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おはようございます。今日は11月27日水曜日、40代からのリスタートチャンネルを始めていきたいと思います。
この放送は、私としていた日々の気づきや学びを、あとぶっとする場として毎朝お届けしております。
はい、というわけで、今朝は相当雨が降ってきたんですけど、今は止めましたね。
日中はかなり暖かくなるということで、昨日は寒かったですね。
うちの隣のジジババたちもですね、みんな風邪をひいて寝込んだんですけど、子どもたちもですね、ちょっと調子悪いそうなんですが、私は元気なんですけども。
はい、というわけで、週の真ん中、今日もやっていきたいと思います。
先週末ですね、九州の方に行ってきまして、熊本県に私初めて行ったんですよね。
熊本県に行って熊本城を見てから、今度は阿蘇山に向かったわけなんですけども、レンタカーで走っている時にですね、巨大な白い工場が風景に見えたんですよね。
で、あれなんだろうって思ったら、半導体の工場なんですよね。
そういえば私も過去にですね、発信したことあったかもわかりませんが、TSMCっていう会社のですね、工場が熊本に今年できたっていうニュースでも取り上げられてましたよね。
TSMCって何なのかっていうところなんですけども、要はですね、先端の半導体、小さな小さな半導体ですよね。
それの製造を世界で牛耳っているほぼ9割ぐらいをですね、担っている会社なんですよね。
半導体っていうのは、いろんなところに使われてますよね。
昔から家電とかパソコンとかですね、スマホなんかもそうですし、あとEVですね、車とか、今はAIとかですね、いろんなところで活躍するものでございまして、
半導体っていうわけですから、導体っていうのは電気を通すもので、電気を通したり通さなかったりする物質ですよね。
しかもそれが髪の毛の10分の1、何ミクロンぐらいの小さな小さなですね、要は脳みそですよね。
電気を通したりすることで回路を作ることができるんですけども、その回路の中に電気を通すときに0、通さなかったときに1っていって、
日進法とか言われまして、0101でいろんな回路をですね、刻んでいくっていう、非常にですね、スーパーマイクロチップなんかって言われますけども、
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言うなればですね、世界のですね、本当に英知みたいなもんですよね。
これが21世紀の原油って言われてるんですよね。お金になるということですよね。
その原油を作る工場みたいなのが油田って言われてるんですよね。
21世紀の油田が半導体の工場、それがですね、熊本にできるというニュースがあったわけなんですけども、
今となっては半導体っていうのはですね、自社で製造するのではなくて、自社では設計をして作ることに関してはTSMCがほぼ全てを担ってしまっていると。
それほど最先端の技術を持ってて、他の会社が全然寄せつけないぐらいの技術らしいんですよね。
なので、基本的には日本もそうですけども、アメリカですよね。
ガーファムとかグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト、メガテック企業がですね、
こぞってですね、TSMCに半導体を製造、委託しちゃってるわけですよね。
なので、世界中の大企業ですね、になっているのがTSMC。
それがですね、もともとは台湾の会社なんですよ。
TMC、台湾なんとかなんとかカンパニーっていう略なんですけど、
それがですね、なぜ熊本に来たかっていうところで、私も過去に勉強したことはあるんですが、
いろいろですね、理由はあると思うんですけども、
まず台湾から日本に来た理由っていうのが、そもそもアメリカがですね、やっぱり危機感を感じたわけなんですよね。
なんでかっていうと、台湾とアメリカって同盟を組んでいまして仲がいいんですけども、
中国ですよね。中国とアメリカっていうのは非常に対立していると。
中国っていうのは、急激にその経済成長がなされた国で、昔は社会主義の国だったんですけども、
その中に資本主義を取り入れるという荒技を成し遂げてですね、
ここ何年かでアメリカにたどり着くぐらいのですね、経済企業を有する国になってしまったと。
それでですね、中国が台湾を狙っているっていうのを皆さん聞いたことあると思うんですけども、
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いろんな戦略を練っている状況でですね、もしかしたら台湾が侵略されるかもしれないということで、アメリカも非常に危惧していると。
しかもですね、そこにはTSMCっていうものすごい重要なですね、キーマンがいるということで、
それを危機と捉えましてですね、TSMCの工場を日本とアメリカとドイツの方に分散化したわけなんですよね。
日本でなぜ熊本が選ばれたかというと、かつて九州っていうのはシリコンアイランドって言われて半導体の企業がですね、たくさんあったわけなんですよね。
何でかというと、九州って水と電気が豊富なんですよね。
豊富な地下水と原子力、それから再生エネルギーの電気が余すことなくあるということで、
しかも台湾からですね、距離的にも近いということで選ばれたと。
そこにですね、やっぱり日本政府がこれはぜひ来てくださいということで、工場を建てるのに約1兆円かかったらしいんですけども、
それの半額をですね、国の方から補助すると。
今度2つ目の工場を作るのに3兆円かかるのに、さらにですね、また1兆円を補助するということで、国を挙げてバックアップをしていくと。
そりゃそうですよね。油田が日本に来るっていう話ですから。
一説によると7千億円の年間経済効果があるということなんで、1兆円って言ったらですね、ものすごい高いと思うんですけども、
年間で7千億の経済効果が見込めればですね、1兆円もそんなに高くないという形なんでしょうね。
もちろん油田ですから、ずっとそのお金が生み続けれるということで、
いろいろちょっとお話してしまいましたけども、40代になってからですね、こういうふうに世界経済とかいろんなことをですね、調べたりして、
旅行に行った時にですね、あそこにある工場とかなんだろうとか、そういうふうに目が行くようになったんですよね。
いろんな形で、今まで多分20代30代じゃ気づけなかったことも旅行中に気づけるようになったということで、
今日すごく長くなってしまいましたが、ここまでお聞きくださりありがとうございました。
なので皆さんもですね、いろんなことに興味を持って、これからも人生を豊かにしてまいりましょう。
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それではまた。