はやぶさ2の宇宙開発技術
日本が世界に誇る宇宙開発技術 はやぶさ2が持ち帰ってきた
小惑星の情報をよく調べてみると、太陽系最古の岩石を発見することに成功した。
今回はこちらの研究を紹介していきたいとおもいます。 太陽系形成の歴史
ここに一歩踏み込めるヒントっていうのが見つかってきたのは、 未来かなり面白くなりそうだなっていうところあるので、こちら紹介していきたいとおもいます。
ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分、10時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 ということで本日でエピソードが1758話目ですね。
基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたらと思ってます。
昨日は ペルセウス座流星群が8月の12から13にかけて最も見ごろを迎えるという話をさせていただきましたが、
なんかピュアにやっぱ宇宙を楽しむってなると 身近な天文現象とかそういうところから入ってもらうのが一番いいのかなと感覚的にも思ったりするので
ぜひぜひこのあたりはこう 実感してみてその面白さっていうのを再確認してくれたら嬉しいなと思いますね。
僕もなんとか見つけてみようかなと思います。天気だけは心配ですけどね。 そんな感じでもし流星群みたいなっていう気持ちとかありましたら
ちょっと3連休最終日頑張ってみてください。昨日のエピソード聞きながら参考にしてくださいね。 よろしくお願いします。
そんな感じでじゃあ早速本題行きましょうか。 今回お話しするのは日本が世界に誇る宇宙開発技術の一つ、小惑星の研究ですね。
この中から
ハヤブサ2の研究結果を紹介していきたいと思います。 ハヤブサ2っていうのは
小惑星のサンプルリターンミッションっていうのをやってきた、そんなミッションになりますね。
サンプルリターンって何かっていうと小惑星と呼ばれる、僕たちって地球っていう惑星にいるじゃないですか。
こういう惑星になっていないようなもっとちっちゃい天体ですね。 こういう天体が宇宙空間にはたくさん
いたりするんですけど、そのうちの一つの小惑星に行って 表面に着陸するというか一瞬ポンって触るというか
そんな感じで小惑星に行って、そこにハヤブサ2の場合は弾丸を打ち込んで 弾丸打ち込んだらこう出てくる、舞い上がるじゃないですか土とか。
まあなんか映画とか見たらなんとなくわかりますよね。 映画とかでバンバーンって打って、そしたらそれが壁とか
地面とかそういったところに銃弾がバーンってぶつかったら 砂ぼこりとか岩が舞うみたいな。
あれと同じようなことを宇宙空間でやってあげて、小惑星から舞い上がったものを吸い込むような形で サンプルをゲットするんですね。
でそれを持って帰ってくる、リターンしてくるから 小惑星サンプルリターンミッションとかっていうふうに呼ばれたりすると。
でそんなハヤブサ2、もちろん世界的にも認知度めちゃめちゃ高くて ハヤブサ1、そのハヤブサと呼ばれるシンプルに2ついてないやつとかは映画とかにも
なってますね。 それぐらい注目度の高いミッションであると。
でそこからその技術ってやっぱ世界屈指のものだったんですけど、 あの世界中の他の宇宙機関もこれはやったら
宇宙物理というか天文学的にめちゃめちゃ重要だという認識になり アメリカではオシリスレックスっていうミッションがスタートしたりして
日本の技術提供というか こういうふうにやったらいいよみたいな協力体制があって実現してたりもするわけです。
でなんでそうやって小惑星を探査しに行くみたいな 流れがあるのかっていうとですね
太陽系の歴史を探るのに小惑星っていうのは非常に 要素として重要であるというか
非常に良いんですね。 良いっていう言葉で表現しちゃうんですけど良いんですよ。
何がいいかっていうとその 地球の中とかそういったところにももちろん地層とかがあって
これまでの歴史っていうのは地面の中 地球の中に一定残っている
一定残ってはいるんですけどやっぱ その情報って失われていってしまってるんですよね
まあこう惑星とかが作られたときって初期の頃からどんどんどんどん 地面というか惑星自体が作られていって
重なって重なって一つの大きい塊を作って今の地球があるわけです。
すいません今完全に鼻水垂れそうになっちゃった そうで
そういう状況になっている時に太陽系の歴史を探りたければ昔の情報が欲しければ
地球の中で何をするかっていうとどんどんどんどん掘り進めていって
例えば地球の中心近くにあるものを探ろうみたいな話になったり
あとはまあ 中心近くじゃないとしても地層の中に何かそういうの見つけられないかなっていうのを
探すんですよ ただこれまで地球の中には大気とかがあったりして外から何か地球独特の
環境に影響を受けている 土壌っていうのが多く存在する
そうするとじゃあ例えば地球ができてすぐ 何十億年も前みたいな状態の大気の状態がこうなっているから
差し引いてその時にこういう反応しているかもだからこういう物質があってとか言って結構ややこしくなるんですよね
要素がたくさんあって ってなるしなんかもっと深く行ってピュアな情報を取ろうとしても地球っていうのはこう
地殻活動とかこう中は泥沼に溶けたマグマみたいなのがあったりするじゃないですか そうすると情報が溶けてしまっているとかっていうような感じで
地球の中を掘り進めていくっていう状態ではどうしても成し得ないような
状況なんですよ なので地球の中で頑張ってもダメだと太陽系の歴史を探る理探るのは
で太陽系の歴史を探るっていうところの目的としては まあそもそも僕たち
がこの地球にいるっていう地球に存在しているっていうこと自体の 必然性というか
他に言い方ありますかね必然性というか なぜこうなったのかっていう理由ですね
それを知りたいから 宇宙空間というのはいろんな環境があってもう最近だと5000個6000個っていうような
太陽系以外の惑星も見つかっていて 今僕たちがいるこの太陽系っていうのが果たして特別なのかどうかみたいな視点って非常に
重要でそれのためにはやっぱり太陽系が 構成されてきた歴史っていうのを知るのが非常に重要なわけなんですよね
それなのでその情報を持っていそうな小惑星に行くと 小惑星は基本的にはこうサイズがちっちゃいので
マグマみたいなそういう泥沼に溶けたもの 高温のものをキープしておくっていうような機能もついてないですし
大気とかを持っていたりもするわけではないので まあ生きた化石みたいな捉え方でいいんですかね
小惑星っていうのは太陽系ができた当時の情報っていうのを結構強く保持しているん じゃないかというような期待があってからこそ
小惑星に探査しに行くっていうのが発想としては出てきたわけですね それによって日本は今ハヤブサ2っていうところで
研究の成果と今後
小惑星イトカワリュウグーそれぞれに対してアプローチすることに成功して実際に サンプルリターンというのを成功させている
そんな背景があります でそのリュウグーのサンプルっていうのは非常に良かったなっていうのがこれまでの研究で
明らかになっていて 主要鉱生物質を見たときに
その中の鉱物を分析すると45億6200万年前まで あの遡ることができるようになると
45億6200万年前ですね その頃にこの物質たちは形成された
こういうのが形成されるってことはつまりその当時の太陽系の中っていうのはこういう 状態になってたんだろうなっていうのがわかったんですね
でそのとそれからわかった情報っていうのは何か 物質があってそこに
水 僕たちに水に生かされてるじゃないですかその水が実際に当時太陽系の中でたくさんあって
ハヤブサの中にも水があったとでその物質が水と合わさってできたものっていうのが 45億6200万年前の時点でこうなったっていうとこまで
初期の分析ですでにわかっているんです そして今回は
ただそれって水に反応した鉱物を見ているので水に反応する前の 原材料
なんかビチョビチョになったものじゃなくてビチョビチョになる前のものをちゃんと調べたい っていうのでより詳細な観測が行われて今回研究結果が出てきたよって話なんです
これ背景を説明するだけで困難になっちゃうんですがもう10分以上喋っちゃったんで 明日
あの詳しい内容というのはお話ししていきたいとおもいます 明日もぜひね楽しみにしてください
ハヤブサ2の言ったリューグーの中にあった水と反応する前の原材料に関する話ですね ちょっと楽しみにしておいてください
はいということでいかがでしたでしょうかね まあ今日は
このポッドキャストを聞いていただいているタイミングとかにはですね 国立大学の電気通信大学でちょっと授業をさせていただくような感じになっているので
どんな感じだったか感想とかは明日とかあさってとかお話ししていこうかなと思います なんか対面の大学の授業90分かけ2本っていうね
なかなか大変そうだけど面白そうだなぁと思う状況になっておりますんで
以下ほどにっていう感じでございますはいよろしくお願い致します そんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょう
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さよなら
