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2024年5月7日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
今回は、日本のように技術力に低評がある、ドイツの宇宙企業がなんと、ロケットの打ち上げに成功したというところで、
このニュースからいろいろ考えられることがあるなと思ったので、今回はこちらを紹介していこうと思っております。
ということで始まりました、宇宙話。
本日でエピソードが1305話目を迎えております。
本日5月7日ということで、明日が新月ですね、5月8日。
もしかしたら、もう今日のタイミングでほとんど月の姿は見えない状態になっているかもしれませんので、
天気のいい地域に住んでいる方はぜひですね、夜空見上げてみるといいんじゃないかなと思っております。
ということで、毎日毎日宇宙話を更新しているわけなんですけど、
例えば、昨日ですね、昨日とかは中国が世界初の月の裏側のサンプルリターンっていうのをチャレンジするための衛星を打ち上げたというようなところのニュースを紹介させていただきましたし、
あとは毎日毎日更新している内容とかがね、キャッチアップできないよっていう人のためには日曜特集っていうのも用意しています。
1週間でどんな宇宙の話があったのか、この辺りからぜひですね、皆さん聞いてみていただけたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いいたします。
ということで、じゃあ早速今日の本題に行きたいと思います。
今日の本題は、ドイツの宇宙企業が小型のロケットの打ち上げに成功した。
その燃料の中にはなんとロウソクとかで使われているような素材が使われている。
そんなお話までしていきたいと思っております。
今回お話しするのは、ドイツの宇宙企業、ドイツ初のロケットベンチャーですね。
これハイインパルス、ハイインパルステクノロジーズっていうところが、商業化に向けたロケットの打ち上げに成功したというのが、5月3日発表されました。
ドイツもやっぱロケット打ち上げ、独自でやっていこうっていう会社が生まれてるんですね。
このロケットは比較的小柄で、小型の衛星を投入する能力っていうのを持っているのが特徴として考えられています。
今回打ち上げられた機体面白くて、概要欄にリンク貼っておくんですけど、動画見てみるとやっぱすごい小型なんですよね。
すごい小型なのと、あと1個特徴があるとすると、その打ち上げる場所、打ち上げサイトが、なんだろうな。
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普通のロケットの打ち上げ、みんな今想像してるところって、なんかでっかい鉄の足場みたいなのがブワーってあって、そこの真ん中にロケットがドカーンとそびえ立ってると。
それが火ついて、思いっきり火を噴射して、ドーンと宇宙に飛んでいく。
そんな姿だと思うんですね。頭の中で考えられているものっていうのは。
ただ今回のこのロケット、小型で全長12メートルぐらい。小っちゃいですよね。
操縦量が2.5トン。小っちゃいですよね。
で、最大250キロぐらいのものっていうのを搭載できる。そういう能力を持ってるらしいんですけど。
なんか簡単に言うと、工事現場にありそうなものみたいなのにロケットが斜めにガチャンってくっつけられて、そっからスパーンって飛ばすみたいな。
ほんと小説な例えで言うと、夏場とか小っちゃい頃よくやったことあると思うんですけど、ロケット花火ってあったじゃないですか。
もう今時ね、多分地域の人の迷惑になるからとか言って、相当やってはいけない、爆竹の次にやってはいけない夏のおもちゃだと思うんですけど、
ロケット花火みたいな打ち上げの仕方なんですよ。斜めに、土に斜めにぶっ刺してブシューンって飛ばしてパーンってなってたじゃないですか。
きっと僕より上の世代の方が多く聞いていただいているので、知らんみたいなことはあんまなさそうかなと思うんですけど、
そんな感じで打ち上げられていったのがこのドイツの宇宙スタートアップ、ハイインパルステクノロジーズっていうところのロケットですね。
この小型のロケットっていうところの大きさでいくと、日本国内だとインターステラーテクノロジーズ、堀江隆文さんがやっている北海道の会社ですね。
装甲のロケットのサイズ、もうちょっと大きいかなってなってるけど、小型のロケットっていうところで言うと比較的コンセプトは近そうに見えるなっていうところですね。
で、今回面白いのが1個特徴的なポイントとして挙げられるのが燃料。ロケットがドーンって飛んでいくときにやっぱ火力が必要なわけじゃないですか。
その火力を作るための燃料が液体酸素っていう比較的よく使われるものプラスキャンドルとかありますよね、アロマキャンドルとか普通のキャンドルとかのキャンドルワックスとして知られる固体パラフィンって呼ばれるものを合わせて作った燃料が打ち上げられたんですね。
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このパラフィンっていう物質、物自体は正直僕もあんまり名前には馴染みなかったですけど、けどキャンドルワックスに使われてるって知ったら、じゃあ周りにめちゃめちゃある物質使われてるじゃんっていうふうに考えれると思うんですよ。
周りにいっぱいあるってことは有害であるっていう可能性は低いですよね。パラフィンは価格を安くできるっていうところだし安全性も高いっていうところで今回これを使ってロケットを打ち上げることに成功したっていうところがやっぱこの燃料をしっかりとロケット用にアレンジするっていうところの技術力の高さっていうのが
これ結構目立っているケースなのかなと個人的には思ったわけですね。でこれ今までやっぱロケットの推進材とか、あとこういう安全な推進材使うっていうので注目されてたのって人工衛星のスラスターですね。
ここらへんもやっぱりどうしても人体に有害な物質っていうのをよく使っていたっていう背景があるからこそ最近では水を推進材にするっていうペールブルーっていう日本の会社の取り組みとかが評価されていたりとか結構そこの燃料を改善していくっていうのはロケットでも人工衛星でも行われているポイントなんですね。
その中で今回固体パラフィンっていうキャンドルワックスで知られる物質を使うことに成功したっていうのはかなり面白いポイントなのかなと個人的には思いました。
これからこれが実用化に向けてどんどん動いていくことでコストも50%ぐらい抑えられるらしいんですね。従来のロケットの燃料に比べて。でそうすると安価に宇宙空間に人工衛星を飛ばすことができるようになるっていう未来の変革っていう意味でもかなり重要な役割を担ってきそうだなと思いました。
であとはこれ打ち上げの場所が結構面白いなぁと思っていてドイツでの宇宙メンチャーだからドイツで打ち上げてるのかなぁと思ったらまあその考えは一瞬で気づきましたね。
あー違うなみたいな。なぜかっていうとロケットって打ち上げるためにはやっぱり場所がかなり重要で例えばアメリカとかあとは日本のロケットの打ち上げの場所とかを見てみると結構ヒントになる部分多いかなと思うんですけど海が広がっていることが重要なんですね。
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特に赤道の方向に向かって角度的には打ち上げるタイミングが多かったりするとそっちの方向に海が広がっていて安全性っていうのが確保されることがものすごく重要になってくるわけですよ。
じゃないとロケットが兵器みたいになっちゃいますよね。
そんな中でドイツの立地って左側にオランダベルギーとかあって右側にオーストリアとかチェコとかがあって下にスイスかっていうのがあるような立ち位置ですよね。
そうするとやっぱ難しいんですよロケットの打ち上げって南の方向というか南東方向に打ち上げるのが難しいなっていうところ。
だからこう北朝鮮が弾道ミサイル打ち上げたみたいな話しててもあれが宇宙開発のものだとしてもどうしてもこっち側に飛ばしてしまうっていう。
だからやっぱ日本っていうのはかなり地乗りがあるんですよね。
だからこうアメリカとかでも東海岸の一番下のところ南のところのフロリダから打ち上げるっていうのはあっち側に開けた海があるからだったりもすると。
そんな感じで打ち上げ場所っていうのが難しいなと思ったところを見てたら今回打ち上げ場所はオーストラリアだったと。
ということでやっぱドイツっていうのはやっぱそのロケット企業としてはなかなか難しい立ち位置にいる中で他の国とかと協力しながらロケットの打ち上げテストっていうのをやっていくっていうのがこれから動かし方のポイントになるのかなというようなイメージですね。
実はこのロケット打ち上げのところからその燃料事情だったりあとはそれこそその打ち上げの状況だったりと結構なんか考えられるポイントが多いなと思ったので今回ちょっと
時事的なニュースですけど紹介させていただきました。
これからいろんな宇宙スタートアップ特にロケット企業とかが打ち上げをどんどん成功させてスペースXみたいな巨大なロケットだけじゃなくて小型のがボンボン打ち上がるような世界っていうのは広がっていくんじゃないかなと思うのでここら辺は一緒に楽しみにしていければ面白いポイントかなと思っております。
はいということでまぁこんな話ぜひ聞きたいなぁと思っている方は宇宙話フォローしていただいてニュースいろいろ聞いていただけたら嬉しいです。
はいアフタートーク入っていきましょうか。
今日はちょっとお便り読み上げさせていただきたいと思います。
リスナーネーム、そうですねリスナーネームティダさんからいただきました。
いつも楽しみに拝聴しております。
宇宙好きのきっかけを作ってくださった宇宙話毎日更新で大変かと思いますがお体に気をつけてこれからも頑張ってくださいとコメントいただきました。
スポティファイのコメントからですねありがとうございます。
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いや本当ね最近好きになったっていうところと宇宙のきっかけ最近でもないのかで宇宙の好きのきっかけを作ってくれたっていうのになんかそういうきっかけになれたらすごい嬉しいですね。
世の中いろんな宇宙の情報あふれてるかなと思いますのでぜひいろんなの深掘ってみて宇宙話にもちゃんと戻ってきてくれたら嬉しいです。
ティダさんありがとうございます。
はいそしてもう一つコメントを読み上げさせていただきます。
リスナーネームローズさんからいただきました。
あそうだビデオポッドキャストになってからの感想ですね。
ビデオポッドキャスト新鮮でよかったです。
佐々木さんの大ファンの娘も喜んで見聞きしていました。
小野さんとのコラボはお二人がめちゃくちゃ楽しそうに話していたので聞いてるこちらも嬉しくなりました。
やっぱり宇宙系や科学系など好きなことを仕事にしている仲間同士の会話っていい感じですね。
好感度が100%から200%に上がりました。ありがとうございます。
1300話おめでとうございます。これからも頑張ってください。
ありがとうございます。
そうですねローズさんは娘さんと一緒に聞いてくれてるっていうところもあったんでかなり嬉しいですね。
こうやってコメントいただくの。
あとはなんかビデオポッドキャストで親近感みたいなのが湧いていくのも面白いかなと思ってたりはするんですよ。
ただねこのポッドキャストをアップルで聞いてる人もたくさんいるしって感じだし、
そもそも別に音だけ聞いてて映像を見たところで顔が映ってるかどうかぐらいなんですよね。
ビデオポッドキャストの変更ってなんか画像が差し入っているよとかそういう感じでもないので、
ぜひですね皆さん好きな聞き方で聞いてくれたら嬉しいです。
全然アップルポッドキャストのまま聞いててもこれまでと特に変わらずお届けしていこうと思っておりますので、
ぜひよろしくお願いします。
賑やかし程度にYouTubeにも動画上げているので、そちらの方は登録だけしていただけたら音源は一緒ですので気にせず放置しておいてください。
よろしくお願いします。
こんな感じで皆さんからいただいたお便りコメントをどんどん紹介していこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんジャンジャンお寄せください。よろしくお願いいたします。
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こちらでレビューいただけたら嬉しいです。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
