1. コーヒー沼で泥遊び
  2. #tbt インドのコーヒーと歴史
2020-10-15 09:57

#tbt インドのコーヒーと歴史

 
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おはようございます。今日もコーヒー飲んでますか? コーヒー沼で泥遊び、パーソナリティーのしょーへいです。
今日は10月の15日、木曜日でございます。 毎週木曜日はスローバックサーズデイということで、
インスタグラムなどで見かける、ハッシュタグtbt スローバックサーズデイ、木曜日には昔を振り返ろうというタグが存在しているんですけれども、
僕の番組でもちょっと昔の話だったりとか、歴史の話をしていくと、コーヒーにまつわる歴史の話ですね。
皆さんにお伝えできればと思っております。今日のテーマは、インドのコーヒーとその歴史といったところでございます。
この番組は毎日10分間、コーヒーは楽しい、そして時には人生の役に立つということを知ってもらい、
リスナーの皆さんを広くて深いコーヒー沼に引きずり込んでいくことを目的とした、トークラジオとなっております。
まず初めに、なぜインドなのかということなんですけれども、 ひまわり屋さんのリスナー分布を調べてみました。僕の番組がどういう方たちに聞かれているのかという統計を見ることができるんですけれども、
1位は日本ですね。圧倒的に日本人が、日本人かどうかわかんないけど、日本から聞いてくださっているんですけれども、
なんと2位がインドでして、これ2位っていうのが実は同率でもう一つ国がありました。それがオーストラリアだったんですけれども、
オーストラリアは多分吉永家のご夫婦とか寿金さんご夫婦とかあたりが聞いてくれているのかなと思うんですけど、
僕インドの人知らないんですよね。これちょっと誰かわかんない。誰かもし名乗りをあげてくれたら嬉しいんですけれども、
インドの方は僕たぶん知り合いないと思うし、寿金さんと吉永家が2組で同率2位ってことは、おそらくインドの人1人やからもうインド実質2位やんってなって、
それはちょっとインドの人を大事にしなきゃいけないなということで、インドのお話をしていこうかなと、そういったところでございます。
で、皆さんどうですかね。インドって言うとコーヒーより紅茶のイメージが強くないですか。
実際紅茶の消費量っていうのはインドが一番ですし、生産量に関してもインドが一番なんですよ。
あのアヘン戦争って、19世紀ですね。イギリスがこの紅茶を輸入したくってインドから。
で、自分のところお金が出したくなかったから、お金じゃなくてアヘンを交換するみたいな感じで貿易に出して、
アヘンって言ったら麻薬ですので、そんなものをちょっとなんで送ってくれるんだっていうことで戦争になったあのアヘン戦争ですけど、
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これが19世紀の話なんですね。紅茶っていうのは19世紀ぐらいから栽培されて盛んになっていた感じなんですけれども、
実はコーヒーはもっと古くてですね、17世紀頃からインドで飲まれていたということです。
紅茶よりコーヒーの方が古いんですよ、歴史がインドの中で。意外でしょう。
どのようにしてインドにコーヒーが伝わったかという話なんですが、
まずコーヒーの発祥の地と言われているのがエチオピアで、
コーヒーが広く広まっていった場所っていうのがイエメンっていう国で、これが場所的には近くて、
エチオピアはアフリカ大陸の地図で言うと右端ですね、右上の方にあって、
右上って北東あたりにあって、海をちょっと挟んでユーラシア大陸に続いていくんですけれども、
そこら辺のアラブの国の中でイエメンっていうのがめちゃめちゃ近いんですよ。
海を渡るとはいえとても近い国なんですね。
そのあたりからさらにトルコの方、旧オスマン帝国の方に広まっていき、
ヨーロッパの方にも伝わっていったというような形でコーヒーが伝播していったんですけれども、
そんな中、1600年代に南イエメンに巡礼に旅に行ったインド出身のイスラム教聖者、
ババ・ブータンさんという方がコーヒーに出会って、これはインドに持って帰りたいと、
インドでも飲めるようにしようということで、イエメンからモカっていう港があるんですけれども、
そこから7種類のコーヒーを持ち帰ったと、インドに持ち帰ったわけなんです。
で、7種類のうちの1つがうまいこと発芽しまして、その種からどんどんとコーヒーを増やしていって、
インドでコーヒーの栽培が始まったというお話でございます。
実はですね、このコーヒーの美味しさからか、これはどうも儲かるぞということに気づいた、
イエメンであったりトルコであったりのアラビアの商人たちっていうのは、
コーヒー豆の輸出を禁止していたんです。
だからこのババ・ブータンさんは内緒で、言ったら密輸ですよね。
内緒でこのコーヒー豆を持って帰って、インドで栽培をしたということなんですよ。
そんな貴重なコーヒー豆ですが、現在の南インドに位置するマイソウルというところの、
チャンドラヒルというところからどんどんと広がっていって、18世紀に入る頃にはヨーロッパの柄の輸出を想定した大きなコーヒープランテーションが行われるようになりました。
このマイソウルという場所は今でも有名なコーヒーの産地となっております。
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で、なぜこのコーヒーが紅茶に抜かれてしまったかと言いますと、
コーヒーの木の病気でサビ病というものがあります。
サビ病はもうコーヒーの最大の敵と言っていいぐらいの厄介な病気でして、いろんな国で大変な騒ぎを起こしております。
インドでも同様にこのコーヒーサビ病というのが見つかってしまいまして、まずこのコーヒーの伝染病でして、空気感染をするんですよ。
空気感染するので、今ちょっとコロナとかね話題になってるんですが、エアロゾル的なことですよね。
空気で感染しちゃうんで防ぎようがなくて畑にもう一気に広がってしまうという病気で、
このサビ病にかかったコーヒーの木は二度とコーヒーの実がならなくなるという恐ろしい病気なんですね。
それでインドでもこのサビ病が発生してしまいまして、なんと2週間でコーヒー農園が全滅するほど壊滅的な被害をもたらしたということです。
コーヒーの生産がここからまた立ち上げていくのは大変だったので、仕方なく紅茶へとシフトしていったというような感じなんですよね。
これ実はコーヒーがダメになって紅茶の栽培を盛んにさせたという国が他にもありまして、これがスリランカでございます。
セイロンティってご存知でしょうか。余談なんですけど、スリランカは昔はセイロン王国という国でした。
今でもセイロン島っていう島国がスリランカに当たるんですけれども、スリランカに関しても同じことが起こったわけです。
でもスリランカはもう新しく紅茶を植えることなく紅茶だけでやってるんですけれども、新しくコーヒーを植えることなく紅茶だけでやってるんですけど、
インドはコーヒーをまた植えて、もう一回コーヒーの貿易ができるぐらい大きな畑を作っています。どれぐらい大きいかというと、実はインドってコーヒーの生産量世界7位なんですね。
年間34.8万トンも生産しています。 1位がブラジル、2位ベトナム、3位コロンビアって感じで進んでいくんですけど、
例えばガテマラっていう国、コーヒーで有名で皆さん名前も聞いたことあるし、コーヒーのイメージがある方もいらっしゃると思うんですが、
なんとガテマラは10位なんですよ。インドと結構な差が開いているんですよね。それぐらいインドってコーヒーの生産量多いんです。
現在インドではたくさんのコーヒーが生産されていて、その中でも香り高くて美味しいアラビカ種も育てられていれば、
サビ病に強いロブスターという種類の品種も育てられていて、どちらもスペシャルティーコーヒーのレベル、めちゃめちゃクオリティの良いレベルのものが生産されているコーヒーの第三地であるというお話でございました。
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そんでインドのコーヒーって美味しいのっていう話、まあ気になるところだと思うんですけど、普通に美味しいです。
結構バランスが取れた感じで、エキゾチックな感じがあるのかなって勝手に思ってたんですけど、言うても僕はそんなめちゃめちゃインドのコーヒーをたくさん飲んだわけではありませんが、
非常にバランスが良くて甘みと酸味がちょうど調和していて、日本人でも飲みやすい味なんじゃないかなと思ってます。
現地の方たちはミルクを入れることが多くて、さらにはカルダモンやシナモンなどのスパイスを入れて、そうですねチャイのコーヒー版みたいな感じでマサラチャイというものを飲むっていう文化もあるみたいです。
いかがでしたでしょうか。コーヒーね、インドのコーヒー興味持たれたら是非お店で見つけたら飲んでみてください。
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