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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回はスペシャルゲスト回2日目というところで、またまた大分県の方にゲストに来ていただいております。
大分県にできるスペースポート、宇宙港ですね。ここを軸に大分県全体に新たなムーブメントが起きていると。
例えば、宇宙からのデータ利活用、そして宇宙が学べる学校ができるっていうところとかだったりですね。
今まで考えられなかったような、より宇宙に特化したような、そんな施策がどんどん出てきていたりだとか、
結構面白いお話、大分県で繰り広げられているものを、リアルな現場の声っていうところでお伝えしていけるかなと思うので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
3、2、1、イグネーション。
スペース、スペース。
佐々木亮の宇宙話。
いろいろ今、話を伺った中で、宇宙港っていうところが、そのまま大分県の今後の軸になっていきそうな雰囲気を、
宇宙好きの僕からしたら、ひいき目で見ちゃうんですけど、
そこから実際に、未来に広がっていく姿みたいなのって、どんなのをご想像されているというか、
こんなことしたい、あんなことしたいみたいなのが、お話しできる範囲で大分県でどう考えているのかなっていう。
一つはやはり、私たち産業環境を振興する部署にいるということもありまして、
大分県の新たな産業の柱として宇宙というものを一つ取り組んでいきたいと。
大分県にそういう打ち上げの選択肢が一つ増えるということは、日本全体の宇宙産業ですね。
かつ、アジアに対するそういう選択肢を提供して、みんながそういう宇宙に対してアクセスできるようなものにしていきたいという、
もうすごく大冗談な目標ですけれども、そういうことを描いております。
単に大分からまた打ち上げるとか、単に持って帰るだけでは終わりたくないので、
大分空港、宇宙港を核とした経済循環がですね、大分県の中に生まれるようにするというようなところを今目指してやっておりまして、
一つはですね、やはり製造業の関係とかはわかりやすい形で、宇宙に関して何か部品を作るとか、
そういうところに参画するというのが一つできればいいと思いますし、
もう一つはですね、やはり取り組みやすいところとして、衛星データの活用というのは今すごくやろうとしているところです。
宇宙といえばですよね。
そうですそうです。衛星データが使える、いろんな使い方とかをですね、今みんなで考えたり、実際に触ってみるセミナーとかもしてるんですけれども、
そういうところでですね、新しいビジネスとかを考えていただければ、人工衛星を使っていろんな課題が解決ができるし、
ああいうデータが欲しいからこういう人工衛星を作ろうとか、こういう人工衛星作ってほしいとかなりますし、
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そこからまたさらに打ち上げにつながったりというような形で、どんどん経済が回っていくような形になると思うんですね。
なるほど。これなんか僕、空畑の記事とかで大分県の特集見させていただいたタイミングがあったんですけど、
ミンソラの方と一緒にデータ利活用の方を進めてるみたいな感じだったんですけど。
ミンソラという会社さんが大分県である会社さんで、衛星データの活用などにですね、いろいろ知見をお持ちのところもありまして、
そこが中心となって、あとはですね、大分スペースフューチャーセンターという大分県の企業がですね、
いろいろ集まって、一般社団法人として宇宙何か使えないかなというのを考えるということを企業界の皆さんがですね、やってくださっておりまして、
そういうところも含めて、衛星データの活用というのはやはり、それぞれの分野で何か使えないかということは考えてやってくださっているところです。
今一番新しいのは、農業の分野で稲作で衛星データをうまく使ってできないかというところを、
今年チャレンジしてみようという取り組みが進んでいるところですね。
うわー素敵それ。そうなんだ。これじゃあもう結構大分県の中だったら、
大分県に住んでいる人たちへの理解促進みたいなところっていうのは、もう結構行き届いている感じなんですかね。
みんな前向きな雰囲気を今ちょっと感じたんですけど。
私の周囲の皆さんには浸透しているとは思うんですけれども、県全体にどこまでかってなると、やはり農単はある程度あると思いますね。
なので、そういう周知も私たち衛星データってこういうふうに使えますよっていうところを広げていくところですとか、
宇宙内の取り組みっていいですよっていうのをこういう広めていくのとかもしておりまして、
やはりそういうところで一番目をキラキラして聞いてくれるのは子どもたちが多いような形ですね。
そっか。
じゃあその観点で言うと、なんか僕、広から森さんですね。
だから宇宙教育も大分県、今なんか進めてるらしいよみたいなところをちらっと伺ったんですけど、
大分県としてなんかこう進めてる部分ってあるんですか?
一つはですね、やっぱりこうそれぞれの年代でというか、大人はこう今のビジネスというか次のビジネスとして考える形なんですけれども、
子どもたちって将来の宇宙に取り組む人材っていうような形でもなりますし、やっぱり大分でそういうのをしてほしいですので、
そういうところで大分の宇宙教育、宇宙に関して何か考えたりとか、
一つは高校とかの今スチーム教育ですね、自ら考えるっていうところで、
それのテーマとして宇宙というものを入れることで、いろいろそういうことをきっかけに宇宙を考えることで、
地上の問題とかを考えるというようなことをしていますね。
あとは、今年の夏とかには、
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カンサットですね、東京大学の中塚先生に来ていただきまして、
直接中学生に教えていただいて、
もうめっちゃ贅沢だなって、私とか自分が中学生の時やったらよかったなって思いました。
超贅沢、日本の人工衛星政策の権威ですもんね。
この贅沢さがわかっているかなって思いながら、
すごい子どもたちも先生から出されたミッションに真摯に取り組んでやってましたね。
かっこいい、それは。
でも確かに途中で大分県に宇宙中心に経済圏作るみたいな話が出たと思うんですけど、
そうなってくるとやっぱり地元の人にどうやってそこに仕事として入ってもらうにはどうするかってなると、
教育を今のうちに取得っていうのがベストな選択肢の一つではありますよね。
そうですね、これをきっかけに宇宙に興味を持って、
技術をつけたり、もしくはビジネスとか文系のこととかでも全然宇宙のことは考えられるよ、
デザインでも宇宙のこととかでもいいんだよとか、
特に大人の方にも子どもの教育の部園とかでも言ってるんですけど、
宇宙っていうのは本当に難しく考えないでくださいと、
特別な一部の人が、すごい上の一部の人がやることだ、政府がやることだって、
昔はそうだったけど今は違いますよって、
いいじゃないですか、お土産のパッケージに星つけるだけでもいいじゃないですか、みたいな。
ご自身の授業とか自分が考える宇宙っていうことを形にしたりとかできないかなっていうところで取り組んだりはしてますね。
素敵だなあ、それ。
僕も確かにちっちゃい頃、今30手前、今年29とかになるんですけど、
学生の頃に宇宙に関するそんな諸々の話ってされたことないな、みたいな。
本当に理科の授業の一部でさらっと触る程度みたいな感じで、
大学生に会って研究室っていうのを選ぶってなって、宇宙っていうところを選んだぐらいの感じなんで、
ちっちゃい頃からできたらすごい羨ましいよなって思いますね、感覚的には。
小学生とか国先、空港のある地元地域とかでは水ロケットとか火薬ロケットとかで宇宙教室っていうので、
構造を学んで飛ばしてみたりとか。
あとは今年の夏とか、9月に高校生対象にパスキュールさんというVRでISSを見学すると。
自分が宇宙飛行士になって、宇宙空間を浮かんで見学するというのを大分で、
学生対象には初めてやるんですっていうところでやっていただいたんですけれど、
それで宇宙空間のISSっていうものの説明を実際にサイズとかを自分で感じて面白かったっていうのもあれば、
VRの機械とかに触れるのも大分の子どもたち、そのタイミングで初めてっていう子も多くて、
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これきっかけに何かになればいいなっていうような形とかになってるので、
そういう感じで大分県宇宙やりますって旗振ってるので、
高校生の方とか探求学習とかでですね、いろいろ自ら調べて、
わからないので教えてくださいっていうメールいただいたりとか、そういうのもよくあります。
そうなんだ。
めちゃめちゃ素敵ですね。僕なんかちらほらリスナーに学生がいたりするんですよ。
それこそ11歳、12歳の子とかっていうところがあるから、
これ聞いてなんかそういうのあるんだよって、大分県にそういうのあるんだよってちょっと印象付けたいですね、頑張って。
そうなんですよね。だから私たちもどうすれば子どもたちに伝わるか、
またですね、行う地域とか行う時期とかいろんなものとか考えたりしながら、
難しいけど、少しずつでもとりあえず進めて何かを継続的にやっていけば、
どこかで身につながるかなっていうところでやってますね。
じゃあもう本当に宇宙港っていうところを起点にして、
いろんな広がり方っていうところを今手探りしながら、
どんどん未来の形広げていくみたいな段階なんですかね、大分県としては。
教育の面とかはもう特に令和6年からですね、
大分空港の地元の地域の高校に一つ宇宙コースっていうものを作ろうと今取り組んでいるところです。
公立の学校なんですけど、宇宙コースっていうのを立てて、
しかもそこはもう特に、いわゆる宇宙って想像するような理系の技術者みたいなところではなくて、
やっぱり宇宙に関連したビジネスとか宇宙に関連していろいろ考えるというような、
普通科コースの中に確か作るのかな。
今いろいろカリキュラムとかを教育委員会の方でやってるところなんですけれども、
そこは生徒さんを全国募集してやるぞっていうふうにやってますので。
全国募集なんですか。
はい。県立高校、公立高校ってやはり地域を区切ってとかいろいろ条件はありますけれども、
それは全国公募をするということで進めていますので、
また中身とかが具体的に今後いろいろ発表されていくんだと思います。
じゃあちょっとそのタイミングが、公開されるタイミングとかあったらぜひお知らせいただけたらポッドキャストでも。
そうですね。教育委員会の担当とかを。
確かに確かに。めっちゃ聞きたいな。
それだけで何本もお話聞けそうなぐらい。
結局だって最終的には大分県の中に留まらず、日本中巻き込んでやっていこうってことですもんね。
そうですね。外から聞いてもらって大分でそういうことを学んでいただいて、
きっとそのまま日本や世界に散らばっていくもよし、大分に残ってもらうもよしというような形です。
素敵。いいな今の学生。
じゃあちょっとそこら辺の周知する部分に関してはもう僕も頑張ってやっていきたいなと思うので、これからもぜひいろいろとお話伺わせていただきながらやりたいなと思っています。
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他に大分県から広げていこうみたいな、今宇宙教育とか観光とかって聞いたかなと思うんですよ。
ってなってくると、他にもこの柱をちょっと考えてるんだよねみたいなのとかがあれば、
すいません、もう一個聞きたいなって、僕の個人的な興味が勝って、その他の部分を深掘りしようとしちゃってます。
観光で一つ今やってるのが、ちょっとエンタメチックに振り切ってるというかあるんですけど、宇宙人割っていうのを置いてやってるんですよ。
なんですかそれは。
カタカナで宇宙人で割引の割で検索したら出てくると思うんですけど、大分県に来て共産企業さんですね、共産してる旅館さんですかホテルとかにですね、私は宇宙人ですと。
何か得点が受けられると。
いいんですか、辞書でいいんですか。
辞書、みんなこの世界に住む人たちは宇宙人です。
と言ったらあれなんですけど、そういう形なんですね、ちょっと面白めな動画とかですね、そういう形で宇宙人が現れたというような形で、時々県内出没したりとかですね。
今度あれですかね、来週末ですかね、日本橋でソラフェスさんってあるんですけど、そこにも宇宙人が出没するとかいう噂があるとかないとか。
放送の時にはもう終わってるかな。
そうなんだ、面白いな。
放送の時には終わってるからちょっとこの話はあれですね。
そんなのがあるんですね。
そうなんです、なのでこれはちょっと広報の面で、おいたが宇宙、おいたイコール温泉というイメージはやはりこう世の中、日本全国に当然知れ渡っていただいてるのすごくありがたいんですけれども、
おいたイコール宇宙っていうのもあるんだよっていうようなところをちょっとこう皆さんに浸透させたいなというところで、
そういうちょっとこう面白味な感じというか、宇宙業界の人じゃなくてもちょっと耳に届くような宇宙人割りというようなことをやっております。
素敵だな。
宇宙人パスポートみたいな、ホームページからダウンロードできますので。
なるほど、じゃあ宇宙人になって、宇宙人として行って温泉入って帰るみたいな。
そうですね、なのでそのままおいた空港から行って宇宙人と言ってちょっと特典受けて、帰りにはおいた空港で宇宙のお土産を買って帰っていただくと。
面白い、ちょっと僕それ使っておいた県行こうかな。
いいっすね、これでもあれだね、今全国旅割りみたいなのがスタートしたらおいた県に行く人も年内ちらほらいるのかなと思うと、
そのタイミングで宇宙人ですって言ってくださいねってことですよね。
そうですね、ちょっと共産企業さんとか共産してるところをちゃんと調べていただかないと、知らないところに行っちゃうとこの人だとなっちゃいますけど。
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危ない危ない、確かにみんなちゃんと。
旅行のきっかけとかでいろいろこういうタイミングでもありますので、皆さんが楽しんで、固いところじゃなくてそういう柔らかいところでも楽しんで宇宙っていうものを、
おいた県はもうおいた県が宇宙で旗振ってますので、そういうふうにもう楽しいことは何でもしましょうというところですね。
素敵、めちゃめちゃ素敵。
ちょっとじゃあ今後もいろいろ宇宙航空をベースに活躍していくおいたの姿を楽しみにしつつ、ちょっとお時間来てしまったので、
今回は以上にしていきたいと思います。
最後こうなんか簡単にお知らせとかあればお話しいただけると嬉しいです。
そうですね、ちょっと小さく3つというかあるんですけど、1つはですね、12月の12日から東京の日本橋で開催されます東京スペースビジネスエキシビションですね。
こちらにおいた県としてもブースを出展させていただきます。
本日お話ししたような、ちょっとしたお話以上にですね、聞きたいなということがありましたらそちら、うちの職員おりますので来ていただければと、ぜひよろしくお願いしますというのが1つです。
あとですね、もう1つはですね、スペースポートの情報発信としてツイッター運用しておりますので、そこがですね、私どもから直接ですね、出す情報に一番近いところに発信することとなりますので、
ぜひご興味ありましたらそちらもフォローしていただければという。
あと1つはですね、11月30日までなんですけれども、
大分県ですね、大分空港と大分市を結ぶホーバークラフトというものをですね、今後運用していこうというところで、この間ですね、船のデザインを発表しました。
こちらのですね、船の名前を11月30日まで募集しておりますので、もしぜひご興味ありましたら、ちょっと宇宙っぽいデザインの船になっておりますので、いい名前考えて応募していただきますとすごくありがたいです。
ちょ、これはちょっとじゃあ楽しみに。どんな感じになるかね。
検索してホームページ見ていただけたら、いろいろ要件はありますけど、ぜひよろしくお願いします。
いや、このワークラフトめちゃめちゃかっこいいんで、僕も何か案を出せたら嬉しいなと。
よろしくお願いします。
はい、ということで、じゃあ今回はお時間いただいて本当にありがとうございました。
こちらこそありがとうございます。
はい、ということで今回は大分県先端技術挑戦課の高野美恵さんに来ていただきました。高野さんありがとうございます。
ありがとうございました。
オッケーです。
佐々木亮の宇宙話。
はい、ということでいかがでしたでしょうか。
2日間にわたって大分県をゲストにですね、大分県に開かれる宇宙港っていうところをお話しいただきました。
個人的にはやっぱり宇宙への窓口っていうのがどんどん開いていくっていうところは面白いし、
今までロケットじゃないと宇宙行けなかったみたいな感覚が大分県を中心に変わっていくんじゃないかなっていう、
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飛行機を使って宇宙にどんどん行けるっていうところですね。
この辺りを皆さんの印象の中に残しておいていただくだけで、
今後の宇宙開発への理解って大分変わるんじゃないかなと思うので、
ぜひ今回の話なんか気になる部分あったらちょっと調べてみたりだとか、
あと最後お話しあった宇宙人割ですね。
僕もちょっと使ってみたいなと思ってるんで、
もし使ったよっていうことがあったりしたらね、またツイッターとかでいろいろ教えてくれたら嬉しいなと思います。
とにかく皆さんがたくさん聞いてくれてるおかげで、
今回なんと大分県とコラボできるっていうね、
すごい素敵な機会をいただきましたので、ぜひ皆さんの感想をお待ちしております。
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