1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 1353. 土星の月「タイタン」で..
2024-06-24 14:34

1353. 土星の月「タイタン」でサーフィン?波の存在が指摘される

集英社連載最新回「宇宙ネタのテッパン「ブラックホール」の意外に知られてない本当の姿【ブラックホールの不思議/後編】」 を公開しました!

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ジングル作成:モリグチさんfrom⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ワクワクラジオ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


ソース

https://www.space.com/saturn-moon-titan-waves-eroding-lakes-rivers

https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.adn4192

00:03
設定を間違えましたね。よし、じゃあやっていきます。よろしくお願いします。
2024年6月24日、始まりました。佐々木亮の宇宙話。 本日は、これ、土星にとっての月。土星の月、タイタンの表面で
波が発生している。そんなお話です。 液体があるんですよ。表面に液体があって、その表面が
波打ってる。そんな現象が見つかったっていうので、僕、普段サーフィンとかするので、 土星の月でサーフィンできんの?みたいな、そんな目線でちょっとお話ししていこうかなと思っております。
今日の研究は、サイエンスアドバンスっていう論文誌に載っている、 めっちゃインパクトのでかい研究なので、ぜひ最後まで楽しんでいただけたらと思います。
ということで、改めまして始まりました。佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の
亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 本日でエピソードが1353話目を迎えております。
基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルから、ぜひぜひ聞いてみてください。
なんか、1週間毎日更新してるんで、 気になる内容とか、まずざっくり知りたいなっていう人いたら、日曜日の日曜特集、
1週間分ね、ニュース振り返ってますんで、こちらチェックしていただけたらいいんじゃないかなと思っております。
ぜひぜひチェックしてみてくださいね。 で、あとは、
今も実はこの収録しながら、ツイッターXのスペース開いてるんですけど、 収録の模様を生配信でお届けするっていう形をとっておりますので、
なんか、Xのフォローとかしておいていただけると、 先取りで次の日のエピソードが聞ける、なんていうラッキーなタイミングもあるかもしれません。
ということで、まあそんな感じで前置きは置いておいて、 そうだ、毎日紹介している月例ですね。ご紹介していきましょう。
本日6月24日は、 前回の満月から2日経ったタイミングで、ここからだんだんだんだん月が細くなっていく、
そんなタイミングでございます。 まあ次の新月まで2週間ぐらいかかる中で、こういう月がだんだんちっちゃくなっていく。
新月に向かっていくタイミングのことを、加減の月って言うんですね。 上限と下限、あのこの言葉、よく聞いたのは鬼滅の刃とかかな。
っていうのは、まあそういう意味合いがあるよっていうのだけ、 押さえておいてくれたらいいかなと思いますね。
03:01
次の満月までに、次の満月はまだ梅雨なのかな? まあ際どいところだと思いますが、月が見えたらラッキーだと思って、
宇宙話を思い出してみてください。 ということで、じゃあ宇宙でサーフィンができるか、本題に入っていきたいと思います。
ということで今回紹介するのは、土星の衛星、 そしてこれ太陽系の中でも最大級に大きい衛星の一つと言われている、
タイタンに関するお話です。 タイタンの歴史ってやっぱかなり深くて、昔から宇宙好きな人って、
お、来たなタイタンっていう気持ちになる人が多いと思うんですね。 20年近く前にカッシーニ探査機とか、ホイヘンス着陸機とか、
そういったところがタイタンの観測っていうところに臨んで、など土星の周りですね。 土星ってあの輪っかがある、
太陽系の惑星ですけど、あれの周りって実は、 太陽系の中でも1,2を争うほどの月の数を持っているのが土星なんですよ。
土星なのか木星なのかみたいな、そういう攻めき合いが結構一時期話題になって、 本当何十個って月があるんですよ。
そんな中でも巨大で、なおかつなんでこのタイタンっていうのが注目されているのか。 このタイタン、実は地球に似た水の循環
機能みたいなのが備わっているからこそ、 タイタンって注目されているんですね。
地球って、水の星とか水の惑星って言われるじゃないですか。 で、それと結構
遜色ないというか、似たような水の循環が発生しているのがタイタンなんですよ。 ただまあタイタンの表面にあるのは水ではなくてメタンとかエタンとか
って言われるような、まあ有害な液体ではあるんですけど、それが川みたいに流れていたり、湖みたいになっていたり、大きな海みたいになっていたり、
っていうので、地球と結構よく似たパターンっていうのを形成したりするんですね。
なので、太陽系の歴史を知るとか、地球のこの水の循環が宇宙の中でどれだけ特殊なのか、それとも一般的なのかっていうね。
僕たちって、地球のことについては、まあ住んでるしよくわかってるんだけど、
宇宙空間全体で見たときに、宇宙の中で地球が特別なものなのかとか、
あとはそもそも人間、生命が特別なものなのかっていう視点って、なんかあんま意識しなくないですか。
で、これが実は重要で、宇宙空間っていうものが生命に対してフレンドリーなのであれば、
06:02
僕たちは得意点なのではなくて、まあ当たり前に存在するものの一つって捉えられるから、
宇宙空間にいる他の生命体の存在とかも考えられるようになるわけですね。
逆に、宇宙の中では生命はあんまり生きていけませんみたいな、たまたまできたのが人間ですみたいな話になってくると、生命ですみたいになってくると、
宇宙空間が安定する状態に向かっていったときに、生命って淘汰されちゃうんですね。
っていうので、地球上にいるから当たり前に感じるけど、宇宙空間全体ではどうなんだろうっていう目線が重要であると。
で、そんな中で、タイタンの表面に馴染み深い現象、これが波っていうのがあるんじゃないかっていうのが今回の研究で明らかになったんですね。
で、これ、タイタンの表面にある川とか海みたいな、湖みたいなものだけじゃなくて、それが陸地みたいなところと接している湖岸、
岸の部分ですね。ここがどういうふうに作られていってるかっていうのを計算シミュレーションをして、その上でカシーニっていう観測装置が観測した、
そのタイタンの表面の地形と見比べて、なんか、風によってできたものなのか、波によってできたものなのか、はたまた他の要因なのか、みたいなね。
そういうのを分析してあげた結果、これ、やっぱこの水面に波みたいなのが生じてないと、今このタイタンの表面で作られている地形っていうのは説明できないんじゃないかっていうような研究結果が出てきたわけですよ。
で、だからこれ、タイタンの水の表面に波があるかどうか、実は結構いろんな論争があって、今までのいろんな観測見ると、いや、すごいツルツルに見えるじゃん、みたいな話だったりするんだけど、今回の研究で、
タイタンの表面には波が発生しているっていうことが明らかになったと。今回のこのアプローチの仕方っていうのは、まず、
土星に沿っての月を観測しに行きます。何か特徴的な地形の形がありました。
じゃあ、それができるための条件って何なんだろうって言って、計算シミュレーションを行ってあげて、その計算シミュレーションの結果、
どの条件だったら今の地形を再現できるのかっていうのを見てあげる。それで見てあげた結果、波による浸食っていうのが今作られている地形を説明するのに、
最も適したものだったっていう、そういう感じですね。 じゃあ、波あるっていう説が有力になってくるじゃないですか。
09:00
で、しかもこれのインパクトが強いから、冒頭にも話したけど、論文雑誌のサイエンスアドバンスっていうところに掲載されてるんですね。
で、しかもこの波、どんな波なのかっていうと、風によって巻き上げられたものである可能性が高いと。
水だったり風の動きっていうのがあるんですよ、タイタンの表面には。 大気もあるのでね。
で、これって面白くて、僕、サーフィンするんですけど、サーフィンするときにできる波っていうのが、なんか大きくざっくり2種類あって、
1個が、あの、 台風とかそういうのが来たときに、低気圧とかでグーッと押し寄せてくるような
うねりと呼ばれるもの。 なんかすごい、すごいきれいな海岸とか行ったときに、奥から線みたいに
1本ずつ波が押し寄せてくる光景とかって、なんとなく想像できませんか? あれって、奥から地球規模というか、海全体が動くような感じでうねりが来ているっていうので、
そっちの方が比較的パワーが強かったりするんですよ。 それが1つ。で、もう1つが風波って言われていて、
風が吹いて、その風の勢いでできる波みたいな。 これでも結構サーフィン乗れたりするんで、
一概にどっちが悪いとかっていう話ではなくて、まあうねりの方がいいんだけど、 風波もまあまあまあできるならいいよねみたいな。波乗れるなら何でもいいやみたいな感じなんですよ。
なら、そういう地域とかもあったりするから、まあどっちなんだろうっていう波の性質までちゃんと今回論文で言及されていて、
波ができる要素っていうのは、なんかこう潮の満ち引きみたいな、そういう要素とかっていうよりは、
表面に吹いている風の影響によって、この波が作られている可能性があると。 だからサーフィンしやすいのかっていう目線で見たら、
どうなんだろうみたいな、そんな感じですね。 中空間、他の星でサーフィンをするなんていう光景がね、いつか見えてくるのかも知れませんが、
まあその時はちょっと羨ましがりながら見るか、僕がやりに行くかっていう感じですね。 ということで今回は、月、
土星にとっての月、ここにある液体の表面で波が発生している。 そんなお話をさせていただきました。
ということで次回ですね、次回はみんな大好きな太陽とオーロラのお話です。 ざっくり言うと、普段だったらありえないオーロラの出来方っていうのが
できちゃってたというところで、これ最新のプレスリリース出ておりましたので、 論文を紹介していきたいと思っております。
ぜひぜひ明日のエピソードの楽しみにしておいてください。 アフタートークです。
12:00
ということでね、なんかすごくね、 嬉しいコメントとかを最近たくさん寄せていただけるんですよ。
なのでちょっと皆さんに紹介していきたいと思います。 リスナーネーム鈴木一郎さんからいただきました。
僕は宇宙飛行士が将来の夢だったのですが、僕自身が色毛なので慣れないことが分かりました。 そしてメガネをかけているため慣れないことも分かりました。
また宇宙飛行士になる時に8Gの重力を受けるテストみたいなのがあるらしいので、 なりたくなくなりましたっていうね、コメントいただきました。ありがとうございます。
いや宇宙飛行士ってやっぱ憧れますよね。 この間宇宙飛行士の話したからきっとこういうコメントくれたのかなと思ってるんですけど、
僕はなんか全員なりたいもんなんだろうなって思ってたんですよ。 でですね、僕も実は色ちょっと分かんなくて、
色毛ってほどではないんですけど、まぁちょっと一部色が見えづらいみたいな、 そんな実は目のハンデがあったりします。
だから僕もあれだったんですよ。宇宙飛行士の選抜試験受けれなかったんですよ。 受けたいなぁと思ってたんですけど、
目の能力的には、それでもうスクリーニングされてしまうので、まぁしょうがないかなって。
でなんかメガネに関しては最近はいけるんですよ。 強制視力いくつみたいな話だから、強制できればいける。
色弱色もはいけないですよね。残念ですね。 っていうので、まぁなんか諦めざるを得ない状況っていうのはどうしても来るんだけど、
これから別に政府に雇われるような宇宙飛行士だけじゃなくて、民間っていうね、
選択肢も出てきて、そうしたらそこら辺の条件とかもきっと緩和するんだろうなぁと思うと、 そこにちょっと期待を寄せながら宇宙に行けるタイミングっていうのは、
狙っていきたいなと思っております。絶対ね一生に一回宇宙行きたいですよね。 そんな同じ思いの人がいたらぜひぜひコメントで教えてください。
ということで今回は以上にしていきたいと思います。 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、フォローボタンの近くにある
星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。 番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターのハッシュタグ
宇宙話、またはSpotifyのQ&Aコーナーだったり、概要欄のお便りフォーム、Appleポッドキャストのレビュー、YouTubeのコメント
なんでもいいのでじゃんじゃんお寄せください。 それではまた明日お会いしましょう。さようなら
14:34

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