重力波観測の開始
今回はスマートフォン収録でお届けしていきたいと思います。
今日紹介するのは、目には見えないブラックホールの動きがわかる、重力波を研究する意義がどんどんどんどん深まってきている、そんなお話をしていきたいと思います。
今回はアメリカ、日本などが参加する国際的な重力波観測チームが提供する重力波イベントのカタログが公開されました。
これまで見つかってきたものよりもかなりハイペースで重力波というのが見つかっていて、これによって時代が大きく変わっていきそうというこのワクワク感が出てきているので、
いったいどんな状況なのか、こちらについてお話ししていきたいと思います。
ということで改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということでたまにあるスマホ収録会です。
いつもに比べると音質はちょっと見劣り聞き劣りするかなと思うんですけど、まあまあ宇宙の話いろんな面白いのがたくさん出てきているんでぜひぜひ楽しんでいってくれたら嬉しいなと思います。
であのー 怪奇月食見ました?
これねーXでポストしながら、わーすげーっていうところをみんなと共有しながらやったんですけど、結構みんな夜中起きてたなーっていう印象。
まあこれ宇宙話聞きながらっていうところではないかもしれない。夜中の3時だからね。宇宙話聞きながらだと寝ちゃう可能性は結構ありますね。
で夜中の3時ぐらいに行くと、まあ部分色がそもそも2時半とか2時15分ぐらいから確かスタートしていて、で天気はものすごくもうすこぶる良かったですね。
それでなんかこうどんどんどんどんかけていって真っ赤になっていって、でなんかすごく怪奇月食でこう赤くなってる月、なんか今回すごい暗く見えたなっていう感じはありましたが、どうでしょうみんながこう感じ取っていた部分と僕の感覚とが一緒なのか違うのか、ここはちょっと知っておきたいなと思うんで、
ぜひぜひコメントとかで教えてくださいね。でもまあとにかく怪奇月食めっちゃ良かったですね。こんなに天気にも恵まれて、でなんかあのちょっと一段階涼しくなったじゃないですか。だからなんか外でずーっとその月を見ているっていうのがそこまで苦じゃなかったかなっていうような感じもしましたね。
なのでこうやって、本当はねXのスペースとかそうやりながらが良かったんだけどなんか夜中の3時にベランダとかそういうところで喋ってるのって緊張迷惑じゃないですか。と思って辞聴しました。
次ね、2026年の3月頃に怪奇月食も1回あるんで、時間いつなんだろう調べてみて、もしなんかXのスペースとか生配信とかしながら一緒に見れそうだったら、一緒に見れたら嬉しいですね。ということでそんな感じで振り返りはしていきつつ、最新の研究のお話もしていきましょう。
今回お話するのは重力波に関するお話です。重力波、まあこれ2016年だったかな、に初めて検出されたところから幕を開けていて、で重力波っていうのは目に見える光とはまた違う波の情報。
でどんなものかっていうと目には見えないんだけど必ずその影響を受けているだろうっていう時空の歪み、これをこう検知するっていうのがこの重力波天文学っていうところになっていて、でなんか今ね制作中の書籍が2冊ありまして、でその1冊の方で実は重力波の研究をがっつりされている
研究者の方にインタビューをさせてもらう予定になってるんですよ。でそのインタビューさせてもらう準備とかをしていたら、あ、なんか重力波今激アツになってきてるじゃん、面白いなっていう記事というか論文っていうのを見つけたのでそれを紹介しようというような形ですね。
で簡単に言うとそのカタログが公開されたと。カタログっていうのはこれまでに見つけた天文現象というかその辞書のことをイベントって言うんですけど、そのイベントをまとめた論文っていう感じですね。
通称カタログ論文とかって言ったりします。このカタログ論文っていうのはなんだろうそれ自体も結構それ自体の意義っていうのはまずリリースしてすぐ意義が出てくるのは使っている観測装置、今回で言うとライゴ、そしてバーゴ、そしてカグラという3種類の重力波検出器がアメリカとか日本とかにあって
でそれを駆使して研究を進めた結果これだけすごいイベントたちがたくさん見つかったよっていうのを示すことができるなんて言うんでしょうね。その観測装置自体の成果まとめ発表みたいな感じ。
いつも宇宙話で紹介しているような研究っていうのはもうちょっと広い幅広い幅広いじゃないやそのカタログに乗るような現象のうちこれに乗るような現象のうち特定の現象に対してこういう理解ができるイベントこういう理解ができる事象っていうのが発見されたよっていうようなそういうような研究の見せ方だった
見方だったりするんですよね。でも今回はそれらが含められた図鑑みたいなのが公開されたと。ここには新たに128件の重力波の新しいイベントのリストみたいなのが掲載されていてその中でも
GW231123これは2023年の11月の23日に見つかったものって意味ですね。231123なので2023年11月の23日みたいな。これがこれまで観測された史上最も重いブラックホール同士の合体によって発生した重力波であると。
この重力波っていうのはブラックホール同士が合体するとかブラックホールが何かを突然飲み込むみたいな何かと合体するっていうようなタイミングでドカンと発生するような時空の歪みを指すんですよ重力波っていうのは。
でそのチューニングをどんどんどんどんしていっているからあの重力波を見つけられるペースっていうのが上がってきてるんですよね。
でその上がってきたペースが今この観測期間だいたい半年ぐらい2023年の5月から2024年の1月までの半年間で128個。
だからだいたい1日1個とか4日に3個ぐらいいや5日に4個ぐらいかっていうようなペースでどんどんどんどん見つかってきているっていうのがまあこれ面白いポイントの一つですね。
前の半年は90個しか見つからなかったのでまあそれだけアップデートされてきている世界がっていうところは面白いパターンになってきていると思うのでこれから重力波がどんどん見つかってくると何がわかるかっていうとやっぱりブラックホール自体の存在ってやっぱ見えないんですよ。
宇宙の理解を深める
で僕がやってたX線天文学とかはブラックホールに吸い込まれていく星が出す光を間接的に見てブラックホールってどういうものなのかを理解してたんですね。
これをむしろブラックホールから出ている時空の歪みを直接捉えるっていうのが重力波のアプローチになってくるのでこれがこれからどんどんどんどん宇宙の理解とかそういったところを深めていってくれる要素になりそうっていうかなりワクワクする内容でした。
検出数っていうのはどんどん倍倍倍っていうぐらいのペースで増えてきているので半年っていう区切りの中でねこれからはもっと見つかってそうすると目に見える光との組み合わせでわかってくる新たな科学とかも増えてきそうっていうとにかくワクワクする未来が止まらないブラックホールに関する研究が進みそうな重力波天文学のお話を今回は紹介させていただきました。
ぜひですねちょっと難しいけど重力波調べてみながらいろいろ楽しんでくれたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いします。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。