1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 884. 星が二つぐるぐる回る?..
2023-03-13 13:32

884. 星が二つぐるぐる回る?最後に大爆発?ブラックホールになる?

話しても面白くないんだろうなぁ。。。けどこれ話したいなぁ。よし、自己満だ!しゃべろう。そんな回です。


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ソース

https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2023/20230302_1

00:00
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。 今回は太陽みたいに一人でいるような星ではなくて、太陽みたいな星が二つぐるぐる回っているような
錬星と呼ばれる星の話をしていきます。 しかも今回お話しするこの錬星の中には、ブラックホールの種になりうる星が含まれている。
ただ、人に話してもこれ面白くないんじゃないかなぁと思ったんですが、 僕が喋りたすぎて喋るという今回は完全な自己満開になっております。ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1
ささき寮の宇宙話
2023年3月13日始まりました。ささき寮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の寮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが884話目を迎えるというところになっております。 もう888ってなんとなくゾロ目をワクワクしてしまうような、そんな時期に来たなというところになってるんですけど、
今回お話ししていくのは、最近結構話題に挙げている 大きい星、大質量星と呼ばれるブラックホールの種になるような、そんな星ですね。
こちらの進化がどうやって起こるのか、そんなお話をしていきたいと思っております。
基本的には1日10分、1話完結という感じでお届けしているので、ぜひですね、気になるタイトルからまず聞いていただくのがいいかなと。
宇宙系の話題だったらもう、大体検索すれば引っかかるはずですね。
なので、そういうので聞いていただいて、ちょっと面白いなと思ったら、ぜひですね、チャンネル登録していただいて、他のエピソードも聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
ということで、今日の本題に行きたいと思います。
で、今回紹介するのは、これ、ブラックホールの種になるような、大質量星と呼ばれる大きい星に関するお話ですね。
この巨大な星、まず星の中に大質量星と呼ばれるカテゴリーがある、これが一体どういうことなのかっていう話をしていこうと思います。
今日はもう完全に僕の自己満開というか、多分興味ある人いないんじゃないかなと思いながら、
僕がちょっとニュースでどうしても気になってしまったので、この話をしていくって感じなんですけど、
大質量星、大きい質量って書いてるぐらいなので、とにかく重いです。重い星ですね。
で、こういう星ってどういう性質があるのかっていうと、まず進化がめちゃめちゃ早い。
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簡単に言うと年老いていくのが早いってことですね。
人間は成長っていうのに、星は進化っていう、なんかこの漢字はちょっとね、日本語の訳し方の問題なのか何なのかっていうので、前リスナーさんに指摘されたことあるんですけど、
星は進化していくんですね。年齢を重ねていくことを進化と呼んでいて、大質量星はかなり早いスピードで進化していく。
で、この早いスピードっていうのが、いわゆる太陽とかって消失量星とかっていうんですよね。
消失量星、中質量星とかっていうところになってきたときに、その重さの星に対してかなり早く進化していくと。
で、この理由は簡単で、星自体がめちゃめちゃ重いと。
で、めちゃめちゃ重いとなんですぐに進化するのかっていうと、別に人間太ってる人すぐ進化しないですよね。
星っていうのは、成長に伴って何が起こるかっていうと、星の中で起こしている核融合が進むっていう意味合いなんですよ。
結局、太陽自身が光っているっていうのも、これ核融合っていう現象が中心で起こっていて、
それのエネルギーが外側に向かって放たれているから、光っているように、輝いているように見える。
そういう状況なんですよね。
で、この核融合っていうのは、外からかかる重力が強くなればなるほど早く進んでいくっていうようなイメージを持っていただければよくて、
そうすると、やっぱり重い星の方が早く成長していく、星でいうところの進化をしていくっていうような、そういう現象をもたらしてくれるっていうところですね。
そういった感じでめちゃめちゃ早く進化していくのがこの大質量性っていうのの特徴で、
で、さらにこれ特徴としては、その一生を終えた後にブラックホールの種になり得る星っていう括りにも分類されたりするんですよ。
ブラックホール、もうこれ最近のポッドキャスト聞いてくれてる人はなんとなくこの流れ分かったんじゃないかなと思うんですけど、
最近ブラックホールの話よくしますよね。
ブラックホールどうやって見つけるのって話だったりとか、
あとはブラックホールになる種の星の話もしました。
実は今回のこの大質量性もそのブラックホールの種と呼ばれるものです。
ただ、よく天体の話をするときって、太陽みたいに1個で存在しているような星についてよく話すことが多いんですけど、
宇宙空間全体を見ていると、これ実は単独でいる星ばっかりじゃないんですよね。
連星と呼ばれる星が2つ近くにあって、ぐるぐるぐるぐる回っているような、お互いの重力に引っ張られ合いながら、お互いの周りをぐるぐる回っているような、
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そういう状況を作り出す星、連星と呼ばれるものがあるんですよ。
連なる星って書いて連星ですね。
これ言葉で区分けすると、太陽みたいに単独でいるものを単独星って呼んで、
他の星と連なっているものを連星って言うんですよね。
この連星っていうところの方が、宇宙空間ではいろんな現象を見せてくれることがあって、結構面白い対象ではあると。
しかも僕が研究していたときも、連星ばっかり扱ってましたね。
結局連星、星が2つ連なっている状態だと、より大きい爆発を起こしてくれたりとかして、結構見てて面白い天体なんですよ。
ただ、この連星をなしているブラックホールの種になるような大質量星、
だんだん狭まってきましたね。すごくニッチな業界まで入ってきました。
ブラックホールの種になるような大質量星、そしてそれが2つ重なっているような連星系をなしているもの。
この星が一体どうやって進化していって、最後爆発を起こす。これ、超新星爆発って呼ぶものですね。
これを起こして、その後どういうような光り方をしていくのかっていうところは、この連星の進化っていうのを明らかにする上で非常に重要であるというところが言われていたものの、
なかなか見つけられないっていうね。全然どこにもないじゃんみたいな。
それのせいで連星の進化を解き明かすことが今までできてなかった。こういうものをミッシングリンクって呼ぶんですよ。
ミッシング、失われてるとかないとかって言うんですね。で、リンク、つながり。
つまり、星のこの状態はわかるし、この状態はわかる。1から2になんか進化しているように見えるけど、
この1から2をつなぐような間の情報、1.1、1.2、1.3みたいなところをつなぐ情報っていうのがないっていう意味でミッシングリンクって言葉を使われるんですけど、
まさに連星をなしてる大質量星がどういう進化をして、で爆発、最後超新星爆発を起こすのかっていうところはミッシングリンクだったんですね。
で、このミッシングリンクを解き明かす研究っていうのが今回発表されまして、で、どうなったかっていうと、こういう2つぐるぐる回っているような星で、
片方の大質量星が寿命を迎える。で、寿命を迎えると超新星爆発っていう爆発を起こすんですけど、
この爆発を起こす前に、なんか周りをぐるぐる回ってた別の星が悪さしてねえかみたいな。
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この悪さって何かっていうと、さっき言ったみたいに2つの星がぐるぐるぐるぐる回ってるっていうのは、これお互いの重力でお互いを引っ張り合ってる状態ですよね。
で、その状態になってぐるぐる回っていると。で、片方の星がそろそろ爆発したいなみたいな。もう寿命も尽きそうだし爆発しておこうかなみたいなタイミングで、
自分の周りにある自分のガスとか塵とかっていうのを、もうこいつはちょっといらないからだんだん体軽くしておくわみたいな感じで、
結びつきが弱くなってくるんですよね。その結びつき弱くなった、その大質量星、ブラックホールにこれからなるぞっていうような星の周りの物質を、
ぐるぐる周りを回っている他の錬成の星っていうのが重力で引っ張り出して、自分たちの周りに巻き散らす、部屋を散らかす子供みたいな感じで、
おもちゃワーって周りに投げて、赤ちゃんの周りに動神炎上っていうんですか、赤ちゃんを中心にして周りにおもちゃが散らばってるみたいな状態あるじゃないですか。
あんな感じで、隣を回ってる星が爆発しそうになって、もうそろそろ自分の服いらないわとか言って脱ぎ始めたやつを周りに巻き散らし始めるみたいなね。
そういう現象を発見して、実際はこれ、その現象を発見したっていうよりは、巻き散らしてるらしいと。巻き散らしてるらしいっていうのだけ分かっていて、
じゃあ実際にその大質量星が大爆発を起こした。大爆発を起こすと、その爆発自身でものすごく輝きますよね。
その爆発で輝いた上で、だんだん爆風が広がっていくと、ちょっと前に、今回いうと1500年前に、周りに横の赤ちゃんが巻き散らしたゴミみたいなのがたくさんあって、
その爆風がそのゴミにぶつかるんですよ。で、ゴミにぶつかった時に、さらにまた輝きを増すというところで、今回発見されたのは、その2回光が増光するっていう現象ですね。
まずは爆発で輝いて、で、その次に1500年前に、横の赤ちゃんが周りに巻き散らしたゴミに爆風がぶつかって、わーってなって爆風がさらに勢いを増して光輝くみたいな、そういった2段階の増光を確認することができたっていうのが今回の研究なんですよね。
これによって、その2段階、明るさが変わったっていう現象を見つけたことによって、これ昔、実は周りに横にいる赤ちゃんが周りにゴミを巻き散らしていたっていう観測的な証拠を得たと。
実際に巻き散らしてる現場っていうのはやっぱり今の観測技術だとなかなか見つけられないらしくて、そういったちょっと間接的な指標を使って、2つ星がぐるぐる回っている奴らがお互いにいたずらし合ってるみたいなね。
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そういった現場を捉えることができたっていう意味で、今回はなかなか面白い研究だったんじゃないかなというところです。
で、この発見によって途中で言ったミッシングリンクって呼ばれるものがだんだん繋がり始めて、ブラックホールになるような種になるような星っていうところの進化を解き明かす新たな研究結果になってきたというような、そういうお話でしたね。
なので、今回はもう感想シンプルに分かった?分かんない?この話欲しいなと。たぶん1回じゃなかなか難しかったんじゃないかなと思うんですよ。
ただまあなんとなく宇宙っぽい話もできてきたかなと思うので、これまあ分かんないけど面白いなっていうパターンの感想もすごい嬉しいなと思ってるし、
なんか2回聞いた、3回聞いたらなんとなく分かってきたような気がするみたいなところとかもね、ぜひ感想でいただけたら嬉しいなと思っております。
ということで、今回のお話は以上にしていきたいと思います。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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