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2023-05-14 22:30

946. ロシアが2028年まで国際宇宙ステーションに関わることを発表!宇宙開発の国際関係とは?

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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回は、ロシアが国際宇宙ステーションの運用に2028年まで関わってくれる、そんなお話をしていきたいと思っております。
今、国際情勢がかなり不安定な状態の中で、宇宙にはもっと国同士の距離感が近い場所があります。それが国際宇宙ステーション、インターナショナルスペースステーションと呼ばれるものですね。
そこの計画にずっと参加していたロシアが2030年までの寿命を持っている国際宇宙ステーションの運用に28年まで参加していくという話が出てまいりました。
宇宙開発をする上で必要な国際関係の問題だったりとか、今はどこがどういう計画に参加しているのか、そういったところも今回ピックアップしていこうと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
2023年5月14日始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが945話目を迎えるというところになっております。毎日毎日更新しているわけなんですけど、基本的には1話完結という感じでお話ししているので、ぜひ気になるトピック、気になるタイトル、そのあたりからいろいろ調べていただけたら嬉しいなと思っております。
そこで、ぜひ面白いなと思ったらフォローしていただくことで、毎日ちょっとずつ宇宙楽しんでいただけるんじゃないかなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
そんな感じで、今日の本題ですが、昨日はこれ、火星に生命見つけられるかも、みたいな話したじゃないですか。
で、そこら辺までも結構最近は、岩石の話だったりとか、地球外生命体の話だったりとか、太陽系の歴史みたいな話してきたんですよね。
で、なので、そこの興味も何か言って、僕の方で深掘りできたかなと思っていて、実はそれの中に1個だけ埋め込んだ、ちょっと国際関連のお話があったの覚えてますか?
943話で、アポロ計画に関するお話をさせていただきました。で、その先には今、世界で20カ国が参加しているアルテミス計画っていうところが動いているというところの話ししたんですけど、今日はちょっとそれに関連した話していこうかなと思います。
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具体的にはこれ、国際宇宙ステーション、宇宙飛行士が滞在している国際宇宙ステーションの運用が2030年まで決まってるんですけど、ここに2028年までロシアがちゃんと参加していきますよっていう話が出ていたので、ちょっと宇宙関連の国際協力に関するお話を少ししていければというふうに思っております。
メインはやっぱり国際宇宙ステーションの話になるかなっていうところですね。 まあ世界の情勢的に国際関係っていうのがちょっと
冷めてきてしまっているのが今のロシアの状況だと思うんですね。 それはもちろんこう
あの進行とかいろいろあっての話なので、そこは別に宇宙話でどうこうっていう話ではないんですけど、国際宇宙ステーションに関してはこの後どうやってロシアが絡んでくるんだろうなっていうのは
すごく気になるんですよね、個人的には。 国際宇宙ステーションっていうのはそもそも何かっていうと地球の周りをぐるぐるぐるぐる回っている
なんか宇宙の建造物といえば、みたいなやつですよ。 国際宇宙ステーション、宇宙飛行士の方が滞在していたりとか
ちょっと前だと前澤さんが滞在したりとかっていうところで利用された国際宇宙ステーションですね。 であれもう結構な長い間稼働しているものになるんですよ
国際宇宙ステーションって。 結構人工衛星とかって数年とかで寿命を迎える中で、もう15年以上動いているのがこの
国際宇宙ステーションになるんですね。 でそもそも何のためにあるのか
これって1988年とかに関係各国で政府間の協定っていうのが結ばれたところから
スタートしているような計画になっていて で今って国際宇宙ステーション名前の通りで様々な国がパーツだったりとか協力関係で
あそこの建造物を作っていて なので日本のエリアがあったり
アメリカのエリアがあったりロシアのエリアがあったり ヨーロッパのエリアがあったりっていうような感じなんですよね
で今あの国際宇宙ステーションに参加している あの計画に参加しているのは世界中で15ヶ国
まぁちょっと見方を変えると16ヶ国って感じになるんですけど これねもう宇宙開発にとってはやっぱり立場的にはなんかまぁここが今までの主要国
だったよねっていうところが並んでるんですよね アメリカロシアカナダ日本でヨーロッパ
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11ヶ国ですねベルギーデンマークフランスドイツ イタリアオランダノルウェースペインスウェーデンスイスイギリスという感じ
でこれって各国それぞれ大きい宇宙機関を持ってるんですよ アメリカだったらNASAだしロシアだったらロシアってあれ
ロスコスモスでいいんだっけかな 違うかもしれないなんかそこらへん僕は詳しくないですよね
でいて でカナダもあるとカナダの宇宙機
宇宙局も結構すごいですねで日本ジャクサーって でヨーロッパはイーサーっていうのがある
ESAでイーサーですねっていうのがある というところでまぁイーサーっていうのは基本的にあのヨーロッパの連合の塊で
あの一つの宇宙機関みたいな形になってるんですよ でその中でフランスの大学とかが有名だったりとか
イタリアの宇宙局有名だったりとかみたいな結構各国 ちょっと特色のあるような宇宙開発の姿勢を見せているっていう感じだけど
一応なんか欧州っていう一つの括りで 参加していることが多かったりするっていう感じですね
面白いですよね国の塊もヨーロッパっていう一つ 括りで進んでいるし宇宙開発もイーサーっていう一つ
なんていうんだろうな括りっていう言い方もなんか変ですけど っていうので固まっているみたいな形になっていると
でこれが一応15カ国での参加っていう感じになるらしいです でこれに加えて一応なんか
ブラジル これね僕もあんまイメージなかったんですけどブラジルも一応なんか協定に入っていて
ただブラジルはあくまでアメリカとだけの 二国間協定っていうのを結んでいる状態らしいんですよ
なのでまぁ一応そこも含めたら16カ国っていう感じになっていて 国際宇宙ステーションっていうのは運用されているっていう状況ですね
でまぁこれがやっぱかなり維持コストっていうのがかかるんですよ そもそも国際宇宙ステーションって何をする場所なのかっていうところもおさらいしておくと
1998年に打ち上げがスタートしてから いろんな研究やってるんですよね宇宙ステーションでは
地球科学とか宇宙科学っていうようないわゆる天文っぽい話だったりとか 宇宙から地球を見るっていうような話だったりとかそういったところも使われてるし
それだけじゃなくてやっぱり生物学とか物理学とかの実験にも使われる し技術実証みたいな形でいろいろ
宇宙で実験してみるみたいなところにも使われていたりするというところでああいうでっかい 言っちゃえばこれ実験施設が軌道上に乗っているぐらいの状態が国際宇宙ステーションを指す
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まあいい言葉なのかなと個人的には思ってるんですよね で宇宙飛行士の方はあそこに滞在して何をしてるかっていうと
その実験場で実験を行う 研究員みたいな形ですね
だからあそこでいろいろ研究ができなきゃいけないっていう能力とかを考えると 過去今回の宇宙飛行士選抜試験は違いましたけど
自然科学の大学を出ているとか大学院出ているとどうのこうのとかあるじゃないですか ああいうのが優遇される理由っていうのはまさにそこですね
科学研究をその場でするための人員として考えられているから っていうところが宇宙飛行士を選ぶために必要な能力であったってところなんですよ
で今回の宇宙飛行士選抜試験ではそういう基準っていうのは一切排除されましたけど 最終的にはそういう研究っぽいことをやったことあるお二人だし
理系だったかな そうだよな二人ともそうですよねっていうところになってくるので やっぱり潜在的に必要だなと思われてるのはそういうところなんだと思うんですよ
別にその文系の人が云々とかそもそもこの理系文系っていう括りが云々っていう話もあるんですけど
実際に実務を考えた時に宇宙空間で科学的な実験を行っていく上で必要なスキルっていうところもそうだし
そこに加えて何かこの彼らの専門性みたいなところが掛け算になると ミッションの幅がより広がっていくんじゃないか
みたいなそういう期待値があるんじゃないかなと個人的には思ってるんですね
そんな感じで国際宇宙ステーションは特にそういう科学実験を行うっていうような色合いが強いなっていうのが印象としてはあって
重力から解き放たれた場所っていうところで実験ができるっていうので本当に国際宇宙ステーションの研究へのプロポーザルっていうんですけど
提案をどんどんしていくだったりとかってかなりの倍率なんですよね それはやっぱり地球上ではできないことができるからっていうところが大きいので
そこが結構注目の高いポイントでしたと 1998年からガンガン実験がスタートしていく中で
やっぱ維持コストとか云々とか あとは老朽化とかもそうですね そういったところも踏まえて
2030年に運用を終わりにしますっていうような そういうアナウンスが結構1年2年ぐらい前に出ていて
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そこまででじゃあ何をするのかみたいな話がどんどん出ているっていうそういう状況なんですよ
なので今が2023年の5月ですから だいたいここからあと言うて7年あるっていうね
7年あるんですけど 終わりが見えてきているっていうのはかなり寂しい気持ちにはなるなと
実は宇宙話って結構国際宇宙ステーションを取り上げることが多い番組なんですよ
でその理由は簡単で僕がもう6年間ずっと研究をしていた中で 常に国際宇宙ステーションと共にみたいな状態だったんですね
国際宇宙ステーションにのその日本の場所があってアメリカの場所があってみたいなのがある中で
日本の建物の外側についている天文観測器の運用とかデータ解析っていうのをずっとやっていた
っていうところだしこれ面白いのがやっぱ国際宇宙ステーションっていうだけあって 日本からアメリカってやっぱ太平洋渡んないとっていう物理的な距離あるじゃないですか
その一方で 国際宇宙ステーションって全体の大きさがあれ
フットボールコートとかだからまあほぼサッカーコートと同じだと思ってくれれば良くて そのぐらいの大きさしかないんですよね
なので国と国との距離感がめちゃめちゃ近いと 国際協力っていう形を作りやすい場でもあるんですよ
でそんな中でなんかこうアメリカ側で 打ち上げられたまあ国際宇宙ステーションにつけられるまた別の観測器
天文の観測器があって でそれとの組み合わせがめちゃめちゃ面白そうだからっていうので研究費とかを自分で取って
アメリカに行かせてもらったっていうそういう感じだったんですよね だからそれでNASAで研究するっていう貴重な経験も得れたし
っていうので国際宇宙ステーション様々なわけですよ もうねなくなってほしくないと
本当に思うんですけどまあ老朽化だししょうがないよなぁみたいな ところもあるっていうところなんですね
でそんな中でまあ2030年まで運用しますっていう大方針が決まったら みんながみんな2030年まで運用に参加すると思うじゃないですか
ところがどっこいですよね 初めて言ったところがどっこいってロシアはもともと2024年
つまり来年ですね今のこの放送から見ると までなら運用に協力するっていう話をしていたんですよね
短いじゃないですかね撤退すると思われてたし でそれの合意が得られた後ぐらいからだったかな
もう国際 情勢も変わって今のロシアみたいな状況になってしまったところから
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これはやっぱりもう協力関係が続いていくのはちょっと 現実的にどう難しいのかなぁみたいな雰囲気が出てたんですよ
ねやっぱりあの 結構ロシアって宇宙開発にとって非常に重要な役割を担っていた国だし
世界を引っ張っていたっていうことは本当に間違いなくて それこそ実はスペース x のロケットとかが打ち上がっていくみたいなところの前に
なぜああいう会社ができたかっていう課題の部分なんですけど スペースシャトルっていう宇宙に向かうそのロケットというか
登場する宇宙船みたいなのがなくなってから アメリカは自分たちで宇宙を目指すっていう
であと国際宇宙ステーションに人を送ったり あのそういったところの能力っていうのが
なかったんですよ ねつまり宇宙に行くにはロシアに頼むしかなかったみたいな時代背景があって
でそこに対していやいやいやいや アメリカの中でそういうの自分たちでできなきゃダメじゃんみたいなの雰囲気が出てきて
こう ガンガン進めてくれてたのがスペース x で実はそういう立て付けだったりするんですよね
それで今もアメリカっていうのは自前で人を宇宙に送ることができるようになっている っていう点がかなりこう革新的なポイントだったと
でそれまではだからロシアに頼んでいたっていうのを考えるとね 今の状況にもしそのまま至っていたのであれば
宇宙に人を送るっていう技術はね本当に限られた場所でしかできずにしかも宇宙開発 たぶん止まっていたっていう状況になると思うとちょっとこう
ゾワッとするというかねー まあそんな状況で結構ロシアの役割ってのは超重要だったわけですよ
でそんな中で国際宇宙ステーションの運用にいつまで関わってくれるのかなぁ みたいなところになっていたところ
まあこの度ですねえっとまあなさからのリリースで今回は発表させてもらってるんです けどこのポッドキャストね
あのロシアは2028年までこの プロジェクトに参加していくっていうところが発表されたというところでちょっと一安心ですよ
ね だって一応やっぱあそこもなんかモジュールいろいろ区切られていてここロシアここアメリカ
みたいな話になっている中でもやっぱロシアの存在重要じゃないですか ねしかもあそこは何かこう国際的な高和平の場所でもあると思うと
なあそこにしっかりとまだ関わってくれるっていうのはすごい嬉しい状況だなぁと 個人的には思ったりするっていうところですね
まああくまでその宇宙開発っていうところに限っての話なので あのなんかね地上で起こってる地球で起こってる云々っていうところの意見じゃないっていう
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ところだけ繰り返しを伝えさせてくださいね でまぁそんな感じでこう国際関係っていうのが非常に重要になってくる宇宙開発
なんですけど でこれね今
まさに国際協力のもといろいろ進んでいて重要になっているのはこれ あるですよアルテミス計画ですね
アポロ計画の流れで今日アルテミス計画の話もしますって言ってようやく そしてもう番組が終わろうとしていると
いうところでアルテミス計画アポロ計画が月面により立ってから55年経った今 まさに国際協力のもと
月を目指していこうとしてるんですけどここには今 20カ国
がこのプロジェクトに実は参加してるんですよ あんまり国をピックアップして話したことなかったかなぁと思っていてもちろん
アメリカいますカナダいますただロシアいません ねこれなんかちょっと順番あの
NASAのリリース通りに読むんでなんかちょっとごちゃっとするかもしれないですけど 20カ国はオーストラリアバーレン
ブラジルカナダコロンビアフランスイスラエル イタリア日本韓国
ルクセンブルクメキシコニュージーランド ポーランドルーマニアシンガポール
ウクライナアラブ主張国連邦イギリスアメリカという感じになっているんですね ほーって感じがしますよね
あと僕これ普通にあそうなんだって思ったのはこれこれもNASAのリリースから 引っ張ってきたんですよね
でNASAのリリースから引っ張ってきたんですけど あの中日本の文化みたいに最後&ユナイテッドステイツみたいな感じで
アメリカ最後に書くんだみたいな まあ確かになんかそんなような気もするなっていうとこもあるんですけど
まあそういう感じらしいですねあこれ aabc 順か オーストラリアからスタートしてバーレインブラジルカナダコロンビアでフランスとか
a b c d e f g h i j あそんな感じだねはいまぁそんな感じですね
あ韓国ってザリパブリックオブコリアって書くんだ初めて知った まあそんな感じであの
国際関係の元今アルテミス計画っていうのが進んでます で20カ国でいろんなこう技術の切磋琢磨だったり技術提供だったりっていうのが進みながら
これから新しい時代を迎えていくっていうところ そして月面に向かっているのは
もちろん中国とかもうそうだったりするけどアルテミス計画にいないっていうところを 考えるとなんかねそこでいざこざ起きたら嫌だなぁって思いはすごくあるんですけど
今後宇宙開発どうやって国際関係のもと進んでいくのかっていうところはですね これからまた注目のまあ1面なのかなぁと思っております
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まあそんな感じでこういう話みんな興味あるか興味ないか どっちなんだろうと思うんですけどぜひですねあの面白いなぁと思ったらチャンネル登録
フォローしていただけたら嬉しいなと思っております あとレビューですねフォローマークの下にある星マークでレビューいただけたら嬉しい
です 番組の感想や宇宙に関する質問国際宇宙ステーションって面白いなぁとか
アルテミス計画楽しみだなぁとか何でもいいです もし思ったことあればぜひですねハッシュタグ宇宙話
宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますじゃんじゃんお寄せください それではまた明日お会いしましょう次回はですね
太陽フレア僕の大好きな太陽フレアめちゃめちゃ重要 実はハヤブサ2とかの話で出たみたいな地球に生命の起源をもたらしたのは
外部の星なんじゃないかって言われてたけどいやいや太陽のおかげっぽいよみたいな そんな研究が出てきたっていうまた
地球の生命そして地球外生命体の発見にもつながるかもしれないワクワクする研究 紹介させていただきますのでぜひ楽しみにしておいてください
それではまた明日お会いしましょうさよなら
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