NinjaSatの運用終了
超小型X線天文台NinjaSat600日間の運用がとうとう終わりを迎える。 そんなカウントダウンが始まっているお話をしていきたいと思います。
NinjaSat、僕が所属していた理科学研究所の研究室から打ち上がった、1研究室単位で打ち上げる人工衛星なんですけど、
開発からずっと見ていたところから、なんと今回寿命を迎えるというところで、 まあどんな衛星だったのか改めて振り返っていけたらいいかなと思っております。
今盛り上がっている宇宙ビジネスを象徴する流れでもあるので、ぜひ最後まで楽しんで聞いてください。 それでは行きましょう。
改めまして始まりました笹木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 ということで今日のエピソードが1799話目です。
明日は1800話ということで。 いやーもうそんなタイミングまで来てしまいましたね。
やばい、1800話。まあね、あの100エピソードごとになんかキリがいいから、 振り返りみたいなのをよくやってるんですけど、
1700から1800は結構いろいろ振り返れることありそうだなっていうところはちょっと思ってますね。 なので明日のエピソードはぜひぜひ楽しみにしておいてください。
はい、そしてですね一つお知らせがあります。 僕が今日本放送で出演させていただいている
ポプラ社プレゼンツ、カジユウキの月ない話。 まあ毎日毎日宇宙話でも紹介してますが、これね、あのもともと
青山道子さんっていう方が書いている小説、月の立つ林で。 この月の立つ林でって中でポッドキャストが話の軸になっていて、
でそのポッドキャストをまあ現実世界で再現しましょうっていうのがこの企画なんですけど、 このね、
今回月の立つ林でが文庫化されて発売されましたが、そこに
カジユウキさん、そして作者の青山道子さん、そして僕のサインが載った書籍をですね、 なんと5名の方にプレゼントしますよというキャンペーンがスタートしました。
ですねあの詳細は僕のXだったりとか、あとは今ね、 これ収録しているときにXのスペースっていうライブ配信開いてるんですけど、
そこのねあの固定ポストとかにも実は載せてますね。 で応募方法はですね、
あの まあ簡単ですね。
これポプラ社、ポプラ社っていうところが今回あの番組スポンサー、そしてあの月の立つ林での出版元なんですけど、
ポプラ社文芸編集部っていうところをまずフォローする。Xでね。で、
すいません咳が出ちゃった。で、ハッシュタグ、これねいつもカジユウキの月内話でハッシュタグつけてくれてると思うんですけど、
月立つの月内話。 月立つがカタカナで、の月内話でポストしてもらうと。
この2つをやってくれた人たちの中で抽選で5名。 今回の月の立つ林でっていう元になった作品の文庫本。
そしてそれをね、それにカジユキさんと青山道子さんと僕のサインが載っている本が当たるというところになるんで、これはね、ぜひぜひ応募してみてほしいなと思います。
これね、ちょっと怖いなーって思ってることがあるんだけど、あの今日は今日ポッドキャストのエピソードで喋りたいことたくさんあるから明日話そうかな。
あのちょっとね怖いなーと思っていることがあります。何かはちょっと明日のお楽しみということで、ぜひぜひXの方で応募してくれたら嬉しいです。
僕のXのアカウントだったりポプラ社文芸編集部のアカウントをチェックしてみてください。よろしくお願い致します。
はいということで、うわぁ超喋りてぇ。明日の話題ちょっと楽しみにしておいてください。 それじゃあ行きましょう本題。
人工衛星の開発経緯
今回お話しするのは超小型X1000天文台忍者サット。 これが600日の宇宙旅行というか、宇宙での観測を終えて
太陽系に再突入、寿命を迎えていくというようなところを迎えようとしている、なんともこう、
エモいタイミングになっております。 この忍者サット何かっていうと、僕が専門に研究をしていた分野でもあって、例えばこの宇宙話とかだと
あのクリズムとかの話をよくしてるじゃないですか。 あのクリズムとかもまさにこのX1000天文学っていうところなんですけど
これを実現させるため、これをえっと まあなんて言うでしょうね、一つの研究室単位で人工衛星打ち上げて好きな
天体を観測するみたいな、そういうのを実現させたいよねって言って始まったミッションがこの超小型 X1000天文台忍者サットなんですね。
そもそもこれX1000天文学っていうのは、宇宙から飛んでくる X1000を捉えることによって
宇宙の めちゃめちゃエネルギーの高い現象を解明しようとする。
まあそんな研究分野なんですよ。で、X1000っていうのは僕たちの地上には届かない。 地球の大気とかがまあもう綺麗なバリアーになってくれてるおかげで
X1000って当たるとめっちゃヤバいじゃないですか。 それをまあカバーしてくれてる。ガードしてくれてる。
バリアーになってくれてるみたいな。そんな感じですね。 だからX1000を観測したいなって思うと、どうしても宇宙に飛ばさなきゃいけないという
まあそういう特性があったんですね。で、そんな中でこれまでは政府が主導して何十億円、いや何百億円っていうようなお金をかけて
人工衛星を打ち上げて、でその人工衛星お金めっちゃかかってるから研究もなるべく成功させるように
いろんな人たちが使いたい使いたいって言ってても 角度の高そうな良さそうな研究ばっかりを選ぶみたいな感じで競争もすごい激しくなって
みたいなそういう都合が実はあったりするんですよね。 そうすると
科学者たちは自分がやりたい研究をどうプッシュするかもそうだけど 自分のキャリアとかを考えてなんて言うんでしょう
ある程度観測に乗りそうなものっていうのを考えるみたいなそっちの方向にまあ動いて いっちゃうこともあるわけですね
でそんな中で時代は大きく変わってきて実は 小型の人工衛星であれば比較的
こう簡単にまあ簡単に言っても正直あの1億2億とかかかるんですけど1億ちょっと ぐらいかかるんですけど
ほんと何十億何百億っていう世界から見ると 科学研究費を少し取ればあの一応実現できるぐらいのところまで
コストがグーッと下がったんですよ これは小型の人工衛星のなんて言うでしょうね
大枠の部分その電源の部分とか外枠の部分とかそういったところを作れる会社が 現れて
でロケットの打ち上げの費用もスペース x とかそういったところがバンバン打ち上げる ことでコストが下がっていって
でそれによって宇宙にものを持っていくというところハードルがグーッと下がった 今だからこそ
人工衛星宇宙に一つの研究室でやりたいことだけをやるための人工衛星を打ち上げ られるようになったと
こういうまあ後背景があったところから理科学研究所にある玉川高エネルギー宇宙物理学研究所 のねあの玉川さんとあとは8当時理科学研究所にいて今は8京都大学にいらっしゃる
えのとてる秋さんがですねこう まあリードされながら
であの他にもね僕が知っている8今 埼玉大埼玉大だよな岩切さんという方がいらっしゃったりとか
で8その当時実は僕もこの研究していたんですよ 僕の研究分野はここと一緒じゃなかったので横で動き始めたところを見ていて
ねあのスタートしたのが2020年8月に県 研究室の中にクリーンルームみたいなのがドカーンと立って
だこの中真っ只中ですよなんか研究室行ったらなんかすごい工事やって何すんすかって 言ったら人工衛星作るんだよねみたいな
マジみたいになってねそこからもうどんどんどんどん開発が進んでいって でそれで実際2020年8月に開発があってスタートしたところから
打ち上げ成功したのが2023年の11月 だら3年で打ち上げ成功してるんですね
そうであの打ち上げのタイミングはなさからその玉川さんだったりえのとさんだったり っていうのがえのとさんは日本にいたのか
玉川さんがなさいって打ち上げした直後にあの x のこのスペースで一緒にライブ配信とかして でライブ配信しながらどうだった打ち上げとかって言いながら
なさの施設内大丈夫なのかなとか言いながらね収録をしたの放送した記憶があります でそこから8まあ今日までで600日とかの観測を終えて
まあその生涯を忍者サッターを得ていくというような形になるそうです そうですねなんかそのプロジェクトがスタートしたタイミングから
見ていたものがその一生を終えるここでだから5年ぐらいの歳月をかけてですね 終了していくっていうのをなんか見れてるのはすごい幸せだなぁと思ってまずは
今後の展望
このタイミングで一旦宇宙話で紹介しようと思った感じでした ちょっとね明日のエピソードでこの100回直近100回振り返りつつ
またねあさってとかにまだまだ今今の話ほんとざっくりしてるじゃないですか だから
忍者サットの話とかね研究の内容とかもそうだし なんか裏にある
宇宙ビジネスの流れもそうだし天文学の研究の意義みたいなところもそうだしいろいろ 整理できる話せる部分たくさんあるかなと思うんでちょっとね
楽しみにしておいてください はいということでじゃあ今回は一旦以上とさせていただきます
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ということで明日は1800回です楽しみにしておいてください それではまた明日お会いしましょう
さよなら
