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和田おはまです。今日は、聴こえない片耳と、どうつき合っていくかというテーマでお話ししてみようと思います。
ここだけ聞くと重たいテーマなんですけど、私は生まれつきなんですけど、左の耳が聴こえないんですね。
聴力検査とかしても、左耳はもう全く聞こえませんという結果になるんですけど、ただ日常生活をする上では、右が普通に聞こえるので、全然会話とかもできますし、
何か聞き取れないっていうことは基本的にはないんですけど、ただ困るのが、左側から話しかけられるとやっぱり聞き取りにくいんですね。
例えば、車の中とかだったら、自分が運転席で助手席の人が喋るとかだったら、基本的には他に音がしないので全然聞き取れるんですけど、
困るのが、レストランとか、最近はもうそういう機会ほとんどないですけど、大勢で、例えば会社の飲み会とかですごくガヤガヤしたところで、左側の人から話しかけられたら本当に聞こえないんですね。
どうしてもそういう状況になっちゃったときは、話しかけてくれた人に、すみません、ちょっとこっち聞こえないんでって言って、変われるんだったら席変わってもらったりとかするんですけど、困るのが円卓ですね。
よく中華料理とかで、丸いテーブルに座るときあると思うんですけど、その場合は、それ以外の普通に四角いテーブルとかだったら、席選べるときはできるだけ左の端をキープするようにしてるんですけど、丸いテーブルだとそれが選べないので、どうしても左に人が来てしまうので、そういうのがちょっと困ったりっていうのがあります。
あとは、音の方向がわからないんですね。だから会社で働いている時とかに電話を取るっていう仕事があったとすると、よく自分の席じゃない電話が鳴って、内線電話とかだったらそれをピックアップして取るとかっていう場面があったんですけど、
その時もどの方向から鳴ってるか全くわからないので、そういうのはちょっと困ったりはしていました。ただ、物心ついた時からずっとそういう状態なので、若い時とかはすごい不便だなって思ってたんですけど、
この年になってくると、それですごい困るっていうことはあんまりなくて、それはもうそういうもんだと思って、もう受け入れて付き合うしかないかなっていうふうに思うようになりました。
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さっき言った隣の人の話が聞こえないとかっていうのも、あとはコミュニケーションの問題で、すみません、こういう私聞こえないんですっていうことを言って、それで場所を変わってもらうなり、何かをすれば自分にとっての不便というのは解消されるので、
やっぱり若い時っていうのはそういうのもあんまり自分でうまくできなくて、私はすごいこういう弱点があるからっていう感じですごい思ってたんですけど、今はあんまり弱点っていうよりも、それも含めて私っていう感じで思っています。
よく言われるのが、自分の特徴というか、いいところと悪いところっていうのは表裏一体というか、例えば優しい人っていうのは優柔不断な人だったり、大らかな人っていうことは細かいところになかなか目が行かなかったりっていうことで、
私も以前ある人に、半分聞こえないから余分なことが耳に入らないのがあなたにとってはいいことなんだよって言われたことがあって、そのまんまの自分というのを受け入れて付き合っていきたいなっていうふうに思います。
ということで、今日も最後まで聞いていただきましてどうもありがとうございました。