集英社が運営するwebメディア「よみタイ」で宇宙ばなしのweb連載!第二弾は紀元前から続くオーロラの話です。
https://yomitai.jp/series/astro/02-sasaki/
ブラックホール特集プレイリストはこちら!
スーパー宇宙ビジネスマン準レギュラー「ヒロ」のプレイリストはこちら!
月プレイリストはこちら!
宇宙兄弟公式コラボプレイリストはこちら!
Amazon Musicで科学系Podcastを8エピソード聞くと300Amazonポイントもらえます!!
XRISM特集のSpotifyプレイリスト作成!
お便りコーナーはこちら!
もう1つのチャンネル「となりのデータ分析屋さん」はこちら!
Spotify
Apple
Amazon
Youtubeチャンネルも更新中
Instagram(ryo_astro)
個人ホームページはこちら!
Voicy
Twitter(_ryo_astro)
note
ジングル作成:モリグチさんfromワクワクラジオ
ソース
https://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190716-kyoto.html
Credit : Haruka Inagawaなど
サマリー
今回の特集では、地球外生命体が存在する可能性がある場所で発生する光勢フレアの研究結果を紹介しています。これにより、太陽フレアが生命環境に及ぼす影響について理解を深めることができます。宇宙からのX線を検出するための研究でも、放射線や地球外生命体に対する影響についても議論が行われています。
地球外生命体がいるかもしれない場所で起こるフレアの研究結果
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回から新特集スタートします。
今回の特集は、僕たちの生活、そして文明を破壊する可能性がある危険性を持つ現象、太陽フレア。
それに伴って、宇宙のいろんなところで発生している光勢フレア、 この辺りを特集していこうと思っております。
今回は、地球外生命体がいるかもしれない場所で起こるフレア、 この角度でお話ししておりますので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
それではどうぞ。
2023年12月1日、始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 本日でエピソードが1148話目を迎えております。
基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルから是非 聞いていただけたら嬉しいです。
で、前回はロシアのせいで止まったドイツとロシアの共同プロジェクトという話だったり、 その前はホワイトホールとかの話だったりっていうので、何だろうな。
結構ブラックホールを軸にはしてるんだけど、 ブラックホール以外の目線から話をしてみるっていうところをお話ししてきました。
で、ブラックホール特集1ヶ月ぐらいやってたんですけど、 まあ一旦終わりにしておこうかなと。
1ヶ月もね、ブラックホールの話ばっかりするなんて、 まあポッドキャストっぽいっちゃポッドキャストっぽくてめちゃめちゃいいと思うんですけど、
まあどうせやったら新しい話題いった方が面白いかなっていうところで、 今回から別企画をやっていきたいと思っていたんですが、どうしようかなと。
まだ今、話の直前までちょっと悩んでます。 まあでも、
いきましょうか。新しい特集何でいくかっていうと、 太陽光勢そのあたりの星で起こる爆発現象、こちらを紹介していきたいと思います。
光勢フレア、太陽フレアって呼ばれるものですね。 なぜこれをメインでピックアップしていくかっていうと、これはもうシンプルです。
何かっていうと、僕がその分野の専門で研究をずっとやっていたからというような感じですね。 私が博士号を取るっていうところでずっと研究やってて、
その研究でNASAの研究所でも研究にやらせてもらってたんですけど、 研究の対象が光勢フレア、太陽フレアっていうところだったので、
こちら紹介していこうかなと思います。 ただですね、これなんかずっと特集とかやってても、
どれなんか興味ないの来たら嫌だなぁみたいなところもあるし、 今回で言うとブラックホールも微妙だし、
光勢フレアもなんかあんま興味ないなぁみたいな、思っちゃう人いるかもしれないんですけど、 個人的には今回の特集マジで聞いてほしいですね。
なんでかっていうと、僕たちの身の回りのめちゃめちゃ重要な役割になってくるのが、 この太陽フレアとかの研究なんですよ。
太陽フレア、まあ太陽、僕たちは太陽に支えられて生活を行っているんですけど、 その支えられている太陽が一時的に暴れるとかね、
そういったことも全然あり得るんですよ。 それがまあ一つ爆発っていう形で出てくるみたいな。
で、その爆発っていう形で出てくるその太陽フレアとか、 そういったところを注視しておかないと何が起きるかっていうと、
その爆発によって、大げさなことを言うと、 今の文明がすべて破壊されてしまうというようなところになってきますね。
で、こう、宇宙空間を利用して、 今ってサービス展開とかされてるじゃないですか。
それこそSpaceXのスターリンクとかね。 ああいったところ展開されてるけど、人工衛星も全部破壊しちゃうし、
あとは僕たちでも、今これポッドキャスト聞いてるのもインターネットだし、 生活する上でも電気って絶対必要だし、
っていう状況の中で電気なくなったり、 インターネット使えなくなったら相当やばくないですか。
これも全部太陽フレアによって破壊される可能性がある。 そういう結構でかい災害に繋がりうるっていう、
そんな怖さがあるんですよね。じゃあそんな怖さがある太陽フレアの研究、 結構面白そうじゃんって思ってくれたら嬉しいんですけど、
あとは太陽ばっかり見てても、どうしてもその全体像は 掴み切れないっていう話が出てくるんですよね。
だからこそ僕は太陽はあえて見ないで、他の光勢っていうのを見て、 その光勢をめちゃめちゃ研究しまくって、
何百個っていうようなデータを分析して、それをまとめ上げることで、 太陽では見えてないこういう角度の話ができるみたいな、
そういう研究をやってたりしたんですよ。 なのでそういう意味で、太陽フレアと光勢フレアっていうのを一緒に考えていくのが、
結構今回重要なんじゃないかなと思ってお話ししているという感じですね。 だからもうかなり直結するんですよ。
いろんなことに。いろんなことに直結してくる、 宇宙の中でも僕たちの身の回りに一番近い現象の一つと言っても過言ではないものになってくるので、
ぜひですね、この特集でそのフレア周りのお話っていうのはしっかりと掴んでもらえたら、 個人的にはすごい嬉しいなぁと思って特集をやっていこうと思っている。そんな感じです。
やっぱブラックホールの特集も宇宙っぽくて面白いじゃないですか。 宇宙の果てっぽいし、宇宙の極限状態っぽいし、
ただ身近な感じって全然しないですよね。 ブラックホールがあるから何なの?みたいな。
ブラックホールなくなって僕たちの生活変わるんですか?みたいな。 変わんないですよね。
変わらなくはないのかもしれないけど、っていう状況なので、 より身近に感じてもらえる特集をやっていこうっていうので、
ブラックホールから恒星フレアっていうところに入っていこうかなと思っています。
そうすると意外とあれなのかな?友達の研究者とかを呼びやすかったりするのかな? と思ったりもするので、
もしね、リクエストとかあればゲストまたいろいろ呼んでお話ししていこうかなと思っています。
恒星フレア、太陽フレア特集についても、まあそうですね、 1ヶ月いけちゃうんですけど、
みんなの様子次第かな。他のも聞きたいよっていうコメントじゃんじゃんお持ちしてるんで、 そういうコメントが増えてきたらやめるし、
いやこれ面白いなっていうコメントがたくさん来たらずっと続けちゃうかもしれないですね。 まあでもとにかくみんなの感想とかいろいろ聞けるっていうのはかなり嬉しいことなので、
ぜひですね、よろしくお願いします。
じゃあ今日はサクッとその話ししていこうかなと思ってて、 太陽フレア、恒星フレアの話ですね。
でその話、どんな話していくかっていうと、 生命が居住可能な星にフレアが与える影響っていう、まさに
太陽と地球みたいな関係性のものの別バージョンっていうのに対する研究、 紹介されていたので、こちらをお話ししていこうかなと思っています。
でただですね、まあ今日とりあえずフレアの話しますけど、 明日とかはちょっと崩した話していこうかなと思います。
だからメインで恒星フレアの話が始まるのは来週かな。 よろしくお願いします。
じゃあ早速いこうかなと思いますね。 まあ
ここで一番抑えておきたい話っていうのは、僕たちとか、そもそも 生命がいる場所っていうのは基本的にこう地球っぽい星なんじゃないかみたいなところを言ってるわけですよね。
で、なので地球っぽい星ってどんなのかっていうと、 まず岩石でできていて、地球って岩石でできてるけど木星ってガスでできてるんですよ。
だからちゃんと地上があるみたいな、っていうので岩石でできてる惑星であって、 なおかつ星の周りを回ってる。
しかもその星っていうのも、 太陽みたいな、だいたいそれぐらいの温度。
太陽からプラスマイナス1000度ぐらい。 1000度から1500度ぐらいかな。
っていうところの範囲にいる星たちっていうのを対象にして、その周りを回っている。 しかも程よい距離感を回っている惑星っていうところを注目していきたいっていうのが、
生命環境への太陽フレアの影響
世界全体の研究の風潮ではありますね。 で、そういう環境があるってことは、中心の星からある程度いい感じの距離だし、
地表の温度っていうのも過ごしやすいだろうと。 で、そこに加えて大気があるとか、そういったところの角度も結構最近は重要視されていて、
だって僕たち、今いい感じの気温なのも、実は大気がちゃんと影響してるというか、
地上にできた熱っていうのをある程度いい感じに地上に保持してくれるっていう状態が、 実は地球にとって、地球の環境を作る上で非常に重要な角度で、
そういった意味でも、大気っていうのも重要視されていると。 他にもいろいろあるんですけど、そういった要素を見ながら、
生命が存在し得る場所っていうところを探っているっていう研究があります。 で、そういう研究がある中で、やっぱり真ん中にある星が、
僕たちに対して、というか、その星の生命に対してポジティブな影響を与えてくれてないと良くないですよね。 ただ、太陽っていうのは僕たちを支えてくれている一方で危険な面もあるっていう、さっき太陽フレアの話ししました。
じゃあ、めちゃめちゃ巨大な爆発が起きたら、生命環境に対してどういう影響を与えていくのか、
っていうところを研究した研究結果を今回紹介していきたいとおもいます。 でですね、今回は研究チーム何したかっていうと、
高性能表面の爆発の発生頻度だったり、それによるエネルギーの分布っていうところ、 そして惑星の大気だったり、その厚みだったり、
っていうのを諸々考慮できるモデルっていうのを作り上げました。 いわゆる理論的なアプローチですね。
で、そこに対して実在の太陽系以外の惑星っていうところの半径だったり、 軌道の大きさだったり、大気の情報だったりっていうのを適用してあげて、
巨大な爆発が発生したときの地表に及ぼす、 地表に影響を及ぼす放射線の量っていうのを今回測定しました。
放射線。宇宙からめちゃめちゃ放射線が飛んできていて、 その放射線っていうのは地球の大気が守ってくれてるから、僕たちは被爆せずに住んでるんですよね。
だから宇宙飛行士の人とかって半年とか滞在するけど、ああいうのって結構ギリギリの被爆量だったりする。
だから生涯受けられる放射線の量で宇宙飛行の滞在時間が決まってたりするし、 あとは飛行機のパイロットとかも結構こういう被爆量っていうのは気にしなきゃいけない職業だったりするんですよね。
そこに定量的な基準があるかっていうのはまた別の話になってくるんですけど、 そういう角度で考えられてたりもする。
宇宙からの放射線の影響
あとは僕とかも宇宙からのX線を検出するっていうので、 検出機の部分を製作していたこともあるんですよ。
そうするとその開発するときには人工的に作り上げたX線を機械に当ててで研究していくっていうことになるんで、 ちゃんと被爆量大丈夫かなっていうチェックとかも行われてたりする。
っていうので意外と管理は厳しかったりするんですよね。 そんな中で人体には放射線かなり影響度が強いと。
じゃあ地球みたいな大気がちゃんと存在している場合って本当に他の惑星でも放射線を防げるのかっていう角度の研究をされていて、
その結果、ちゃんと大気さえ存在していれば生命環境に対してそれほど放射線の意味では影響することはないんじゃないかっていうふうに言われてました。
ただ、このフレアとかって呼ばれる爆発の影響っていうのはやっぱり強くて、 光勢から受ける紫外線の量とかがものすごく強くなってくると何が起こるか。
例えば、僕たちの一番近くにある光勢であるプロキシマケンタウリっていう天体があるんですけど、
このプロキシマケンタウリっていう天体の近くで発見された惑星っていうのは、 光勢から受ける紫外線の量がものすごく強くて、
強すぎて大気がどんどん薄くなっていく。
紫外線の影響によって空気がどんどん宇宙空間に逃げていってしまうっていう、そういう事象が発生して、そのせいで空気が薄くなっていて、生命が存在しにくい環境が作られていってしまう、というところも指摘されました。
つまり、放射線は大気である程度カバーできるんだけど、その大気自体が星の影響によってどんどん剥ぎ取られていってしまって、
剥ぎ取られたことによって、どんどん防御力が弱まっていって、結局は放射線によって生命が生きれる環境っていうのが破壊されていってしまうんじゃないか。
そういう話が出てきているっていうのが今回の研究のざっくりとしたまとめですね。
恒星フレアによる影響
なかなか、一概にいろいろ大気あるから大丈夫とか、大丈夫だよみたいな話とかって意外とできなくて、
大気があれば大丈夫なんだけど、真ん中の星が元気すぎるとそういうのも剥ぎ取られていっちゃって、逆に危険になっていくみたいな、
そういう話がガンガン出てきたりするので、いろんな角度から恒星フレアの話とかっていうのは、今後お届けしていこうかなと思っている、そんな感じになってます。
なので、ぜひですね、この特集を通じてフレアって何なのかなとか、フレア自体が僕たちとか人間にとってどういう悪影響、好影響があるのか、
そういった角度でいろいろお話ししていこうと思っておりますので、ぜひ楽しみにしておいてください。
まあそうですね、宇宙好きもそうだし、宇宙人とか地球外生命体の話好きな人は結構繋がってくる話だと思うんで、楽しみにしておいてください。
そんな感じで今回のエピソードは以上にしていこうかなと思います。 こんな感じで結構好きな分野がガンガン話していけるのは面白いなぁと思っているので、ぜひこれから応援していただけたら嬉しいですね。
さて、まあなんかブラックホールの特集やってるとちょっと困るのが、ブラックホール以外の質問来た時どうしようっていうのがあって、いろんな質問来てるので、
そこね、こないだ回答した部分もあるし、答えたいやつもいくつかあるので、明日はそのあたりちょっとお話ししていこうかなと思います。
特にお話ししようかなと思っているのは、宇宙開発から地球の生活に応用されたものの特集が聞きたいっていうそんなリクエストいただいているので、こちら明日のエピソードでちょっとお話ししていこうかなと思っております。
よろしくお願いします。 ということで今回は以上にしましょうかね。
僕がもう一つやっている隣のデータ分析屋さんっていう、みんな会社でもデータ活用とかいろいろやってると思います。
そんなデータ活用の話をポッドキャストで分かりやすく聞けるっていうところをテーマにいろいろ進めてるあります。
で、こちらなんと今回でエピソード40を迎えたのかな。
週に1回更新して半年ぐらい頑張ってきたので、ぜひこちらも聞いていただけたら嬉しいです。
今ね、昨日のエピソードでも話したスポティファイの何聞いてたかみたいなポッドキャストの話のランキングみたいなのが出てるんですけど、
で、いろんなリスナーの人がタグ付けしてインスタだったりツイッターだったりにあげてくれてて、マジで嬉しいなぁと思っている中で、なんとですね、
1位宇宙話、2位隣のデータ分析屋さんっていう人もいて、こんな嬉しいことないなぁみたいな、超好きじゃん俺のことみたいな。
ね、まぁでもそれぐらい聞いてくれてて本当に嬉しいなぁと思っているので、ぜひそちらのエピソード、ポッドキャストも聞いていただけたら嬉しいです。
毎回概要欄に貼ってあるのでね、よろしくお願いします。
で、そっちのテンションは宇宙話で喋っているよりもかなり高いですね。
友達と喋ってるからっていうのもあるからなのか、テーマがそういう感じだからなのかっていうのもあるし、
これのおかげで、なんか実はそんなに気難しい変なやつじゃないんだなっていうのを結構口コミでいただいてるし、
コラボもしやすくなったみたいな話をしてもらってるので、ちょっとね、いい影響がもっと出るように頑張っていこうかなと思っているので、ぜひ聞いてみていただけたら嬉しいです。
雰囲気の違うのも面白いかなと思いますね。
ということで、今回は以上にしていきたいと思います。
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のPodcastアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある星マーク、こちらからレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Twitterのハッシュタグ宇宙話し、またはSpotifyのQ&Aコーナーだったり、概要欄のお便りフォームからじゃんじゃんお寄せください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
19:04
コメント
スクロール