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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。
今回は、日曜特集ということで、毎日毎日宇宙の話ばかりしているこのポッドキャストチャンネル、
1週間でどんな話をしたのか、振り返っていきたいと思います。
今週注目のポイントは、ネットフリックスでも話題になっている3体、またそれに付随して話題として上がってくる、
地球外生命体探査の話。 その中でも、木星の周りを回る月、
ヨーロッパがかなり暑い。そんな1週間、大きいストーリーになってますので、ぜひ最初から最後までゆっくり聞いていただけたら嬉しいです。
それではどうぞ。
2024年3月31日。 始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1269話目を迎えております。 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ
聞いていただけたら嬉しいです。 本日は日曜特集ということになってまして、毎日毎日宇宙話更新しております。
こちらですね、毎日はちょっと聞けないなっていう人が一気に振り返れるように、そして毎日聞いてくれているみんなにも本編では話してなかった内容とかを
付け加えながら理解を深めてもらえる、そんな回にしていこうと思ってますので、ゆっくり聞いていただけたら嬉しいなと思ってます。
詳細はぜひぜひ各エピソードに飛んでいただいて聞いてもらうのがいいかなと思っているので、こちらお試しください。その時フォローを忘れなく。
ということで、じゃあやっていきましょうか。 日曜特集入っていきます。
今回は1263話から1268話までの6エピソードっていう感じになってますね。
まず月曜日は巨大太陽フレアが発生した。 地球もやばいけど木星にも影響がある。こんなお話をさせていただきました。
こちらですね、先週末かな、巨大な太陽フレアが発生していて、
結構、宇宙天気回りとかそういったところでは話題になっていたんだけど、大きくニュースにはなってないなっていう、そこが僕は気になってたのでその話をしつつですね、
なんか速報だけにすると、ほら、このポッドキャストって 1年後とか2年後とか、何なら5年後とかに聞いても大丈夫なように
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内容は論文をベースにして、でその論文は基本的には何年後も読めるので、 まあそういった状態を作ってるわけなので
速報っていうのに振り回されると 趣旨が崩れちゃうんですよね。
だから最新の研究も一緒に紹介しました。でそれが 太陽フレアが発生すると木星も加熱されるっていう話ですね。
これ、昨日の話とかもエウロパクリッパー、木星の月に関するお話ししましたけど、
水・金・地下・木で火星の奥に木星があって、木星自体はめちゃめちゃ大きいし、
ガスでできてるっていう状態から、あんま地球とは似てる状況とは言えないんだけど、
惑星という括りにおいては、地球型みたいな岩石でできているのか、
木星みたいにガスでできているのか、ここって結構重要なポイントなんですよ。
だからこそ太陽系の中でも、この木星に対してどうやって影響があるのかっていうのは研究として重要だし、
あとは地球よりも太陽から離れている状態で木星にどういう影響があるのかは、
その昨日紹介したエウロパっていう木星の月に生命がいるかも、そんな話にも間接的には繋がっていくような内容になっているので、ここは結構注目ポイントかなと思いますね。
太陽フレア、このポッドキャストで何度も紹介してるし、この間連載でも紹介したところから、
なんかこう流れが結構変わってきてる感じがあるんですよね。みんな結構意識してくれるというか、なのでぜひチェックしてみていただけたらと思います。
で、1264話、火曜日です。こちらは僕が収益者でやっている読みたいっていう連載ですね。こちらの内容と連動した企画になってます。
何かっていうと、ネットフリックスで話題の3体は、最新研究を未来予知していたんじゃないか、そんなお話です。
このポッドキャスト聞いてる人で、ネットフリックスの3体見たよっていう人は結構多いんじゃないかなと思ってて、
または、ネットフリックスの3体見て、宇宙気になるなってなって見つけてくれたってパターンもたくさんあるのかなっていうのをちょっと思ってますね。
そんな中で面白いのが、3体って2006年から2008年ぐらいに書かれた、そんな小説なんですけど、宇宙系のね。
そこから、ここ10年で爆速に加速している太陽系以外の惑星を発見するっていう研究、ここの間って今時点から見ても15年とかギャップあるわけですよ。
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けど、そのギャップを感じさせないというか、むしろ将来的にそういうのがわかると思ってたんじゃないかっていうような未来予知っぽい要素が3体に入ってるんですね。
これは最近の研究をしっかりカバーしている宇宙話と、僕がただ単純に3体が好きっていうのを組み合わせると見えてくる描写なので、結構面白いんじゃないかなと思ってます。ぜひ皆さんチェックしてみてください。
あんま喋るとネタバレになっちゃうんでね。で、1265話、これ宇宙飛行士の若田さんがJAXAを退職されるということで、
これまで僕のキャリアの中でいろいろ名前が出てきてたのがこの若田さんだったんですね。 なので、退職された後に宇宙飛行士のセカンドキャリアってどうなるんだろうみたいなところが気になって、いろいろお話しさせていただいた回でした。
結構僕がどういう研究をしてたかっていう話にもつながる話だったし、あとは、これで宇宙兄弟の編集担当しているユヒコさんが若田さんとプライベートで会ってみたいな話をしたじゃないですか。
そうしたらツイッターで宇宙話聞いてたら自分の名前が出てきてびっくりしたみたいな話をされていて、聞いてくれている嬉しさがあり、なおかつやっぱこうみんな気になるな宇宙飛行士のセカンドキャリアっていうところを改めて実感しましたね。
まあでもこういうのがどんどん積み重なっていった先に、結局宇宙飛行士めっちゃ増えていくわけじゃないですか、きっと。
で、これからは多分こう民間の宇宙飛行士とかね、出てきて時代が変わっていく中で、レジェンド級の宇宙飛行士の方がどういう立ち振る舞いをされるのか。
なんか、若田さんの場合はそういう民間宇宙飛行士を養成する機関とか、そういうところに巻き込まれていってくれたら個人的にはすごい面白いなぁと思ったりしてますね。
実際、ツイッターでもコメントもらってて、いつもコメントくれるなおさんですね。宇宙飛行士といえば毛利さんだったのが若田さんになりましたねっていうコメントもいただいていて。
確かに、僕は世代的に若田さんが宇宙飛行士っていうのがなんかザッみたいな感じだったんですけど、
あとちっちゃい頃そこまで宇宙少年じゃなかったっていう話もありつつですね。 なので、なんかこう
今若田さんってなってるけどやっぱり前毛利さんだったんだみたいな。じゃあ、次宇宙飛行士といえばってなって、今の例えば子どもたちとか
中学生、高校生とかぐらいになった時に、誰をザ宇宙飛行士として思い描くのか。
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ここが結構気になったポイントでしたね。なので、 ぜひぜひ
ポッドキャスト親御さん、一緒にねお子さんと聞いてくださっている方もたくさんいるかなと思いますので、ちらっとちょっとお子さんに聞いてみてくれたら嬉しいですね。
それで、「あ、そこなんだ。」みたいな。 なんとなくサッカーのスター選手を答えるとか、そういう形になりそう。
僕が小学校の頃だったら、 ローナー・ウジーニョとかベッカムみたいなのがいて、サッカー選手といえばって言われたらそうやって答えてただろうし、
ちょっと前とかだと、数年前までとかだとやっぱメッシー・クリーローナーみたいな答えるし、
最近だと、やっぱハーランドでしょ、みたいな。小学生ハーランドみたいな言ってるような気もするし、
なんかそういう感じで宇宙飛行士の方も世代交代しながら、 宇宙飛行士といえばこの人、みたいな。
なってくるんじゃないかなと予想してるんで、ぜひ皆さんの周りでの意見とかを聞いて教えてくれたら嬉しいです。
そんな感じで、一旦月火水のお話振り返っていきましたがいかがでしたでしょうか。
みんながどんな話題を印象に残ってるのかは結構気になるポイントなのでね。
でそうそう、月曜日に太陽フレアの話をしたわけじゃないですか。
昨日かな? 今日、昨日今日、3月の30から31にかけてで、
なんとまたでっかいフレアが発生していたっていうなんか情報が入ってましたね。
まあ大きいって言っても先週末のやつに比べたら110分の1ぐらいにはなってるけど、Mクラスフレアってやつ。
これいつかエピソード紹介しようと思ってるんですけど、
太陽フレアっていうのは大きく5段階で分かれてて、
その規模みたいなのがね、順番に下からAクラス、Bクラス、Cクラス、Mクラス、Xクラスと。
で、昨日、おととい、昨日、今日で発生しているものに関してはMクラスってやつで、上から2番目のクラスになります。
このぐらいになると、あ、フレア起きてるなっていう感じ。
で、その一方で、地球に影響ある?とか、やばい、でかいフレア起きたぞって、かなり騒がれるレベルで言うと、
Xクラスの中でも10倍?10Xクラス? X10クラスの略すかな?
っていうような感じで、紹介されるものが多いですね。
だからXクラスぐらいになると、結構大きさとしてはかなりのものになってくるので、
そういうクラスとかも出てきたときには、逐一ちょっと紹介していこうかなと思いますね。
今回のに関してはMクラスなので、普通のフレアって感じかな。
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まあいろいろ対応フレアのニュースはありますよ。ということで、後半行きましょうか。
後半はですね、BGMつけるの忘れちゃった。まあいっか。
気づいてました?本編の時は音消しで、雑談的なアフタートーク的なやつは薄くBGMを入れてるっていう、
なんかメリハリがついたらいいなと思ったんですけど、今日はちょっと音入れるの忘れましたね。
まあいっか。編集してないから、後ろでボタンでポチポチ操作しながらやってるんですけど、
まあ、後半行きようという形になっていきたいと思います。
じゃあ、えっと、木金土行きましょうか。
木曜日1266話。こちらリアルアルマゲドン計画で衝突した小惑星。
えぐられたマーブルチョコみたいになっているっていうお話ですね。
これ何かっていうと、
NASAが2022年とかに実施したダートっていうミッションがありました。ダート。
で、これ通称リアルアルマゲドン計画で、地球に衝突してきそうな隕石をどうやって回避するのかっていうプラネタリーディフェンス、
惑星防衛に関する研究の一つですね。
で、当時の研究で人工衛星ぶち当てて、
で、その近くにある小惑星の動きを変えるっていうのを成功させたわけですよ。ダートミッションっていうのはね。
で、このミッション成功したけど、今現状そのぶつかった小惑星どうなってるのか、どういう形になってるのか、
この辺りが気になるポイントになっていて、いろんな研究者が計算で示したり、
あとは将来的にはヨーロッパの宇宙機関がここを直接見に行くっていうミッションも持っていて、
その時いろいろ明かされるわけですね。 ここリアルアルマゲドン計画っていうのを
やった後、その小惑星がどうなったのかっていう計算結果です。ぜひこちらチェックしてみてください。
で、続いて金曜日1267は地球外生命体がいるかもしれない エウロパの分厚い氷の殻というので、
この次の日、昨日ですね1268は、地球外生命体が存在できる環境下を本気で探しに行く
エウロパクリッパーというエピソードも紹介しています。 なので金曜日土曜日に関しては、
木星にとっての月、エウロパに関するお話をしてました。 僕のね、ツイッターとかでいつもコメントくれるテンテムさんはね、
あのエウロパ好きなんですよ。エウロパの人気が高まっちゃうなぁっていう心配してましたね。 で、こうやっぱ縦方向に20キロ、そうそう金曜日のエピソードだと
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エウロパって氷の衛星って言われてるんですよ。 で、そんな中で氷で覆われているその氷の殻っていうのが、
どういう、どのぐらいの分厚さなのか、それをこれまでのいろんな計算シミュレーションで明らかにしてあげた結果ですね。
最低でも20キロの分厚さがあると。 最低でも20キロ、つまり
なんか難しいですよね。どこって言ったらいいんだろう。一応東京で聞いてくれてる人が多いから
えーと、全然山手線の
対角ぐらいは、対角以上はあるって感じですかね。 あれ直径10キロですよね。確かあれ違ったっけ
半径?直径? どっちか忘れちゃった。でもそんぐらい。
そのぐらいの分厚さで氷の殻があるっていうのは、なんかこう縦方向でイメージしづらいよねってツイッターでテンテムさんも言ってくれてたんですけど、
まさにその通りで。なんか地球の規模で見ると、どっちかっていうとこう都市間の距離感。
都市と都市の間の距離感とか、街と街の距離感みたいなのでイメージしないとできないぐらいの分厚い氷の殻があるっていうのは、
なんかこう その地下にね生命がいるかもしれない、海があるって言われてるのを考えると
良い防護壁になっているような気もしますよね。 でそんな、エウロパ
を本気で探査しに行く計画っていうのも実際に考えられていて、これ今年なんですよ。2024年の10月に打ち上げられる
エウロパクリッパーと呼ばれる 探査機。
この探査機、惑星を探査するっていう意味では 史上最大級の規模になっていて
なぜならやっぱり地球外生命体の期待が高まる エウロパを調査するんだったらたくさんいろんなことやりたいって多分盛り込まれたんでしょうね。
具体的には氷の下に海があって、その中に生命がいるかも。 今回エウロパクリッパーに関しては
生命探査はメインのミッションではないんですよね。 でその中でじゃあどういう環境でっていうのを解き明かしていって
生命いてもおかしくないぞってなったら生命探査ミッションっていうのをやっていくんだと思います。 順番的にはね。
でこれポイントなのが 昨日はちゃんと言いました。生命探査が目的ではないよと。
ただ天文学、宇宙の研究で往々にしてやられる1個ズルみたいなのがあって、ズルい方法があるんですよ。
何かっていうとメインのミッションに隠れて どうしてもやりたい科学っていうのを忍び込ませるって方法ですね。
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つまり僕の勝手な予想では地球外生命体を何かしら探査できるような能力っていうのが盛り込まれてるんじゃないかなと思ってるんですよ。
どういうことなのかっていうと、なんかその生命を探査するためにこの装置が必要です って言って乗っけることはできないんだが
他の研究目的として載せている探査機、これ使ったら地球外生命体もワンチャン探査できるんじゃないかっていう能力の余白を残しているっていうようなイメージですね。
これ天文学の観測やる研究者の人がたまにやる手法だし、実はここで大きい成果が出たりもするんですけど
人工衛星の観測データっていうのを、観測時間というのを確保するためにそういうプロポーザルっていう提案書を書くんですよ。
それがめちゃめちゃハードルが高くて、この書類評価されるポイントはフィージビリティっていう実現可能性っていうのと科学的なインパクトなんですね。
だから地球外生命体を見つけるってインパクトはめちゃめちゃでかいんだけどフィージビリティ低いじゃないですか。
だから採用されないんですよね。 だけど、例えば天体観測しましょうと、で
ある面白そうな天体でそれっぽい科学的なインパクトもありそうなものがあったとします。
で、その望遠鏡っていうのはその天体だけ見るっていうよりは、その周辺の領域も含めてカメラでパシャって写真を撮るイメージなんですよね。
だから人工衛星の視野の中にたまたま紛れ込みそうなこういう天体があると、その天体も実は研究したいから
それに合わせてちょっと観測時間とかを調整してそれっぽい数字に寄せていくみたいな。
で、それをすることであくまでこう対外的なメインミッションはそのある天体なんだけど、横に紛れ込んでいる天体の観測が実は面白い研究結果を払っているんじゃないか。
実はそっちの方がでかい科学インパクトを残す研究成果につながるかもしれないっていうね。こういうことやるんですよ。
やるし、たまたま写ってたものでそういう成果が得られることもあるので
いいっちゃいいですよね。だからつまりこれと同じことをエウロパクリッパーの装置のどこかが僕が担ってるんじゃないかなとちょっと睨んでいるので
もしそういうのがあったらあいつよく予言してたなって、ぜひ褒めてやってください僕のこと。
そんな感じでちょっと天文学の裏事情みたいなのも紹介させていただきましたね。
とにかく木星の月エウロパに関する話はちょっと楽しみにしていきたいポイントです。
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ということでいかがでしたでしょうか。今週紹介したエピソード6個をまるまる紹介させていただきました。
面白いですね。いろんなバリエーションで話してたかなと思うので結構ワクワクするポイントが多かったですね。
個人的にはやっぱり今週もまだ熱冷めやらぬって感じで3体の話は聞いてほしいし、あとはやっぱりエウロパかな。
エウロパ面白いですね。ちょっと関連の研究過去にあったやつ、ポッドキャスで紹介してない論文とかあったらどんどん紹介していこうと思ってるんで、ぜひチェックよろしくお願い致します。
ということでじゃあ今回は以上にしておこうかな。もう一つ僕やってるポッドキャスト隣のデータ分析屋さん1周年を迎えます。こちらのコメントもじゃんじゃんお待ちしてますので、皆さん覗きに来てください。よろしくお願い致します。
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それではまた明日お会いしましょう。バイバーイ。