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今日は日本経済新聞、日経新聞の一番裏のところに、私の履歴書というのが毎日連載されているんですけれども、それについてお話をしてみようかなと思います。
この私の履歴書というのが、月替わりで大きい会社の社長さんとか、創業者の人とか、
政治家の人、学者の人という、いわゆる著名人の人に、その人の反省を振り返って、その人自身が語っていくという感じで、1ヶ月続くんですけれども、
今月がですね、網記ですね。それを作った島正規政策署というところの、今、会長さんで、創業者である島政宏さんという方が、ずっと書いてます。
3月も終わりなので、もうだいぶ終盤に差し掛かっているんですけど、もともとですね、本当にこの人がいろんな網記とかを、どんどん開発して、どんどん会社を大きくしていくんですけれども、
初期の頃に、手袋の、それを自動で編む機械というのを開発してらっしゃるんですね。で、例えば軍手ってありますよね。あれってすごい安い値段で、今売られてますけど、結構あれって構造複雑ですよね。
私も昔、編み物をちょっとしてた時があって、例えばマフラーみたいに真っ直ぐ編んでいくんだったら、機械だったらもう本当にすぐダーッと編めると思うんですけど、手袋って結構構造が複雑というか、いろんな工程があると思うんですね。
で、それを全部機械でやるっていうのを、この方は自分で考えて、それを実際機械として売り出してということで、やっぱり最初からうまくいったわけじゃなくて、なかなか機械が完成しなかったり、資金繰りがうまくいかなかったりということで、本当にいろんなことを乗り越えて、この方は会社を大きくしていってるんですけど、
例えば今、ファストファッションと言われるところとかで、ニット製品なんかもすごい安く売ってると思うんですけど、あれって結局機械で編んでるからこそ安くできるわけで、
昔のように手編みというか、職人さんが一つ一つやってたら、とてもそんな2,000円とか3,000円とかでセーターとか売れないはずなので、やっぱりそう考えると、なかなか目に見えないですけど、こういう誰かが一生懸命頑張ってコツコツ開発していったり、
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積み上げていったものが、今の社会というか、世の中にはいろんなものがあるんだなと、それだったら本当にテレビだったり自動車だったり、何でもそうなんですけど、やっぱりそういう恩恵を受けられるっていうのは、こういう人たちがすごいいろいろ頑張ってこられたんだなっていうのを、この私の履歴書を見るといつも思うんですけども、やっぱり今、
今、もうすでにすごい人っていうのは、例えばその大きい会社でね、こう大きい工場があってやってるようなところとかって、もうなんかこう、最初からすごかったんかなっていうふうに思っちゃう。私もそう思っちゃうんですけども、やっぱりこういうのを見ると、その本当にこう最初はね、こうちっちゃい、
あのもう町の工場みたいなところとか、もう自分の家の自宅の一室で始めたり、ということで、まあ最初からこうすごい人というのはいなくて、やっぱりこうどんどんステップを踏んで上がっていってるんだなっていうのをすごい思います。で、まあやっぱりこう、ついついあの私たちってこう、
現在うまくいってる人と比べて、あ、なんかあの人はすごいけど、まあ私はもうどうせそんな追いつけないなっていうふうに思っちゃうと思うんですけれども、まああのこういう、えーと、なんかすごいことを成し遂げた人って、まあこの私の履歴書だけじゃなくて、まあいつもいろんな人を見てて思うのは、やっぱりこううまくいってる人っていうのはうまくいくまで諦めてない人だなっていうふうに思うんですね。
で、えーと、まあいろんなチャンスがあったとしても、こう、まあ途中でね、いろんなことがあって、あ、もう無理だなと思って、こう簡単に手放してしまう人もいれば、まあ今回はこれが無理だったけど、じゃあ次うまくいくためには次これをこうしたらいいんじゃないかなっていうことを考えられる人とやっぱり分かれていくと思います。
で、えーと、結局その続けられる人っていうのは、まあ諦めなかった人っていうことを思うと、まああの、なんかね、こうすぐにうまくいくことばっかりじゃないですけども、やっぱりこう諦めずにやり続けるっていうのは大事かなっていうふうに思います。ということで、今日も最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。