こんにちは、ugo Robotics Radio、ugo株式会社代表取締役CEOの松井です。本日もよろしくお願いいたします。
本日は、スペシャルゲストとして、ugoの株主である2社のキャピタリストをお迎えしています。
では、1人目のゲストとして、三菱UFJキャピタル株式会社部長、新谷慶次郎さんです。
はい、新谷です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そして、2人目のゲストは、株式会社NTTドコモベンチャーズディレクター、インベストメント&ビジネスデベロップメント、ニューヨーク州弁護士、小竹雄馬さんです。
弁護士の小竹です。よろしくお願いします。
お二人ともよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
では早速、新谷さん、簡単に自己紹介をお願いしていきますか。
三菱UFJキャピタル、通称ミューキャップと呼んでいますが、新谷と申します。
ちょっと会社の紹介と、あとは自分の紹介とさせていただきたいと思います。
ミューキャップはですね、三菱EFJフィナンシャルグループ、いわゆるMUFGの関連企業で、スタートアップに資金投資させていただく、いわゆるベンチャーキャピタル、VCとして50年の歴史がある老舗の金融系ベンチャーキャピタルです。
私、新谷はですね、新卒でKDDI株式会社に入社して、その後十数年エンジニアとして勤務した後に、このミューキャップに上位しました。
現在まで8年間、日本、イスラエル、アメリカのテックスタートアップへの投資を担当しております。
ちょっと優吾との関わりについて、簡単に補足しますと、5年前の2021年の資金調達ラウンドをリードしたことをきっかけに、社会取締役に就任させていただいておりまして、外部の人間としては一番近い場所で優吾の経営に携わってきています。よろしくお願いします。
ありがとうございます。
ミューキャップさん、50年ってすごいですね。長いですね。
そうですね、50年。たぶん日本のベンチャーキャピタルの中では、ジャフコさんに追うぐらいの長さですね。
ミューキャップさんの投資先を見ると、ほぼほぼすべての領域というか、主要なところのスタートアップは投資してるなっていつも思ってましたね。
そのリサーチ力というか、探し出す力っていうのはやっぱすごいなと思いましたね。
そうですね。会社の紹介になってしまうんですけども、どちらかというと広く投資をさせていただくのを目標にしています。
なぜかというと、やっぱりMFGとしては銀行金融業なので、次の銀行にとってのメインとなるようなお客様、金融業として一緒にやっていけるようなお客様を広く招く、探しにいくっていうミッションがミューキャップです。
そういう歴史がある上で、いろんなジャンル問わず、いろんな企業に投資させていただくという戦略を取っています。
すごい。投資第一部がディープテッククロスボーダーっていうテーマ。
ディープテックなんかうちもロボットなので、ディープテックっていう領域なのかなと思うんですけど、他にディープテックっていうとどういうところも見てるんですか。
そうですね。ちょっと自分に限った話をさせていただくと、イスラエルにも投資しているので、やっぱり半導体。
イスラエルはすごく半導体が強い国なので、半導体でしたりとか、もちろんロボティクスもイスラエルにもあるので、そういったところとか。
結構私はやってないんですけども、会社としては素材とかエネルギーとか、そういうところ。
あとは投資としてメキャップで成功しているのは宇宙領域なんかは上場した会社も出ているので、そういったところに力を入れてます。
本当に幅広いですね。ありがとうございます。では続いて、こたけさんお願いいたします。
よろしくお願いします。NTTドコモベンチャーズのこたけと言います。私も会社の紹介と私の紹介をしたいと思います。
NTTドコモベンチャーズは2008年からファンド運用しているNTTグループ向けのコーポレートベンチャーキャピタルでございまして、
ドコモベンチャーズという名前なんですけども、NTTドコモのためだけに活動しているわけではなくて、NTTグループ全体のコーポレートベンチャーキャピタルとして活動しております。
NTTグループ実は先者近いグループ会社があるんですけども、そういったグループ会社とスタートアップをつないで、
ミューキャップさんと同じように当然スタートアップ投資なので財務リターンをもちろん目的として動いているんですけども、やはりコーポレートベンチャーキャピタルですので、
スタートアップとNTTグループの連携を通じてどういった戦略的なリターンが得られるのか、あるいはどういった将来が追いかけるのかというところを重視して活動しております。
優吾さんとの関わりなんですけども、私キャピタリストとして紹介をいただいたんですけども、キャピタリストの歴はまだ浅くてですね、約3年前の2023年の7月にドコモベンチャーズにジョインをして、
実は優吾の投資が私の記念すべき投資第1号でございました。なのですごく思い入れのある案件で、そこから3年いろいろ伴奏させていただいて、その間いろいろ資金調達のお手伝いをしたり、協業のお手伝いをしたりいろいろさせていただいて、すごく3年前と違う会社になってきたなといい意味でですけど、
もう全然スケールも違う、本当に投資してよかったなって思える会社になってきているので、非常に感慨深いというか、ここで辞めるわけじゃないんですけど、なかなかいい案件に最初の案件を引けてよかったなと思っているところでございます。
うれしいですね。名刺にも書かれてますけど、すごい気になったのがニューヨーク州弁護士。これはNTTだからこそキャピタリストになるためには弁護士じゃないとダメなんですか?
全くそういうことはなくて、極めて珍しいというか、どこまでベラベラ喋っていいのかわからないですけど、もともと、意外に弁護士出身のキャピタリストって結構他にも、どこのベンチャーズにはいないんですけど、業界見渡すと結構いて、神話性はあるんですよね。
弁護士って一番厚い仕事としてはM&Aとか出資とか、そういったところのプラクティスが一番法律的には面白いと思っていて、私も自分のキャリアとしては最初はM&A、特に海外のM&Aとか結構ドコモの最初期からやっていて、自分でやりたくなるんですよね。
フォームって所詮サポートなので、連携を促進するためにどういう契約座組にしたらいいのかっていう、そういったアドバイスはできるんですけども、よりこう自分で事業を作ったり、自分で投資先を見つけてきて投資をするみたいなことがやりたくて、VCの道を選んだというところがございます。
なんか言われてみると確かにM&Aってそういう観点で投資のサイドに入ってくるっていうのは自然な感じがしますね。
そうですね。特に私がいたドコモって、昔からマイノリティ投資を結構やってたんですよ。このシナジーを得るためにこんだけ奨学出資するのでござるみたいな。
M&Aではなくて、20%持ち文法適用とか、34%特別奨するとか、そういった出資をシナジーと金合わせ実現するってことをやっていて、結構CVCの業にいたことをやっていたので、自分でやったほうが絶対面白いと思ってこちらに移ってきたってところですね。
面白いですね。2人のお話聞いてると、同じキャピタリストでも考え方とかスタンスとか、もちろん会社の方針っていうのは全く違うんだろうなと思ってまして、
ミューキャップさんはまさに投資に対するリターンを最大化するためのキャピタリストとして動かれてるし、一方でNTTグループにおけるいろんな事業シナジーとかそういったところをちゃんとフォーカスしていくっていう小竹さんの観点と、なんかお二人ってどうその投資に対するスタンスで取り組まれてるのかなってちょっと詳しく聞かせてもらえますか。
そうですね。多分小竹さんと自分とでバックグラウンドが全然違いますと。小竹さんはやっぱり弁護士の方から入ってらっしゃるんで、さっきおっしゃってたM&Aとか経営企画みたいなところからの持ち分をどうやって取っていくかみたいな、もうちょっと大きい戦略を見てらっしゃるのかなと。後でちょっと補足していただければいいと思うんですけど。
自分の場合はミューキャップっていう会社自体はそのMFGに何かシナジーがあるかないかは別に関係なく投資できるっていうビークルなので、そもそも投資としてリターンが出るか出ないかだけでまず判断しますと。
それ以外にどの分野に投資するかは割と個人に任されている部分が大きくて、自分が所属しているこのチームは書いてある通りディープテックとかクロスボーダーといわゆる海外投資をやりますっていうふうになっていて、そこに自分は入ってますと。
で、その細分化された中で、じゃあどこにやるかっていったときに、自分も元々の出身が通信事業とかデータセンター事業とかっていうところだったので、エンジニアとして技術面白いのかどうなのかみたいなところと、あとはビジネスとしてこれで成り立つんだっけっていうところを結構よく見ています。
で、多分他の投資の担当者の皆さんとの違いは、やっぱりちょっと技術としてエンジニアとしての現場感っていうのはやっぱり自分は持っているので、そういったときにこれって本当に現場で使えるんだっけみたいなところはかなり細かく実際の自分の体験を通じていろいろ質問させていただいて、本当に腹落ちするかどうかみたいなところから判断して投資するしないっていうのを上げていくっていうことをやってます。
深谷さん、エンジニアのバックグラウンドってことは、このファイナンスの領域はどうやって学んでったんですか?
これは本当に実地訓練というか、やってみたところ勝負なところがあります。もちろんミューキャップも歴史が長いVCなので、いろいろなノウハウとかマニュアルみたいなものはあるので、一定のサポートは当然得られるんですけども、
例えばどういう株式の設計にするのかとか、株価ってどうやって決めるのかとか、そういうところって結構アートの世界もあるので、いろんな案件を見ながら自分なりにやったり、例えば他の会社の投資の担当の方がどうやってるのかを盗んだりとか、やって徐々にキャッチアップしていくっていう感じしかないんじゃないかなと思いますね。
なるほど面白いですね。こたけさんはいかがですか?
僕はミューキャップさんとの違いという観点だと、コーポレートベンチャーキャピタルっていつも戦略リターンと財務リターンどっちに重きを置くのかみたいな、これ実はCVCごとに全然色が違う面白いところではあるんですけども、
ドコンベンチャーズは最近はやっぱり戦略リターンのところを強く見るようにしていて、そうするとやっぱりスタートアップと連携して何を生み出すんだっていうところを具体的に描けるかどうかっていうところに軸を置いて私は活動しています。
ただとはいえなんですけど、どれだけ協業の協業仮設というか投資仮設が出来上がっても、結局財務的なところで絶対見られるんですよね。
投資委員会だとそこってすごく厳しく見られるし、事業計画の見立てとかIPOの改善性とかって、やっぱり戦略リターンを達成するために不可欠な要素でもあるんですね。
やっぱりその会社が順調に伸びていくっていうところの確からしさっていうところは、より厳しく見られるというか、戦略リターンを重視するからこそそこの部分も結局かなり厳しく見られるところなので、財務のところもきちんと見る癖はついているというところですね。
投資なので、もしかするとシンタイさんと結構違うところは、特定の領域が好きで見てますっていうようなスタンスでスタートアップのお話を聞いているわけではなくて、やっぱりそのスタートアップの経営者、例えば松井さんであったり、そのCEOの方とお話をしたときに、どういう魅力的な未来がNTTのアセットを使って描けるのかっていう。
そのストーリーラインが踏み落ちるかどうかっていうところはすごく大切にしていて、5年先10年先の未来っていうのが、この会社とだったら具体的に描けるっていう物語が自分でできたときに、よしやろうとなって、そこで本格的にリリージェンスに入るっていうような、そういうスタンスの投資アクティビティをやっております。
すごいですね。でもNTTグループって本当にたくさんの事業をやっていらっしゃって、それぞれ事業計画というか、こういうプランでやっていこうっていうものを持っていらっしゃると思うんですけど、それ全部小竹さんの頭の中にインプットしてからスタートアップをソーシングしてるんですか?
そこまでは当然できていなくて、どうなんですかね。やっぱり充填領域っていくつかあるんですよね、NTT。特にオープンイノベーションにおける充填領域。今だと当然AIとか入ってくるんですけど、今AIの中にロボティクスも入っちゃってますけど、フィジカルAIとか。
あとはIOWNという独自の通信企画をNTTやろうとしているので、光と電子を融合して何がしいみたいな話であったり、あとは漁師とか、そういった特定のジャンルがある中でスタートアップをソーシングさせていただくっていう話が多いので、当然その領域っていうのは各事業会社でどういうことをやろうとしていて、どういうミッシングピースがあるのか、どういったスタートアップを探しているのかっていうところは定期的に把握をして、
それにかなったスタートアップを見つけてくるお話をするということは心がけています。
なんかスタートアップと出会うきっかけっていうのは、いくつかパターンあると思うんですけど、小竹さんがたまたま出会ったスタートアップがすごく面白そうだな、良かったなと思って、それをグループの事業会社に紹介するっていうパターンもあれば、事業会社側がスタートアップと協業していて、そこに対して出資するっていうパターンってあると思うんですけど、どっちが多いとかどういうパターンが小竹さんは
小竹 大体、スタートアップとお会いする件数って年間で100から120ぐらいの件数をあってるんですけども、イベントとか、あるいはスタートアップから直接コンタクトを取っていただくケースも多いんですけども、具体的に実際に投資に結びつく案件ってやっぱりベンチャーキャピタルからの紹介であったり、
あるいは事業会社がこういうことやりたい、でも投資が求められてるみたいなケースのほうが、どうしても投資に結びつきやすいとは言えると思いますね。
ユーゴのケースだとこれちょっと面白くて、このドコモベンチャーズが独自に送信をしていたっていう裏で、NTT西日本は独自に協業を進めていたっていう、どっちが先とかそういう話ではなくて、我々もいいスタートアップが見つかったときに関連しそうなNTTの事業会社に紹介をしたりするんですけど、このユーゴの場合はもう是非やりたいと思っていたところなんだよみたいな、
お互いの思惑というか、やりたいことが一致して、よし本気でデュデュデュするかっていう話になったという、滅多に見ない例ですねそれは。
本当タイミングが合ってたってことですね。
よくあるのは事業会社がこういうことやりたい、スタートアップ見つけてきました、やらせてくださいって言うんだけども、どうしても本格的にデュデュデュするとちょっとこれさすがに無理なんじゃないかみたいなケースもありますね。
そうですよね。で、なんか事業会社から直で投資するっていうのはなかなか多分ハードルが高いんだろうなと思うんですけど、そこはNTTドコンベンチャーズさんはどういう役割で関わってらっしゃるんですか。
そうですね。NTTの事業会社が本体出資をするケースってやっぱりかなり強いエンドースメントが事業会社になければいけなくて、それに加えてかなり固く事業計画、このスタートアップと組んでおそらく二桁多くの売り上げを立てるのであるみたいなところにかなり説得力のある理屈がないとなかなか本体出資っていうところにはいけないんですけども、
なかなかスタートアップ連携ってそんな二桁多くとかいきなりいくはずがないじゃないですか。だけども将来的にはそれぐらいを目指していく。その前にまず信頼関係を築いていきたい。ステップバイステップで協業を育てていきたいっていうところで、とはいえそのスタートアップってお金がなかなかないと本格的な協業にはいけませんみたいなケースもあるんですけども、
だからCBCはきっかけづくりをまず、リスクマネーを少し投下してその協業を促進するためのきっかけづくりをする機能を果たしていると思っていて、そのスタートアップに投資をさせていただいたことをきっかけに事業会社とスタートアップの連携がスケールしていって、ゆくゆく目指していた二桁多くに届いていくみたいな世界観を我々としては目指しているところですね。
なんかそういうやっぱりこう戦略的にこう段階を踏んで深めていくっていうのはなんかすごい良い狙いですよね。