はやぶさミッションの意義
日本が世界に誇る宇宙開発技術の一つ、それがはやぶさミッションです。
小惑星と呼ばれる小さな天体に探査機を飛ばして物を持って帰ってくる。それによって太陽系の歴史を明らかにしようとするそんな研究アプローチですが、そこから新たな研究結果が出てまいりました。
なんとその小惑星がもともといた場所にはものすごい量の水があったかもしれない。 そんな研究結果ですね。
宇宙には思ったよりも水があるっぽい。 一体どんな内容なのかぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙号を取得した
専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 ということで今日のエピソードが1798話目ですね。
明日、あさって、あさってのエピソードでなんと宇宙話は1800回を迎えます。
すごいエピソード数になってきましたね。もうなんか 時間の進む速さも早すぎて
わけがわからない。理解もあんまり追いついてなくなってますが、まあ 頑張っていきましょう。
1800回エピソードとか楽しみにしててくださいね。 なんか毎回100話ごとに振り返りやってるんですけど、その振り返りの時に話せる内容
ないなーって思ったことはないぐらいやっぱり宇宙話 非常に楽しくそしていろんなことにチャレンジできるいい場になってるなぁと改めて思っているので
ちょっとね1800回はいろいろ振り返りそうなんで楽しみにしておいてください はいということで
じゃあちょっと月の話最近してなかったですね 月齢カレンダーちょっと見てみましょうか
月齢カレンダーで今日9月の16日はですね 前回の満月が1週間前の9月の8日だったのでそこから半月も超えて
もう欠けてきた月の姿になってきてますね ここからどんどんどんどん新月に近づいていって次新月を迎えるのが9月の
22日1週間後となります この新月に向かって欠けていく月の姿見ているとなんかこう
あー終わってくんだなぁみたいな そしてまぁあの
月っていうのはねまたそこから大きくなっていくじゃないですか でなんかこう
新月っていうのは 1日って言うじゃないですか
9月1日とかあの1日っていう言葉の語源になっているのも実は新月が由来だったり するんですよね
だからまぁ新しい始まりでもあるのが新月の日というような形になっております しかも月曜日だ
面白いですねはいということで月の欠けていく姿一緒に楽しんでいきましょう それじゃあ本題です
リューグーの水の痕跡
今回お話しするのは 地球近傍にある小惑星リューグー
このリューグーという天体がもともといた母天体には水が長い間あったんじゃないかという そんなお話をしていきたいとおもいます
今日のお話は 日本が世界に誇る宇宙開発技術
宇宙開発プロジェクトの一つである早草ですね そのまあ
2号機みたいな形になるんですかね早草2が入った小惑星リューグーという天体がありますが このリューグーという天体を詳細に観測してみた測定してみた結果ですね
この リューグーっていう小惑星がもともといた天体母天体と呼ばれる中には
その星ができてから10億年以上経過した時期に水が流れていたかもしれない そんな研究結果が出てまいりました
これね従来思われてたよりも2倍から3倍ぐらいの水を保持していた可能性があると いうことになっていて
僕たちが今住んでいるこの地球上にある水 これを実はもたらしてくれたらこういう天体なんじゃないかというような示唆が得られて
おります いやこれね面白いですよ
なんかこう炭素と水っていうのを豊富に含むような 炭素質小惑星って呼ばれるものがあるんですね
この炭素質小惑星と呼ばれるものの天体の一つがリューグーなんですよ でこの小惑星探査
ひいてはこの炭素質小惑星っていうのを観測する理由というか モチベーションというか動機みたいなところですね
これが何があるのかっていうと ざっくり言うと太陽系の歴史を紐解いていくというようなところを
まあ目的にしていると でこの炭素質小惑星っていうのは太陽系の小惑星体
太陽系の外側の方に小惑星がたくさんある場所があるんですけど そこで最も一般的な天体なんですよ
この 炭素質小惑星っていうのは炭素がいっぱい入ってからなんか黒っぽい
炭っぽいって感じですね でこういうあの炭素質小惑星っていうのは
塵とか太陽の太陽系の外側にある 塵とか氷とかから形成されたっていうふうに考えられていて
でその氷を中に含む中で一部が水になった痕跡があるとかっていうので そもそもそれだけ水があるとか氷が含まれて出来上がったっていうところも
なんか最近どんどんどんどん解明されてきている段階ではあるんですね
そうで地球型のこう惑星 地球とか火星とかそういったとこの惑星に水だったりとか
まあそれ以外の物質だったりを供給するっていうところのきっかけになっているのも 実は小惑星なんじゃないかというふうに言われていて
太陽系を今のこのまさに地球が水をいっぱい持っていてとか 太陽系の中って実は水そんなにレアじゃないんじゃないのみたいな話とかね
火星に水あったかもみたいな話っていうのは結構もう かなり強い可能性として語られているわけなんですけど
まあそういった中でじゃあ水ってどうやってきたんだ水の循環というか 活動というかみたいなのはどうやって起きていたのか
そんな太陽系の初期の話って実は未だにまだわかってないんですよね でそれがわかるんじゃないかっていうところでリューグという天体の
太陽系の歴史の解明
分析っていうのがまあ行われていると でそれですねどういうふうに行ったかというとその小惑星リューグから持って帰ってきた
まあサンプルですねこれを分析するんですよ でその中でもこれルテチウム176と呼ばれる
物質からハフニウム176と呼ばれる まあ簡単に言うとある物質からある物質に対しての繊維というか変化みたいなのが
もちろんな長くね何億年何十億年というふうに 経っていく中で変化がどんどんどんどん起こっていくんですよ
物質っていうのはまあ僕らの身の回りのものとかもそうですけど 時間が経つにつれてちょっとなんか質感とかそういうの変わっていくじゃないですか
でそれって原子レベルでも発生するというか そのつまり1個1個の僕らの身の周りのいろんなものを構成しているような
最終的には原子の周期表とかで覚えたようなあいつらが 無数につながって1個のものを作っているわけじゃないですか
でその原子たちっていうのが姿を変えていくんですよね 時間に合わせてでその変化している状態っていうのを正確に捉えることで
実は今の今この状態になっているってことは今のこの状態になる前にだいたい 何億年何十億年でかかるもしくは40億年50億年前から
もその時点でこうだったんだったら今こうはならないだろうみたいな逆算ができる ようになってくるんですね
物質の崩壊する時の時程数というか そのどれぐらいの時間でどれぐらい変わっていくのかっていうのはこれ結構
計算だったりとかいろんな調査によってすでに明らかになっているので 物質の変化している具合っていうのを見てあげれば昔の太陽系の歴史というか
小惑星の歴史みたいなところが明らかになってくると でそのルテチウムってやつからハフニウムっていうのに変わるところっていうのは
まあ岩石の年代測定とかに用いられる手法で割と一般的なのかな でえっとその手法を用いて測定してみたところ
そうなんか思ったより水がこれこう 流体としてつまり液体の状態で流れていないと
今まで想像してたよりもこの物質の残り具合にはならないと でこれをいろいろ計算してあげた結果
小惑星というのはもともと大きい天体だったっていうふうに考えられていてそれを母天体 とか親天体っていうんですけど
その母天体っていうのが作られてから10億年以上は少なくとも その水がバーって流れてその物質ルテチウムってやつが運ばれていたんじゃないかと
いうようなところが研究結果として明らかになってきてますね 物質がこう変化している状態を見ることで今回は昔思ったよりも水があって
大量にその物質が流れ込んできていたんだろうっていうそんな 示唆が得られたとしかもそれが日今まで想像してた水の量よりも
2倍とか3倍とかそれぐらいの量だっていうところでじゃあ思ったよりもその 太陽系の中に水が多いんであれば
地球が水の惑星と呼ばれているこの状況を作るのにどういう歴史をたどってきたのか っていうところの新たな説が出てくるわけですね
こうやって人類は一人一つ一つ 宇宙の理解を深めていって最終的には僕たちは今なぜここにいてどこに向かっているのか
宇宙空間の中では特別な存在なのかっていうところに踏み込んでいけるような そんな研究結果につながっていくことになりますのでちょっとね
楽しみにしていきたいなというところとこういう研究結果やっぱ面白いんで どんどん紹介していきたいなと思っております
今後も楽しみにしておいてください ということでじゃあ今回は以上にしていきましょう
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こちらでレビューいただけたら嬉しいです それではまた明日お会いしましょう
ばいばーい
