今はこれで良い
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。 今日は、今はこれで良いと決める力というテーマでお話ししたいと思います。
今、電子書籍の仕上げ作業をしています。 今日もまさに原稿をどこまで直すか考え悩んでいました。
読み返すたびに、 ここはもう少し言い方を柔らかくしたい方がいいのかな、とか
この文章わかりやすいかな、 そんなことが出てきます。
直そうと思えば正直 いくらでも直せてしまえるような気がします。
そして不思議なことに、 これでもう完成に近いかなと思っていても、
次の日に読むとまた直したくなるところが見つかります。 そんなことの繰り返しをしています。
でも今日、ふとこんな風に感じました。 これは終わらないかな。
と。 もちろん、より良くしたい気持ちはとても大切だと思います。
ただ、どこかで手放さないと前に進めない、
という現実もあります。
だから今日は、 今の自分としてここまで整えたなら、
今はこれでいい、と決めよう。
そう自分に言い聞かせました。 それは妥協というよりも、区切れをつける覚悟に近い感覚です。
その時点でのベストですね。
もしまた新しい気づきが生まれたら、その時はその時で、 次の本や別の形で表現すればいい。
本作りは終わりではなくて小さな通過点 なんだと考えています。
私たちはつい、100点に近づけたくなるし、
もう少し、もう少し、と手を入れたくなります。
でも今の自分としてのベストと、 永遠の完成形、
これは少し違うと思います。
前者は現実に進みながら育っていくもの。
後者は頭の中でだけ膨らんでいくもの。
そして前に進む人ほど、どこかで、 今はこれでいい、と決めるのが
うまいのではないかと思います。
今日の私はまた文章を整えながら、 まだまだ直したいなと思いつつも、
最後は区切りをつけました。
不思議なことに少し心が軽くなった気がします。
完成とは完璧になることではなく、 今の自分で手放すこと。
今日はそんなことを改めて感じた1日でした。
今日は、 今はこれでいいと決める力についてお話ししてきました。
この話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。 それではさようなら。