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5兆円の経済損失を生み出すかもしれない、太陽フレアによる被害、今回はこちらについてご紹介していきたいと思っております。
このような太陽フレアによる被害だったりとか、宇宙空間から地球に対して及ぼされる災害みたいな部分、
この辺りを総称して宇宙天気なんていう言葉で表現していたりするので、今回のお話については太陽フレアだけではなくて、
今話題の宇宙天気っていうのがどういうものなのか、この辺りをご紹介していきたいと思っております。
宇宙天気については、最近NHKとかも結構精力的に取り上げていたりと、あとは海外に宇宙天気センター、もちろん日本にもできたりしていて、
かなり国の予算とかもそこにつぎ込まれるようになったりとかで、世界中の動きが変わってきている、そんなところが背景としてあったりします。
では何でそのような背景が生み出されてきたのか、それは最近人類がどんどん宇宙に進出していくっていうところで、人間の生活圏が地球圏内だけではなくて宇宙空間にも広がってきた
っていうところで、地球で毎日皆さん天気予報とかを見るかと思いますが、そのような形で宇宙空間の天気予報っていうところも非常に重要なトピックになってくるというところの背景が強いのかなと考えておりますので、今回はそちらについて実際の経済的な損失だったりとか、
あとは今なぜ注目されているか、そのあたりもまるっと紹介していきますので最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
佐々木亮の宇宙話、今回でエピソード569を迎えることになりました。
本日ですね4月30日の朝という風になっておりますが、皆様ゴールデンウィークに入られた方も多いんじゃないでしょうか。
もちろんそういう休日関係ないよっていう職種の方もいらっしゃるかなと思います。
コロナウイルスも落ち着いてきて出かける方も多いのかなと思いますが、僕自身は特にそんな大きいイベントっていうのを控えているわけではないんですよね。
そういう理由としてはいろいろやりたいことがあるというか、仕事だったりあとはポッドキャストが5月1日ちょうど明日からですね。
明日からスポティファイの独占配信に切り替わるっていうところで、ちょうどポッドキャストいろいろ盛り上げていこうというところを考えている計画を粛々と実行する。
そんな期間がゴールデンウィークになるのかなという風に思ってます。
で、これ聞いてくださっている方、アップルポッドキャストだったり、あとはアマゾン、グーグルだったり多いかと思いますが、
5月1日以降はですね、最新エピソードはスポティファイのみで更新される状況になっていきますので、
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これからもぜひ応援していただきたいという意味でスポティファイの方に移行していただけたら嬉しいなと思っております。
こちら引き続き無料で聞くことができるので、そこらへんのご心配はしないでいただければと思います。
で、ゴールデンウィーク中に一体どんな仕掛けをしていこうかっていうところを考えてるんですけど、
前々から言っているYouTubeの更新を再開させようというところですね。
これもう半年、1年は嘘か、半年ぐらい更新していなくて、もうちょいかななんですけど、
それの間で登録者数もなんかじわじわと伸びていって、収益化のラインが登録者1000人なんですよ。
で、そこにもう迫る勢いになっているので、なんかここらへんでちゃんとしっかりやって、
YouTubeの方でも収益化させていくっていうところをやると、
ポッドキャストでまた新しいチャレンジするときにお金使えたりするし、
あとはYouTubeっていうところ、やっぱり拡散力が結構強いので、
そこからポッドキャストに流れてきてくれる人がいたら嬉しいなっていうところで考えていたりします。
あとは僕もともとポッドキャストやる前に、ノートっていうところ、ブログみたいなやつですね。
それで宇宙の解説とかをずっとやっていたんですけど、
それについてもちょっと研究室の後輩を巻き込んでですね、やっていこうかなと。
更新していこうかなと思っているので、また文字の方でもやって、
動画でもやって、で、ポッドキャスト。
ここが最新でいろいろ、一番最新の情報をピックアップできるような場所にしていこうかな
なんていうふうに思っていたりしますので、
そういった準備を進めていくゴールデンウィークにしようかなと思っています。
なので、ゴールデンウィーク、どっか行かれる方はぜひTwitterとかでご感想、
つぶやいているのを見に行ったらいいねとかもしたいなと思いつつ、
僕はこのポッドキャストを今後どんどん進化させていくと意気込んでおりますので、
ぜひ明日からのSpotify以降に皆さんついてきてください。
こうやってチャレンジできるのも独占配信契約をさせていただいている
Spotifyのおかげだと思っているので、
ここ1年から1年半ぐらいですね、こう突っ走っていきたいなと思っております。
よろしくお願いいたします。
はい、ということで、じゃあ早速今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は経済損失が5兆円にもなる可能性がある太陽フレアの危険性、
そしてそれと一緒に語られる宇宙天気というものをご紹介していきたいと思っています。
で、今回これ紹介するのはいくつかの背景があります。
まず1つは太陽フレアっていう太陽の表面の爆発現象ですね。
この爆発現象と同じようなものっていうのを僕がずっと研究のバックグラウンドとしてやっていたという背景があるので、
日本で結構トップクラスに詳しく説明できる自信があるというところ。
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そしてそういう縁だったりとか、あとは先日宇宙天気基礎講座っていう京都大学の名誉教授をやられている柴田さんが行っているセミナーに参加させていただいたりとか、
で、それにそことプラスして宇宙ビジネスメディア空畑で4月27日付けですかね、28日付けで
宇宙天気に関する解説記事も作らせていただいたというような状況になっているので、今回は宇宙天気のお話をしていこうと思っております。
でですね、そもそも宇宙天気って何ぞやっていうところをお話ししていく前に、太陽フレアって何ぞやっていうお話をしていかないといけないと思っております。
で、太陽フレア、こちらご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
こちらですね、太陽の表面で起こる爆発現象、これらを総称してフレアと呼んでいたりするわけです。
で、これは最近結構巨大な爆発が起こってきてるなんていう背景があるので、ニュースとかでチラッと見た方も多いんじゃないでしょうかね。
で、この太陽フレア自体、太陽の表面で爆発が起きること自体は結構気にしなきゃいけない部分だったりします。
どういうことかっていうと、その爆発っていうのによって、例えば地球の方に放射線、被爆とかしてしまう大変恐ろしい放射線が大量に飛んでくるっていうような現象。
これによって宇宙飛行士が宇宙空間にいる間にその被爆量を受けてしまうと、一瞬で体を壊してしまうような量に達してしまうだったりとか、
あとは太陽の表面で爆発が起こると、その爆発の衝撃によってその表面にあった太陽の物質とかが地球の方にガーッと飛んでくるっていう現象が発生するんですね。
で、その飛んできた物質によって、例えば地球の周りの、地球ってでっかい磁石みたいな表現されると思うんですよ。
小学校の頃にコンパスとか使ったりして、北がどっちって分かったりするのは、あれは地球が大きい磁石だから、それに合わせて北だったり南っていうのが分かるような仕組みなんですが、
あれって、地球が大きい磁石みたいになっている磁力の磁場っていうんですけど、それも宇宙空間に広がっていて、その太陽フレアによって吹き飛ばされてきた物質っていうのが、その磁場っていうところとグチャーっと相互作用みたいなのを起こすと、いろんな被害を生み出してしまうんですね。
具体的にどんな被害を生み出すのか、これものすごくポジティブな例を見ると、オーロラ、北欧とかで見れるオーロラっていうのは、実はそういう太陽フレアによって発生する現象だったりします。
なので、あれは宇宙天気っていう枠の中に一種当てはまるような、そんなものになってるんですね。あとは、オーロラ以外にも地球の表面の電気が停電を起こしてしまうっていうようなところも一つ、実害として出てくる宇宙天気、ないしは太陽フレアの災害と言われてます。
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これが特に経済損失の規模が大きくて、専門の論文とかも出てるんですけど、経済損失は世界中で見たときに最大で5兆円にも上るような経済損失を生み出してしまうと。
で、これ具体的にどういうことか。これは太陽から吹き飛ばされてきた物質と地球の周りの磁場っていうところがぶつかり合うと、それの衝撃で地球の表面だったり地球上空だったりに強い電気が流れてしまうんですね。
その地球、強い電気が流れたことによって、例えば発電所にある施設、発電所施設の中にある電気を蓄える機械だったり作る機械っていうところに大量の電流が流れてしまって、それらを破壊してしまうっていうような影響が出てしまうと。
で、これ先日の柴田さんが登壇されたお話でも出てたように、例えば変圧器だったりとか電気を生み出す機械っていうのは1個数億円とかするレベルなんですね。なので、その数億円のものが一気に壊れてしまうっていうだけで経済損失はすごいことになってくると。
それに加えて、発電所が言ってしまえば一時的に停止してしまう、おじゃんになってしまうっていうところなので、全くその周りの地域に対しては電気の供給ができなくなってしまう。つまり、それによって波及的に付随する経済損失とかもかなりの大きさになってくるっていうふうに考えられています。
そういったところの波及効果だったりっていうのをもろもろガーッと取りまとめた結果、大体世界中で5兆円の規模の経済損失が出てしまうんじゃないかなんていうふうに言われているように、太陽フレアっていうのは非常に危険な現象であるというふうな感じなんですね。
こういった太陽フレアによって何かものが飛んでくる、放射線が飛んでくるだったりとか、それに付随して停電になってしまうような電気の流れを作ってしまうオーロラができる。これらをまとめて宇宙天気と言ったりするんですよ。
この宇宙天気っていうのは、そもそも天気っていうのが人間の生活圏の中での環境っていうのを総称して天気と呼んでいるので、宇宙天気っていうのは宇宙空間の環境の変化っていうところを捉えるっていう意味合いの言葉になっていたりします。
こういったところの今、観測技術が発達したりとか、あとはIT化がどんどん進んでいる世の中で宇宙天気を無視するわけにはいかないというような時代背景がどんどん強まってきたことから、例えばアメリカでは2007年にスペースウェザープレディクションセンターっていう宇宙天気予報センターっていうものが設立されたり、
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あとは日本でも情報通信研究機構っていうところが1949年とかから行ってきているところにさらに情報がどんどん加わってきて、最近では注目度が高くなっている。
その他にも、例えば民間の宇宙団体ABラボっていうところでは宇宙天気を伝えるための宇宙天気キャスターなんていうところをどんどん一般化させていこうっていうところで、様々な角度からアウトリーチ活動だったりっていうのが進んできているので、そういったところも注目の的の一つになってくるかなと思っております。
そんな感じで、今回は太陽フレアを軸にして宇宙天気っていうものを総ざらりさせていただきました。
このあたりですね、かなり詳しい情報まで今回空畑で書かせていただいた記事には書いているので、もし興味をあいた方はですね、概要欄に貼っておく空畑の記事に飛んでいって読んでみてください。
そんな感じでですね、僕自身の研究が太陽フレアみたいなものだったので、そのあたりはこれからもどんどん深掘りしていって、宇宙話のリスナーの方にはですね、宇宙天気だったりとか太陽フレアって呼ばれる表面の爆発現象、このあたりはもうマスターになっていただきたいと、そんな風にも考えていたりしますので、これからも引き続き宇宙話よろしくお願いいたします。
明日からSpotifyの独占配信に切り替わります。5月1日以降の最新話はですね、一緒にSpotifyで聞いていただけたらと思っております。引き続きよろしくお願いいたします。
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番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
また会いましょう。