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2024-07-02 14:58

#39−1 ある女性の生と死 博多ストーカー殺人事件について

博多ストーカー殺人事件の裁判を見学してきました。

私が裁判傍聴をするようになった経緯、いくつかのエピソード、そして今回の事件の概要を説明しています。

誰も事件の被害者となりうる。

この事について、決して他人事ではなく、自分にも関係あることとして、世の中の皆さんに事実を知ってほしいと考えました。

事件のニュースの一つ


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絶望の窓際族
こんばんは、じょるのです。
このポッドキャストは、不登校や諸原、経済的虐待や転職失敗で人生を積んだこのじょるのが、窓際族として転生し、生活の知恵や希望とユーモアをお送りする人生再設計番組となっております。
こんばんは、じょるのです。
今日は、いつも皆さんにお届けしているお話と、少し違う方面のテーマで話していきたいと考えています。
何の話をするかというと、私が生まれ育っている町が福岡なんですけど、福岡の中心部、博多駅近辺ですね。
こちらで、昨年の1月に1人の女性が殺害されました。
この殺害された事件について、私が思うことというのと、近所で起きた事件ということで話していきたいと思います。
1話にもしかしたら止まらないかもしれないので、聞いてくださる方は、ちょっと辛抱して聞いていただければと思います。
ショッキングな描写などもあるので、その部分は飛ばしていただいたり、今回聞くのを諦めていただくというのも一つの手だと思っています。
ただ、このことについては色々思うことがあるというのと、私自身、実はこういった事件を裁判傍聴という形で聞くという活動をしていまして、
キャリアがもうそろそろ10年ぐらいになるところでございます。
とはいえ、当然仕事をしているので、平日の裁判傍聴というのは、どの事件でも行けるというわけではありません。
ただ、今回ある程度事件を聞けたというところと、皆さんにお届けできる教訓というのがありますので、
こちらを届けたいと思って、急遽このテーマで配信させていただいている次第です。
では始めていきます。よろしくお願いいたします。
本題に入る前に、まず裁判を傍聴するという行為について話していきたいと思うんですけど、
私が見に行くきっかけになったのは、もともと漫画で裁判長ここは聴役4年でどうですかっていう漫画があったんですけど、
これをかなり前に見てまして、その後月日は流れて見に行くということはなかったんですけど、
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その裁判の話というのは頭に残っていて、誰でも行けるということ、特に誰でも行けるので制約がないということは知っていたんですよね。
でも裁判所にわざわざ行くということはなかったんですよ。何か特段思い入れのある事件というのはないですし、当時。
これがなぜ見に行くようになったかというと、たまたまですね、この話も逸礼したいと思うんですけど、
私がちょっと倒れてしまって、仕事に行けない時期がありました。
その時期から回復期に入りまして、回復する時にですね、散歩から始めたんですけど、自転車でですね、市内の大きな公園によく行ってたんですけど、
その公園に行く帰り道にですね、通り道に裁判所がありました。
その裁判所があったというのを、ふとその公園の行き帰りで気づくんですけど、そういえば漫画で昔見たことあったなと思って立ち寄ってみたというのが、裁判傍置を始めたきっかけです。
裁判傍置を始めてした時に、とあるですね、これも実はですね、女性が被害者でして、男性に今回と同じように差し殺されるというちょっと精算な事件でした。
この事件をですね、見たんですけど、何て言うんですかね、普段触れることもない事件ですよね。
新聞の中で見る事件というのと、自分が生きている世界というのは、隔たれたものであって、自分には関係ないものっていう生活を当然してきたわけですけれども、
ここでですね、裁判の内容っていうのは、こと細かに被害者の人生、加害者の人生、どういう生活を送ってきたか、どういう生活環境だったのかっていうのが、とてもつぶさに文章であったり言葉で表現される場なんですよね。
なので、うまく言えないんですけど、とても臨場感のあるものになってます。
正直、こういう言い方をすると語弊があるかもしれないんですけど、事実は小説よりも気なりというか、それをね、体現しているような場所でした。
初めての傍聴というのは、とても引き込まれまして、こんなことが人生であるのかという衝撃を受けたのがきっかけでした。
そこからですね、いろんな事件をですね、傍聴するようになりました。
で、ほどなく職場に復帰しましたので、平日の裁判、平日にしか裁判というのは行われないわけですけれども、行くということはですね、なくなったんですが、
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時々ですね、全国、福岡の事件であっても、全国を揺るがすようなたくさん報道されている事件というのはありまして、その事件をですね、見に行くということをたまにやっておりました。
どのような事件だったかというのを、いくつか紹介したいと思うんですけれども、有名な事件でいうと、当然北九州の駆動会の事件ですね。
北九州の事件でありながら、福岡で行われるのは理由がありまして、小倉地裁にはですね、金属探知機がないんですけれども、福岡地裁にはですね、金属探知機があります。
これさえあれば、刃物であったりとか、ピストルっていうものを持って入るっていうことができないので、それでですね、福岡で裁判が行われます。
本当にいろんな証言が飛び出してきまして、地元のあそこの高速道路の、北九州の高速道路の下の、あそこでお金が受け渡しされてたんだなとか、どこどこの病院に入院してたって言ってましたけど、
あそこはヤクザと繋がりがある病院だって言われてたけど、あれ本当だったんだなとか、いろんなことがそこでわかりました。
あとですね、洗脳系の事件っていうのがありまして、何かっていうと、結構有名な事件で、ママ友がですね、とあるママを洗脳して、その一家からですね、洗いざらい生活費、お金をですね、奪っていくという事件がありました。
その結果ですね、食料も買えず、食事ももらえずですね、ママの子供さんがですね、餓死していくっていう事件がありました。
ちょっとあまりにもですね、裁判で国名に、小さい子供がですね、食料を与えられず亡くなっていくっていうのが、かなり国名にですね、証言されましたので、
私の方もですね、こういった事件聞き始めて、かなり年季が入ってるんですけども、10年近くいろいろ聞いてきたんですけれども、それでもですね、ちょっと精神が持たなくなりまして、
そこからですね、スプラッター映画であったりとか、被害者が過度な虐待に遭うっていう映画とか漫画の類いがですね、あまり見れなくなってしまいました。
そのような、せんどけの事件がありました。
もう一つですね、地区語でリサイクルショップを営んでいた、これもちょっとサイコパスな夫婦がいたんですけども、やっぱりですね、立場の弱い人をですね、監禁してお金を奪って、最後殺害してしまうっていう事件がありました。
これもですね、実は、私、現場検証ができまして、ここに住んでたんだなとか、このリサイクルショップでこの事件が行われてたんだなっていうところまで見てきたんですけど、私、霊館とか全然ないんですよ。
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そこのですね、倉庫の隣にある物置にですね、人が閉じ込められてた。そこで人が亡くなったっていう証言を聞いてたんですけど、その倉庫を見た時に、今まで感じたこともないようなゾワッという感じで、全身に鳥肌立ちまして、普段全く霊館とかないんですけど、ここにはもう立ち入らないでおこうと思ってすぐに帰りました。
あとはですね、ちょっと変わった事件なんですけど、アウトレイジっていう映画見た方はですね、わかると思うんですけど、ガーナ大使館っていうのがありまして、その大使館名義で博多区の中津にですね、有名な観楽街である中津に火事の設立して、上前を跳ねていた男がいまして、その裁判がありました。
本当にですね、アウトレイジの世界があるんだなっていうのを目の当たりにしました。
そのようにですね、いろんな裁判、いろんな事件をちょっと見てきまして、我々の世界とこの新聞で見る事件の世界っていうのは地続きであるんだなっていうところが、よくわかった傍聴録でした。
このようにですね、いろんな事件を見てきたわけですけれども、改めて今回説明しようとしている事件について概要を少しまとめます。
殺害の当時の状況だけをできるだけまとめようと思うんですけども、被害者がですね、30代後半、40前の女性でした。
彼女はですね、当時平日はですね、昼間派遣会社で働いていて活発でですね、有能な方だったと思うんですけど、入ってあれよあれよと係長ぐらいまで昇進されていたそうです。
それでですね、夜は土日だけ会員制のクラブで働いていたそうです。
当時、離婚した旦那さんと一緒に作ったお子さんなんですけども、5年生、6年生ぐらいの女性の子供がね、一人いました。
夜のですね、仕事をしていたわけですけども、そこでですね、加害者と出会って、当初恋愛関係にあるわけですけども、事件が起こった日までにですね、いろいろストーカートラブル、
そういう状況がありまして、当時はですね、本人は別れたと思っている状況だったと思います。
加害者をですね、被害者の職場近くで待ち伏せをしたと言われてまして、これ監視カメラの映像にも残っているんですけど、被害者をですね、170メートルぐらい追従して、
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追従とついて歩いて、一緒に博多駅の方まで歩くわけですけども、その時はですね、警察から、裁判所からストーカー行為禁止の命令、近づいちゃいけないという命令が出ているので、
本当はですね、そのように出会うこと自体がNGなんですけど、博多駅の方までついて歩いて、170メートルぐらいですね、ついて歩くわけですけども、そこでですね、何らかのトラブルなのか、言い合いなのかわからないですけど、そこはですね、裁判で詳しくは語られなかったんですが、
何かその、加害者がですね、金銭に触れる部分があったのか、トートバッグの中に持っていた包丁を取り出して、被害者をですね、17回も刺して殺害しています。これはですね、目撃証言もありまして、刺しているところをですね、見てしまった方もいらっしゃいます。
なので、疑いもない犯行です。これがですね、事件の概要です。
ちょっと余談ではあるんですけども、その日はですね、私もそこの300メートルぐらい離れた居酒屋にいまして、後輩のですね、女性の後輩なんですけども、その後輩と待ち合わせしてですね、後輩が仕事で遅れてたんですよね。
それでですね、私会社から帰る時に会社のですね、スラックで博多駅で刃物を持った男が人を刺して逃げたままであるという、注意しなさいということをですね、スラックの方で社内で周知されまして、ちょっと用心して行こうと思ってですね、その居酒屋に行ったわけですね。
で、着いてしばらくしても後輩が来なかったので大丈夫かなと思って、心配したのを覚えています。後輩がほとんどなく着いたので、良かったなと思っています。その後輩も実はストーカー被害に謝されているという話を聞いておりましたので、本当に被害に遭わなくて良かったなと思っているところです。
これがですね、殺人事件が起きた当日の簡単な概要の説明なんですけども、ちょっとですね、ここからは次回、内容というかですね、何でこれが起こってしまったのかとか、その辺りをですね、ちょっと深掘りしていきたいかなと思います。
で、そこでまた自分たちも決してね、このようなことっていうのは他人事じゃないというか、被害者にも加害者にもなり得るんじゃないかというところですね、ちょっと深掘りして話していきたいかなと思っています。では、次回もよろしくお願いします。
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