00:06
和田おはまです。前回は、高校で投資の授業が始まるというお話をさせていただいたんですけれども、その時に最後にご紹介した本ですね。それについて、ちょっと今日はお話をしてみようと思います。
本の名前が、「15歳から学ぶお金の教養。先生、お金持ちになるにはどうしたらいいですか?」っていうタイトルなんですけども、これを書かれたのが、奥野和重さんといいまして、
農林中金という運用会社の、実際に株式投資をしている、ファンドマネージャーと言われるお仕事をされている方で、いわゆる投資のプロの方が書かれた本になります。
この本は、高校生向けということで書かれているんですけれども、大人が読んでもすごく役に立つ本です。例えば、GDPとは何ですかとか、河瀬ですね、円高と円安はどっちがいいんですかとか、株式投資のこととか、会社の仕組みとかですね。
いろいろ書かれていて、本当にすごく、そういうのが一つ一つわかりやすく説明されていて、すごく勉強になるんですけども、中でもやっぱりすごく印象に残ったのが、投資についてのことですね。
この本の中では、毎日のあらゆる物事は投資であるというふうに言っていて、その例として、例えば高校生がマクドナルドでアルバイトをしたら、時給1000円ぐらいで、2時間やったら、これが2000円になると。
その2000円で、友達とバーミアに行って、2時間食事をしてということで、2000円稼いで、2000円使っちゃって、その間に4時間ってなるんですけど、もしこの4時間という時間を英検1級を取るために勉強して合格したら、バイトの時給は英語が使えるということで、今後ずっと上がっていくので、そっちの方が長い目で見たらいいよねということで。
それを投資ですというふうに言っているんですね。ここに書いてあるのが、現在の資産ですね。時間、才能、お金を等価することで、将来的により大きな資産、この資産というのは時間、才能、お金を得ようとすることを投資と言いますということで、今我慢することで将来より大きな何かを得ようとすることというふうに言われています。
そう考えると、投資というと難しいとか、損するんじゃないかみたいなイメージを持っている方もいらっしゃると思うんですけれども、自分に投資をしたら自己投資ですし、これからずっと伸びていくであろうという会社に投資をするということになると株式投資ということで、
03:16
この投資をするというのは、高校生はもちろんそうなんですけど、高校生より持ち時間は少なくなってしまっている大人にとってもやっぱりすごい大事な考え方かなと思います。
やっぱり今って、昔のように一生懸命勉強していい大学に行っていい会社に就職したら、それで一生安泰ということはなくなっていて、私たちの頃もやっぱり当時のすごい優秀な学生が就職していったような会社でも途中で潰れてしまったりですとか、
潰れないにしてもかなりリストラがあって、たくさんの人が辞めていくみたいなところっていうのも本当にたくさん見てきましたし、いい会社に入ればそれで将来ずっと保証されて、しかも幸せにずっと生きられるかって言ったら、
もう今そんなことじゃない、そんなことはないなっていうのはみんな気づいているとは思うんですけれども、だけどやっぱりそれでも何もしない人と、やっぱりさっきの自分の資産を、今持っている資産を何かに投じるっていうことを少しでもしている人としていない人っていうのは、これからどんどん差がついていくのかなというふうに思います。
なので、投資についてちょっと考えてみたいなっていう方にはすごくおすすめの本です。ということで、今日は先生お金持ちになるにはどうしたらいいですかっていう本のご紹介をさせていただきました。最後まで聞いていただいてどうもありがとうございました。
