1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 862. 漫画ブルージャイアント..
2023-02-19 14:26

862. 漫画ブルージャイアントが好きすぎるので青色巨星の話のついでに愛語ります

ブルージャイアント、祝映画化!マジで早く見に行きたい。

その熱量を抑えきれずに、今回は漫画ブルージャイアントのタイトルのベースになった星「青色巨星」を紹介します。

ブルージャイアントの話がしたくて、こじつけです。


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ソース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000065306.html

00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回はブルージャイアント、 青色巨星と呼ばれる天体を紹介していきたいと思います。
なぜ今、太陽みたいな感じで一つの星の種類について説明するのかっていうと、 僕の大好きな漫画ブルージャイアントっていうジャズ漫画があるんですけど、
これが映画化したっていうところで、早く観に行きたすぎるっていうその熱量を吐き出したいがために、
ポッドキャストでは今回ブルージャイアント、青色巨星と呼ばれる天体を紹介していくことにしましたので、途中漫画のエピソードいくつか入れながら紹介していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1
イグネーション
スペースイーツのブラックホール
ジャパン
佐々木亮の宇宙話
2023年2月19日始まりました佐々木亮の宇宙話
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで本日でエピソードが862話目を迎えているというところになっております。
基本的に1日10分お話ししてますが、1話完結無編集でお話ししておりますので、好きなタイトルだったり気になるタイトルあったものから聞いていただけたらいいんじゃないかなというふうに思っております。
よろしくお願いします。
ということでですね、早速今日の本題紹介していこうと思います。
今日の本題はブルージャイアントと呼ばれる天体こちらを紹介していくというそういう話になっております。
これね多分宇宙話始まって以来860回やってきて以来一番ふわっとしたタイトルでスタートしているんじゃないかなと思うんですよ。
ブルージャイアントっていう青色巨星、青色の巨大な星、青色の巨星、青色巨星って呼ばれるものがブルージャイアントって英語で言うんですよ。
で、これのお話をしていくんですが、なぜ紹介するのかっていうとブルージャイアントっていうジャズの漫画知ってますかね皆さん。
で、この漫画が僕めちゃめちゃ好きなんですよ。めちゃめちゃ好きで、もう宇宙兄弟熱をなんか語ったと思うんですけど、宇宙兄弟熱と匹敵するぐらいの熱量で多分人に語れるのがブルージャイアントなんじゃないかなっていうところぐらい好きで。
で、そんなジャズ漫画なんですよね。ジャズ漫画になっていて結構長期連載なんですよ。
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で、それの一部のエピソードが映画化する。それが2月の17日に公開ってなっていたので、これすごいブルージャイアントの話したいなと思って今日は無理やり天体にこじつけて話をしていくというそういう回になっております。
まあちゃんと天体の説明しますよ。そっちメインにしないとやっぱあのいつもね、宇宙の話を聞きに来てくれる人たちにすげえ文句言われそうなので、ちゃんと宇宙の話から入っていきたいと思います。
青色巨星、ブルージャイアントと呼ばれる天体ですね。そもそも巨星と呼ばれる天体の種類っていうのは結構宇宙空間の中ではレアなんですよ。
巨星っていうのは大体一般的には太陽の重さの8倍以上の重さを持っている天体、これを巨星って言います。
逆に言うと太陽とかみたいな、いわゆるこう私たちに身近な星とかっていうのはこれいわゆる消失量星とか
中質量星って呼ばれるようなそういう天体なんですね。この8っていう数字に一体どういう意味があるのかっていうところ、いくつか要因はあって一番面白いところだけ
誤解を恐れずにこれが特徴だって言いたいなと思うんですけど、星が進化していった後の姿、ここに大きな差が出てくるっていうところですね。
太陽みたいな、こう太陽みたいに自分で光ってる星の中でも太陽ぐらいの重さだったりそれよりちょっと重いっていうような星、太陽の8倍以上にならない。
つまり8倍以下の星たちっていうのは中でどんどんどんどん、あいつらが輝いている理由っていうのは中で核融合反応っていうのを起こして
その核融合反応のエネルギーが外にバーって出てるからまるで熱量、熱が高くて光っているように見えてるみたいな、そういう感じなんですよね。
で、その消失量星、中質量星って呼ばれるような、いわゆる太陽っぽい星とかみたいなのっていうのはその中の燃料っていうのを一定のペースでゆっくりゆっくり燃やし続けて
だんだんだんだん中の反応っていうのを変化させていって、最終的には白色外星って呼ばれるような、そういった天体になっていくみたいな、そういう状況なんですよね。
ここはもういいとして、問題は虚勢なんですよ。虚勢っていうのは8倍以上、こいつら何が起こるかっていうと超新星爆発っていうのを起こすんですね。
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超新星爆発、スーパーノヴァってやつです。この超新星爆発、星が死ぬ時の最後の断末魔の叫びというか、人生最後に打ち上げる大花火みたいな感じでイメージしてくれればよくて、
宇宙空間の中でも比較的巨大なエネルギーの爆発現象なんですね。そういった超新星爆発を起こすのが8倍以上の星だったりする。
で、この超新星爆発が起こった後に、例えばめちゃめちゃ重い星とかだったら、そこにブラックホールを作ったりするわけですよ。
っていうような感じで、なんかこうどんどんどんどん宇宙空間の中でもエキサイティングな天体に発展していくのが、実はこの虚勢と呼ばれる天体なんですよ。
その中でも温度が高い星っていうのをこれ、青色虚勢って言います。青い星、青い、青色の虚勢で青色虚勢。
これもやっぱり単純に炎の色とかもそうですけど、青くメラメラ輝いているっていうところで、一種温度の高さっていうところが注目されていたりするんですよね。
で、実際にこれ、漫画…よし、漫画の話に入ってきますよ。
漫画ブルージャイアントっていう中でも、ジャズプレイヤーの話で、めちゃめちゃ勢いのある世界一輝くジャズプレイヤー、しかも若いうちに。
っていうのを、こういうジャズプレイヤーのことをブルージャイアントって呼ぶみたいな、熱量高くてあまりに高温なため赤を通り越して青く光る虚勢、青色虚勢っていうふうに物語の中でも説明されてるんですよね。
そういった天体、ブルージャイアント、青色虚勢っていうところは結構宇宙空間の中でも星として注目度の高い天体であるっていうところですね。
で、このブルージャイアント、もうどんぐらい…僕なんで読んでたかっていうのは、たぶん、あの、ガクっていう映画とか、漫画でもめちゃめちゃ有名だったガクっていう三角九条の漫画があるんですけど、それをたまたま父親が買っていて、家にガクがあったんですよ。
で、ガク終わって、ガクも面白かったなと思ってたら、たぶん本屋とかで見かけたときに、あ、同じ作者で次なんかやってるよみたいな。うわ、ジャズじゃんみたいな。
で、ジャズとか全然聞いたことなかったんで、まあそういうの面白そうだなと思って読み始めて大ハマりして、で、それのせいでなんかプロのジャズプレイヤーを目指してる友達がいたりして、そいつめっちゃなんか聞いたりとか。
あとは、アメリカ行ったときに、まあアメリカ結構こうジャズの本場みたいなところがあったんで、あのニューヨーク、ワシントンDCに住んでたんですよね、NASA行ってたときに。
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なので、こうワシントンDCでジャズ聞きに行ったりとか、あのニューヨーク行ったときも有名ななんかジャズバーみたいなの行ってみたりとか、まあ結局別になんかすげえキザな雰囲気で聞こえますけど、マジで行ってるだけですね。
なんかあの、バンド見にライブハウス行くみたいなそんな感じで、ただ見に行って、わあすげえってなって、けどなんかあれのここがすげえ超いいよねみたいな、ジャズってこういうところかみたいな、そういうなんかあの臭いことを言えるようなレベルではないです全く。
ただ、ただただめちゃめちゃ好きっていう、まあそんな感じでいまだにこう単行本もずっと買い続けてるぐらい、ちゃんとこう応援してる漫画の一つではあって、
まあそんなタイトルがブルージャイアント。これ宇宙取り組む前かとかでわかんなかったんで、最初ブルージャイアントっていうタイトル見たときに別に、あ、宇宙だって思ったことは一切なかったっていう状態ですね。
はい、まあそんな感じでこう巨星って分類されるような天体がタイトルについた漫画があって、それがめっちゃ好きって話なんですけど、こういう生殖巨星っていう天体ですね。
やっぱ結構面白いんですよ。その赤を通り越して、さらにもっと暑いから青っていう話があったと思うんですが、ただ暑いだけっていうそんな天体って実はなくて、その暑いが故にその星の寿命とかも結構変わってきたりするんですよね。
どういうことかっていうと、さっき言ったみたいに中心で核融合反応っていうのを起こして、星っていうのはエネルギーを生み出していってるわけなんですよ。
で、そのエネルギーを生み出していってる核融合反応って、星が生まれるとき、星の塵とかガスとか宇宙空間のものを
ガーッとかき集めてきて、あるタイミングで重力がギューって強くなって、中心で水素と水素がくっつき始めるみたいな反応が核融合反応って呼ばれるものだったりするっていうところなんですよ。
つまり、重ければ重くて、重力がグーッてかかると、それだけ核融合っていうのが加速されていくみたいなイメージで捉えてほしくて、
加速されるから、よりたくさんの反応が起きて、熱量を持つ。つまり、そこでエネルギーがさらに高くなって、青くそして熱く見えるみたいな感じなんですよね。
で、こうすると明るさが本当に太陽の数千倍とか数万倍とかっていう明るさになっていって、
しかも、どんどん薪をくべては燃やして、燃やして、燃やしてってなったら、すぐに燃料を使い果たしてしまうみたいな形で、
太陽系って40億年、50億年っていうような歴史の話、よくするじゃないですか。ポッドキャストの中でも。
でも、生殖虚勢って呼ばれる天体は寿命はめちゃめちゃ短くて、数百万年とか数千万年ぐらいで寿命を迎えてしまうんですよ。
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そのぐらい短命、ブルージャイアントっていうこのタイトルに込められてるのって、実はそういうとこもあるんじゃないかなって思っていて。
漫画で、ジャズプレイヤー、若くして、一番世界一輝くジャズプレイヤーをブルージャイアントっていうみたいな。
でも、ブルージャイアント、生殖虚勢って呼ばれる宇宙空間にある本当の天体っていうのは、
短い間にめちゃめちゃ輝いて、太陽みたいにずっと何かを支えているものよりも、何十倍何百倍何千倍っていうスペースで燃料を燃やして死んでいってしまうんですよ。
こういうオチになったらちょっとゾワッとするなぁと思いながら、けど、星の方の特徴はそういうふうになっていって、最終的に大爆発を起こして、
ブラックホールだったりっていう状況になっていくので、まあそういった星の傾向もありつつ、漫画にはどこまで反映されてくるんだろうな、みたいなところをちょっと楽しみにしてるっていう、
ファン目線かつ宇宙目線のお話を今回はさせていただきました。全然案件じゃないので関係ないですけど、マジで2月17から公開されて、
まあこれ、ポッドキャスト公開のタイミングくらいと2日前か、もうね、なるべく早く見に行こうかなと思ってるんで、しかも映画のタッチがこう、こないだ
ポッドキャストの中で話した、スラムダンクとちょっと似てるような、ちょっと3D系のアニメになってたりするんで、これはちょっと見に行かないとなぁと思ってるっていう、そんな感じです。
ぜひですね、宇宙話聞いてるそこのあなたもブルージャイアント読んでるよっていう人いたらね、ぜひ感想を寄せいただけたら嬉しいなぁと思っております。
そんな感じで今回は以上にしていきます。今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、フォローボタンの下にあるレビュー、ぜひよろしくお願いいたします。
番組の感想や、宇宙に関する質問についてはTwitterのハッシュタグ、宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃんお寄せいただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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