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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回は楽天が宇宙からの通信で音声通話を成功させた、そんなお話をしていきたいと思います。
宇宙話では、宇宙からのインターネット接続、宇宙からの通信接続っていうところに結構フォーカスしていて、
今、国内ではKDDIのSpaceX、そしてソフトバンクも宇宙からの通信を手がけているというところになっている中に、
なんと宇宙やってたんだっていうところで、楽天が宇宙からのモバイル通信、これができるようなサービスを展開していく中で実験に成功したというニュースが入ってきております。
ぜひですね、そのあたり、業界がどんなふうに動いていくかも含めお話ししてますので、ぜひ最後までお付き合いください。
2023年5月3日始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが935話目を迎えるというところになっております。
毎日毎日更新しているわけなんですけど、基本的には1話完結でお話ししているような内容になってますので、気になる宇宙のトピックだったり気になるタイトルみたいなところから聞いてもらって、面白かったらぜひフォローしていただけたら嬉しいなというところでやっております。
でですね、今回のテーマは、今まで伝えてきてなかった内容だけど、これ結構面白いことになりそうっていう、楽天が宇宙を制していくんじゃないか、そういうお話をしていきたいと思います。
結構びっくりしてませんか、皆さん。楽天なんて今まで宇宙話出てきたことないよね、みたいな。
もちろん今日初めて聞く人からしたら知らないよっていう話だと思うんですよ。
あ、そうだ。
あのー、スポティファイ、この番組スポティファイの独占配信でお届けしてるんですけど、今スポティファイのポッドキャストのトップページ、
ケビンイングリッシュっていう大人気チャンネルの横に、私、トップページ並んでおります。
やばいです、これ。
で、もしかしたらここから聞きに来てくださった方もいるんじゃないかなと思っていて、本当に聞きに来てくださった方、ありがとうございます。
ぜひですね、最後まで楽しんでいってください。
で、そんな感じで毎日宇宙の話してて、今まで聞いてた人からすると、楽天が宇宙?今までそんな話してなかったじゃん。
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っていう目線になるし、初めて聞いた人もきっと、へー、楽天って宇宙やってたんだ。
っていう感覚になるのが、結構一番大きい感想なんじゃないかなと思うんですね。
確かに、これまで楽天が宇宙に手を出しているっていう話ってあんまりしていきませんでした。
で、それこそ楽天と似たサービスというか、近いところで見ると、
Amazonの創業者であるジェフ・ベゾスさん、どっちもオンラインショップみたいなのが開設できるっていうサービスじゃないですか。
Amazonも楽天も。で、そんな中でジェフ・ベゾスさんは自分の宇宙企業を持っていて、で、そこでどんどん事業を進めてるっていうところなんですよね。
で、一方で楽天は今回お話しするのは、楽天モバイルが結構直結するイメージです。
インターネットから、間違えた、宇宙からインターネットを届けるっていうようなサービスを提供していくっていうところを楽天がまさに今進めているところだったんですね。
この響き、なんとなく聞き覚えないですか? インターネットを宇宙から届ける。宇宙からのインターネット。
これですね、スペースXのスターリンクっていうプロジェクトが多分皆さんの頭の中には一番最初に出てくる可能性があるなと。
スペースXを手がけているのは、イーロン・マスク。もうなんかみんな知ってるイーロン・マスクですね。スペースXだったり、テスラだったり、
あとはもともとペイパルだったりみたいな、そんなすごい人なんですけど、そのスペースXが人工衛星を最大で1万2千機飛ばして、地球を覆うような形で人工衛星を配置して、
地上にインターネットを届けていこうというようなサービスを展開していて、それが日本でもサービス開始してたりしながらっていうところで皆さんにお伝えしてきたからこそ、
なんとなくスペースXのスターリンクの話って、皆さんこう記憶にあるんじゃないかなと思うんですね。
で、一方で、じゃあ楽天がこのタイミングでそういった宇宙からのインターネットを届けるのってどういう意味があるんだろう?
っていうふうに思う方多いんじゃないでしょうか。 これですね、明確な違い、マジで明確な違いがあるんですよ。
楽天が今回進めている、自分たちがもうそもそも創業資金をほぼ投資したと言ってもいいような、そういう会社があるんですね。
これ確か海外のAST&Scienceっていう会社です。
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AST&Scienceっていう会社ですね。 この会社と今連携してまさに進めているところで、
楽天のこのサービスはなんと、 スマホで直接宇宙から届けられるインターネットサービスを利用できるっていうサービスなんですよ。
あれ?スペースXもそんな感じじゃなかった?って思った人もいると思うんですけど、スペースXは、
そのスペースXのStarLinkっていうサービスは、 団地とかのベランダにあるパラボラアンテナみたいなやつわかります?
BSとかを受信するために置かなきゃいけない白いお皿。 ああいう受信機っていうのを買って庭先に置くなり、ベランダに置くなりして、
どっか適当に空を向けておくんですよ。 空を向けておいて、その空を向けた先にある人工衛星から
インターネットを受信して、じゃあその受信した先に例えば、 家の中にあのWi-Fiのルーターとかあるじゃないですか。
皆さん家にね。ああいうもので、 近くの人に対してインターネットを拡散していくみたいな。
っていうのを行うイメージなんですよ。 なので例えば、スペースXのスターリンクをスマホで使いたい
ってなった場合は、スマホにその電波を飛ばすための、 まずその送信機みたいなルーターを置いてあげなきゃいけなくて、
そのルーターの先には、宇宙からの電波を受信するための受信機を置かないといけない。 っていうのがスペースXの使い方、スターリンクのね。
一方で、今回楽天が公開発表しているサービスっていうのは、 インターネットを宇宙の人工衛星から地上に送って、それを直接スマホで受信できて、
そのままインターネットが使えるという、 そういうサービスになっています。
もう明確に違いますよね。 これ結構すごくないですか。
で、これがなんで今このタイミングで、それを僕がポッドキャストで取り上げたのか。 このポッドキャストって、宇宙の最新の話題をピックアップしてるんですけど、
基本的には、5年後とかに聞いても古くならないような情報をお届けしようとしてるわけなんですよね。
なので、論文とかを、発表されたばっかりの論文を結構紹介するんですけど、 論文っていうのは、
5年後、10年後っていうところに見ても、 基本的には古臭くならないような仕様になってるんですよ。
なので、そういった目線で見ると、ポッドキャスト、 例えば僕がこれ、もしかしたら更新をやめてしまうかもしれないですよね。
そうした時に、5年後とかに聞いてくださった方も、 えーみたいな、宇宙ってこういうことあるんだーってわかるような感じにしてるんですよ。
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なので、楽天が今回そういうサービスをするんだっていうのが、 すごいなって思ったのではなくて、
そうではなくて、楽天が始めている宇宙からのインターネットサービスが、 他の企業に比べて画期的で、
これはきっと未来のスタンダードになるなっていうところの、 一種節目だなと思って、今回紹介してるわけなんですよね。
で、まぁそんな感じで今回は、2023年の4月26日に、 楽天が発表したプレスリリースの中で、
その楽天が創業資金とかも全部出した。 これいくらだったっけなぁ。
えっと、投資額が、なんかボーダフォンとかと一緒に 投資してるんですけど、1億1000万ドル。
1億1000万ドルだから、だいたい100、140億円とか、 っていうような投資をして、
で、そもそもの投資された額、 まぁ2年前ぐらいの情報なんですけど、
そのタイミングでは、全合計で投資された額っていうのが、 1億2800万ドルのうち、
1億1000万ドルを楽天と協業している、 ボーダフォンとか、
そういったところから受け取ったっていうところなんですね。 投資を受けたというところになっていて、
もうほぼ楽天の参加の会社であると、 言ってもいいぐらいの感じのところなわけですね。
で、そこのそのASTっていう会社、ASTスペースモバイルか。 さっきAST&サイエンスっていう会社の名前したんですけど、
その中のスペースモバイル事業っていうところで、 ASTスペースモバイルっていうところが、
2023年の4月の26日に、 スマホで人工衛星から届いたインターネットの通信を確認したというところの発表を行いました。
つまり、楽天が手がけている、 宇宙から直接スマホにインターネットを届けるっていうサービス。
これが試験運用成功したと。 実験が成功したっていうニュースです。
つまり、絵空事ではなくて、 実際にスマホでインターネット通信できるじゃんっていう。
通信ができるっていうところが重要になっていて、 今回これ音声通信ができるようになったというところが、
超重要な部分になってですね。 音声通話が成功したのか。インターネット接続ではなく、今回は音声通話ですね。
すいません、これちょっと僕の中でもごっちゃになっちゃってましたね。 楽天モバイルが成功させたのは今回、
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音声だったりウェブブラウジングとか色々できるようなサービスを提供していくっていう中で、
音声通話ができるようになったっていうところが発表された。 そこが正確なところですね。
すいません、ちょっと間違えてお話ししてしまってましたね。 そういったところで直接スマホでインターネットができるようになると。
そうなってくると、宇宙から受信するインターネットサービスだったり ブロードバンドサービスみたいなところで、
日本国内の大きい通信会社、それぞれ海外の会社と協力してますね。 楽天がまさにそれの一つで、むしろ自分たちの子会社化してるぐらいの
投資ほとんど大株主状態のAST、スペースモバイルっていう会社。 そしてKDDIはさっき話したスペースXのスターリンク。
スターリンクを使って宇宙からのインターネットサービスっていうのを日本に提供していく。
で、あとはソフトバンク。 ソフトバンクはこれ確かエピソード20個ぐらい前かな。
もうちょっと前かな。30個ぐらい前かな。っていうところでソフトバンクが手掛けている 宇宙からのインターネットの接続っていうところも発表している。
っていうところで結構、今地上の通信を制した会社たちが次は接続元は地上の地上局だけではなくて、
宇宙からのインターネット接続っていうところも視野に入れて活動がどんどん進んでいるというような状況になってます。
これはね、すごいところだと思うんですよ。やっぱり。
で、他の会社も全部そうで、基本的にはやっぱり今までインターネットを届けられなかった地域に
宇宙からのインターネット接続っていうところで不満というか不便を解消してあげようっていうところが大きくあったりとか、
あれなんですよね。大前提として、世界中に今約半数、世界中の人口の半数が常にインターネットに接続できる状態ではないっていう生き方をしてるんですよ。
世界中のこの地域の差というか、そういったところでこういう状況になっているところを
宇宙からインターネットを届けるっていうところで解消していこうっていうサービスになっていて、
そこが今まさに激化している最中。そしてこれが5年後聞いてもわかるっていう話をしたのは、
これが多分5年後とかには、もう当たり前のように動いているグローバルのスタンダードになっているような状態っていうのが全然あり得るなと思って、
この時代の締めにこういう話をしておくのは非常に重要だなと思ってるわけなんですよね。
だからこれ、楽天モバイルって正直あんまり評判良くないじゃないですか。
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例えばこの間とかも、僕有明にあるシアターみたいなところであれを見に行ったんですよ。
YouTubeの事務所のUUUMってあるじゃないですか。
UUUMがやっているYouTuberのフェスみたいな、U-FESっていうやつに行かせてもらったんですけど、
そこの会場が新しくできた東京ガーデンシアターだったかな、有明ガーデンシアターだどっちかなんですけど、
有明にあって、ビルの中にあってキャパ8000人とかの会場なんですよね。
で、YouTuberってすごいな、やっぱこんだけ人集めれるんだっていうのは思いながら見に行かせてもらって、
一旦そこは置いておいて、そこの会場の中、大体その建物はオリンピックのタイミングぐらいで開発されてできた建物だと思うんですけど、
楽天モバイル通じないんですよね。
僕はスマホに楽天モバイルではない回線で、AU系の回線とドコモ系の回線をダブルで入れるみたいな、
そういう状態でスマホを使ってるんですよ。
もともと僕、通信系のデータサイエンスの仕事をしてたので、そういう通信とかは結構仕事で距離が近かったので、
2つ入れてるんですよね、スマホにその回線っていうのを。
僕は大丈夫だったんですけど、横を座ってた一緒に行った人は楽天モバイル全然使えないから外の通信できないしみたいなこと言ってて、
やっぱまだダメなんだみたいな。
ちょっと前まで評判悪かったのはなんとなく知ってたんですけど、もう解消したと思ったんですよね。
けど有明のど真ん中でもやっぱダメなんだと思ったんですけど、
これ楽天が宇宙からインターネット接続っていうのが提供できるようになるなら、結構話変わってくるじゃないですか。
だって今まで散々電波云々って言われてたのに、他の会社はどっちかっていうと定型みたいな形でインターネットどこでも使えるようにしますって感じなのに、
自分が大株主になっているASTスペースモバイルっていう会社使って、
もうスマホで直接宇宙からのインターネット接続があって、ブロードバンドサービスの音声通話ができたりとか、
そういったサービスが展開できるようになるわけじゃないですか。
もうだいたい大逆転ですよね。
今まで言ってたやつ、見たことかと。
多分楽天の三木谷さんはおっしゃるんでしょうね。
でもそのぐらいの、今、時代の転換点だし、宇宙ビジネスとか宇宙産業ってやっぱりまだまだ伸びてる最中じゃないですか。
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そんな中で、宇宙からのモバイルブロードバンド通信っていうところを楽天がもし制していったとき、
これ、かなり状況変わりそうだなっていうところで、
このポッドキャスト聞きながら、もしかしたらそういったところが起きるのかもしれない。
楽天が通信業界で大逆転していくかもしれないっていうところが見えてきてるのが結構面白い部分かなと思っているので、
このインターネットを宇宙から届けるっていう側面の中に楽天登場してるよっていうところ、
皆さんの頭の中にも少し収めておいていただけたら嬉しいなと。
宇宙話聞いてくれてる皆さんには、そういったところ、普通の人があんま知らなそうなところまで、
基本ながらぎきだと思うので、このポッドキャスト聞いて思ってほしいのは、
楽天宇宙やってんだ。あれ?楽天って電波やばかったけど、これ宇宙からインターネット接続できるようになったら、
ブロードバンドサービス展開できるようになったら、大逆転するんじゃないみたいな。
そこだけ頭の中に入れといてくれたらいいんじゃないかなと思ってます。
今日のまとめとしてもそんな感じですよね。やっぱりKDDIとかソフトバンクとかがいろいろ手がけてますけど、
ここに楽天が入ってきてまた競争が加速していくっていうところは結構面白い部分だと思うので、
ぜひ皆さん楽しみにしておいてください。
そんな感じで、今回は楽天が宇宙を制すかもしれない新たなブロードバンド、インターネットのモバイル通信サービスの通信テストに楽天が成功した。
ちょっとグタグタしちゃいましたね。そんな感じの話を今回はさせていただきました。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にある星マーク、
こちらからレビューいただけたら嬉しいです。楽天が宇宙に停滞してるの知らなかったとか、
これ今時代の転換点みたいな感じで超面白いなっていう風に思った方は、
ぜひそんな感想とかをTwitterのハッシュタグ宇宙話とかつけてつぶやいていただけたら嬉しいなと思っております。
それではまた明日お会いしましょう。皆さん良いゴールデンウィークをお過ごしください。さようなら。
