【1日10分宇宙時間】をテーマに毎日お届けしております宇宙話。 今回もNinjaSat特集の一部となっております。
今回ゲストに来てくれているのは、NinjaSatの検出機を開発した開発メンバーの武田くんに来ていただいております。
後編ということで、前回は検出機がどういうものなのか、 その検出機開発したことでどんなことができるようになったのかとか、そういう話してもらったんですけど、
今回は、じゃあ学生としてその衛星打ち上げっていうところに関わってきた中で、 これまでの選択どうやってこの場に来たのか、
そして、この経験生かして今後のキャリアどうしていくのかっていうような、 世の中で白紙家庭、
行くべきなの?どうなの?みたいな。 日本って厳しくない?みたいな、そういう話が出ているところと、
近い、結構リアルな声が聞こえる、面白い回になってるんじゃないかなと思っておりますので、 こちらぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
それではどうぞ。
学会で何かいくつの賞をとっていると。 いくつもではないですが、
物理学会で学生の発表書みたいなのをいただきました。 すごいねー。
キラキラドクターライフじゃん。
今回の賞は、僕個人の仕事を評価してもらったというよりかは、
衛星プロジェクトなので多くの人が関わっていることなので、 そのチーム全体を評価してもらえたなっていうのがあって、
忍者サブプロジェクトがしっかりとこの3年間ぐらいでしっかりと前進してきて、 ちゃんと打ち上げまでこぎつけましたっていう、
そこをトータルで評価していただけたのかなという気はしてます。
大人だね。
いや、ほんとに言っちゃう。 俺だったらワーって言っちゃうよ。やったぜ!みたいな。
いやー、なかなかそれは言えないですもんね。
でも確かになんかいろんな忍者サブプロジェクトの特集しようってなって、 いろんな人の資料とかを見させてもらったら、
プロジェクト全体の話をみんながいろんなところでして、 それぞれの視点とその場にいる人にチューニングされて、
もうこのプロジェクトこんなにすごいんだぜ、みんなやろう、 みんなここ注目してね、みたいな雰囲気は強いなぁと思ったから、
でも見せ方の相手に合わせたチューニングのところは多分武田くんがうまくやったんだろうなと。
まあそこらへんはそうですね、それにある程度個人にコメントもらいつつって感じですけど、そうですね。
あとまあ最初から入ってたから全体像結構見えるよね。 それはすごく大きいとは思います。
そうですね、ちっちゃいプロジェクト、プロジェクトとしてやっぱりちょうど私小さいので、 自分の担当以外のところもそれなりに話をして把握しつつっていうことができたんで、
そうですね。 全体が見えやすいっていうのは。
これ衛星開発したいなって、これポッドキャストのコメントにも結構来るんだけど、そういう若い子たちとか自分より下の
世代の子たちとか、あとはもうちょっと高校生とかってなった時に、なんか
こういうのやっといた方がいいよ、もしかしたら。 さっきの話で言うとあんまりないのかもしれないけど、こういうところを狙っていくとそういう衛星開発したいっていう気持ちを
叶えられるかもみたいな。 竹田くん目線であったりする。
難しいですね。そうですね。 そもそもやりたかった?もともと。
性格的には、まあ中に入っちゃえば何でも楽しめるかなみたいなタイプってこと?
なんかそんな気がしてますね。
いい性格だよね、それね。
いや、まあそうです。
変にこうこれしかやりたくないみたいになっちゃうと、辛そうじゃん。
俺もどっちかっていうと多分そっちのタイプだから、まあなんかここでできる最大限のことをやってたら、
なんかね意外と研究とかもやっぱうまくいくんだみたいな体験が詰めるから、
楽しめよっていう、衛生開発とかにこだわらず楽しんでねってことだよね。
あとはやっぱりその、まあ個人で、さっきありましたけど、アポ取って研究室に興味があるところに話を聞きに行くっていうのはすごい大事かなとは思いますね。
僕も研究室配属、基本的に配属4年生からなんですけど、
なんで3年生の終わりぐらいに多分研究室見学があって、
研究室決めるみたいな感じだと思うんですけど、僕はちょっと早めに1年前、2年生の終わりぐらいから参加して、
もうどこだけ行こうみたいな感じではありました。
あ、そうなんだ。消えたんだ。
そう、見学だけですよね。
大学の中でも異質なの?その理科大から、理科大の中の研究室っていうよりは、
あの、理研に行くから外部研究室所属みたいな感じになるわけじゃん。
はい。
理科大の中でも特殊?
まあでも、外部研究室に、多分人数がそれなりに限られてはいるんですよね。
僕らの研究室も、だいたい1学年2人ぐらい。
一般的な多分私立だと10人ぐらい、人研究室毎年入ると思うんですけど。
うん、いるいる。
なんで、そうですね。まあ、自分からそこに行きたいって、なんか積極的に行かないとなかなか行けないっていう意味では。
確かに、そっか。玉川県少ないね、学生。
1年に入ってくる学生は。
けどなんか、絞り込まれてる感というか、あの、選ばれた人が入ってきたんだろうなっていう感じはしてて。
ああ、そうですね。
進学率も高いじゃん。
ああ、まあそうですね。
基本みんな終止まで行くかな、みたいな。
終止まで行きますし、博士も最近すごい続いてはいて。
うん。
今博士のほうが多いんですよね。
え、そうなの?
そうですね。学生7人で博士課程が今4人。
えー、すごい。
終止が、今ちょっと終止が少ないんですけど3人ですね。
あ、終止じゃないや。やっぱり終止と学部が3人ですね。
あ、少ない。
うん、そうですね。
まずいじゃん、上抜けていっちゃったら。
いやー、まあでも続いてくれるんじゃないですか。
確かに。
忍者サッと打ち上がって、自分たちの研究室でオリジナルのデータいっぱい持ってるようは、他の研究室と比べても絶対に良い環境だもんね。
そうですね。
うん。すごい、データだけ使うわけではなくて、自分たちが作った検出器、よく知ってる検出器を使って、
その後のデータ解析とかできるっていうのは、まあなかなかないことなんだろうなーっていう気はしてます。
確かに確かに。
ま、アクリズムも打ち上がったし、ちょっとね、X線天文学、あんま盛り上がってるとこ見たことないじゃん、俺ら。
世代的に。
世代的にはそうですね、衛星なかなか大変だった時期では、ここ数年あったんですよ。
だから、すごいバブル、バブルとは言うのも変だけど、すごい盛り上がる時期を多分これから迎えるんだろうなーっていうのを、
NinjaSatの特集もそうだし、クリズムの特集とかもしながら、すごい思ってるから、期待だね、武田くんの今後の活動には。
盛り上げていきたいですね。
今じゃあ最後、博士2年で、あと1年あってっていう中で、今後どんな感じの進路を考えるのかっていうところを話せる範囲で。