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2022-01-15 12:18

467. 一瞬で死ぬ「宇宙の噴水」って天体の正体とは!?

ちょっとロマンチックなネーミング「宇宙の噴水」って星があります。

これらは通常数10億年生きる星の中で、100年程度で死んでしまう謎の星です。

これの正体が一部明らかになってきました。


ソース

https://alma-telescope.jp/news/waterfountain-202201


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、宇宙の噴水と呼ばれる、寿命が普通の星なら数億年あるものが、
なんと100年近く、ものすごく短い時間で死んでしまう、そんな不思議な星があるので、今回はそちらについて紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。
で、まぁ今回のお話なんですけど、例えば私たちがいるこの天の川銀河っていうところの中には、本当に1000億とかの星があるんですよ。
で、その1000億とかある星の中で、まだわずか15天体ぐらいしか見つかってないっていうような、本当に希少なというか、宇宙空間の中でもものすごく珍しい星になっていて、これまでやっぱそういう例が少ないので、なかなか調査も進んでいなかったっていうところで、
今回はこちらについて紹介してみたら面白いんじゃないかなと思って、ちょっとマニアックなお話ですけど、これ知っとくと結構宇宙好きの人の中では、そんなの知ってるんだっていう、ちょっとなんか知識マウント取れるじゃないですけど、そんな感じだと思うので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。
ということでですね、毎日恒例の緊急報告もざっくり挟んでいこうかなと思うんですけど、きのうはもう完全に体調が悪いというか、体がもたなすぎて更新できておりませんでした。
なので、一応毎日更新を立っておりますので、今日2回分更新して巻き返したことにしていただけたらなと思うんですが、環境が変わって今週からちょっと会社に行かなきゃいけないところがあって、しかもそれが今まで通ってた場所通ってたというか、今まで想定してたメインのオフィスではなく、ちょっと手伝ってほしいみたいな感じで
行っているという状況になってるんで、なかなか体力を使うんですね。しかも慣れない業務というか、新しいプログラムも触るし、英語でのやり取りも増えるし、みたいな感じでなかなか疲れる1週間だったなと思ったので、ここからちゃんとリズム掴んでいって、
ちゃんと毎日更新、軌道に乗せられるように頑張っていきたいなというふうに思っております。もうこれは完全にですね、体力不足なんで、去年のおととしかな、去年おととしの5月ぐらいになんか月間100キロとか走ってたんですけど、それを復活させるぐらいちょっと体力をつけていきたいなと思っている今日この頃でございました。
そんな感じでちょっと毎日更新分、今日もう1回更新するんで、ぜひ夜も聞いていただけたらなと思います。このままだと下りそうなので、早速本題にいきたいと思います。
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はい、じゃあ今日の本題いきます。今日の本題は宇宙の噴水って呼ばれる非常に珍しい、なんと寿命が100年未満という異常な星を紹介していきたいと思っております。
ではですね、今回紹介するのは冒頭でも話した通り、私たちがいる天の川銀河にある星ってだいたい1000億個ぐらいあるんですけど、その1000億個の星の中でわずか15天体しか現状を見つかっていないというようなそんな星になるんですね。
それに名付けられたのが宇宙の噴水と呼ばれる名前です。で、これどこから話せばいいかなと思ったんですけど、まずちょっと誤解を招きたくないので前提のお話をすると、
1000億個の星がある中でたった15個しか見つかってないっていう言い方しましたが、これはあくまで観測技術とかの問題もあったりするわけなので、本当に15天体しかないというわけではないんですね。
で、こういうのって科学系の論文とかの表現では非常に注意しなきゃいけなくて、例えばこの星が一番すごいみたいな、確かに過去の論文どんなに見てもものすごく得意な現象だったっていう風になってるかもしれないですけど、これが唯一だっていう言い方は言えないんですよね。
なんでかっていうと、宇宙空間全体をすべて網羅して知識があるわけではないっていうのが前提としてあるので、そういう場合は例えばエヴァっていう言葉がついて、これまででもっともみたいなのだったりとか、初めて見つかったとか、
あとそういう感じで、あくまで何かしらの制限がかかってるよっていう状況でこういった数字っていうのは語られたりしますっていう前提があって、じゃあ今日紹介する、だとしても15個しか今結構観測技術上がってきてるにもかかわらず、まだ15天体しか見つかっていないという、なんと年齢がマックスでも100年未満ぐらいしかないっていうところなんですよ。
で、普通の星っていうのはだいたい数億年から数十億年と。で、もう太陽もそれぐらいですよね。ってなっていって、そうなった時に、じゃあなんでこんなに寿命が短いのかっていうのは、この名付けられた宇宙の噴水っていう言葉がすごくマッチするような現象が起きてるんですよ。
これどういうことかっていうと、ある星から、星っていうのはガスでできてるんですね。太陽みたいな星も、あれ実はなんかこうでっかい塊に見えるかもしれないけど、あれってなんかどっちかっていうと液体っぽいというか、流動的に動くガスがただ輝いているっていうのが太陽の正体にはなるんですが、そういったガスがなんとこの100年とかの間に
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それ自身の星の質量の半分以上のが外にバーって吹き出されるというようなガスのジェット気流みたいなのが星から吹き出しているっていう、そんな天体が見つかっているっていう。まずそいつらが今回のターゲットになっています。
なので、そういった自分自身のガスをもう自分の一生とか関係なくとにかくフルパワーで吐き続けるみたいな、そんな意味合いで宇宙の噴水っていうのがついている天体があるんですね。で、これもともとは普通にいわゆる光勢って言われる太陽みたいな自分で輝いてる星になるんですが、
で、それってどういうふうに星の一生を全うするかっていうと、中であの星のエネルギーっていうのは中心で起きている核融合によって供給されてるんですね。核融合が発生して、で、その時に余ったエネルギーとか発生した熱とかが外側にどんどん吐き出されていって、その熱量で星が輝いて見える。
またこの太陽の光、あったかいなーみたいに感じるとか、そういったところにつながってくるっていうようなお話になってくるというふうになってるんですけど、この宇宙の噴水と呼ばれる普通の星なんだけど、普通の星っぽいんだけど、周りに自分のガスをどんどん撒き散らしてるっていう得意な天体、こういうのはそういった中心でどんどん材料を使って核融合して、
で、その核融合しきれなくなったら終わりっていう星の寿命に対して、自分でもう外にどんどん物吹き出していってるから、だんだん自分で死にに行っちゃってるみたいな、そんな感じなんですよね。っていうような天体が見つかってきていて、自分自身の質量をなんと半分以上も吐き出す。そして100年ぐらいの寿命で死んでしまうっていう、これまた不思議な天体になってくると。
で、これ今回の研究によって、そもそもその元の天体、単純にガスが吹き出してるっていう状況が見えてたんですが、今回の最新の研究によって、まあその星、ガスを吹き出している星自体も本当に太陽ぐらいの大きさ、大きくても2倍から3倍ぐらいしかないっていうふうに言われていたりします。
で、じゃあこういう星ってどういう状態の星なのかっていうところを最後に研究の締めとして書かれているんですけど、この天体って実は太陽みたいな大きさ、重さっていう話はしたものの、実は星1つではどうにもならないっていうような、そんな状況になってると。
具体的にはどういうことかっていうと、太陽って1つで成り立ってるじゃないですか。ただ、宇宙空間をもっと引きで見て、さっき言ったみたいにそれこそ太陽系内の1000億個の星とかって見ると、どっちかっていうと2つの星がぐるぐる回ってるとか、3つ、4つの星がぐるぐる回ってるっていう、そんな連星って呼ばれる2つ以上の星が回ってる天体の方が多かったりするんですね。
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そんな星が多い中で、太陽とかっていうのは単独で存在していたりすると。じゃあこれを2つに分けた時に、今回宇宙の噴水って呼ばれるような天体、中心に構成があることは分かってるんですけど、これが1つの天体が出しているものなのか、
はたまた2つ以上の星が連なってる連星と呼ばれるものが出しているのかっていうところまで研究を進んでいた結果、これは2つ以上の星が一緒に回ってる天体で起こっているものだろうという結論がつけられました。
で、これどういう状況になってるかっていうと、具体的にはまだこれからどんどん明らかになってくるんですが、2つの星がぐるぐる回ってると。で、これって片方の星の方がちょっと大きかったりとか、あとは片方の方がちょっと年齢がいってるなんていうところもあったりして、そういったバランスがだんだんだんだん時間が経つにつれて崩れていったりもするんですね。
で、それで片方、大きくなってる方っていうのは、大きければ大きい分、星の進化っていうのはどんどん進んでいくと。核融合がスピーディーに進んでいくので、どんどん星が進化していく。で、星って進化していくと大きくなるんですよ。だんだん飛大化していくっていう、そんな特徴があって、飛大化していった星のガスがもう1つのまだ小さい若い星の方を包み込むみたいな、そういう状況が発生するらしいんですね。
なので、一緒に生まれたはずなのに片方がどんどん進化していっちゃって、最終的には片方の星に飲み込まれてしまうみたいな。で、そうやって飲み込まれた星の中からガスの、今回宇宙の噴水って言われるようなガス流みたいなのが出てるっていうお話が研究の結果として出てきているので、今後は宇宙の噴水みたいないきなり死に向かうような現象が太陽で起こるってわけではなさそうっていうのがあるものの、
じゃあ宇宙空間で2つの星でなっているものはみんなこうやって起こるのかとか、そもそもなんでこうやって一生の、一生をたったの100年で終わらせてしまうような、そんな経緯を辿っていくのか。で、最終的にはそこから星、超新星爆発を起こしたりとか、いろんな形状になっていったりっていうところで、これからの進化っていうところが随時どんどん発見されていくことだろうなと思うので、
これからもぜひですね、宇宙の噴水っていう言葉出てきたタイミングでは皆さんにご紹介していければなというふうに思っております。ということで、今回は自分自身の体を半分以上も一瞬で吐き出してしまう謎の天体、宇宙の噴水と呼ばれるカテゴリーの星について紹介させていただきました。
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