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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。
普段、国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。
こちらのポッドキャスト。本日はですね、ブラックホールはこうやってできる、超新星爆発という現象について紹介していきたいと思います。
こちらですね、今までいろいろとブラックホールだったりとか、超新星爆発、中水資生なんていうお話いくつかしてきましたが、
そもそもそいつらが発生するまでの過程であったりとか、そういったところって実はあんまりお話ししていなかったなっていう、結構基礎のお話ですね。
宇宙の天体がどうやって動いていくのか、どうやって進化していくのか、みたいなお話をしていきたいと思います。
特にですね、今回はその中でも超新星爆発と呼ばれる宇宙の大花火ですね。
こちらについて紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
毎日の緊急報告、活動報告になりますが、先日のPodcastで紹介したスポンサー枠ですね、大変ありがたいことに既に3月分がすべて売り切れました。
ご購入いただいた皆様ありがとうございます。
こちらのスポンサー枠ですね、明日から順次冒頭で読み上げさせていただくっていうような形で、少しPodcastをリニューアルしてお届けできたらなと思っております。
これのお話なんですけど、これを始めた理由っていうのを、昨日もお話ししたんですけど、それとは別にもう一つあって、これは単純にPodcast業界を盛り上げていきたいという個人的な意気込みから始めているところもあります。
というのもですね、科学Podcastでランキング上位取らせていただいて、なおかつ全体ランキングでも今40何位とかっていうところまで上がってきた中で、結構会う人に、外で会った人とかに音声やってるんですみたいな話をするんですね。
そうすると、ネットとかでもいろいろ音声配信来るって言われてる中で、結局儲かるの?みたいな話って結構出るんですよね。
YouTubeとかはすごいシンプルじゃないですか。
人気のあるチャンネルにはGoogleが勝手に広告つけてくれて、それによって収益がいくら入るみたいな。明確になってるんですけど。
Podcastって実はそういうの、今のところあまりないんですよね。共通のお金を生み出す方法みたいなのが。
なので、今回このスポンサー枠っていうところで一つ前例を作ってあげることによって、音声だからこそ応援してもらえるみたいなところを、少しでも最初のとっかかりっていうのを取り除いてあげられればですね。
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Podcast業界に人が入ってきてくれるんじゃないかな。
言うて150回放送ぐらいで、まだまだ新山ものの私ですが、自分がやってて楽しいことっていうのは他の人にもどんどんやってみてほしいなーなんて思ったりするので。
そういうところで、Podcastである程度収益化っていうのはこういう例もあるよっていうのがわかればですね、参入してきてくれる人も多いかなと。
で、いろんな人が入ってきてくれれば、その中でよりPodcastっていう音声市場っていうのは活性化するんじゃないかなっていうので、仲間を増やしたい。
仲間を増やすための最初の壁を取っ払ってあげたいっていうようなところが心の底にはありますというところで、売上自体はPodcastを自分のこのPodcastチャンネルを最大化するためだけに使わせていただきますので、
もし応援しようと思ってくださった方はですね、1000円から枠作っておりますので、ぜひ購入していただけると嬉しいです。
そんな感じでですね、早速明日からスポンサー読み上げさせていただきます。
では早速今日の本題入っていきましょう。
今日の本題はブラックホールを作り出す聴診性爆発っていうのは一体どういうものなのかっていうお話をしていきたいと思います。
こちらなんか、今まで聴診性爆発、聴診性爆発といろいろ話してきましたが、やっぱりそもそも詳しくその爆発ってどうやって起こるのかみたいなところって話してなかったと思うんですね。
先日Twitterでハッシュタグつけて感想をつぶやいてくださっている方からですね、聴診性爆発がどういう仕組みで起こるのかっていうのを説明してほしいというお話いただきましたので、
今日はそちらの話をしていきたいなと思います。
そもそも聴診性爆発っていうのは何なのか。
なんか超新星、超っていうのは超えるですね。新星、新しい星って書くんですけど、そう書いてしまうとまるで星が始まるタイミングかのような印象を受ける方もいるかもしれませんが、
実は全く逆で、星が進化していく最後の最後に起こる大爆発なんですね。
だからなんでこういう言葉をつけたのかっていう疑問はあるんですけど。
英語だとスーパーノヴァって言いますね。これだとちょっとピンとくる方もいらっしゃるんじゃないでしょうかね。
で、主に聴診性爆発が起こるときに、星がどういう状態にあるのかっていうので、例が2つあります。
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1つはめちゃめちゃ大きい星がぐしゃっと潰れて爆発するといったような現象ですね。
こちらは重力崩壊型なんて言ったりしますけど、大体、太陽みたいな星が最終的に爆発するんですけど、
超新星爆発を起こすには太陽だと少し小さいんですね。
太陽だと小さすぎるというところで、重さで言うと太陽の大体8倍から10倍、10倍以上ですね。
の重さを持っている星、宇宙には結構あったりするんですよ。そういうものすごく重い星っていうのが。
そういうものすごい重い星が進化していく。これ進化していくっていう話どういうことかっていうと、
星っていうのは真ん中で核融合と呼ばれる現象を起こして、電気を発電するときに使ってる核融合みたいな核反応と同じようなもので、
あれが星の中ですごい勢いで起きていると。そうするとそこで生み出されるエネルギーっていうので、星っていうのは光輝いてるんですよ。
その核融合がどういうスピードで、工場の稼働率みたいなのがどういうので決まるかっていうと、星の重力なんですね。
なので、星が重ければ重いほど、その真ん中の工場の稼働率がめちゃめちゃ上がるというところがあるんですよ。
そうするとその稼働率が上がると、真ん中へどんどん核融合っていうのが進んでいって、
最初は周期表、化学周期表でいう水平リーベのあれですね。
あれでいうとこの一番水素、一番小さい水平の水素からそいつらがガチャンガチャンってくっついていって、ヘリウムっていうのを作っていってっていう感じで、
化学周期表を一個一個上に上がる。つまり、星の中では新しい元素っていうのが作り出されていってるんですね。
それでそこから炭素だったりっていうのも作って、最終的に星の中では、すごい重い星では鉄まで作れるんですよね。
鉄まで作れた星っていうのは、これ以上工場動けませんってなると工場の生成が止まってしまうと、イメージ的には。
そうすると内側から供給されてたエネルギーがなくなってしまうので、外側にあった星の表面っていうのが重力によってぐしゃっと潰れてしまう。
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このぐしゃって潰れるときの勢いが反発されるようなイメージですね。
そうするとドーンと周りにぐしゃっと潰れてドーンと爆発するといった感じで起こる超新星爆発がまず一つ考えられてます。
なので工場が動きすぎて星が重くなりすぎ、それのせいでただ工場の限界が来て中心からエネルギーが供給されなくなり、ぐしゃっと自分のせいで爆発してしまうというような感じですね。
これが重力型崩壊の超新星爆発と呼ばれるものになります。
この超新星爆発が発生したときの星の重さ、これがブラックホールを作るかどうかっていうところに非常に関わってくるわけなんですよ。
というのもですね、ブラックホールができるときっていうのは、ブラックホールは非常に重力が強くて光すらも外に出さないといったような特徴を持ってると。
つまりえげつないほど重くないといけないんですね。
今回この爆発を起こすっていうのは星太陽の10倍以上だと爆発が起きるんですけど、
そのときにもともとの星が太陽の30倍よりも大きい光勢の場合っていうのはブラックホールが発生するような超新星爆発になると。
なので太陽よりも30倍重い星が重力でぐしゃっと潰れて超新星爆発を起こすと、それの爆発の残骸の中にはブラックホールができているといったような感じですね。
もしこの太陽の10倍以上で爆発するって言ってて、ブラックホールはさらに30倍以上じゃなきゃいけないって言ってるんですけど、
じゃあその間はどうなるのっていうと、この間の状態のときは中性子星と呼ばれるものが発生します。
できます。残骸の中に。
これすごいちっちゃい星で、重さは太陽ぐらいになるんですけど、
この星の大きさなんと直径10キロとか20キロとかその程度なんですね。
これあんまりピンとこない方がいるかもしれないですけど、山手線の中に太陽がすっぽり収まるぐらいの大きさという異常な状態ですよね。
太陽めちゃめちゃ重い。もう地球とか比べ物にならないぐらい重いのに、それが地球の中の東京の中の山手線の中にすぽっと収まる。
直径10キロの星になってるっていう、これまた異常に重力が強い星なんですよね。
なのでブラックホールになりきれない星っていうのは、こういった強い重力を持った中性子星になるというお話になります。
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こんな感じで一つ超新星爆発の話しましたが、冒頭に話した通り実はもう1種類あるので、こちらについてはまた後日お話しできればなと思っております。
こちらのほうがちょっと単純なシンプルな星のお話と違って、いろんな星が絡んできたりするので、
これはこれで面白いのかなと思うので、こちらの話もお楽しみいただければと思っております。
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それではまた明日お会いしましょう。
明日からスポンサー枠で若干のリニューアルがありますのでお楽しみください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。