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#28_Interview:33年の「動きもの」設計が土台になった ― 元ソニー設計者が挑む、スピードと品質の両立
2026-06-08 37:03

#28_Interview:33年の「動きもの」設計が土台になった ― 元ソニー設計者が挑む、スピードと品質の両立

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【今回のエピソード】

品質推進部 部長の齊藤 浩さんをゲストに迎え、ソニーで33年にわたり「動きもの」設計に携わってきたキャリアと、ugoへの転換の背景に迫ります。

ハンディカムのテープ機構からVHS、DVカメラ、ミラーレス一眼まで、時代とともに動く部品が減っていく中でどう活路を見出してきたか。そして今、スピードを失わずに品質を担保する仕組みをゼロから作るという難題への向き合い方を語ってもらいました。

【出演者】齊藤 浩(品質推進部 部長)

感想

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サマリー

今回のゲストは、元ソニーで33年間「動きもの」設計に携わってきた齊藤豊さんです。静岡県出身で機械系を学んだ後、1992年にソニーに入社。ハンディカムのテープ機構から始まり、VHS、DVカメラ、ミラーレス一眼など、時代と共に変化する製品開発に携わってきました。特に、テープ機構やディスクメディアを用いたビデオカメラの設計では、メカニズムの奥深さを追求しました。時代の流れでテープやディスクが衰退し、動く部品が減る中で、商品設計や可動部分の設計、ビューファインダー設計など、わずかに残った「動きもの」の設計に情熱を注ぎました。33年間のソニーでのキャリアを経て、自身の強みである「動くもの」の設計が活かせる場を求め、ugo株式会社へ転職。品質推進部部長として、スピードと品質の両立という難題に、ゼロから仕組みを構築するという新たな挑戦を始めています。齊藤さんは、自身の経験から品質の重要性を痛感しており、ugoの品質基盤の確立に尽力しています。特に、設計初期段階での品質確保、仕様の明確化、そしてユーザー目線での評価体制の構築を目指しています。また、品質推進部として、ISOやJIS規格の知識を設計者に共有し、設計標準の策定を進めるなど、具体的なアクションを起こしています。齊藤さんは、品質は当たり前にあるべきものとしつつも、その重要性を認識していないことによる手戻りを防ぐため、意識啓発と地道な仕組みづくりが不可欠だと考えています。自身の経験を活かし、ugoの製品がお客様に満足され、信頼されるものとなるよう、品質文化の醸成とリーダー育成に力を注いでいく決意を語りました。

自己紹介とキャリアの始まり
こんにちは、ugo Robotics Radio。本日もどうぞよろしくお願いいたします。
ugo株式会社の遠藤です。
アシスタントのあらきです。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
本日も2本撮り。
2本撮りですね。午前1本、午後1本。
そうですね。実は今、3連チャン元ソニーの方っていう。
確かに。
本日も元ソニーの方をお迎えしております。
連続ソニーは、今回が一旦区切り?
いや、そうですね。次の日と私が決めてないので、その可能性もある。
ソニーの出身の方多いですもんね。
多いですよね。
これを一通りゲストで出ていただいたら、ソニーの方の座談会みたいなのがあって。
確かに。元ソニー。話聞きたいですね。
ですね。
じゃあ、今日のゲストの方に温度取ってもらって。
そうしますか。
じゃあ、ゲストをお招きしますか。
本日は品質推進部部長でいらっしゃいます、斉藤豊さんにお越しいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。斉藤豊です。
30人継げると書いて豊と読みますので、よろしくお願いします。
そうだ。あれなんですよね。なかなか読めない。
読めないですね。
今だかつて誰も一人も読めたことがないですね。
でも社内では豊さん豊さんって呼ばれてますよね。
斉藤さん何人かいるんで。
斉藤さんと豊さんって。
初めて知りました。
斉藤さんだと他にもいらっしゃるから。
そうですね。プラットフォームの斉藤さんとか。
今斉藤さんは品質推進部、2月からですかね。立ち上がった新しい部署というか。
元々品質は優吾としても力を得ている部分ではあったんですが、
しっかりとその部署として機能をちゃんと確立しようということで、
品質推進部立ち上がって、そこの部長をしていただいていると。
始めたばかりですが。
いろいろとそのあたりのですね、ご苦労とか今後の展望などもですね、
今日お伺いできればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ではまず斉藤さんの少しルーツをですね、伺っていきたいなと思っておるんですが、
学生の頃とか後は社会人になられて、先ほどソニーだったというお話を聞いておりましたが、
ソニーでの33年間の「動きもの」設計
そのあたりのお話をですね、ちょっと自己紹介も含めていただければと思うんですが、お願いできますか。
はい、出身自体は静岡県の八重洲という港町で生まれまして、
19の時ですね、東京の方の大学の方に出てきて機械系の学部の方に入りました。
ちょうどですね、まだギリギリバブルだったんですね。
というところで何の恩恵も受けませんでしたけど、機械系のところで当時はF1とかですね、
そういうところで日本のものづくりが非常に強かった時期だったりもして、
私自身も電気とか機械とかがすごく好きだったので、
進むんであればそちらかなというところで、機械システム工学科というところに入りまして、
電気的なところとメカ的なところ、両方見るような形の学部に入りました。
機械システムって言うとやはり構造とかっていうことよりも、そのものをどうやって動かすかって感じなんですかね。
そうでしたね。いくつか研究室が分かれてはいたんですが、
私がいたところはどちらかというとちょっとロボットに近しくて、
停電が起きたりするとロボットが誤作動するとかそういうのがあったりして、
そういうのを事前に止めるようなメカニカルプラス電気みたいなところを中心にやる研究室に入ったので、
そこで外部の三菱電機の方だったかな、
の方と一緒にそういう商品、そういう仕組み作りをしましょうみたいなところをテーマとしてやっておりましたね。
それを学生の頃学ばれて、社会人ではどういったお仕事をまず。
そうですね、1992年にソニー株式会社の方に入りまして、約33年間、後半はちょっとマネージャーの時間が多かったんですけど、
実際に電気を使って物を動かすというところの動き物と呼ばれるところを中心にずっと設計開発の方に携わってきました。
具体的な製品でいうとどういったものになるんですか。
一番最初に担当したのがハンディカムというビデオカメラですね。
中川さんが売ってたやつですね。
売ってたやつですね。
そうなんですね。
まだ、どれくらいだろう、覗くビューファインダーがまだギリギリモノクロだったりする時期だったんですけど。
そこを一番最初はソフトウェアで1年やって、2年目からは中のテープを引き込んだりとか、引き込んだテープの中の自生する、本当にテープの部分ですかね。
カセットからテープを引き出すみたいなところのメカの機構作りのところをやっていました。
それを4,5年やってちょうど量産立ち上げをする前段のところで、今度はVHSのほうがまだやってたんですね。
水泳機用のVHS用のテープのところですね。
そこのところで人が足りないということでそちらのほうに移って、そちらの開発のほうを5年くらいですかね。
なんで、計テープで10年くらい設計やっておりました。
なのでそこでギアとかですね、ブレーキとかクラッチとか、そこら辺のところの機構関係のところの設計をずっとやってきた。
なるほど。
菊池さんがVHSって言ってましたね。
大好きだって言ってましたね。
一つ前にね。
そうですね。
で、テープご存知かと思いますが最近見ないですよね。
私ハンディカムって言われてデジタルのほうしか浮かんでなかったので、その中テープ引き込むでちょっと。
8ミリの。
一番最初は8ミリハイエイトっていう企画があって、こういうカセット型のガチャンって入れると。
8ミリって思いますよね。
ガチャンって中に入ってぐるぐるぐるってテープを引き出してっていうような機構があって、中で実は動いてるんですけど、そこら辺のところの設計をやっていて。
その後にちょっとちっちゃいDVっていうカセットが出てきたのがご存知ですか。
それソニーだけでしたっけ?
いやいや、標準化の企画なんでパナソニックもJVCも。
そうですか。
そのちょうど1号機のところの開発とかをやらせてもらって。
なんで世界最小、最軽量みたいなのは結構絡んできたので、そういう意味ではそういうところがモチベーションを維持できたところかなという気もしますね。
すごい日本が時代を作ってた。
まだものづくりが強かった頃と日本ですけどね。
そうこう言ってるうちにやっぱり時代の変遷は激しくてですね、テープどんどんなくなってったんですね。
やっぱり巻き戻し、早送りって言ってもわかんないかもしれないですけど、テープを必要な位置までずらすのに結構時間がかかるんで、待ってないといけないんですよ。
それに代わって出てきたのがやっぱりディスク。
今度は私ディスクを使ったビデオカメラの方に移ったんですね。
っていうか前の部署が解散っていう形でなくなってしまったので、自分で探して行きたいとこ行けって言われて、そこのところに。
自分で探す。
社内募集的なものがあって、自分で行きたいところ探してって言われて。
って思ったんですけど、そこから色を探して、そこのビデオカメラをディスクでやるという開発のところがあったので、そこに入って。
そこで開発から何年ですかね。4,5年もそれくらいやってたんですかね。
やっと世の中には出せたかなってなったら、今度はディスクもちょっと時代遅れになっちゃって。
今ハードディスクとその最後はメモリに変わったんですね。
メモリになるともう動くとこないです。
なんで仕事がどんどんなくなっていくっていうところがあって。
だんだん自分の動くところを設計をメインに強みとしてたところがだんだん活かせなくなるというところがあって。
ちょっと若干ジレンマはあったんですけど、その後は商品設計的な、例えば外装に近しいところで動くところ。
ヒンジの部分とかですね、可動部分のところの設計とか取りまとめのところをずっとやってました。
最後はコンパクトデジカメをやった後にミラーレス一眼、アルファの方をやって、
その後にアルファがある程度落ち着いてきた時に、その時にはビューファインダーって覗くところあるじゃないですか。
そこのところの設計のところとかをやってました。
なのでだんだん動くところなくなったんですが、わずかに残った動き物をずっとやってきたって感じですかね。
そういったところで再開につなげるようなフィーチャーを作るっていうところが仕事でずっと開発も含めてやってきました。
ugoへの転職と品質推進部の役割
ありがとうございます。
ソニーでご活躍されてからもう直接融合。
そうですね。2社目が融合になります。
そこのキャリアチェンジはどういう背景があったんですか。
先ほどと繰り返しになってしまうところもあるんですけど、だんだん自分の強みとして動くところを設計するっていうところが、
前職ではだいぶなくなりつつあって、どちらかというとマネージャーの立ち位置で人に教えたりとか、仕組みを作ったりとか、
そういう仕事が非常に多かったところがあって、もう一回ちょっとものづくりやってみたいなっていうところが実は心の中であったのと、
あときっかけになったところとしては、前職で師匠がいたんですけど、ちょっと訳あってなくなったこともあって、
そこで自分の今後を考えたっていうところもあって、やっぱりやりたいことをやっておいた方がいいかなっていうところもあり、
動き物を得意とするところで、自分の興味に引っかかるところを探したところを融合が出てきて、
すごくビジョンのところにちょっと惹かれたところがあって、そこが引っかかって、ぜひやりたいなということで応募させていただいたという経緯になります。
実は、Gの社内に斉藤さんソニー時代の部下が働いてるんです。
びっくりしました。面談で。
笹田さん。
部下だったんですか。
同じチームで、私が係長のときに一緒にやらせていただいて。
ここで再会ですか。
そうです。面談に来たら会ったんで、って感じでしたけど。
別のとこに行かれてた話は聞いていたので、ちょっとその後連絡通りで出なかったので、ちょっと知らなかったんですけど。
偶然ですね。
やっぱり興味を惹かれる部分が似てるのかもしれないですね。
そうですね。やっぱりものを作りたくて入った方は結構多かったんで、そういう意味からするとやりたいことがなかなかできにくく今はなってきてるかなっていうのは非常に感じましたね。
今は品質推進部の部長をされているんですけど、優吾入った当初はどういったお仕事をされていたんですか。
品質推進部という形で入社はさせていただきました。
具体的なところでは設計に対して品質的なところ、規格的なところ、知っておかないといけないような規則みたいなものって実はいっぱいあって、そういったところをきちっと設計に反映できるような形の土台作りをするっていうところで業務の方を始めさせていただきました。
なので、ISOとかJISとか読みまくってあんまり読んだことなかったんですけど、久しぶりに全部読んで、必要なところをピックアップして、設計の皆さんにここはこういう形にしないといけないよ、こういうルールがありますよっていう話を設計に反映してもらうっていうところをしばらくやっていた。
それとプラスして設計的なところで求められる仕様ときちっと確認するような評価のところの仕組みがちょっと足りないかなっていうところも感じたので、そこの標準作りっていうのを合わせてやらせていただいて、そこが今のハードウェアの設計標準の母体になっているかなと。
UFOに入られたときは設計として対応?
品質ですね。
設計という形で応募したんですけども、こういう触手もあるよっていう形でご提案いただいて、そちらも魅力に感じたので、そっちの方向でも自分の知見が活かせるんであれば、ぜひやりたいなというところでそちらで。
なるほど。先ほどの動く部分というところをずっとやられてきた中で、品質に興味を持たれてきたっていうのはどういった理由があるんですか。
そうですね。自分自身も結構痛い目に遭ってきたっていうのもあるんですけど、問題になるのは稼働部が多いんですよ。
やっぱり動くところって壊れやすいっていうところもあるので、自分たちで評価内容とか評価の仕組み作りっていうのは前職でも関わって、新しいものを作るときとか特にやってた経験があったので、
そういったところに対して今回、優吾も新しいところであまり世の中に前例という形での基準がないので、そういったところをものづくりとして貢献する形にやっていけたらなというところもあって、そこからの取っ掛かりとして優吾の方では働き始めました。
なるほど。実際に携わられるようになって、今は優吾に何年いらっしゃるんですか。
ugoの品質とスピードの両立への挑戦
まだ新人です。10ヶ月くらい。
くらいですかね。遠藤さんがちょい前くらいですかね。
遠藤さんよりちょい前くらいですね。7月くらいですね。
今まだまだ仕組みづくりの途上だと思うんですけど、どうですか、斉藤さんの目で見て、優吾の品質とはっていうとちょっとあれですけど、いいところももちろんあるし、まだまだなところもあるし。
そうですね。正直一番最初に入って思ったのは、スピード感がすごいなって思いました。
なので、スピードと品質って両立がすごく難しいところだという認識は自分の中にもあったので。
そこで3ヶ月、4ヶ月くらいしたときに、やっぱり傾向的な不良が出るか出ないかのところって何かなってすごく考えるようになったときに、やっぱちょっと人だけだと厳しいところがあるから、やっぱり仕組みが必要だなっていうふうに思い始めて、
ちょっとプロセス的なところに手を入れた方がいいんじゃないかなっていうところがあって、導入するための商品化のプロセスみたいなものを作りたいなっていうところをちょっと上司長のほうにも相談をしていて、そこの流れがトリガーにはなっているのかなと自分的には思ってました。
世に出していくスピードとか改善のスピードっていうのは優吾の持ち味ではあるものの、一方でそこを再現性を高めるとか、仕組みをちゃんと屋台骨作るとか。
これから数がどんどん増えていくと思うんですよね。
物が増えて、ものづくりの方の難易度って上がっていくと思うんですよ。そうすると、使っている部品のばらつきとかですね、いろんな要素がプラスされていくっていう形になってくるので、それをいかに安定して供給でき、かつスピードを下げないためにはどうしたらいいのか。
すごい難しいんですけど、いまだにちょっとまだ答えは出てないんですが、なんだろう、うちならではのやりざまみたいなところにきっとあるはずなんだろうなって思いながら今仕事をしていて、そこを今探してるって感じですかね。
とんでもない天秤ね。
とんでもないことを今ね、斎藤さんは。
難しいですよね。
難しいし、僕もすぐ斎藤さんに相談に行っちゃいますよ。
そうですよね。
斎藤さん頼りにして。
ロボットとしての部分と、会社としてこういう事業を推進したいからこうしたいみたいなところ。
そうなんですよね、そこのいい落としどころがどっかにあるはずだと思ってるんですよね。
自分自身ずっと設計をやってたんで、設計開発をやってたんで、あんまり品称にいいイメージはなかった。
確かに、ちょっとうるさいけど。
怖いとかそういうイメージですよね。
僕も分かります。
分かりますよね。
怒られちゃうなこのね。
どっちかちょっと若干敵対してたところもあったので。
その方が健康でいい。
でも実際やってみて、すげえ重要だな。
重要な部門でこれがないとやっぱダメだなって。
自分がやり始めてやっと気がつきましたね。
33年目で気がつきましたね。
すごい。
まだ勉強するところが。
まだまだ気づかされることが多いですね。
多いな。
ひとくりに品質って言っても、あらゆる設計の品質もあるし、仕様の品質もあるし、あるいは製造の品質だってあるじゃないですか。
基本的には品質推進は全てにおいてですよね。
今品質と名をつくものは全て一応入ってやる形で今頑張っております。
その辺りってどういうふうに斉藤さん的には見られてます?
設計、仕様、製造あるいは。
まだそこってすごく難しくて、私今品質推進部っていう部にいるんですけど、あんまり聞いたことがなかったです。
品質推進部っていう部自体を。
品質保証部とか品質管理部とかですね。
そういうのは一般的によく使われる部としてあるんですけど、じゃあうちとして何をするべきなんだろう、推進部としてって考えてた時に、
一応2月に始める際に骨子を考えて、どういう目的の部でやるっていうところを新しく入ってくるメンバーにもちょっと伝えて始めようと思ってスタートしたんですけど、
すごく悩んだんですけど、とりあえずやれることは全部やろうっていうところで、
まずは品質とつくところで、特に今の優吾の品質安定化に大きく寄与するところをピックアップして、そこを選んでそこからまずは始めて、
そこの中でここは人とお金をかけてでも大きくしてちゃんと見ていかないといけないってところがあれば、そこは分類するなりなんなりは後で考えればいいので、
まず取っ掛かりとしては、とりあえずは引っかかるところは全部やろうっていうところで今進めてますね。
なるほど。もう考えるよりも動くみたいな、すごく雑な言い方になっちゃいますけど。
ちょっと答えが出なかったですけどね。
時間があんまりなかったところもあるので、まずはやれるところから手をつけようっていうところで、やっぱりベースとなるのは設計っていう意味でいったときには、
設計はやっぱり初期の品質と、あとはもともと決まっている仕様の明確化によると思うんですよ。
それをもとに明確にして、きちっと握った上で作り始めて問題がないことをきちっと刈り取れるような仕組みができていると、
比較的わかりやすく導入ができるかなっていうところは経験としてあったので、そこをもとに今は動き始めている感じですかね。
今のお話を伺ってて、ちょっと話が少し逸れてしまうかもしれないんですけど、
33年間ソニーにいた方が、この年でスタートアップに来て、考えてるけど、とりあえず動いてみようかみたいな、そのマインドの切り替え?
確かに。
そうですね。
どうしてできるんだろう。
あんまりそこにこだわりはなかったというか、33年いましたけど、同じことをずっとやってたわけではなくて、
言い方悪いですけど、やってはなくなり、やってはなくなりみたいな形で、中で色々職が変わってて、
最後は説明しませんでしたけど、最後はライフサイエンスって、メディカル側にしかしないところの細胞の分集の装置とか、
あとその前は、アルファの手前は問題のトラブルバスターで厚木の方でODAっていうディスクアーカイブの放送機器用のところとかをやったりとか、
色んなところに首を突っ込んでやってはいたので、変わらないとそれぞれ文化がちょっと大きかったので、全然違うんですよね。
だから今まで前にやってたところのやり方がせいかっていうと、別の部署に行くと全然違ったりもするので。
そういうのがあったので、あんまり何でしょうね、そこにこだわりはあんまなくて、また新たなチャレンジかなっていう受け止め方ではありましたね。
で、かつ自分が興味が持てるところでトライができるんだったらやってみたいなっていうところがありましたね。
大企業出身の方ってやっぱりスタートアップのやり方に馴染めないとか、そういうことが多くて、なかなか難しいっていうのは聞くんですけど、
なんかそういう色々やってた背景が、すごいスタートアップ向きなんだなって。
そうですね。
変わらざるを得なかったところもあったんで、そうですね。
そういう意味では良かったのかもしれないですね。
その時には結構絶望でしたけど、また無くなっちゃったよ、部下とか。
自分でまた仕事探さなきゃとかいう感じはありましたけど、経験にはなりましたね。
いろんなことを立ち上げて立ち上げてっていうことに携わられてきた、その結果が今そうやって行動力にもつながられてるっていうのですかね。
でも根幹はものづくりでしたけどね。やっぱり物を作るところで仕事がしたいなっていうのが。
先ほどチャットだけお話出ましたけど、師匠がいらっしゃったっていうお話があったじゃないですか。
師匠からの教えとマインドの変化
その師匠の方からはいつのタイミングでどんなことを学ばれてきたんですか。
そうですね。ちょっと先ほど言ったところの何人か師匠いるんですけど、特に一番お世話になった。
さっき出した方はちょうどビデオカメラの設計をやって、そこからVHSの設計に移った時に、その時の課長さんだったんですけど非常にお世話になって。
正直言うとあんまり私、機械設計者としてあんまり役に立ってなかったですね。
なので何をどういうふうにやったらいいかというところは、あんまり詳しく教えてくれるっていう感じではないんですよ。
自分でとにかくなんとか学べみたいな感じの会社でもあったので。
そこのところで、考え方のベースとなるところと、あとは自分で考えてどうあるべきかのところをきちっと考えて進めるところの仕組み作り。
ステップ踏んでこういうふうな形でやったらいいよっていうところとか、あとは評価も含めてユーザー目線のところで何を見たらいいかとかですね。
そういったところは元首相にいろいろ教わっていましたね。
なのでそういったところではすごく感謝しておりますね。
その教えを受けて斉藤さんがどういう行動されてたとかどういうマインドにいらっしゃったとかは。
どちらかというと、言い方悪いですけど若干シジマチだったんですね私ね。
最初は?
あんまり自分から言う人いないですね。
ぶっちゃけ。
言われたことをきちっとやってアウトプットにつなげればいいやって考えてるところが多分にあったんじゃないかなって今になるとですね。
客観的に見るとちょっとその傾向があったかなと思ったんですけど、そこに対してきちっと自分で考えて自分の設計としてちゃんと誇れるって言い方はないですけど、
ちゃんとこういう思想のもとにこういうふうにやってるんだよって自分で語れるようなところまで考えられるようになったのはそれ以降ですかね。
かつそれをちゃんと保証できる仕組みとしてこういったことを評価してこういうふうに出せば大丈夫だよねっていうところまで、
ちゃんと一連で考えられるようになったのはその時の教えのおかげなのかなというふうに今思います。
なるほど、じゃあもう本当にこう斎藤さんの、今ある斎藤さんの原型を。
そうですね、いろいろ教えていただいたかなと思いますね。
途中で教育の部分をやられてたっておっしゃってたんだけど、まさにそういうのを教えられてたんですか。
そうですね、やっぱりどちらかというと後半私が教えてたのはどちらかというと効率化に近しいところも多かったですけど、
品質推進部の具体的な取り組みと課題
いかに効率よく間違えないで設計するかというところは各部門のところの標準みたいなのがあったんです。
設計標準みたいなのをずっとやってはいたのでそういったところを作るのと、
あと自分のチームの部下になるメンバーのところでリーダー育成みたいなところもやっていて、
そういう人にはそういったところの知見ノウハウの方は自分が受けたことは一応全部伝えておこうかなと思って伝えては出てきましたけれども。
なるほど、今まさに優吾の中でもそういうのを進められようとしている最中ですか。
そうですね、今実は品質推進部の方は3名ほどベテランの方がいるんですね。
私よりも2名は年上なので、そういった方たちの知見をできるだけ吐き出してもらいまして、
ドキュメント化して、あとはそれにつながるリーダーになる中堅メンバーみたいな方をぜひとも育成して育ててつなげるというところはやっていきたいなと思っているのと、
あとは効率化につながるところもあるんですが、やっぱり基準になるものが明確になってくると新しく入ってきたときに仕事がしやすいんですよね。
なのでそういう仕組みづくりのところはちょっと始めたいな、あとは何か問題があったときの見返しのチェックシートとかですね、
ちょっと再発防止やそういったところにつながるようなところの取り組みも今後やっていけたらいいかなというふうには思っています。
今のお話は品質推進部内のお話というふうに理解をすればよろしいですか。
全社はそうですね。後半の標準のところはうちがいくら頑張っても品質が良くならないので設計を上げていただいて初期品質を上げていただくところが一番効くところだと思っているので、
そこに関しては会社としてハードウェアに近しいところが多いですけど、そちら側に情報としてきちっと共有してできるだけ効率よく手戻りがないような形にできるような仕組み、
ノウハウみたいなところをきちっとつなげられるようにしたいかなと思っています。
具体的にこういうアクションを取られているとか、こういうことをやろうと思っているとか、何か具体的なお話があればと思うんですけど。
設計のところでは先ほど言ったJISとかですね、そういう企画があるんですけど、あんまり設計者全員は読んでないし知らないことが多いんですよ。
そうですよね。
私もここに来てもう一回読み直して学んだので、今わかりますけど、自分で設計しているときには本当に必要なところしか見ていなかったので、
そこは知ってるけど、ちょっと変わるとなかなかわかんないし、知ってる人がいないとなんかよくわかんないなっていうところが多かったので、
そういったところをですね、ちょっとドキュメント化して重要なところをうちが知って、これから設計する上で気をつけていく、
設計する上で知っておかなくちゃいけない内容に関しては、みんなが共有できるような形のドキュメント化っていうところはちょっと進めたいなって思ってますね。
その取り組みはちょっと今内部では始めつつあります。
まずはそういう意味での接点というか、接しやすさを改善するみたいなところですかね。
一方で品質って品質を上げようとか、品質を意識しようとか言ったところで人の行動っていうのは変わらないみたいなのがあるじゃないですか。
難しいですね。
難しいじゃないですか。そういうところって何かこう。
そうなんですよね。
どういうふうに。
ちょっとここ苦戦してるんですけど。
やっぱり前提条件として知ってて設計するのと、知らないで設計するのではやっぱりちょっと違うと思っていて、
安全安心がやっぱり一番キーかなって品質に関しては思ってるところがあるので、
そういったところでお客様目線で見たときにどういうところが危ないとか、どういったところに危険みたいなところが起きないように設計するべきなんですけど、
知らないとそこまで考えないじゃないですか。
そうですね。
なのでそういった意識づけみたいなところは実はすごくやりたいんですけど、時間もちょっとかかるんで。
そうですよね。今までこうやってきたのにみたいな。
そうですね。
経営が誤答みたいな。
何も知らないくせに俺らの苦労みたいな。なんかちょっとふわっと聞こえますよね。
そうなるんで、一概にここあるべきだって抑えるっていうか、それを無理くり入れるっていうよりはちょっとそこもソフトランディングじゃないですけど、
徐々にステップをやっていくしかないかな。地道な。でもこれやっぱり持っておくべきだと思うんですよ。
後で何か出たときにあんまりよろしくないので。
そうですね。
なのでちょっとそういったところの意識づけみたいなところもですね、ちょっと長い目でやっていきたいなと思っております。経営の活動ですね。
確かになんか品質って意識するものというよりもなんか当たり前にそこにこうあってほしいみたいなのもありますもんね。
そうなんですよね。
いちいち品質を意識して設計をするって、もちろんそれは大事だと思うんですけど、なんか意識しないことが結果成功の一つなのですか。
だからそれはベースとしてその知見を身につけた上で意識しないで設計する分には良いんですけど、本当に知らないっていうのは絶対抜けるんですよ。
かつそれを他の誰かが見てて、これおかしくないとかこれを直した方がいいよってなると結局手戻りになるので、結局遅れるんですよね。
なので早い段階で必要な仕様やそういったところのバックボーンみたいなのを固めて、そこが文化に出てくるんだと思うんですけどね。
その上でものを作って手戻りなく早く出すっていうのが望ましいのかなとは思ってますけどね。
確かにな。僕も今いくつか要求仕様書、お客さんがこういうものを求めてるんだっていうのをドキュメントにする仕事をやってるんですけど、
こうしてほしい、ああしてほしいを書くのは簡単なんですけど、でもそこに安全性であったり、それこそ品質でちゃんと安定的に動くかとか、
そもそもどういう人たちが使うのかとか、そういう観点でやっぱり考えなきゃいけないんですけど、考え尽くせないみたいなところがあって、
もう完全に斎藤さんに本文に抱くんですよ。この仕様書でちょっとチェックしてくださいって。
そうするとすごいこういろいろこう使う人がどういう、いわゆる教育を受けてる人なのか、いわゆるロボットを使うってことの教育を受けてる人なのかとか、
あるいは年齢もそうだしとかっていういろんな観点から。
ある程度知見がないと何を観点に見たらいいかわかんないですね、そこは。
切り方がわからないですね。
わかんないですね。
今私たちも一生懸命やっております。
ugoの未来と品質文化の醸成
すごい。
本当にもう僕にとっては心強いですよ。
いやね、ここが結構これからの成長の根っこの部分になってくると思いますね、本当に。
数増えてってっていうのもありますしね、やっぱり良い、融合の製品いいですよねって言われたいですもんね。
お客様に満足にしてもらうところがやっぱり最後、アウトプットのところで一番私たちにとっては欲しいところかなと思うので、
いや使ってよかったよ、これ使うことによってこんなに良いことあったよって言ってもらって、また次に買っていただくっていうサイクルに持っていけるのがベストかなとは思うので、
ちょっとそういったところのところで手戻りなくそのお客様の何でしょうね、満足感を満たせない形ではあんまり出したくないっていうところに関して、
品質としてどう絡んでそこをどう担保できるかが明大かなと思っております。
可笑しいですよね、品質って安定してたら誰も触れないけど既存した瞬間にすごい問題になるみたいな。
そうなんですよね。
焦点が当たる時って品質の問題が出てくる時とか。
普段はクローズアップされないですけど、それが良いことなんですけど。
本当そうですよね。
管理部と共感できる部分がありますね。
何事もないのが一番。
そうですね、何事もないのが一番の成果ですね。
そうですね、大変だろうな。
共感してる。
共感してる、はい。
ありがとうございます。
そうした中での品質推進部、これからどういうふうにしていきたいかということか、あるいは優吾自体をどういうふうにしていきたいかみたいなのを
ご質問最後にさせていただきたいんですけど、何かその辺りでお考えがあれば伺いたいなと。
そうですね、優吾自体はこれからもすごく伸びしろだらけの会社だし
いろんなところに伸びていけるポテンシャルがすごくある会社だと思うので
そこであまりよろしくないミスは出さずにいきたいなというところがあるので
そこに対して品質として安全性を含めたところをきちっと担保できるような仕組みづくりは
これからもう少しきちっとした形でシステマチックにやりたいので
そこの仕組みづくりはこれから後半かけて今年頑張って作っていきたいなと思っています。
あとはメンバーの育成というところも一つの課題かなと思っているので
そこも併せてできれば設計的なところの知見もあったりするとすごくいいなと思っているんですけど
品質にこだわらずに設計経験者とかでも
こういったところの性能品質のところに関わるところでチャレンジしたいみたいな方がいれば
ちょっとぜひ一緒にやれるといいかなと私自身は思っています。
なるほど。じゃあそんな方もし興味をお持ちの方が今聞いていらっしゃったら
そうですね。ぜひとも。
まだメンバー今のところ元気なんで元気なうちに若い方来ていただいて
全部引き継げるように頑張りますのでぜひ参加いただければと思っております。
品質づくりすごく大変ですけどすごくやりがいがある
そうですね。やりがいしかないと思いますね。
一から作れますからね。
そうですよね。
そういう経験は多分どこでも周りできないんで。
そうですね。今なら言うこの品質そのものを作れるチャンスがあると。
仕組みから含めてルールも含めたところ一から作れるっていうところで
大変なところもありますけどすごくできた時の達成感は高いんじゃないかなって私自身は思っています。
なるほど。
ぜひ賛同いただければと思います。
ありがとうございます。
エンディング
非常に大事な品質という部分を受け持たれている斎藤さんに
今日はいろいろお話を伺わせていただきましてありがとうございました。
改めて本日のゲスト品質推進部部長の斎藤豊さんでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
37:03

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