くないと言われますよね。
例えば、顧客に見せる資料を作っていたとします。
その資料は顧客にある事象を説明して何かしらの同意を得るための資料だったとしますよね。
目的は何かしらの同意を得るための情報を見せることなので、その目的さえ果たせれば、内容はめちゃくちゃ簡易でもいいわけです。
例えばExcelとかWordとか、何ならOneNoteの文章とかでも全然いいわけです。
ただ、手段が目的化してしまうと、顧客に資料を見せるための資料作りっていうのが目的化してしまって、
綺麗な資料を作ろうとか、めちゃくちゃいい資料を作ろうと思って、そんなに作り込む必要はないのに、面白くなってきちゃって作り込んじゃう。
綺麗な資料を作れたことが目的、本来は手段であるはずだった資料を作るというところが目的になってしまって、結局非生産的な仕事になってしまうとかですね。
もしくは例えば会議ってあると思うんですけども、会議も何かしらの関連者の合意を得ることが目的だった場合に、
その関連者の目的が合意が得れれば、例えば開始5分で終わってもいいわけなんですよね。
なんですけど、例えば1時間だったら1時間の会議の時間が取ってあったら、その1時間の会議をすることが目的になってしまって、
本来は手段であるはずの会議をするという行為が目的になってしまうと。
こういうのも生産性的にも仕事のやり方的にも良くないと言われたりします。
なので、私も仕事、特に仕事上において手段が目的化していないかどうかというのは、自分の仕事もメンバーの皆さんの仕事も注意して見ていたりするんですけれども、
ただ、これがですね、場面が変われば手段が目的化することが必要な場面もあるなというふうに思っています。
例えば、成果を出すまでに時間がかかるものとか、コツコツ積み重ねることが必要で、結果を求める時間軸が比較的長いものに関しては、手段が目的化するのが最も大事なんじゃないかなと思います。
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具体的に言うと、例えば、最近の例で思うと、私、いつか英語が喋れるようになりたいと思ってNHKのラジオ英会話をやっているんですけれども、
これは目的が英語を話せるようになること、手段がラジオ英会話することですよね。
ただ、目的である英語を話せるようになることっていうのは、めちゃくちゃ時間軸が長いわけです。
それが達成されるにはすごく時間軸が長いですし、私の場合は特に明確な期日があるわけではないので、時間軸を短くする必要がないんですよね。
なので早急に目的である英語を話せるようになるということを目的化してしまうと、成果が出なくなって苦しい。
毎日ラジオ英会話をやっていても全然話せるようにならないじゃん。苦しい苦しいっていうのが続いてしまって、結局やらなくなってしまうと思います。
なので手段であるラジオ英会話をやるということをまずは目的にして、目的である時間を楽しむ。
そのラジオ英会話をするという目的を果たすために、普段の日常の仕組み作りでどうするかっていうのを考えるのが大事だよなと思っています。
他にも例でいくと、私ヨガをやっているんですね。
ヨガを始めたきっかけっていうのが、最初は痩せたいから始めようと思いました。
ヨガって意外といろんなポーズがあって、緩やかにストレッチしているだけに見えるイメージもあるかもしれないんですけど、
結構ハードなものもあって、割と筋トレになったりとか、あと体質を変えたりとか、そういう効果があるんですよね。
ただ、やっぱりそれも一長一短には成果が出ないので、痩せるっていうことを目的に対して手段であるヨガを始めたのに、
なかなか目的が達成されないってなると、手段であるヨガをするっていうのが嫌になってきて、結局やらなくなり、
最終的に、結果的に目的である痩せるっていうことが達成されなくなるわけです。
なので、手段であるヨガをするっていうことをまずは目的にして、まずはヨガを楽しむ、その時間を楽しむ。
目的であるヨガをするためにどうやって時間を捻出するかっていう考え方にシフトすると、続けられるようになるというか、
続けるのが苦ではなくなるかなというふうに思っています。
私ですね、もともと継続をするのがすごい苦手なんですね。
何か1個始めた時にコツコツコツコツやるのが結構苦手です。
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これテストの波形とかにも出てまして、コツコツ継続をするか、何か発想力を持って決断をどんどんして新しいことを始めていくかでいくと、
圧倒的に新しいことを始めていくっていう力は強いんだけれども、基礎なんですよね。
その中で、短い期間でも自分の中では楽しんで続けていられるかなと思っている英会話とヨガに関して考えた時に、
目的である結論を早急に求めないことと、手段を目的化することを考えることによって、ゆるゆると継続できるのかななんていうふうに思っております。
といっても英会話はまだ始めて、コツコツ続けてられるのが半年くらいで、ヨガはゆるゆる続けてますけども、
ちょっと今妊娠中でお休みしたりしなかったりっていうのもあるので、手段の目的化でその時間を楽しんでやるようにして、
ゆるゆる継続して、長い時間かけた間には、暁には何か結果が出たらいいなぁなんていうふうに思っています。
手段の目的化で続けられていることを一つ思い出しました。日経新聞を読むっていうことなんですけども、
社会人になると日経新聞読めって言われませんか。私結構言われ、営業だったっていうこともあって結構言われましたが、
最初、何のために読むのかっていうのがわかんなくて、すごい嫌だったんですよね。苦手だったんですよね。
ちょっと月日が経った後に、仕事で役割生かすために目的をちゃんと持って読もうと思ったんですけど、目的を持つと書いて苦しくてですね、
だんだん読むのが辛くなってきたけど、日々日経新聞に何が書いてあったか上司に聞かれたりするので毎日読むみたいな時間が結構ありました。
ある時からですね、読むことそのものを楽しむ、そのことそのものを目的としてみようと思ったことがあったんですね。
そうすると結構内容、意外と面白いことを書いてあるし、読み物としてもすごく面白かったので、そこからゆるゆる続けていった、毎日読んでいった結果、
お客との会話とか、マネージャーになった時の戦略作りとか、地味にじわじわ自分の力になってるなーなんていうふうに思ったので、
続けるのすごい苦手なんですけど、手段の目的が、私今後もしていきたいなというふうに思っております。
はい、では今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
昨日の放送にコメントをいただいておりますので、お返しをしたいなと思います。
昨日は、子どもは天からの預かり物というお話をさせていただいております。
天からの授かり物ってよく言いますけども、まあそうではなくて、その天からの預かり物であって、18歳になったら社会にお返しする、
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親の所有物ではないですよねーっていうお話をさせていただいております。
そこに対して、子親アットマークウェブデザイン修行中さんからですね、コメントありがとうございます。
子どもは天からの預かり物という考え方、子育てにおいて大事だなぁと思っています。
ついつい所有物のように思って接してしまうということを聞いてくれなくてイライラしたり、自分の価値観を押し付けてしまったりしてしまいます。
なので、改めてこの意識を忘れないようにしなければと思わせられた放送でしたということで、ありがとうございます。コメントとっても嬉しいです。
そうなんですよねー、なんかこうイライラしてピシャッと怒っちゃいたくなったり、こう壊しなさい、あっしなさいって言いたくなる時って、
相手を一対一の人間として尊重してない時というか、親の付属物、なんか所有物のように思ってしまう時なのかなというふうに思います。
これが子どもが天からの預かり物、いつかその社会にお返しするまで大事に育てていく存在なんだと思うと、
ちょっとハッと終わりに帰ったりしますよね。小屋さんは子育ての先輩かなと思いますので、
はい、そんな先輩からこういうふうにコメントいただけて、私もちょっと改めて気をつけようと思いました。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今日はワールドカップの決勝ですかね。私はもうこのまま決勝を見ずに寝てしまうんですけども、
娘を寝かしつけてくれた夫がですね、一回起きてみると言っていて、
部屋からアラームが聞こえてくるんですけど、なかなか起きなくて、起こしてあげようかどうしようか迷っています。
ということで、また次回も聞いていただけると幸いです。
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