東京都の消費税未納問題
おはようございます。今日は9月30日、火曜日。40代からのリスタートチャンネル🐇、今日も始めていきたいと思います。この放送は、私ととっすぃが日々の気づきや学びを、あえてお届けする私へ、毎朝お届けしております。
はい、というわけで今日は時事ネタになりますね。
昨日ですね、ボイシーを聞いていたら、あのー、瑞里市の大高知香織さんの放送で、東京都の特別会計の消費税未納問題についてお話しされていたんですね。
これについて、私もちょっと感じたことがあったので、皆さんにお伝えしたいと思います。
まずですね、役所の税務会計というか、その制度って皆さん考えたことありますか?
基本的にですね、一般会計と特別会計、企業会計、3種類分かれるんですね。
ほとんど皆さん聞いたことないんじゃないかなと思いますけども、一般会計っていうのは歳入歳出っていう単式の母規なんですよね。
なので、すごくわかりやすい収入と支出のワンパターンしかないっていう、ざっくりですよね。
どんぶり勘定が一般会計。これが行政の基本的な会計制度なんですね。
それに対して、それとは違うよ、特別な会計だよっていうのが一部ありまして、事業的なものをやっているものですよね。
今回でいうと東京都であれば、都営住宅の事業をやっている特別会計なので、都営住宅に関わるものだけが関わっている会計っていうのを作っているんですね。
下水道とかもそうなんですけども、そのための事業だけに歳入歳出があるっていうものなんですが、それに関しては一般会計と違って、
福祉規模期、収入支出両方ですね、収益的支出と資本的支出の両方があって、福祉期なんですよね。
なので、どちらかというと企業会計に近い、一般企業が使っている企業会計に近い会計ですよね。
我々がどちらかというと民間会社の方で経理処理をやっているものと似ているんですけども、
今回ですね、東京都が運営している都営住宅を扱う特別会計なんですけども、本来なら払わなければいけなかった消費税っていうのを長年申告漏れていたっていうことが判明したんですね。
これきっかけは何だったっていうのかっていうと、2030年度からインボイス制度っていうのが始まりまして、それに東京都が消費税の申告を始めたわけなんですね。
それがきっかけで国税局の方から、あれ、お宅のところって今まで収めてなかったんでしたっけっていう形で問われてしまって、
さかのぼってみると、2002年からずっと消費税を収めていなかったということだったんですね。
その結果、一応国税局としては過去5年間をさかのぼって徴収するっていう形になって、およそ1億3,600万ぐらいですかね、まとめて東京都が納付したという事件がありました。
これ何で未納が起きたかっていうところなんですけども、東京都の説明によると、特別会計も一般会計と同じように消費税の申告義務はないものだと理解していたっていうことなんですね。
一般会計っていうのは特別免除っていうのがありまして、消費税が納める必要がないんですよね。それと同じだろうという考えをしていたということなんですね。
消費税法上では特別会計であっても、一定規模の課税売上があればきちんと申告納税する義務があるっていうことを東京都は知らなかったっていうんですね。
本当に非常に問題だなっていうところがあるんですけども、一つ目は法令理解と内部統制の甘さっていうのは逃げられないですよね。
法令理解と教育制度の必要性
これが20年続いたっていうところがすごいなとは思うんですけども、これがインボイス制度が始まらなければ、永遠と税金を見直していたという事実があったっていうことなんですよね。
ちょっと原因はいろいろあると思うんですけども、基本的に役所の人って税金について特に研修を受けて学ぶっていうこともないですし、私もほとんど仕事上で税金を扱ったことはないので、
自分で勉強してある程度身につけたりとかっていうのを知っているわけなので、今知らないっていう方もほとんど役所の方はかなりの割合いるんじゃないかなっていうふうに思います。
もう一つは責任の所在っていうところで、東京都はどこの部署がどういうふうにチェックしてどう判断していたっていうのか、
何もチェック体制っていうのがきっとなかったんだろうなというところで、
本来であれば監査っていうのを入れまして、税理士の方を何人か呼んで、何年かに1回チェックしてもらうっていうのが普通じゃないかなっていうふうに思うんですけども、
それをやっていなかったのかどうか20年間ほったらかしていたということですよね。
他の県とかも実際これを聞いて、もしかしたら本当ビクビクしている県もあるんじゃないかなっていうところで、
他の都道府県も多分チェックは入っているんでしょうけども、
きっと日本の中枢である東京都がこんな状態であれば、他の役所も全然可能性はあるってことなんですよね。
特別会計っていうのは正直全国の自治体持っていますから、
これは多分他の自治体もきっと未能のところがたくさんあるんじゃないかなって私は思っております。
逆に東京都の消費税っていうのは他の地方自治体の規模とは全く違う金額になりますので、
正直田舎のところが消費税を未能を収めたところで、
東京都を収めた額のほんの全然雀の涙ぐらいの程度は何かもしれませんけども、
実際に自分の組織がちゃんと機能しているかっていうのを定期的に外部の人に見てもらうっていうのは重要なのかなと思います。
これは個人事業主の方でも会社経営されている方でも同じようにならないように気を引き締めてやっていく必要があるのかなというところで皆さんにお伝えしました。
あとはですね、やっぱり税への知識っていうのは義務教育に入れるべきだなって大越さんも言っていたんですけども、
私たちの教育制度っていうのをやっぱり変えていく必要があるんじゃないかなというふうに大きな視点から考えることができたので、私なりに話してみました。
というわけで今日もお聞きくださりありがとうございました。
税金といえばですね、ふるさと納税のポイントがですね、もうなくなってしまうっていうのはやっぱりかなり痛いんじゃないかなというふうに思います。
私もですね、昨日ですね、またふるさと納税の方をチェックして最後のポイントをですね、獲得するっていうことをやりましたけども、皆さん、今日頑張っていただければなというふうに思います。
というわけで今日もいってらっしゃい。