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2023-03-06 19:04

877. Web3は科学が抱える問題を解決してくれる!?【DeSci】【ほろよいweb3コラボ前編】

僕が生みの親と言っても過言ではないPodcastチャンネル「ほろよいweb3」とのコラボ!

プライベートでも普通に遊ぶ2人と、あえてPodcastで今回は「科学が抱える問題をweb3は解決できるのか?」をテーマに話していきます。


僕もほろよいweb3に出演してますので、そちらもチェック!

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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております宇宙話。今回はポッドキャストコラボというところで、テーマは
Web3で科学が抱える問題を解決できるのか、そんなお話をですね、ほろよいweb3というポッドキャストチャンネルから塩原さんと本井さんに来ていただいて、いろいろお話しさせていただくという、そういう回になっております。
このお二人ですね、僕の普段のお友達です。
なので、よく飲みに行って、こういう科学×web3みたいなのってできるんですか?みたいな話とか、あとは僕がちょっとポッドキャストとか本業とは別で、ブロックチェーンの分析とかをちょっと触っていたりするので、
そういう話をしてみたりだとかっていうところの話を普段するんですけど、これをポッドキャストに載せてしまおうかなと。
あと僕がポッドキャストをやれ、ポッドキャストをやれと、塩原さんに関しては多分1年、2年前ぐらいから言い続けて、最近ようやく始めてくれたっていうすごく嬉しい状況で、
僕が産みの親だと勝手に思ってるので、その番組とのコラボというところになっております。
で、向こうのチャンネルでは宇宙×web3みたいな話もしに行ってるので、ぜひそちらも聞いていただきたいなと思っておりますので、今回のコラボぜひ楽しみにしていてください。
はい、ということで今回はスペシャルゲスト回をお届けしていこうと思っております。
久しぶりのポッドキャストコラボになるんですかね。
ほろよいweb3っていうポッドキャストチャンネルから、もといさんと塩原さんに来てもらってます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
すいません、お邪魔します。
お邪魔します。先生お邪魔します。
僕多分ポッドキャストでweb3っぽい話ってほぼしたことなくて、なので結構初の試みだから僕も緊張してます。
2人はweb3の、そもそもメインの仕事がそもそもそっちに完全に寄っているっていうところがあるので、ちょっと教えてもらおうかなっていうところが今回のテーマとしてはあって、
ディサイって聞いたことあります?ありますよ。
あまり耳慣れないですけどね。
ディセントラライズドサイエンスの略。
簡単に言うと、科学の業界、科学研究の業界があって、そこにはやっぱ既存の今までの人間が考えてきたシステムの中ではやっぱどうしても問題点が発生してた。
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みんながちょっとここ嫌だな、課題だなって思っているところが、なんかweb3っていう新しい時代を迎えたところの要素を使ったら、
いろいろこう問題を解決できるんじゃないかっていうコンセプトが結構国内外、海外の方がよくたくさん出てるんですけどあって、
なんか例えばこうweb3ってあれですよね、もうすごいざっくり言うとみんなにこう開かれた世界がやってくるみたいなことじゃないですか。
そうってなったら、なんかこうオープンサイエンスって言って、科学が一般の人に向かって開かれているっていう状態だったりとか、
あとはなんかやっぱ研究者って研究のお金を獲得してこないと研究ができない。
けどその競争をしないといけないからめちゃめちゃ疲弊するっていうのがあったりするし、あとはなんか論文を出すにもお金がかかるんですよ。
本文ってタダで出せなくて。もうなんか雑誌の会社にお金をドカンと払って、有名雑誌であればあるほど高かったりするんですけど、
払ってでその論文を掲載するかどうかは同じ分野の他の研究者が審査をするんですよ、その論文の内容を。
けどそれは結構無償でやらされることが多いっていう。
なるほど。
だから結構労働力を搾取してるみたいな雰囲気とかがあって、問題があるみたいな結構いろんな課題が今あるんですよ。
なるほど。
そんな中でweb3の中でもDAOって呼ばれる集団、ある集団を形成するとそこを解決できそうみたいなことが提唱されているんですよ。
今回はすごい前置き長くなっちゃったんですけど、そのDAOってどんなものなのかっていうところをちょっとなんか詳しいお二人に解説してもらいながら、
本当に科学の課題って解決できるのかなみたいなのをコラボの主軸にしていこうかなと思ってるっていうそんな回なんですけど、
DAOの説明ってどうすれば伝わるんですか?
そうですね、一言で言うと自立分散化組織みたいなところになるので。
言葉難しいですよね。
激むずですよね。
組織的な構造をブロックチェーンとかいわゆるプログラムとかを使って組織化するってみたいなところが一個のコミュニティみたいな感じですかね。
大きな企業にはなるんです。企業っていうよりコミュニティみたいな感じが一番単語としてはわかりやすいかもしれないですね。
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厳密に言うと組織ではあるので、会社の置き換わりみたいな感じにはなるんですけど。
今までだって結構サークルだったり、地域コミュニティだったり、ファンクラブだったり、いろいろ集団があるじゃないですか、今までも。
そういうのとはどう違うんだろうなっていうのが。
厳密に言うと中央管理者がいないっていうのが一番のポイントなんですよね。
自立分散化っていう形なんですけど、例えば会社であれば株主がいる。社長がいる。いわゆる誰かが意思決定する決済者がいるっていうのが会社で。
例えばオンラインサロンとかでもオンラインサロンになる中心となる人物がまずいるじゃないですか。
その人がいなくなったらオンラインサロンじゃなくなるみたいな状態とか。サークルもサークルを運営する人たちがいるじゃないですか。
この運営者もしくは中間管理者って人たちがいないのがダウンみたいなイメージになるので。
今まではこの運営者がいないとコミュニティとかってのを成り立たせるのが結構難しかったんですけど、
そのコミュニティを成り立たせるものをプログラミングとかブロックチェーンというところで管理をしていきましょうみたいなイメージが一番
そんなピンとこないかもしれないですけど。
っていうのが一番今までのコミュニティとか組織っていうところと大きく異なるところなのかなっていうのはあるかもしれないですね。
メリットとかもう少し付け加えると、よくDAOって会社組織の新しい形とか株式会社の進化版みたいなことも例えられるんですけど、
会社作るときってお金も今でも多少かかるし、登記が必要だったりとかするじゃないですか。
でもそれがDAOだと全くいらないんですよね。
要するにそのコストが全然かからずに、例えば法務局に行って登記とかをしなくても、すぐその法人に近いようなものがすぐ作れちゃうっていうメリットもあるんですよ。
そこがメリット。
今実は国はそのDAOっていう組織に対して法人格をつけてもいいんじゃないかみたいなことを結構議論されてたりとかしているぐらい。
それは日本国内。
日本です。
海外だともうじゃあ法人格として扱うみたいな国はある?
いや、多分まだないと思いますね。
でも世界的にそういう動きというか、新しいトレンドみたいなのは来ていると思いますね。
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そうするとじゃあ全員がコミュニティの参加者であり、運営者としての仕事もあり、っていうような状態がDAO。
そうですね。多分僕が思うに株式会社って、例えば社長は株主の顔色ばっかり見るじゃないですか。
当然。
でも従業員の人たちってやっぱりお客さんを見るじゃないですか。
だから見てる方向性がバラバラなんですよね。それぞれのステークホルダーの。
でもDAOってそこに株の代わりにトークンとかが巡っているわけじゃないですか。
トークンって暗号通貨みたいなものが。
これの価値が高くなることがみんなにとっての共通ゴールになるので、株式会社だとみんながバラバラなベクトルを向いているものがDAOだと一つになるので、
そこがすごくいい点というか有意点というか、みたいなことがよく言われますよね。
そういうことか。じゃあ株式会社とかで見たときの株主も自分たちだし、社長としての役割を担うのも、
一人一人はちょっとした能力だけど、みんなが社長としての役割も果たすし、
っていうような、全員がフラットな関係性。
株を誰でも持てないじゃないですか。やっぱり。
ストックオプションとか、あるなしとか含めて。
でもトークンって暗号資産だったらそれが少し容易になる。
みんなが持てるから、やっぱりそれの価値が上がることがみんなのゴールになるよっていう意味でも。
ちょっと進化版みたいな感じなんだろうと思います。
それをじゃあ、僕が今回めっちゃ気になっているのは、
じゃあそのDAOっていう組織があって、
僕が最初に言ったリサイっていう、ディセントラライズサイエンスっていうので、
既存の問題を解決できるっていうところで、お二人どう思うのかなと思って。
例えばお金をうまく巡らせる方法がある。
そうすると研究資金めっちゃかき集めやすいみたいなことにもなるし、
そういう機能が作れるのかだったりとか、
あとはデータ、そこで科学の研究が行われたときに、
それをどれだけオープンにするのかだったりとか、
そういう機能。
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あとはさっき言ったみたいに、
例えば今まで論文雑誌がめちゃめちゃ搾取してたように見えていた構図。
論文を出したい人とそれを審査する人とっていうところに、
ちゃんとした恩恵が渡せるのかみたいなところとかって、
お二人目線でそのDAOっていう機能を持たせたらいけそうなのかなって思う部分ってあるですか。
結構あるね。
そうですね。
たぶん、できますとまではまだ言い切れないんですけど、
思い描ける。
だとしたらもうやってますね。
もうできるんだなぜっていうところまでいけないですけど、
一個結構研究者とか、りょうさんのこといろいろ拍手とかやられると思うんですけど、
お金必要じゃないですか。
食っていかないといけないし、研究者も。
でも自分の好きな。
給料も必要だし。
給費も必要だし。
やっぱこの資金を生み出すってやっぱ難しいところが、
なんかその研究者とかあるのかなと思うので、
でも研究してほしい企業とか、
投資家とかはいるわけじゃないですか。
そういうお金を巡らせるのを、
一個そのDAOでやっていくっていったところは、
できるのかなっていうのは一つあるかなっていうのは、
今の話聞いてると思ったところですかね。
お金回すって、
やっぱ会社みたいに利益を出さなきゃいけなかったりするんですかね。
そうですね。
利益っていうよりかはどっちかというと循環みたいな形なので、
多分投資家がいて、そこにお金を出す人がいて、
例えば企業とか出版社とかがお金を払う人がいて、
で、投資家が投資したお金は研究者に行って、
それで研究費として回して、
そこで研究してうまくいったものは、
全部企業にデータとして販売するみたいな構図が一つ出来上がる仕組みを、
循環させるみたいなことができるのかなっていったところですね。
そういうことか。
そこで利益を上げてどうするってなると、
多分また別軸の考え方になるのかもしれないですけど、
一個その研究者にお金がずっと回ってこなかったっていったところを、
うまく循環させる仕組みっていったところができるのかなっていうのは思いますね。
そっかそっかそっか。
そのどうやってお金を使うのかっていうのは、
DAOの中みんなで決めるから、
平和的な解決策になり得る。
確かにそうですね。
だから企業にどうやって売っていくかって考えるのは、
投資家も考えるし、研究者も考えるし、
っていうような仕組みですかね。
なぜならみんな社長としての役割がちょっとずつあるから。
意思決定権がそれぞれ分かれてて、
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その中でも強い人とそこまで強くない人とかは分かれている感じにはなると思うんですけど、
それで意思決定されたもので運営していくっていうようなことが、
お金の回り方は一番分かりやすいかなと思いましたね。
確かに。お金回るのかそれで。
それで回るお金がすごい大きい、本当に億とかのレベルなのか、
数百万数千万とかのがコンスタントに回っていくのかっていうのは、
その組織次第ってことですね。
組織とか研究内容次第。
そうですね。たぶん研究内容とそこに投資したいっていう投資家の規模とかにもよってくるとは思いますね。
あと僕思ったのが、さっきりょうくんの話で、論文を提出したものをボランティアで、
他の同じ分野の研究者の人がチェックするみたいなことって言ってませんでした?
そうですね。ありました。
労働力の搾取ってさっき言ってたと思うんですけど、
あれこそWeb3の世界とかDAOのような世界だと、
みんながボランティアみたいな感じで率先して手を挙げてやっていくんですよね。
助け合うというか。
でもそこに対してちゃんと報酬を、さっき言ったようにトークンみたいなもので支払っていく。
そのトークンが例えば今は価値が少なくても、やっぱりそのみんなが協力して盛り上げることで価値が高まっていくから将来的にはちょっと
それなりのお金になったりするみたいなことがやっぱりあるんですよね。
だからそういったところも変わるのかなってちょっと聞いてて思ったんですよね。
なるほど。
じゃあこう一個のDAOっていう組織で論文を提出するっていう役割と、それを審査するっていう役割と出版するっていう役割が全てその中にあったときに、
じゃあ俺らは出版っていう仕事をしたからこれぐらいのリターンがもらえるはずだ。
で俺は論文を作って研究成果を残したからこれぐらいのリターンがあるべきだ。
で見た人も同様に、俺が審査したからこれの保証がされてるんだからその分のリターンはあるべきだみたいなので、
そこでデータ利益とかっていうのがちょっとずつ享受できる。
そうですね、みんなで分配するみたいな。
佐々木亮の宇宙話。
いかがでしたでしょうか。前編はここまでというところで、
リサイ、リセントラライズドサイエンスっていうところが、今科学業界が抱えている問題をどう解決していくのかっていうところを今考えられている事実ベースのお話だったりとか、
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あとは実際の課題から逆算してみたいなところでいろいろお話しさせていただきました。
後編ではこれのちょっと続き、もうちょっと状況を整理した上で、
これって本当に現実的なのかなみたいなところまでしっかりお話ししていければと思っておりますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたらというふうに思っております。
本日同じタイミングでほろよいWeb3の方にも僕が遊びに行って、
宇宙×Web3について、あーでもない、こうでもないと話してきてますので、そちらもぜひ楽しみにしていただけたらと思っております。
概要欄に貼っておきます。
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