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2022-06-13 11:37

614. 4,700億円で新型宇宙服の開発スタート【NASA】

スペースシャトルの時代から受け継がれてきた宇宙服のコンセプトが

アルテミス計画のことのタイミングで大きく変わる可能性が!

4,700億円という巨額の投資を行った結果、どんな宇宙服が生まれてくるのか!?


ソース

https://www.nasa.gov/press-release/nasa-partners-with-industry-for-new-spacewalking-moonwalking-services/


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今回は、NASAが4,700億円を使って、新型の宇宙服を開発していく、そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、NASAの今後の宇宙服の開発計画というところで、民間企業と提携をして、新たに宇宙服を作っていく、そんなお話です。
こちらは、最近よくあるアルテミス計画という、月面だったりとか、その先の火星だったりというのを目指していく、そんな計画の中で企画されているものになっていて、実際に
友人月面探査というところで使う、新型の宇宙服っていうのを民間に委託していく、そんなお話ですね。
やっぱりアルテミス計画に関わっている、そんな宇宙開発の側面では、民間企業を巻き込んでお金を渡して競争させて、新たな技術をどんどん芽生えさせていく、そんな動きがよく見られるので、今回もその文脈でのお話になります。
ぜひ最後までお付き合いください。
佐々木亮の宇宙話。
2022年6月13日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、最新の宇宙トピックスをお届けしております。
ということでですね、本日でエピソードが614話目を迎えるというところで、すいません、天髪しましたね。
というところでやっているわけなんですけど、
今日ですね、このエピソードを収録する前に、あるゲストの方をお呼びして、ポッドキャストの収録をしておりました。
こちらが、1回このポッドキャストにもゲストで出ていただいた、僕の博士課程時代の同期、舐方浩介君という、国立天文台で今研究員をやられている方です。
今2022年の6月なわけなんですけど、2022年に入ってから、もう3本目の論文がこの間出たというようなところの知らせを受けて、
これはまた語りに来てもらうしかないなというところでお声掛けさせていただいたという感じなんですけど、
やっぱり同期として誇らしいというか、そんなペースでバンバン研究成果が出ていって、一体今後どれだけ偉くなっていくんだろうなっていうのが本当にワクワクする。
そんな彼の活躍なわけなんですけど、やっぱりいいですね。
僕はいつも新しい論文だとか、あとはプレスリリースだったりっていうところを元にお話しさせていただいているわけなんですが、
やっぱ、論文を書いた人、それぞれの人にとっては、一本の論文っていうのは本当に命を削って作っているようなものなので、
そういった意味では、本人に実際に受理された論文っていうのを語ってもらうっていう風になると、僕が語るよりも全然熱量とかも変わってくるんですよね。
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なので、そういったところが結構今回は綺麗に伝わるような収録だったんじゃないかなというふうに思っております。
ちょっとまだ編集とかもしてないので、どういう感じにまとまるかなと思いつつも、
なんかこのポッドキャストの尺ぐらいの長さでいい感じに話をまとめてくれて、本当にさすがだなというような感じでした。
で、このなめ方君の師匠っていうか、研究室所属したところのボスっていうのが、またちょっと前に出ていただいた柴田さんっていう天文業界のレジェンドですね。
っていう方なので、そこの系譜を引き継いでこのポッドキャスト出てくれてっていうので、僕は非常に嬉しいなというような気持ちでいっぱいでした。
とにかく自分が博士課程でずっと研究してて、その頃また同じような分野で切磋琢磨勝手にしてると思っていた。
彼がそんな輝かしい成果を残していて本当に誇らしいなというところで、皆さんにも活躍が伝わればなと思ってゲストを来ていただきましたので、
今週、明日か明後日ぐらいにはすぐにでも公開しようかなと思っているので、ぜひ楽しみにしていただければと思っております。
そんな感じで緊急報告を以上とさせていただきながら、本題に行きたいと思います。
今日の本題はNASAが4700億円ぐらいを一気に投下して、新型の宇宙服を開発していく。
そんなお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するのは、皆さんも宇宙開発っていうところの面ではよく目にする宇宙服ですね。
特に今回の場合でいうと、戦外活動って呼ばれる、例えば国際宇宙ステーションから見たらその外だったりとか、
あとは今回は、後でお話しするんですけど、月面探査っていうところの中で使われる宇宙服の話を、宇宙服の開発をしていくというところになっているので、
月面でこのローバーとかっていういわゆる乗り物の外だったり基地の外っていうところで着るような服っていうところの開発をスタートしていくというような発表が
今月の頭にあったというのが今回のニュースになっております。
で、これはよく最近はNASAの宇宙開発の方法っていうのが内政的に、つまりNASAの中で研究員集めて新しいものをどんどん開発していくっていうような方針ではなくて、
今NASAっていうのはお金を国の予算を取ってきて、それをアメリカ国内の宇宙企業のどこに分配していくことで、
より最適な宇宙開発に対する競争力っていうのを持たせられるか、そんな意味合いで民間に委託することが基本的には多いわけですね。
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特にこういったアルテミス計画って呼ばれる月面探査、火星探査っていうのを目論んだところについては、よくそういった開発が行われています。
実際に、例えば月面に行くためのロケットだったりとか、月の周りにまた宇宙ステーション今作ろうとしているんですけど、
そこに一体どんなロケットで資材を運ぶかだったりとか、月面の基地はとかっていうところで、
いろんな民間企業がNASAからのお金を取って開発をガンガン進めて、また同じようなプロジェクトをやっているところ同士が切磋琢磨して技術力が上がっていく。
そんな文脈のお話が結構多かったりするというところで、今回もこの新型の宇宙服っていうのは民間の2社に託されました。
1つがアクシウムスペースと呼ばれる会社。この会社は国際宇宙ステーションで今政府がいろいろ管理してたりするんですけど、
それを民間に移行していこうっていうようなところで、商業利用だったりとかっていうような民間の宇宙ミッションっていうところを推し進めているような会社。
もう1つはコリンズエアロスペースというところの会社で、ここはいろんなセンサーとかを作ったりとかっていうような宇宙開発の技術っていうのが優れているようなそんな会社になります。
そんな2社に対してNASAは宇宙服の開発をお願いしますというところで委託したというようなニュースで、合計だいたい2034年だったかな。
2034年までに4700億円を支払っていくというようなところになっているみたいです。
今よく皆さんが見かける宇宙服のデザインっていうか、そもそもあれのコンセプトっていうところで言うと、最初に開発されたのがスペースシャトルの時代なんですよね。
スペースシャトルの時代からって考えると、もうかれこれ30年弱はその形のまま進んできたというふうに。
30年でいいんだよな。多分そのぐらいですね。20年とか30年とかっていう長さで使われてきたもの。
そこからは改良改良でどんどん進んでいたというようなところがある中で、今回は大きくNASAっていうのはNASAがお金を出して開発を進めていこうというところで、結構これは時代の転換点でもあるし、
あとは今後、私たちが宇宙開発の写真というところを残していった時に、今まで知っていた宇宙服の形からガラッと変わるっていうところで、宇宙開発全体を例えば写真とかで振り返ってきた時に転換点になったり、
あとはそもそも今宇宙に興味ない人がニュースとかで見かけた時に、あれなんか雰囲気変わったなっていうふうに感じるのも実はこのタイミングなんじゃないかなというふうに思っていたりします。
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っていうところで、いきなりNASAがここのお金に4千億円とかっていうようなお金をボンって払ったんだっていうようなちょっと驚きもありつつ、ただこういった宇宙服の再開発、新たな新型の宇宙服を開発していこうという動きは実は2017年に既に一旦決まっていたんですね。
これはもうNASAの中でどんどん新しいものを作っていこうっていうので、予算を組んで開発を進めるっていうふうになっていたんですけど、これなんかいろいろNASAの中間報告とかの中で資金不足だったりとか、あとはそもそも2017年に
その採択というか、新型の宇宙服開発するって決まったんですけど、そこからやっぱコロナウイルスとかの影響があって、なかなかこう進捗がかんばしくないというところで、途中の開発の段階で開発は20ヶ月遅れてるなんていうふうに言われていたりしました。
そういったところの背景がありつつ、今回はじゃあそこから一気に軌道修正しようというところで、民間に委託していくという流れになってきたというところなので、早ければ2025年、2026年とかだったかなっていうようなその月面探査の友人月面探査っていうタイミングで、どんどんこの宇宙服っていうのを使っていこうっていう流れがもうできているそうです。
そこを見越して今回はもうガンとお金を払ってでも早く開発をどんどん進めていくというようなところになっているようなので、もうあと数年の間に新しい宇宙服見れることができるんじゃないかなと楽しみにしております。
ということでですね、ポッドキャストではなかなか見た目は伝わらないですが、もし新しい宇宙服のビジュアルとか公開されたらそちらも紹介していこうかなと思ってますので楽しみにしてください。
ということで今回はNASAが新たに新型の宇宙服の開発を行うというところで4700億円の予算が投じられた、そんなお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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