今回は、木星にとっての月、ガニメデと呼ばれる衛星を探査しに行く、ヨーロッパと日本が行っているミッション、JUICE計画、こちらについてお話ししていきたいと思います。
今回お話しするのは、JUICEと呼ばれるミッション。JUICEですね。これ、JAXAのホームページで日本語で書いてある名称で紹介すると、
木星氷衛星探査計画ガニメデ周回衛星、これがJUICEです。
一体何するかというと、木星がありますよね。水、金、地下、木、地球の隣、火星あって木星。
その木星の周りを回っている衛星を探査することによって、太陽系の起源だったり、生命の存在可能性の探求というところを進めようとしている。
そんなミッションを今回紹介していきます。
今日なんでこの話を紹介していくかで言うと、木星シリーズって感じですね。
最近、金曜日じゃないや、土曜日のエピソードかな。2つ前のエピソードで木星のオーロラの話させていただきました。
最新の研究で東北大学とかからプレスリリース出てたのかな。
木星本体のオーロラを見ることで、木星の周りにある木星にとっての月、衛星、ヨーロッパの環境まで丸裸にしちゃうっていう、
そういうアプローチがあってかなりワクワクしたポイントだったんですけど、
それをよくよく考えてみたら、今各国、木星にとっての月に対してがっつりアプローチしている時期だなと思って、
これ面白いからちょっと一つ一つ紹介していこうかなという、うちの一つが今回これジュース計画ですね。
ジュース。J-U-I-C-E。
これね、天文系のミッションってだいたいこうやって略称作るんですよ。
しかもマジで、マジで無理矢理。絶対これジュースってつけたかったじゃんみたいな。
もうジュピターでJ-Uだから、まあなんだみたいな、ジューシーとかジュースとかにするみたいなところにして、
多分いい感じのものが入ったんですよ。
で、これ英語で正式にはジュピターでこれでJ-Uですね。
で、Icy Moons Explorerですね。
で、そうすると、ICのICでジュース、もうあといいだけですね。
で、エクスプローラー。だいたい人工衛星系はエクスプローラーのEが入るっていうのが、
まあまあまあ定石というか、あるよねみたいな。E入ってたらだいたいエクスプローラーだよねみたいな。
で、どんなミッションかっていうと、ヨーロッパ宇宙機関イーサーが主導する大型の木星氷衛星探査計画になってます。
で、ここに対して日本、アメリカ、そしてイスラエルが参加する史上最大級の国際太陽系探査計画になっていると。
で、しかもこれ、将来計画だと思って今聞いてた人いるかもしれないですけど、
もうすでに打ち上がってます。
打ち上がっていて、で、最近もしかしたらあれ?なんかジュース計画って聞いたことあるぞっていう人いるかもしれないんですけど、
もうこれ、やっぱ宇宙好きだなって思ってくれればいいです。それを思った人は。
なんでかっていうと、この間の満月、8月の20日に満月ありましたよね。
で、あのタイミングっていわゆるスーパームーンと呼ばれるもので、月に対しての注目度かなり高かったと思います。
で、面白いのが、あのタイミングで月の重力を使って火星に、火星じゃないや木星方向に向かうための準備をしていたのがまさにこれジュースだったんですね。
で、このタイミングでこのジュースっていうのは月の重力を使ってスイングバイブを行っていった。
で、これによって、まあこう容量、あの燃料を抑えながら木星に向かうパスに入っていくっていうのを行っていたので、
なんかこうスーパームーンで月に注目しているタイミングで、なんかジュースっていう名前を聞いた人もいるんじゃないかなっていう、
なんかそういうところでジュースの名前を聞いたんじゃなかろうかというところですね。
で、まあなんか木星の、木星にとっての月探査しに行くんでしょうみたいな。
で、それでなんか調べに行くんでしょうみたいな。なんか月使ったんでしょうみたいな。
そこで止まってたらやっぱ素人ですよね。
なので宇宙話を聞いているみんなには、ジュースが何をしようとしているのかっていうところをちゃんと伝えていきたいなと思っています。
大きく3つのミッションを遂行していこうとしていて、
1つが生命存在の可能性の探求。
だからもう地球外生命体いるんじゃないかっていうのをちゃんと検証しに行こうよっていう話ですね。
で、そしてもう1つ。もう1つが太陽系の起源の謎を解明しよう。
これが2つ目。で、3つ目が太陽系最強の加速器としての木星を探査しよう。
そんなところです。
で、これ1つ目の生命存在可能性の探求については明日のエピソードに譲ろうかなっていうのも、
明日は2個前のエピソードで紹介したエウロパ。
エウロパもこれ木星にとっての月なんですけど、それを探査しに行く。
で、そこで生命の可能性っていうところを探っていこうとしてるんで、
じゃあジュースとどう違うのかっていうところはちょっと明日のエピソードに譲るとして、
あと2つのポイントですね。
太陽系の起源の謎をなんでその木星にとっての月にアプローチして探査しに行くのかというところなんですけど、
これ太陽系の歴史って実は大きな謎の1つなんですよ。
どうやって太陽系ができて、太陽系ができた頃ってどんな感じで、
最終的にどういう環境ができたから今この地球に水だったり大気だったりっていうのが存在するのか。
この大問題を解き明かしたいっていう科学的な課題があるわけですね。
で、それに対してその謎に迫るために木星にアプローチすると。
で、なんでかっていうと木星はその超巨大な重力、太陽系を作り上げた役割としてはかなり重要な役割を担っていたのがこの木星だと言われていて、
理由は1つ大きくあるのは重力の強さですね。
重力の強さ。地球の300倍もの質量を持っていて、その分強い重力を持っているから、
太陽系の中のものを引っ張ったり逆に引き剥がしたりとかっていう役割を大きく担っていただろうと。
あとは木星ってガスでできてるんですよね。ガスの塊。
で、ガスでできている惑星に対してこれより内側の水星、金星、地球とか火星とかもそうだけど岩石でできている惑星があって、
そことの差分って一体なんだろうっていう話にもなってきます。
で、あとは重要なのは木星がどうやってできたかっていうところを調べることが最終的にはこの太陽系の起源に迫れる内容だというふうに考えられていて、
で、木星はこう外から見ると巨大なガスの塊の一方で、
もう初期の頃この木星を作った材料とか物質っていうのがどういうものだったのか。
これはガスの下にある。
で、そしてこれ直接どうやって調べていくんだろうみたいなところでかなり難しいと困難なポイントの一つなんですよね。
ただこれ面白いのが、じゃあ木星ができた頃に一緒に作られたであろう木星にとっての月、
木星の衛星にはこの木星形成の当時の材料がまるで化石のように残っているんじゃないかというふうに言われていて、
だからこそ木星にとっての月を探索しに行こうというモチベーションがかなり上がっているっていうそういう状態なんですよね。
だからこそ木星の月にアプローチしていこうっていうこの熱量が湧いてきている。
そしてここから太陽系の歴史を探っていくと。
で、なんか太陽系の謎に迫るのってこういうふうにやるの?みたいな思う人もいるかもしれないけど、
これあくまでアプローチのうちの一つ。
で、なんでかっていうと、例えば宇宙のミッションで頭の中に今浮かんで一番有名なの何?って言われたら、
これやっぱ日本人だったらハヤブサ、ハヤブサ2あたりを頭の中に浮かべると思うんですよ。
で、あれは太陽系の中にある小惑星って呼ばれるものを対象にサンプルリターンと呼ばれると、
場所に行って物を持って帰ってくる地球にっていうのを行ってるわけなんですけど、
あれも地球上だとどうしても汚染されてしまっているような情報っていうのを、
宇宙の生の情報、そして太陽系の形成初期の情報だったり、形成する過程の情報を含んでいるであろうデータをわざわざ取りに行って、
日本は成果を上げてきたわけですよ。
つまり太陽系の歴史を探るっていうところは、日本のこのハヤブサとかでさらにブランディングが強まったこの流れの中にもあって、
だから僕たちは実は宇宙ミッションいろんなの聞いてるけど、太陽系の歴史を探るっていう角度って実はずっと持ってたりするんですよね。
なのでこういう研究ってどんどんどんどんこれからも加速していくし、
生命探査っていうのも加速していくしっていうところをちょっとね実感してもらいたくて、今回はまずジュース紹介させていただいた感じです。
木星にとっての月にアプローチする、そして木星にとっての月を解明していくことの意味、少しでも伝わったら嬉しいなと思っております。
ということで今回は以上にしていきましょうかね。
でこれ、ジュースのサイエンス、大きなサイエンスの課題、もう一つ、太陽系最強の加速器っていう話しました。
これもね、これなんか宇宙話って本当宇宙の話、興味ある人しか来てないぐらいの感じだから、
こういうニッチな場所で紹介したい絶好のネタなんで、明日は木星が最強の加速器と言われる理由って何なんだろう。
これをちょっとね、お話ししていこうかなと思ってます。
ちょっとね、エウロパクリッパーの話したいんですけど、エウロパクリッパーじゃあその次にしましょうかね。
はい、だんだんだんだん後ろ倒しにしながら、とにかく喋りたいことを喋っていくという感じにしていきたいと思います。
はい、ということでじゃあ明日はそんな感じでいきますので、木星シリーズ皆さん楽しみにしておいてください。
アフタートークです。
はい、ということでいかがでしたでしょうか。
でまぁ、ちょっと今日オープニングをあえてごっそり抜いて喋ってみましたが、こんなリズムもいいんじゃないでしょうか。
ただこれ宇宙話ですっていう自己紹介をする暇がないっていうのもあるから、宇宙話の自己紹介はちゃんとした方が良さそうですね。
これは、はい、気をつけます。
飛ばしすぎた。はい、頑張ります。
今日ですね、タイトルにパラリンピックっていうのを入れていると思うんですけど、何でかっていう話をちょっとしようかなと思っていて、
実はですね、今年、パラリンピックでの競泳で富田宇宙さんっていう方が銅メダルを獲得されたんですよ。
8月の31日とかのニュースになっているので、この放送のタイミングから見ると3日前、2日前っていう感じですね。
でこれ、ちょうどパラリンピック始まる直前ぐらいかなに、SNSのフォローいただいて、富田宇宙さん。
宇宙って本当に宇宙って書くんですよ。
名前すごいと思って、でそうしたら、オリンピックの人ならマジすごいじゃんみたいな。
パラリンピック出るんだこの人と思って、しかも名前宇宙だと思ってなんかホームページとか見に行ったんですよ。
そうしたら宇宙飛行士を目指していて、その中で高校生の頃に失明してしまう難病。
でこれ盲膜色素変性症っていうのが発覚して、そこから視力を失っていってしまったんだけど、そこからスポーツに取り組まれていって継続的に。
それで今回パラリンピックで銅メダルを取ると。
しかもこれ東京大会から2大会連続らしいんですね。
いやマジすごいと思って、そんな人にSNS発見してもらってきっと宇宙話聞いてくれたのかなと思ってすごいワクワクしたんですよ。
しかも初めて僕これまでパラリンピックに正直そんなに注意を向けたことがなかったっていう状態だったんですけど、
そういう機会があってパラリンピック今回ちゃんとどんな感じなんだろうっていうのを見てたら、
オリンピックと合わせてめっちゃ面白いな楽しめるなって思ったので皆さんに伝えたいなと思って。
でなんか単純にSNSフォローされただけだったらわーってなるだけなんですけど、
その視力を失っていったっていう病気が網膜色素変性症っていう病気だったと。
あれ?と思ってこれどっかで聞いたことあるわと思ってたら、
よくねXで宇宙話の感想とかコメントとかつぶやいてくださるハルコさんっていう方いらっしゃるんですけど、
そう、ハルコさんのあれで見たことあったんですよ、プロフィールで。
ハルコさんも色核症がいいってプロフィールに書いてあって、で網膜色素変性症ってそこで見てて、
で、あ、ハルコさんと一緒なんだこれと思って。
だからなんかこうポッドキャストでそこでこう繋がってった、そこのワードが僕の中に残ってたからこそ、
なんかオリンピックの時期だし、なんか宇宙って名前の人すごいな。
しかもこういう病気のがあるんだみたいなのが知れて、でなんかパラリンピックに自分の中で注目するタイミングができたのが、
なんかすごい良い転換期だったなぁと思ってポッドキャストやっててめっちゃ良かったと思ったんで、
この話はどうしてもしたかった。
というので、とにかく富田宇宙さん銅メダル獲得本当におめでとうございます。
ポッドキャストをこの回聞いてくれたら嬉しいなぁと届いてほしいなぁと思いながらお話しさせていただきました。
パラリンピックね、見てないっていう方いたら、なんかこうちょっと注目してみるとまた違う面白さがあるんだろうなと思いますね。
はい、ということでじゃあ今回は以上にしていきましょうか。
明日以降どんどんまたいただいているコメントとか紹介させていただこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。