1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております。宇宙話。今回は、未来の宇宙開発を予言する人工衛星を組み合わせて大きな仕事をさせるフォーメーションフライトと呼ばれる未来の技術を紹介していこうと思っています。
10年後の宇宙開発のスタンダードな形になっているかもしれない。だけど、まだあんまり知られていない。そんな技術になっているので、宇宙話のリスナーのみんなには、そのあたりを知ってもらいたいなと思っています。ぜひ、最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話
2024年1月9日、始まりました。佐々木亮の宇宙話。
佐々木亮の宇宙話。
ちなみに、前回は、KDDIがSpaceXと連携して支援している野党半島の地震。そこの避難所に対して、宇宙からのインターネットサービスを提供していく。そんなお話をさせていただきました。
その前の日は、日曜日の配信なので、前の週どんな話をしたのかなというところの振り返りだったり、近況報告も含め。
お話しさせていただいていたりするんですよね。
そんな感じで、日々いろんなバリエーションでお届けしているわけなんですけど、今回は、フォーメーションフライトという話をしていきます。
フォーメーションフライト、何かというと、人工衛星同士を連携させて、一つの大きな仕事をさせる。
そんなミッションの形態というか、技術になっているので、今回はこちらを紹介します。
紹介していこうかなと思っております。
はい、ということで、ざっくりお話ししていこうかなと思うんですけど、そもそも今回のお話ですね、これ、科学系ポッドキャストの月間トークテーマ。
毎月毎月、いろんなエピソードをお話ししているんですけど、今回、今月ですね、2024年1月の月間トークテーマは、予言というトークテーマがあります。
で、これ、奏でる細胞っていうのを僕が、
大変お世話になっている番組の、たつさんがモデレーターとなって進んでいるプロジェクトで、もうすでに予言に関するエピソード、科学系の仲間たくさん挙げているので、ぜひ、こちらチェックしていただけたら嬉しいなと思いますね。
で、僕がもう一つやっている、隣のデータ分析屋さんというポッドキャストチャンネルでも、これ、予言のエピソード公開しているので、こちらぜひチェックしてみていただけたらと思います。
で、今回は、
予言なので、フォーメーションフライトっていうものの話をするんですが、フォーメーションフライト、これから宇宙開発の中で確実にこの存在感を出してくるであろうというふうに思われる部分なので、
未来の宇宙開発にとって重要な技術の一つ、そして2030年までの間に実現されて、どんどん成果を残してくるだろうというところを、
予言しながらお話ししていく回にしていこうかなと思っています。
で、今回のフォーメーションフライト、比較対象としては、コンステレーションと呼ばれるものと比較するのがいいかなと思いますね。
もうなんかカタカナばっかりでやめてくれよっていうイメージ持ってる方いるんじゃないかなと思うんですけど、
このコンステレーションっていう比較先は、昨日もお話ししたSpaceXのスターリンクが、
こちらになりますね。
コンステレーションは、簡単に言うと複数の人工衛星を組み合わせて何か仕事をさせる。
ただ、ここの間に精密なそれぞれの人工衛星間の連携とかを取ることはなくて、
ある程度相対的な位置が分かっていればいいかなっていうものがコンステレーションですね。
なので、SpaceXのスターリンクは最大で4万機、
はい。
人工衛星を打ち上げるっていう話をしてましたけど、
その4万機っていうのは、すべてが綺麗にこいつが右に行ったら全部右に行くんだみたいな、
ギュイーンって動くっていう感じよりは、狙った軌道に入れて複数の人工衛星で何か一つの仕事をするっていう程度の連携の仕方っていう感じですね。
その一方で、フォーメーションフライトと呼ばれる今回のメイントピックに関しては、
例えば、
2つ人工衛星を打ち上げたら、もうこの2つがすごい精密な位置関係を取りながら、右に行ったら右に行く、左に行ったら左に行くみたいな感じで、
しっかりと連携させる。アルゴリズムによって制御していく。
そういった状態で、さらにはドッキングとかするものも含まれるしとか、
諸々を含めでフォーメーションフライトと呼びますね。
というような感じで、
2つセットで確実に何か1個の仕事をするっていうか、
コンステレーションみたいに複数のものが全体を覆うような形で何か仕事をするかっていうような、
その相対的な位置関係の精密さ、ここが求められるか求められないかっていうところで、
フォーメーションフライトと呼ばれるところとの差が出てきます。