今日お話しするのはブラックホールの形を明らかにした、 日本が世界を牽引するX先天文学の最新の研究結果、こちらについて紹介していきたいと思います。
昨日のエピソードとかでその日本が世界を牽引するどういうことなんだろうっていうこの X先天文学っていう分野の時代背景みたいなのをお話しさせていただきました。
なのでね気になる方はそちらから聞いていただければと思うんですけど、 そのまあ人工衛星最新のものが2023年の9月に打ち上がって、まあそこから1年経ったわけですね。
でその間もずっと観測を続けていたクリズム、人工衛星クリズムからとうとう新たな研究成果、論文として出てきたよっていうお話ですね。
で初期成果のリリースとして2つ、まずは論文がリリースされたっていうものの一つを紹介していきます。
で今回紹介するのは地球から6200万光年の距離に位置する渦巻き銀河と呼ばれるものですね。
渦巻き銀河、まあ渦を巻いている銀河なので、僕らがイメージする銀河の形そのまんまですね。
特にこう天の川銀河とかアンドロメダ銀河とか、そういうのってなんかこうアンドロメダもそうだよな。
渦巻いている形で見えるじゃないですか。見えるというかあの知ってると思うんですね皆さん。
その形をしているものがまあいわゆる渦巻き銀河です。 まあもうちょっと細かく言うとなんか正式にはとかあるんですけど、まあそこは一旦ほっといてください。
で6200万光年先にあるNGC4151という天体になっています。
俺ブラックホールの話するって言ってるのに銀河って思った人いるかもしれないんですけど、この銀河の中心には太陽の3000万倍と推定されるような巨大なブラックホールが存在しております。
でまあこういうあの今回のこの対象の天体に限らず多くの銀河の中心には、
太陽の数百万倍から数十億倍っていうような重さの巨大な質量を持つブラックホールが存在するというふうに言われています。
で僕たちが住んでいるこの天の川銀河の中心にもそういった巨大ブラックホールが存在していますね。
で巨大ブラックホールっていうのは、なんだろうその太陽みたいな星とか、太陽の何十倍みたいな星ってまあ結構見つかったりするんですけど、
何十…うんそうですね。見つかったりするんですけど、ただそのこれだけ巨大なブラックホールがどうやってできたのか、どうやって成長していったのかっていうところは結構重要なわけですよ。
なんでみたいな、そんな、結局ブラックホールってね、なんかちっちゃいものとかってどうやって作られるかで言うと、星が結構重い星がパーッと成長していって、生きていって、で巨大な星が最後こう爆発して死んでいく、
そんなタイミングで残されたこう残骸がぎゅーっと重力をさらに強く持っていってブラックホールとなるというような感じなんですよね。
これがブラックホールを作るざっくりとした流れ、つまり大元には星があるわけです。
大元には星があるんだけど、その星も、そのじゃあ、太陽の何十億倍の星ってあるって言うと、いやーってなると思うんですよね。
知らないなーみたいな。そんな重い星あったらどうなるんだろうっていう感覚になると思いますが、まあそういう感じでどうやってそもそもそんな巨大なブラックホールに成長していったかっていうのが、
意外とわかってないっていうのがこの宇宙の現状の理解となんですよ。
それに加えてね、ブラックホールっていろんなものを吸い込んでいくから、その吸い込みながら成長したっていうふうに考えられるんだけど、
じゃあ吸い込みきれなかった物質とかっていうのが周りにいたりとか吐き出されたりとかしながら、ここがじゃあどういうふうにブラックホールの成長に関わっているのか。
ここが重要なわけですね。
はい、ということでこれあくまでねまだ一部なわけですよ。で、もう一つ研究出てます。
もう一つはスーパーノヴァ超新星爆発の残りかす残骸ですね。
こちらが出てるんでこちらの観測結果明日紹介していこうと思っております。
クリズムがどんな結果残していくのかどんどんどんどん最新の論文でお話ししていきますので、ぜひチェックしていってください。よろしくお願いいたします。
アフタートークです。はい、ということでじゃあ一ついただいているコメントを紹介させていただきます。
えーとですね、リスナーネーム森さんからいただきました。森さんかな。
りょうさんこんばんは。次回はクリズムのお話が聞けるとのことでとても楽しみにしています。
というのもクリズム打ち上げ前に地元愛媛でクリズムについて話を聞く機会があったものの、世間ではまだまだ知られていないプロジェクトだなと思ったからです。
地元愛媛の大学が一大プロジェクトに携わっているということがとてもすばらしいですし、
りょうさんの解説が聞けるのもとても嬉しいです。これからも宇宙話楽しみにしておりますとコメントをスポーティファイでいただきました。ありがとうございます。
そう愛媛大学もこれ運用入っているんですけど、愛媛大学にいる研究者の方でしだつさんという方いらっしゃるんですね。
しだつめぐみさんという方いらっしゃるんですけど、僕が研究やってる時のこの
国際宇宙ステーションにある観測装置の運用の時とかデータ分析の時とかには、その今愛媛大学にいるしだつさんにものすごくお世話になったので、
もしかしたらその愛媛大学の話聞いたのもしだつさんのお話だったんじゃないかなと思って、なんか不思議な縁を今感じてます。
僕がリリースした論文にも協調者として名前載っていてっていうぐらいは本当にお世話になった方なので、もしまた愛媛でそういうのがあるときは盛り上げに行ってくれたら嬉しいです。森さんよろしくお願いします。
ということで嬉しいコメントでした。ありがとうございます。皆さんからのコメントお待ちしております。
で、今日の月のお話最後して終わりにしようかなと思います。本日9月24日ですね。
は前回の満月からちょうど1週間が経ちました。そして今日の夕方は綺麗に半月が見えるタイミングとなっております。
半月、真っ二つの月。で、こっからどんどんどんどん細くなっていって、
11月の頭ですね。11月の1日に新月を迎えるという形になっておりますので、そこまで欠けていく月、
一緒に眺めていきましょう。 今回は以上にしていきたいと思います。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャスターアプリでフォローボタンの近くにある星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Xのハッシュタグ宇宙話、またはスポティファイのコメントコーナー、概要欄のお便りフォーム、
Apple Podcastのレビュー、YouTube、Voicy、Listen、どこでもお待ちしております。 それではまた明日お会いしましょう。さようなら。