NASAの火星探査機メイブン。こいつがなんか調子悪そう。大丈夫か?
もう復活できないのか?っていうちょっとまずい状態になっている。そんなニュースが出ていたので、こちら紹介していきたいと思います。
人間が目指していく宇宙っていうのは、月。 そしてその後に火星があります。
火星に行くために今、火星の理解っていうのはどんどんどんどん進んでいる。 そのリードをしてくれていた装置の一つがメイブン。
ただこのメイブンが今通信が途絶えたりして、ちょっと不穏な空気が流れている。そんなお話をしていきます。
ぜひ最後までお付き合いください。それでは行きましょう。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1893話目を迎えてますね。 ということで基本的には1話完結でお話ししているわけなんですけど、気になるところから、
あの好きなところから聞いてくれたらいいかなと思います。 昨日のあのエピソードだと
すっかり、あ、そうだ、彗星の話しましたね。 彗星というか、宇宙船かもなんていうふうに話題をかっさらっていた
スリーアイアトラスですね。 太陽系の外から来た高星観点帯として、まぁ最近はもう彗星だったよねっていうふうに
言われているわけなんですけど、そんな天体をX線観測衛星、世界をリードする衛星、クリズムで観測したというところで、
続報が楽しみな研究でした。彗星ってなんかちょっとワクワクする、君の名はとかでね、
取り上げられたネタでもあるので、もしよかったら昨日のエピソードも聞いてもらえたら嬉しいなと思っております。
ということで、いただいているコメントを紹介していきたいと思います。 リスナーネームなんなんさんからいただきました。
1889話で、なぜデータセンターを宇宙に持っていく必要があるのか理解できました。 さらに実用衛星の場合、お金や時間の兼ね合いからAIによる効率化が大事になることも
分かりました。個人的に革新的衛星技術実証4号機について知りたいことが見えてきました。
ということで、いつもコメントいただいてありがとうございます。
嬉しいですね。いつも聞いてくれてるっていう状態から、さらにその
みんなの興味を広げられるような話ができてるっていうのは嬉しいですね。 こういうのが定期的にないとやっぱ
宇宙話、わざわざ聞こうかななんて思ってもらえないのかなと思うので、これはちょっと いいネタをみんなに話せたのかなと思って、ちょっと嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございます。 ということで
じゃあそんな感じで今日の本題に入っていきましょうか。 それでは行きましょう。
ということで今回お届けするのはNASAが進めていた火星探査、このミッションの
鍵を握っていたMavenと呼ばれるミッションを紹介していきたいとおもいます。 このMavenですね
なんと今 12月の頭からその通信が途絶えてしまっているというようなところが出てきていて
世界中がちょっとフワフワと大丈夫かというようなところを 考えているそんな状態というふうになっております。
でこれどういう状態なのかというと、そもそもこのMavenと呼ばれる衛星ですね。 火星の周りをぐるぐるぐるぐる回っているようなそんな人工衛星になっています。
でMavenの略なんですけど Mars Atmosphere
火星の空気ですね。 Mars AtmosphereでMA and Volatile Evolutionというところでまあこれらのその変化ですね。
やばい鼻がムズムズしてきた。 そういうところで火星の大気だったりその周りにあるこう電気を帯びた粒子
なんていうところのが流れてくる太陽風とかそういったところの研究をしようとしている まあ簡単にとその時間の変化みたいなのを見ようとしているみたいなのが
このMavenと呼ばれるミッションですね。 でこれまで宇宙話でそんなに出てきたことはなかった。
でその理由がですね、そもそも打ち上げられたのが2013年の11月 なので今からもう10年以上前なんですよ。
それで実は今動いているっていうところがまず面白いポイントですね。 でその頃に打ち上げられて基本的なミッションというのは初期の数年で終わってるんですよ。
1年とかでしっかり終えていて、ただ せっかく人工衛星ってそもそもミッションメインでこれを解決しなきゃいけないというか
これをやるための衛星ですよっていうのが掲げられていて この掲げられているミッションをクリアできるかどうかがまず衛星の価値を決めるんですね。
でこのミッションをクリアすると何十億円何百億円ってかけて作っている人工衛星な わけでそのままじゃあミッション終わったら終わり
なんていうふうにするのはもったいないわけですよ。 そこで主要なミッションが終わった後にエクステンドミッションみたいなものがあって
簡単に言うと延長ミッションですね。 っていうので
あの衛星の寿命が尽きるまでいろんな成果を残してもらおうか 逆にどういう延長のミッションを提案したら
まあ成果も出ているし予算通せるんだろうみたいなのを研究者たちは考えていく わけですね
でそんな稼働を続けているメイブンっていうのはまあいろんな成果を残してきて 火星での砂嵐だったりとか
オーロラの情報を収集してくるなんていうところも進めてましたし あとはまあ宇宙話でもたびたび紹介するパーサビアランス
火星の探査ローバーですねとかキュリオシティだったりとか そういったところと地球をつなぐ中継機としての役割もになっていたりすると
いうようなところで とにかくこれまでの10年以上の歳月を
の中で人間の火星理解っていうところに大きく貢献してくれてきた これがこのメイブンと呼ばれるもののわけですよ
でまぁそんな中でメイブンどんどんどんどん進めてるんだが今回この12月 2025年12月の頭の時点でえっともう結構長い間の
ぐらいからですね 更新が途絶えてしまっているというようなところがリリースとして出ていて
これはどうなっていくんだろうどうなっていってしまうんだろう なんていうところが今ちょっとそわそわとされているわけですね
一体何が起きているのか例えば通信がうまくいかない理由の一つに機体が その人工衛星自体が予期せぬ動きをして例えば回転しているとかね
っていう風になっていくと通信が安定しなくてまぁちゃんといるかどうかがわからなく なってしまう
それに加えて制御ができていないとその 人工衛星自体のエネルギーっていうのは
まあ一般的な太陽の光を使う太陽光のエネルギー使ったりするんですよね でその姿勢が安定してないってことは
通信ができなくなってそれだけだったらいいんですけどよくはないか 太陽の方向にパネルを正常に向けれなくなって十分なエネルギーが確保できなくなって
電源が動かなくなって止まってしまって衛星自体が終了してしまう こういう時系列で破滅へと向かっていってしまうわけですね
なので この衛星が安定してないっていうのは本当に衛星自体の運用が終了してしまう
もううまく動かせないのかもしれないそんな 例に乗ってしまったかもしれないっていうところが
今回まずいんじゃないのっていうところで注目されているポイントになっています まあとはいえ大王城なわけですから2013年からね
実際稼働したのは2014年からかってなってますけど そこから10年以上動いていた中で
成果はかなり出してきてくれていたっていうところでまあ寿命といえば寿命なのかなと ただまあ
せっかくね火星まで衛星持って行っていろいろ動かしているのを考えると ちょっともったいないなぁと思ってしまう部分はあるので復活してくれることを
期待して待ちたいなと思っております そんな感じでまぁ今回は以上という形ですかね
いろんなミッションがありますね今週は結構バリエーション高い あのいろんな話ができたんじゃないかなと思います
また来週も楽しみにしておいてください ということで明日は日曜日なんで日曜特集をお届けしていきたいと思います
今週の前半何話したか まあ聞き返そうとじゃねーなみたいな
そこのあなたはぜひぜひ明日の日曜特集聞いてもらえたら嬉しいです よろしくお願いします
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー フォローボタンの近くにある星マーク
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